1年生 体育「多様な動きをつくる運動遊び」

 3校時,1年生2クラスが合同で体育をしていました。私が覗いた時は,2組のA先生が,肋木の一番上からセーフティーマットの上に飛び降りたところで,子どもたちから盛大な拍手が起こっていました。今日はジャンプ系の動きを入れた学習のようです。
 
 1つ目のグループはステージから,セーフティーマットに飛び降ります。2つ目のグループは,走り幅跳びのように両端から張ったゴム紐を跳び越します。
 
 数回跳び越した子は,別な跳び方を考え,飛び込み前転のような技に挑戦していました。
 一番盛り上がっていたのは,やはり,3つ目の肋木チームでしょうか。どこから跳ぶかは自分で選べますが,他の場所より高いですから,緊張感もあることでしょう。
 
 低学年の体育の単元名には「○○の運動遊び」的なものが多くなりました。遊びの中で培われた様々な動きが,外遊びの機会が減ったため身に付かなくなっていることもその要因の一つだと言われています。体育の中にいろいろな動きを意図的に位置付けなければ,遊びだけではその動きを身に付けられなくなったのでしょう。特に回転系の動きは低学年までに経験させた方が良いということですから,小さい内にたくさん鉄棒にぶら下がる機会を設けたいですね。