津谷小日記2025

うつくし松の下で2025

5年生が校外学習に行ってきました

 本日、5年生は総合的な学習の時間の一環として、地域の産業や環境について学ぶため、校外学習に出かけました。見学先は「オイカワデニム」と「蔵内之芽組」で、児童は2つのグループに分かれてそれぞれ訪問しました。


オイカワデニム見学
 オイカワデニムでは、ジーンズの製作工程について詳しく説明を受けました。職人の方々の丁寧な手仕事に驚きながら、製品づくりへの思い入れや様々な工夫を学びました。
また、ジーンズの製作を通して、気仙沼の基幹産業である水産業とのつながりを大切にしていることも学びました。水産資源の活用や、フードロスの削減、SDGsの実現、さらには地域の雇用の創出など、さまざまな挑戦を行っている姿に、子供たちは大きな関心を寄せていました。


蔵内之芽組見学
 一方、蔵内之芽組を訪れた児童は、ホタテの養殖について学びました。実際の道具や作業の様子を見ながら、養殖がどのように行われているのかを学びました。
特に、温暖化による影響で海水温が上がっていることに対して、ロープを長くするなどの工夫をしている点について説明を受け、環境の変化に合わせて努力している姿に感心していました。


 今回の校外学習では、地域の産業と環境への取り組みを実際に見聞きすることができました。子供たちは、地元の人々の工夫や努力を肌で感じ、学習意欲を高めていました。学んだことをこれからの授業や発表に生かしていきたいと思います。