1-1 国語「おとうとねずみチロ」

 3校時,1年1組は国語の勉強です。「おとうとねずみチロ」を「追い読み」(先生が読んだところを,追いかけるように繰り返して読む読み方)をしていました。
 
 それが終わると「今度はチロになって読んでもらおうかな」とM先生。子どもたちは最初ピンとこなかったようですが,動作化することを理解すると急に張り切り出しました。ちなみに上の写真は,チロがお兄さんたちから,チロのチョッキはないよと,からかわれて「どうしよう」と心配になっているところです。
 
 チロは外にかけだし,どんどん走って丘の上のてっぺんの木まで駆け上がりました。上の2枚はその様子です。
 
 そして,高い山の向こうのおばあちゃんの家に向かって叫びました「おばあちゃあん」その声がこだまして,何度も繰り返して遠くなります。声が飛んでいったようにチロには感じられました。
 「ワークシートにこのときのチロの気持ちを書きましょう」というM先生の指示に,教卓に上っていたSさんは,急いで机に戻って鉛筆を走らせました。一番高いところからはチロの見た景色が見えたことでしょう。