2018年2月の記事一覧

1~5年生授業参観

     
   1~5年生の授業参観を行いました。1年生は,生活科「いちねんかんをうりかえろう」で,入学してからの1年間での自分たちの成長やできるようになったことを自信をもって発表し,2年生は,算数「2年生の復讐」で1年間の学習で身に付けた力を観ていただきました。
 3・4・5年生は,総合的な学習の時間に自らの課題をもって,学習や活動に取り組み,探究してきたまとめを保護者の皆さんやお世話になった地域の方々を招待して発表しました。3年生の「面瀬の水辺を伝えよう」では,これまで調べてきた面瀬の生き物について,ポスターなどにまとめて伝えました。4年生は,学習や活動で御世話になった方々を招き,「山川里海 命を育む面瀬川」をテーマに,米作り体験や用水路作りについてまとめ発表することができました。そして,5年生は,「海と生きる気仙沼」について体育館でポスターセッションを行い,気仙沼で捕れる魚や,港町の様子等をまとめ,ブースこどに分かりやすく伝えることができました。
 今年度の1年間の面瀬小のESD環境・海洋教育の成果を子供たちの豊かに伝え合う姿からご覧いただくことができたと思います。

幼稚園児と5年生の交流

    
  2月20日に葦の芽星谷幼稚園年長組の幼児の皆さんを迎えて,5年生との交流活動を行いました。
 これまで1年生との交流活動を主として行ってきましたが,今回は,入学後に6年生としてお世話することになる5年生が小学校での様々な授業の様子を幼児の皆さんに紹介して交流を深めるという目的で行いました。
 図工室での顔合わせの後,5年生に手を引かれた幼児の皆さんが校舎内を巡り,学習の様子を見学しました。体育館では,5年生の短縄跳びや跳び箱で様々な技を見学し,音楽室では,リコーダー奏を聞いたり,楽器に触れてみたりました。最後に図工室で5年生全員から,「僕らの声」と「校歌」をプレゼントされました。
 幼児の皆さんは,5年生の様々な紹介を目を丸くして見つめながら大きな拍手をしていました。帰りには,幼児の皆さんに手を振りながら「またおいでね」と優しく見送る5年生の姿が見られました。今後も幼・保・小連携による交流活動を一層推進して参ります。

3年 歯の大切さについて学びました

  
  歯科校医の菅原先生をお迎えしして,3年生とPTAの厚生部員を対象に第2回学校保健委員会を開催しました。菅原先生から「歯の健康」をテーマにとても分かりやすくお話をいただきました。歯周病になった写真をもとに歯みがきの大切さや,噛むことが脳を活性化するなど,学習にも良い効果穂表していることについて学びました。3年生の子供たちは写真を見て驚き,歯周病の恐ろしさや毎日の歯みがきがいかに大切かを理解しているようでした。特に乳歯から永久歯に生え変わる3年生にとってとても重要な講話となりました。
 菅原先生,大変ありがとうございました。

小学校生活最後の授業参観

   
   6年生が小学校生活最後の授業参観を行いました。授業は,気仙沼の魅力を探究する「気仙沼魅せっぺプロジェクト」の発表でした。これまで総合的な学習の時間に自分たちが探究してきた気仙沼の魅力をパンフレットにまとめてきました。授業参観では,このパンフレットをもとに,自分たちが見学・体験したものの中から課題を設定し,5つのテーマ別のグループ「面瀬地区」「漁業」「サメ」「食」「観光」に分かれて発表しました。それぞれの視点から協力し合って課題を探究し,気仙沼の良さを家族に十分に伝えることができました。まちづくり協議会の事務局長,本校のPTA会長の今川さんには,子供たちの発表に対する講評をいただきました。「どのクループもしっかり課題を探究してまとめたすばらしい発表でした。」と好評をいただきました。

2年生 生活科「みそ作り」

   
   2年生は,生活科の学習で野菜づくりについて「大豆からできる食べ物にはどんな食べ物があるかな。」という課題をもって学習しています。その中でも大豆は,煮る,しぼる,煎るなどの多岐にわたる調理法があり,保存食にもなるということからみそ作りに行いました。
 今回は栄養士の村上さんと内藤さんからみそ作りを丁寧に教えていただきました。保護者ボランティアのお母さん方にも協力いただきました。子供たちは,みそ作りの工程(火加減に気を付け
ながら大豆を煮る→こうじと塩をよくもみ込む→大豆と塩切りこうじを混ぜる→マッシャ―で練ったみそ玉を作る)をみんなで協力し合って取り組みました。子供たちはもちろんお母さん方も初めての経験の方が大半で,とても興味深そうな表情で楽しく学んでいました。活動の最後には,去年作ったみそを使って「みそ田楽」を作り,おいしく試食しました。
 御指導いただいた栄養士の先生方,大変ありがとうございました。

4年総合「森と海をつなぐ川のはたらき」を学んで


   
 NPO法人森は海の恋人副理事長の畠山 信さんを講師としてお招きして,4年生が総合的な学習の時間「森と海をつなぐ川のはたらき」という学習をしました。畠山さんには,2年生も9月の遠足で唐桑の海の様子や海の生き物などについて体験を通して教わりました。今回の授業では,川は海の生物に必要な栄養素を運ぶという大きな働きをすること,山や森の養分が川によって運ばれ,海のあらゆる生物に必要な植物プランクトンになること,1kgのカツオに成長するためには1tの植物プランクトンが必要なことなどを分かりやすく教えていただきました。特に面瀬川の養分がどのように:気仙沼湾に運ばれているのかを子供たちは興味深く聞いていました。子供たちからの質問にも「植物プランクトンは何を食べていますか」「面瀬川の水はどこまで流れていくのですか。」などがあり,畠山さんからは,川に流れ込む植物の養分や人や動物の排泄物が養分になること,面瀬川の水はアメリカまで届いていることを答えていただきました。
 この授業を通して水の循環という新たな視点から面瀬川のはたらきと気仙沼の海の豊かさを知り,声明を育む「水」の働きへの理解を深め,一層海洋教育の学習に意欲を高めることができました。畠山さん,子供たちたくさんの感動を与える授業をしていただきありがとうございました。