3校時,5年生が総合的な学習の時間に,臼福本店の臼井壯太朗社長をGTに招いて,「まぐろ漁業とSDGs」と題した講話をお聞きしました。

北太平洋海域のまぐろ資源が適切に管理されたために,一時は絶滅危惧種にまで指定されたいたクロマグロの量が増えていることや,魚を巡る世界と日本の動きの違いなどについてお話しいただきました。

また,資源管理のために捕ったまぐろ一匹一匹にタグを付けたり,1キログラムでも水揚げされる予定の重さをオーバーしても,多額の罰金をかけられるなど,厳しく管理されていることを教えてくださいました。

最も聞かせたかったのは,臼福本店が
マグロ延縄漁業で世界で初めて認定されたMSC認証についてです。オリンピックの選手村で提供される水産物は
MSC認証をうけたものしか使えないなど,子どもたちの興味を引き付けるようなトピックをいろいろと紹介してくださいました。 子どもたちはワークにメモを取ったり,質問や意見を述べたりしながら,しっかり聞くことができました。マグロ船見学,岩井崎の生き物調査,水山養殖場見学,そして今日の講話などを基に,子どもたちは,それぞれのハテナを整理して,これから取り組む探究課題を設定します。