令和3年度

2022年1月の記事一覧

2-2 タブレットのおさらい

 26日は,Zoomによるオンライン授業の一斉接続テストにご協力いただきありがとうございました。概ね問題なく各教室とご家庭を結び,子どもたちとやり取りをすることが出来ました。今週末は全校児童がタブレットを持ち帰ります。
 ということもあってか,2校時,2年2組ではドリルソフトの「eライブラリ」の使い方のおさらいをしていました。
 
 はじめはログインの仕方です。学校ID,自分のIDとパスワードを入力しなければいけません。低学年にとってはローマ字入力は高い壁です。担任のR先生はひらがなの位置でローマ字や数字を示しました。
 
 次は,いよいよeライブラリです。2年生,算数,学習内容を選びます。ここでは「大きな数」を選ぶように指示がありました。
 
 三択の問題なのがちょっと不満なのですが,教室での学習の復習や定期的な振り返りには役に立ちそうです。採点機能も付いていて励みになることでしょう。100点だった子どもにカメラを向けると,余裕のVサインをくれました。
 来週からは,タブレットを毎日持ち帰らせたいと考えています。充電用のアダプターもです。少し重いですが,家庭で使わない教科書などを学校に置いたままにすることで負担軽減をしたいと考えています。学習以外には使わないなど,タブレットの使い方について声掛けをお願いします。
 タブレット利用の仕方や約束についてはこちらで確認できます。
 03 タブレット端末貸与について.pdf     04 iPad利用についての同意書.pdf
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2-1 国語「おすすめの昔話」

 3校時,2年2組の国語を参観しました。「かさこじぞう」を学習した後に読んだ昔話を紹介する学習です。本時のねらいは「むかし話のおもしろいところをカードに書いてしょうかいしよう」です。
  
 一人一人,本を選び,その本の面白かったところをカードに書きました。N先生に記述内容についてチェックを受けて,清書をしていました。
 
 N先生は「自分がどう思うかを書くことが大切だよ」「感動したって,どこにどう感動したの」と一人一人に具体的に推敲のポイントを指導していきました。
 
 今日書き上げたカードを使って,学級でおすすめの本の紹介の会をするのでしょう。1,2組で交流ができたら楽しいですね。
  業間と昼休みに子どもたちと縄跳びを一緒にしています。昨日から始めました。足や腕の筋肉に乳酸がたまってきて心地よいです。お腹を引っ込めるため頑張ります。
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1-1 学級活動(学級会)

 2校時,1年1組では第3回の学級会をしていました。議題は「6年生につたえたいことばを考える」です。
 
 お邪魔したのが2校時の後半だったので,話し合いは出された考えの集約する難しいところでした。シーン,子どもたちは考え込んでしまいました。そこでM先生が「近くの人と相談してみて」とアドバイス。議長団にもこの後のまとめ方について助言していました。
 
 お陰でまとめの意見が発表できました。話し合いを進める議長さんも「わけを説明してください」と切り返すなど,なかなかのものです。
 
 「3回目の今日はこんなにたくさん意見が言えるようになりました。」とM先生。ノート書記さんもたくさん出された意見をしっかり記録していました。子どもたち育ってますね。
 スーパー2年生になれるよう,1年生の学習のまとめ頑張ってね。
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6年 俳句の授業

 6校時,6年生と俳句の作り方について学習をしました。数年前にプレバトでおなじみの夏井いつき先生の句会ライブに参加して学んだことを子どもたちに伝授しました。
 
 小学校の授業で指導されている俳句の作り方は「一物仕立て」といって一つの事象や感動について書かれているものが多いのですが,実は,これは上級者でも難しいのだそうです。そこで今日は,12音の俳句のタネと5音の季語を組み合わせて作る「取り合わせ」という夏井先生お薦めの作り方を指導しました。
 
 17音という制約の中で,子どもたちは真剣に句をひねり出してくれました。出来た作品は後日,句会を開いてみんなで読み味わう予定です。作者の名前を隠して,良いと思う作品を選び,投票したり評価し合い,みんなで優秀作品を選ぶということです。その時間も仲間に入れてもらう予定です。
 「一物仕立て」について興味のある方は,朝会での私の話をまとめたものがありますのでそちらをご覧ください。校長朝会講話(俳句の作り方).pdf
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3年 オンライン授業練習

 今日は午前中出張で留守にしていましたので,5校時の3年生の様子をお伝えします。
 3年生は,26日6校時の全学級一斉でのZoomによる授業に備えて,オンライン授業の練習を行いました。私もお手伝いに行きました。
 
 多目的室,児童会室,図工室,図書室,(音楽室が使用中だったので特別に校長室も)に子どもたちが分かれて,教室のO先生とZoomをつなぎました。
 
 先ずは,出席確認。O先生に名前を呼ばれた子がミュートを解除して答えます。実際にZoomでオンライン授業をする場合は,安否確認,健康観察なども重要になりますので,それを想定した取組です。
 
 課題は使い慣れているロイロノートを使って子どもたちに送り,子どもたちはやり終えた課題を提出箱に提出する形で進める予定です。本時の課題は「自分のいる部屋の写真を送る」でした。校長室にいた子どもたちは歴代校長の写真を提出していました。
 26日は,12クラスの担任が同じ時間帯にそれぞれの学級の子どもたちとオンライン授業を行います。オミクロン株による臨時休業や学級閉鎖も想定しています。ご家庭の接続状況の確認の意味もありますので,ご家庭での接続をお願いします。不都合等ありましたらご相談ください。
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4年 算数「複合図形の面積」初任研 研究授業

 2校時,4年生の算数の授業を参観しました。C先生の初任研の研究授業だったので,たくさんの先生方が参観したので,子どもたちもC先生も少し緊張していたかもしれません。
 
 課題は,左の写真のような長方形を組み合わせた複合図形の面積の求め方を考えることです。縦に2つに分けたり,横に分けたり,凹んだところに補ったのを引いたり,多様な考え方で求めることができるので,子どもたちは1つ考えたら,また別の考えでと,いくつも考えていました。
 
 いろいろと考えた後,ペアで,そして全体で考えを共有しました。その中で子どもたちは,長方形を組み合わせた複合図形の面積も分けたり,補ったりして長方形や正方形にすれば,これまで通り,公式を使って求めることができることに気付きました。
 
 しっかり教材研究をして,細かい点まで準備ができていた百点満点の授業でした。さらに高見を目指すなら,多様な考え方を楽しませることを経験させることに重きを置くのもよいと思います。また,考え方にも系統性があります。今日は子どもから出なかった倍積変形の考え(同じ形を二つ組み合わせて2倍にした面積を2で割る)に気付かせておくと,5年生の三角形や台形の面積の求め方につながります。そんな風に自分ならどう授業するかわくわくしながら考える良い時間になりました。C先生頑張りましたね。
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3年 算数「16.かけ算の筆算を考えよう」

 2校時,3年生は算数,今日の学習内容は2桁×2桁の筆算の導入です。以前も紹介しましたが,3年生の算数は児童を2つのグループに分けて担任のO先生と主幹教諭のY先生が少人数指導で進めています。
  
 今日の学習のメインはまだ未習の12×23の計算の仕方です。子どもたちは12×20と12×3に分けて考えてそれを合わせれば求められるのではないかと考えました。そこから2段重ねのかけ算の筆算へつなげていきます。
 
 Y先生と勉強している子どもたちの中では「さくらんぼ計算」と言ってましたが,子どもたちがひねり出したのは,乗数(かける数)を分ける分配法則の考え方です。この考えは2年生の乗法九九の学習の中でも扱っています。5×6=30は2×6=12と3×6=18を合わせたものになります。5の段の九九の答えは2の段と3の段の答えをたしざんすると求められることを子どもたちは学んでいるのです。実は考え方にも系統性があり,O先生もY先生もそれを大切に指導していました。
 
 教科書でも,既習事項を駆使して未習の問題を考えて解くやり方が紹介されていました。「ぼくの考えははると君と同じだな」「あみさんのような考えもあるのか」など自分や友達の考えに引き付けながら確かめていました。「なるほど!」という大きめのつぶやきが聞こえるのも3年生の良いところです。
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5年2組短歌大会

 2校時,5年2組の短歌大会に招かれました。国語の短歌についての学習のまとめとして,それぞれが作った短歌を相互評価する会です。
 
 R先生が黒板に作者名を伏せて貼り出した短歌を読んで,「これは良いなぁ」と思う作品を3つずつ選び,その作品に付箋を貼りました。付箋の数が多かった4つの作品で決勝ラウンド。最も良いと思う作品に今度は一人1枚付箋を貼りました。
 
 最優秀賞に選ばれたのはC君の「四時間目 お腹減りつつ 疲れ果て その後食べるうまい給食」です。投票した子どもたちに選んだ理由を尋ねると,「4時間目,同じ思いをしていて,すごく共感出来ます。」ということでした。食べ盛りで成長期の5年生ですから,みんな同じ気持ちなのではないでしょうか。
 
 この他に優秀賞3点「楽しいなクラスみんなでいる時間 5年2組は笑顔が自慢(Mさん)」「砂浜の海水浴で波光り 青空の様 夜空もおかし(R君)」「お正月お餅や雑煮おいしいし お年玉など貰えてうれし(B君)」,おもしろ短歌賞2点「寒い日はこたつの中にくるまって 宿題したりゲームをしたり(Y君)」「花見にだ花見に行こう咲くきれい ポテチを食べてジュースいっぱい(Y君)」,村上賞1点「桜舞うひらひら揺れて綺麗だな 一年生が笑顔でいいな(K君)」が入賞しました。清書して廊下に1,2組の作品が出揃ったら山田賞を1点選ぶ予定です。
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5-1 外国語「Unit7 Welcome to Japan」

 3校時,5年1組は外国語の授業でした。「日本の四季や文化について紹介することができる」ことが単元のねらいです。(廊下にはHappy Birthdayの歌が聞こえてきました。今日はALTのJ先生のお誕生日です。)
 
 歌やチャンツ(一定のリズムに単語や英文を乗せて発音する活動)によるウォーミングアップの後は,言葉の学習です。今日はいろいろな形の良い表し方を学びました。円=circle,菱形=diamondo,長方形=rectagle・・・・・・。「飲み込みがいいので,これもね!」とS先生が追加したのが五角形=pentagonと六角形=hexagonでした。(昔のテレビ番組で「ヘキサゴン」ていうのありましたね。)
 
 扱った言葉を一人一人確認した後は,Unit 7の続きです。教科書の正月の茶の間の様子の絵をヒントにどのことを説明しているのかを聞き取る学習です。
 
 最初は音声だけでしたが,教師用のデジタル教材をタップすると画像も現れ,ネイティブの子が「お正月の遊びの凧揚げやコマ回しはクールだぜ」と話してました。(たぶん)
 来年度は,5,6年生の外国語の学習に,児童用のデジタル教科書を試験的に導入する計画が文科省で進められています。タップすると
ネイティブの発音をすぐ聞くことができるようになるのかもしれません。


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1-2 算数「10より大きい数をかぞえよう」

 2校時,1年2組は算数の授業でした。今日のねらい2桁の数え方の理解を確実にすることです。
 
 前にも紹介しましたが導入期の算数は数概念を確かなものにするため,具体物(実物)や半具体物(絵や図),ブロック,数を行ったり来たりしながら理解を深めていきます。
 
 例えば,教科書に描かれている色鉛筆の数を数えるために,子どもたちは色鉛筆の絵の内,十のまとまりがいくつあるかを丸で囲み数えます。次にばらの色鉛筆が何本あるかを数えます。十のまとまりの数を十ブロックで,ばらを一のブロックで表していきます。十の位の1と一の位の1では表す大きさが違うことを操作により定着させていきます。これを十進位取り記数法といいます。
 
 今度は,ブロックで表した十ブロック7本,ばら6個を,十が7つで70,1が6つで6,合わせて76になる。と数で表します。最初は自信がなかった子もたまごの数,色鉛筆の数,イチゴの数を数えていく内に,しっかり手が挙がるようになりました。
 この後1年生では,百ブロックも登場しますが,十進位取り記数法の学習の仕方は変わりません。「数って位が大きくなっても同じ仕組みで出来ているんだ」ということに,子どもたちは新しく大きな位の数を学習する度に何度も気付くことになります。
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