2-1 国語「あなのやくわり」

 2校時,2年1組は国語の学習をしていました。「あなのやくわり」という説明文を読んで,その書き表し方を学び,それを生かして各自が自分の身近にある穴について説明する文を書くという学習です。
 
 この教材文には,五十円玉,コンセント,植木鉢,お醤油差しという穴が空いているものについてその穴の位置や役割や良さについて,読みやすくまとめられています。読みやすさの要因は,「穴の位置」「穴の役割」「良さの説明」が同じ順序で書かれていることや「トピックセンテンス→サポートセンテンス」の構成になっていることによるものです。
 
 今日は詳しい読みの3時間目で,五十円玉,コンセントに続いて植木鉢についての段落を読み取ります。3回目なので,植木鉢も前の二つと同様の構成になっているのではないかと考えながら読んでいる子が多くいたように思いました。(読みの力が付いていますね。)
 
 それは,N先生が教科書を拡大した「全文掲示」に,これまでの時間に読み取ったことを赤や青のマジックや付箋で書き入れ,文章全体を俯瞰的に振り返り共通点を発見できるようにしてきたためです。
 この後,子どもたちは,教材文の整った書き方に倣い,身の回りの役に立つ穴について文章を書く活動へと進んでいきます。「読解から表現への接続」よく考えられた学習計画です。さすが!