4年生 VRワカメ養殖体験

 2校時,4年生がVR(バーチャル・リアリティ)を活用してのワカメの養殖体験を行いました。11月14日に尾崎漁港でワカメのたね挟み体験をした4年生は,2月中旬に刈り取り体験もさせていただく予定です。ただ,実際に船に乗っての作業は出来ないので,ワカメ養殖の仕事の全体像は分からないままになります。実際に体験出来ないところをカバーするためVRを使った仮想体験の授業を考えました。
 
 協力いただいたのは,気仙沼市のICT教育支援員のマナライブの木村さんです。今日も学習の流れ,VRゴーグルの扱い方などを指導していただきました。
 
 ゴーグルの数が限られているため,養殖の工程毎に交替してゴーグルを着けて動画を視聴しました。(待っている子どもたちはモニターで同じ動画を視聴できるようにしました。)臨場感のある映像に思わず体を動かす子どももいました。
 たね挟み体験の後,ワカメについていろいろ調べていた子どもたちは,気付いたことや疑問に感じたことをワークシートに書き込みながら視聴しました。
 
 担任のS先生から,製品としての塩蔵ワカメも見せてもらい,メカブ削ぎ,ボイル,塩蔵,脱水,芯抜き,箱詰めなど,製品が出来るまでのワカメ養殖の工程に興味を深めたようです。
 面瀬川について学習してきた子どもたちです。5cmほどしかなかったものが,2mにも成長する秘密が川由来の栄養塩にもあることを学習させ,川と海のつながりについて考えさせていきたいと思います。