6年生の探究学習(夏休み編)

 6年生は総合的な学習の時間に「ふるさと気仙沼の未来」というテーマで,地元気仙沼のSDGsの実践者について探究中です。夏休み前に,個々のテーマを設定し,夏休みはそのための第一次調査の期間と位置付けました。
 子どもたちの中に,頭だけでなく自分の足を使って取材に行きたいという探究心あふれる子どもたちが出てきたので,担任たちがコーディネートし,取材が実現しました。私も様子を見に行きました。
 今日の午前中は2名の子どもたちが,階上の規格外のイチゴを使ったホワイトチョコ「気仙沼みなといちご」を通してフードロスに取り組んだ成宮崇史さんのもとへ取材にいきました。
 
 2人は,成宮さんが以前ゲストティーチャーとして来校した際に聞いたお話から生じた新しい疑問をぶつけ,成宮さんはひとつひとつ丁寧に答えてくれました。S君のお母さんには送迎だけでなく,子どもたちの見守りもしていただきました。ありがとうございました。
 
 午後からは男子4人が階上の藤田商店にウニノミクスとともにウニの陸上飼育を立ち上げる藤田純一さんを訪ねました。おいしそうなものをごちそうになってますね。でもこれは陸上飼育のウニではなく開口で捕ったものとのことです。ミョウバンなどを使ってない新鮮なウニを食べて「今まで食べたものと全然違います。おいしい。」と話していました。貴重な時間を割いていただきありがとうございました。そして自慢の商品,ごちそうさまでした。
 
 お話を聞いた後は,防潮堤に上がり,漁港の向こう側にあるウニの陸上飼育のプラントの建設予定地を確認していました。
 困難な課題と対峙したときその解決の力になるのが,自分で調べに行こうというような主体的に取り組む態度なのだと面瀬小学校の先生方は考えています。パイオニアやプロフェッショナルとの関わりの中でたくさんのことを学んでいって欲しいと願っています。
 明日は9名がバイオマスプラントを見学に行くそうです。こちらも様子を覗きに行きたいと思います。暑いけど探究頑張れ6年生!