2-2 国語「絵を見てお話を書こう」

 4校時,2年2組を覗くと,担任のM先生の机の脇から行列ができていました。子どもたちを見ると,手には作文のワークシートがありました。前の時間の国語の続きのようです。
 
 絵を見て作文を書かせる手法は「看図作文」と言われ中国発祥の学習方法と言われています。絵を切り口に発想を広げ,創造性を高める効果があると言われています。2年生のこの単元は,それよりも少し高度で,3つ目の場面が空白になっていて,前後の脈絡からお話の内容を考えるというものです。
 
 教科書に示されているのは,①クマくんとキツネくんが二人で遊びに行った。②帰ろうとしたら通ってきた橋が壊れていて帰れない。③空白。④「ただいまー」と無事に二人はお家に帰った。この③の場面の内容を考えます。「ブタくんが助けてくれた」「凜平先生が鉄の杭を15本運んできてくれた」など,誰かが助けてくれたと考えた子が多かったようです。
 M先生の添削を受けた子どもが,絵を描くところも付いた別の用紙に清書していました。
 
 清書を終えた子どもは,その内容に合う絵を描き始めていました。クマくん,キツネくん,そして二人のピンチを救ってくれたもう一人の人物,上手に描いてくださいね。