2ー2 算数「はこの形をしらべよう」

 3校時,2年2組を覗くと何やら作業中でした。使っている工作用紙には長方形がいくつか描かれてしますし,ハサミでそれを切り取っている子もいます。教卓に広げてある教科書を確認して納得,立体の導入の時間でした。
 
 この単元のねらいは,箱の形をしたものを観察したり作ったりする活動を通して,正方形や長方形の面で構成される箱の形をしたものについて理解し,図形を構成する要素に着目してとらえる力を養うことです。
 
 というわけで,家から持ってきた箱をなぞったり,切ったりしているのです。「切ったら,組み立てて,箱を作りたいよね。何個,四角があればいいの?」というM先生の問いかけに,6個だけでなく,4個とか8個の声も・・・・・・。
 
 でも大丈夫。8個だといっていた子も組み立てていく中で「6個だった!」と気づくのですから。低学年の算数はこのように実感をもって分かることが大切にされています。
 同じ形で同じ大きさの四角は何個あったかな?2年生の最後の単元の学習は面や辺などの構成する要素についての学習へと展開していきます。