2017年12月の記事一覧

6年 総合加藤先生の授業

   
   6年生が東京大学海洋教育促進センターの加藤大貴先生をお迎えして海洋教育の授業を受けました。テーマは,「カツオと日本人」,カツオの大供給地として江戸時代以来,気仙沼が果たしてきた役割を理解し,地域の歴史や産業に興味を向け,「海とともに生きる」姿勢を「伝承」の側面から担うことのできる子供を増やすことを目的にした学習です。現在は,カツオの水揚げ日本一の気仙沼ですが,加藤先生は,江戸時代から続くカツオ漁の歴史についてとても興味深いお話をしていただきました。江戸時代の旅行記に描かれた気仙沼のカツオ漁は,歌舞伎にも描かれるものだということが分かると6年生の子供たちは驚きと気仙沼のすばらしさを改めて感じているようでした。

幼・保・小交流 授業参観と合同給食会

  
 先日は「おもせっこまつり」に葦の芽星谷幼稚園や岩月保育所の幼児の皆さんを招待して,楽しく充実した交流会を行いましたが,今回は,1年生の国語や算数の授業を幼児の皆さんが参観したり,給食を一緒に食べたりする交流活動を行いました。授業参観では1年生が一生懸命にノートを書いている様子をじっと見つめ,「じょうずだね」などと1年生に話しかける様子が見られました。給食は少し量が多めでしたが,ペアになって楽しくおいしく食べていました。年長さんは,もうすぐ小学校に入学します。子供たちの生活や学習がよりよく行うためにも幼・保・小の連携はとても大事ですので,今後も充実した交流活動を推進していきたいと思います。 

小学校交流サッカー大会

      
     12月2日(土)に「気仙沼市小学校交流サッカー大会」が気仙沼小校庭で開催され,本校からは6年生チーム(14名)が出場しました。これまでこのサッカー大会に向けて6年生が互いに協力し合いながら小学校生活の思い出を作ろうと先生方と一緒に練習に取り組んできました。1試合目は,気仙沼小チームとの対戦。前半は相手チームの経験豊かなプレーに守り中心となりましたが,後半は積極的に攻め,何度も力強いシュートでゴールを狙いました。結果は3対0で負けましたが,子供たちのやる気が高まってきました。2試合目は鹿折小チームとの対戦しました。前半に待ちに待ったシュートが決まり一点を取りました。鹿折小の経験豊かなプレーにもあきらめずに精一杯に立ち向かっていきました。結果は5対1で予選敗退となりましたが,6年生が互いに声を掛け合いながら一人一人全力を尽くした心に残る大会となりました。

1年生 海上保安署の仕事に興味津々

   
 1年生が国語「いろいろなふね」の学習として,気仙沼海上保安署の皆さんをお迎えして学習をしました。海上保安署の仕事について写真や紙芝居,そして,子供たちの興味を高めるクイズを出しながら海の安全を守る仕事を分かりやすくお話ししていただきました。嵐や災害のときにもみんなの命を救おうと仕事に取り組む様子に子供たちは感動していました。「みなさんも海上保安署の仕事をしてみたいですか。」と質問されると,たくさんの子供たちが手を挙げていました。授業の最後には,海上保安署のキャラクターの海丸くんが登場し,1年生みんな大喜びでした。海の安全や人々の命を守る仕事について学ぶことは海洋教育そのものでした。海上保安署の皆さんありがとうございました。