2021年11月の記事一覧

2-2 国語「お手紙」の授業

 3校時,2年2組の国語の授業を参観しました。初任2年目も初任研は課題研究という形で続いており,R先生は国語の「読むこと」の領域の学習指導に取り組んでいます。
 
 教材は「お手紙」(作:アーノルド・ローベル)です。気仙沼市で使っている東京書籍の教科書には最近加えられたものなので,お父さんお母さんは読んだことはないかもしれませんが,がま君とかえる君の友情を描いたホッコリする物語です。
 
 R先生は,教材文を全文掲示したり,小グループでの話し合いを取り入れたりといろいろ工夫しながら学習を進めていました。
 
 そのためか,2年2組の子どもたちは,自分の考えをノートに書いたり,それを基に話し合ったりする力が以前より付いているように感じました。たくさん音読してしっかり内容を捉え,友達と考えを交流させることで自分の考えを深めて欲しいと思います。
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第9回海洋教育こどもサミットin東北(オンライン)

 今日5,6校時に5年生が,第9回海洋教育こどもサミットin東北にオンラインで参加しました。これは,東京大学大学院教育学研究科附属海洋教育センター主催によるもので,岩手県洋野町,宮城県気仙沼市,福島県只見町から小中26校が参加しました。
 
 今年は,各学校の海洋教育の取組は事前にweb上で動画を閲覧し,今日の交流は,事前に各自が作った「海の旗」を紹介し合うワークショップがメインでした。本校からは3人の代表が,種市小,中野小,気仙沼小,階上小の子どもたちに向けて旗を紹介しました。
 
 旗の構図や色に込めた想い願いについて紹介すると,相手から質問や感想をもらいます。そのやり取りの中で,お互いがこれまで取り組んできた海洋教育の内容についてもうかがい知ることができ,有意義な時間となりました。
 
 こちらからも質問や感想を積極的に述べることができ,立派でした。2ターンで4校と交流し,振り返りでは,それぞれの学校に一人一人がメッセージを書きました。
 約80分間,集中力を切らさず真剣に取り組みました。頑張りましたね。
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「朝のおはなし会」本日最終回

 コロナの影響で2年ぶりに実施した「朝のおはなし会」も今日が今年度最終回になりました。青山京子さん,三橋千代子さん,藤田佳代さん,小野寺智恵さんにお出でいただき,2年1組,4年生,5年1組,5年2組で読み聞かせをしていただきました。
 
 4年生は「とんとんからり とんからり」,2年1組は「すき ときどき きらい」を読んでいただきました。
 
 5年1組は「100万回死んだねこ」,5年2組は「世界の難民の子どもたち(イラン ナビットの話)」を読んでいただきました。
 
 今日は最終日ということで,読み聞かせを行った各教室で,子どもたちから読み聞かせボランティアの方々に感謝のメッセージが贈られました。
 インターネットにどっぷりとつかっている今時の子どもたちだからこそ,読書は大切だと考えます。その扉を開いてくださっている4人の方々に心から感謝します。来年度もどうぞよろしくお願いします。
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面瀬地区小中学校連携事業 第2回小中連絡会

 今日の6校時目から,2回目の小中連絡会を本校で行いました。まず6校時は6年1組算数と6年おおぞら学級の自立活動の授業を小中の先生方全員で参観しました。
 
 6年1組の算数は,面積が12㎠の長方形の縦と横の長さの関係を表を使って調べ,反比例の特徴を考える学習でした。
 
 6年おおぞら学級は,各自の自立課題に合わせて,国語的な課題,算数的な課題,作業的な課題,手指の訓練に取り組みました。
 
 その後は,「総合的な学習の時間」「ICT活用」「児童生徒支援」「学力向上」の4グループに分かれて情報交換を行いました。私が参加した「総合的な学習の時間」グループでは,各学年の学習内容を紹介し合いました。内容面,目標面,評価面などで連携して行く必要があると感じました。
 これからもこういう活動を重ね,小中連携をさらに進めていきたいと考えています。
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面瀬地区総合防災訓練

 11月21日(日)気仙沼市の総合防災訓練に合わせて,面瀬地区も総合防災訓練を行いました。小中学校を登校日にして全員参加にしたのは,面瀬地区,階上地区,松岩地区の3つです。面瀬地区は今年の新しい試みとして,訓練内容を考える際に中学生が参画することにしたそうです。そのお陰でしょうか,各地区の訓練は工夫のある活動になったようです。当日の各地区の様子の一部を紹介します。
 
 下沢ではバケツリレを行いました。高谷では小学生は応急処置,中学生はAEDの使い方を学びました。
 
 上沢1区ではゴミ拾いをしながら地区の危険箇所を確認しました。上沢2区ではテントの設営訓練を行いました。
 
 上沢3区では土のう作りを体験しました。土をたくさん入れすぎて運ぶのが大変だったそうです。上沢では水消火器で消火訓練をしました。水を蓄えたコンクリートミキサー車も登場しました。
 
 青葉ヶ丘ではバケツリレーでの消火訓練を行いました。千岩田では新聞紙でスリッパ作りを行いました。
 
 赤田も新聞紙のスリッパ作りをしました。大きな名札を胸に貼ってお互いの名前が分かるようにして活動していました。鶴巻1区ではテント設営訓練を行いました。
          
 鶴巻2区は炊き出し訓練を行いました。自分の分のおにぎりを握りました。
 ここでは,訓練内容の一つだけを紹介しました。この他にもいろいろな訓練や活動が行われていました。レクリェーション的な活動を組み合わせた地区もあったようです。小学生からお年寄りまでの多くの人が顔を合わせることにも価値があると改めて感じました。また,参加した子どもたちが在宅時の避難行動を確認できたことや自分の地域には頼りになる人々がいることに気付くことができたことも大切な学びになりました。
 参加した皆さんお疲れ様でした。 
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あすなろまつり

 今日2~4校時に児童会のお祭りである「あすなろまつり」を行いました。5,6年生が委員会毎にお店を出し,1~4年生がそれらを回ります。先ずは出店されたお店を紹介しましょう。
 
 運動委員会のお店は「スポーツコーナー」,保健委員会は「缶積みで金賞をねらおう!」です。
 
 ふれあい委員会は「箱の中身は何でしょう?」,計画委員会は「つって楽しい魚釣り」のお店を出しました。
 
 放送委員会のお店は「フリースローバスケ」,給食委員会は「ストラックアウト」です。
 
 掲示委員会は「ボウリング」,環境美化委員会は「射的」のお店を出しました。
 
 図書委員会は「ちょっと不思議なおばけ屋敷」,特別出店として,そよかぜ学級のMさんが「動物ものまねやさん」のお店を出しました。
 部屋をすっかり暗くできない分,目隠しのメガネをかけさせたり,スズランテープで海の中を演出したりなど,どのお店も工夫を凝らしていました。低学年と中学年で難易度を変えているのも良かったです。
 
 お店以外にもお楽しみがあります。「おもしん探し」です。面瀬小学校のマスコットキャラクターである「おもしん」とその仲間「はなしん」「おもぴー」を探し出し,裏に書いてある文字を集めて暗号文を解読します。
 
 正解は「なかよしいけで こころつながる おもせっこ」でした。
 同じ道具をみんなで使うお店では,入店時に手指消毒をしていて感染対策もバッチリでした。
 
 開会行事でのお店紹介ムービーはなかなかの出来でした。6年生のKさんは原稿無しで開会の言葉を述べ,フロアの子どもたちは憧れの気持ちをもったようです。
 
 閉会行事後は,5,6年生は後片付け,3年生は教室に戻ってすぐに振り返りの作文を書いていました。
 子どもたちの手による,子どもたちが主役の「あすなろまつり」,こどもたちのたくさんの輝きを見ることができてホッコリした気持ちになりました。みんなお疲れ様でした。
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1年 音読朝会

 11月16日(火)の朝会は,1年生が発表する音読朝会でした。少し遅れましたがその様子を紹介します。
 
 音読朝会恒例のウォーミングアップは「おまつり」という北原白秋の詩の音読でした。1年と6年,2年と5年,3年と4年に分かれて「みこしだ」や「わっしょい」等の言葉を中心に綴られた微妙に違う3種類の詩を声を合わせて読みました。おそらく一斉に読むと躍動感のある詩になるのでしょうが,合わせるのは次回のお楽しみになりました。
 
 次は1年生の発表です。国語の教科書に載っている「おおきくなあれ」(さかたひろお)と「ありがとう」(しょうじたけし)の詩の暗唱を発表しました。
 
 詩の内容に合わせて身振り手振りも入りましたが,これは1年生の子どもたちからの「動きを入れたい」という提案から行ったとききました。とっても可愛かったです。

 今朝の三陸新報で15日(月)に実施した英交流記念植樹の様子が紹介されていました。
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2-1 国語「たからものを しょうかいしよう」」

 5校時,2年1組の国語の授業を参観しました。「たからものを しょうかいしよう」という話すこと・聞くことの学習です。子どもたちはお家にある宝物をタブレットで撮影して,それを大型モニターに映しながら紹介のスピーチをします。
 
 これは実物を提示しながら説明する「show & tell」という自己表現の学習方法で,アメリカ由来のものです。ピカチュウのぬいぐるみ,猫,洋服,バレーボール,メダカなど宝物は人それぞれです。それらを画面に映しながら2年1組の子どもたちも頑張りました。
 
 スピーチの後は,質問タイムです。「どのくらいの大きさですか?」「名前は付けていますか?」「どんなときに着ますか?」など,鋭い質問に対して,話者もしっかり答えていました。
 
 中には,スピーチメモを一切見ないで話した子もいて感心しました。最後は担任のN先生も自分の宝物を紹介しました。初めて6年生を担任したとき,女子が作ってくれたカエルのぬいぐるみがN先生の宝物でした。きっとその子たちと充実した日々を過ごしたからなのでしょう。今の2年1組の子どもたちともたくさんの良い時間を共有してください。
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4年 ワカメ種はさみ体験

 4年生は今日,尾崎漁港でワカメ種はさみ体験をしました。指導してくださったのは小野寺憲雄さんと松岩尾崎マルセンワカメグループの皆さんです。
 
 小野寺さんから種のはさみ方について,成長点を傷めないように糸の部分を挟むこと,二人組になってロープをねじり広げる役と挟む役が協力して行うこと等のやり方を教えていただいた後,早速,作業を開始しました。
 
 毎年,糸ではなく葉の部分を挟んでしまう子がたくさんいるとのことですが,今年の4年生はなかなか上手に挟んでいました。白いバケツに入った種は,現在は地種を取ることはしておらず,専門の業者から買い求めているそうです。4年生は50mのロープ2本に種を挟みましたが,小野寺さんたちは4人で370本も挟むそうです。
 
 刈り取りは3ヶ月後の2月中旬になるそうです。その頃には3m近くの大きさに成長しているそうです。昔と比べて,子どもたちを船に乗せて刈り取りをさせることはできなくなりましたが,クレーンとフォークリフトで吊り上げて,船上のような形で体験をさせてくれるそうです。4年生は,その時までに,ワカメのことをいろいろ調べてまとめていくそうです。がんばれ!
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