海洋教育「海の汚れ」について

 11月7日に5年生が総合的な学習の時間(海洋教育)として,東京海洋大学准教授の内田圭一先生をお招きして,海洋資源について2時間の授業を受けました。東南アジアの海を例にして,世界の海には海洋プラスチックゴミなど様々な海洋ゴミがあり,その総数が確認できないような状況にあることや,魚がゴミを食べてしまう状況を知りました。また,海の環境を改善しようと世界中の国々での様々な取組をしていること知り,何よりも世界中の人々の意識を変えていく必要があることを学びました。一緒に授業を参観していました歌津海友会の千葉さんからは,アジアで働く若い漁師さんにも海洋ゴミを出さないような教育をしているというお話をいただきました。
 内田先生,海洋資源や海洋ゴミについて分かりすく教えていただき大変ありがとうございました。
海洋教育 気仙沼の海が豊かな理由

   10月3日に5年生が東京大学海洋アライアンス准教授の丹羽淑博先生をお迎えして,海洋教育(総合的な学習の時間)として,寒流と暖流の混じり合う潮目についての学習行いました。
 そもそも海流はどうして起こるのかについて考え合い,水に色のついてインクを落とし,横から風を送ると海流ができることが分かり,偏西風が太平洋の海流をつくり出していることを理解しました。また,寒流と暖流が混じり合う潮目ができることで海がどのように変化するかを学びました。気仙沼の海か暖流と寒流が混じり合うことで豊かな漁場になっていることを深く理解できた授業でした。
 丹羽先生ありがとうございました。
3年生 岩井崎体験
  9月6日に3年生が,総合的な学習の時間に,生き物調べの体験活動を通して,ふるさと階上の「自然」について興味・関心をもち,調べてみたい課題を見つけることを目的に岩井崎に出かけました。
 子供たちは,潮だまりにいるヤドカリ,カニ,カジカなどの多様な磯の生き物に触れて,気仙沼の海の豊かさを感じていました。           
 今回も階上地区まちづくり振興協議会の畠山光夫さん,熊谷心さんにご指導いただきました。大変ありがとうございました。
5年生 実習船体験
 9月5日,5年生が総合的な学習の時間「志教育」と社会科「水産業」の学習の一環として,気仙沼向洋高校の実習船「シーラス」の乗船体験を行いました。全長約20メートルの実習船の船内の様子や機能等について高校生が説明してくれました。5年生の子供たちは,目を輝かせて,興味深く,説明を聞いていました。その後,学級ごとに大島架橋まで乗船体験をしました。子供たちは,船酔いすることもなく,さわやかな天候の下,豊かな気仙沼の海を楽しく眺めていました。9月30日には,宮城丸にも乗船させていただく予定です。
向洋高校の校長先生はじめ先生方,素晴らしい体験をさせていただきありがとうございました。
5年生 岩井崎 水辺の生き物観察
 7月3日に5年生が総合的な学習の時間「豊かな海とはどんなこと?」をテーマに岩井崎の潮だまりの生物観察に出かけました。これは,地域の環境問題について興味関心をもち,自ら課題を見つけ,主体的に解決していくことを目的にした海洋教育の学習です。今日は,講師として宮城県水産技術総合センター気仙沼試験場の齋藤さんに岩井崎の多様な生き物について詳しく教えていただきました。子供たちは,いろんな生物に観察したり,触れたりしながら地元の海の豊かさを感じていました。また,マイクロプラスチックゴミの回収も行い,気仙沼の海にも大きな影響を与えていることに気付きました。これからこの豊かな海を維持していくためにはどうしたら良いかを追究していきます。
5年生 海洋教育スタート!
 
5年生の海洋教育(総合的な学習の時間)がスタートしました。『豊かな海,気仙沼』をテーマに1年間学習を進めていきます。
 今日は,NPO法人「森は海の恋人」の畠山信さんをお迎えして,気仙沼の海の豊かさやその理由について学びました。カキの養殖を通して,プランクトンなどの海の栄養がロシアのアムール川から深い海底を通って気仙沼の海につながっていることを知り,子供たちは興味深い眼差しで畠山さんのお話に聞き入っていました。
 これから実際に,岩井崎での海の観察や,いちのせき健康の森での野外活動の中で行う,ブナ林の観察などを通して,山と海のつながりを学び,気仙沼の海の豊かさの謎を一つ一つ追究していく予定です。
 畠山信さん,とても面白く素敵なお話をいただき,ありがとうございました。