5年 岩井崎の海の生き物調査

 今日,5年生が岩井崎に海の生き物調査に出掛けました。私も同行したので,その様子をお知らせします。生き物の解説のため去年もお願いした気仙沼水産試験場の伊藤さんに加え,金澤さんにもお出でいただきました。
 
 今日は大潮,10:47に干潮を迎え,-5.7cmまで潮が下がります。気温も昨日より高くなり,子どもたちは活発に生き物探しをしていました。潮だまりで何かの稚魚を捕ったM君,伊藤さんに聞きますが,稚魚の判別は難しくて調べてくれることになりました。
 
 今年は海藻もチェック。ワカメ,アマモ,アカモク,ツノマタ,もう一つは不明でした。
 
 ヒトデ,ヤドカリ,カツカ,アメフラシ(大谷では「ウミゴ」と呼んでいました。)Kさんのお気に入りはアメフラシ(伊藤さんによれば貝の仲間だそうです。),たくさん捕まえていました。不思議と,Kさんが持っているときは紫の液を出しませんでした。
 
 いました,いました,漁業後継者が。A君はウニ38個とマボヤ3つをゲットしました。金澤さんがM君が捕った稚魚はギンポだったと教えてくれました。新種じゃぁなかったと,ちょっとがっかりしながらも,少し成魚に近づいたギンポとのツーショットを写真に収めました。金澤さんは「ここは,こんな稚魚が暮らせるような藻場がある豊かな環境なんです。」と教えてくれました。
 5年生の海洋学習はまだまだ続きます。22日は唐桑の水山養殖場で畠山重篤さんから海と森の関係について学びます。