4年 総合 ワカメの刈り取り体験

 1~3校時,4年生が尾崎漁港でワカメの刈り取り体験を行いました。ご指導いただくのは,松岩尾崎マルセンワカメグループの皆さんです。
 
 徒歩移動の子どもたちが到着する前に,荷下ろし用のクレーンとフォークリフトの間にワカメの幹綱を張って,作業の準備をしていただきました。お陰で,本来は船上での作業を岸壁で体験できます。到着した子どもたちは,2m以上にも成長したワカメにビックリです。S君の身長と比べると大きさが分かりますね。
 
 代表の尾形一仁さんからお話をいただいた後,早速,刈り取り作業開始です。メカブの根元から包丁でざくりとワカメを切り取ります。取ったワカメは大きいので袋に入れるのも一苦労です。刈り取る人,袋を持つ人の2人組で作業しました。
 
 尾形さんによると,子どもたちの分のワカメの生育は順調でメカブも充実しているということでした。子どもたちは持ってきたビニル袋2つが一杯になるまでワカメを詰め込みました。
 
 松岩尾崎マルセンワカメグループの皆さん,有り難うございました。4年生の子どもたちは両手にワカメを提げて帰ると思います。気仙沼の早春の恵みをご賞味ください。
 ワカメの学習は,この後,「なぜ,こんなに大きく育つのだろう?」という子どもたちの問いを踏まえて,栄養塩などの生育条件についての学習へと展開する予定です。