2017年2月の記事一覧

第2回生徒指導問題対策委員会

   
 主任児童委員,面瀬地区自治会長連絡協議会長,松岩駐在署長の皆様,面瀬中学校生徒指導部の先生,PTAの本部役員や学年委員長の皆さんをお招きして,第2回の生徒指導問題対策委員会を行いました。
 「学校改善アンケート」「保護者・地域・関係機関との連携」「携帯電話の利用に関する実態調査の集計結果」をもとに面瀬小学校の生徒指導の取組について説明し,家庭や地域での子供たちの様子について参加者の皆さんからお話をいただきました。
 学校として課題として挙げたあいさつについては,声が小さいといった意見はあるものの,「他の地域や以前の面瀬小学校の子供たちに比べると元気なあいさつができている。」というお話をいただきました。また,駐停車禁止の看板の設置も効果があるとの御意見をいただきました。
 今日の御意見をもとにさらに保護者や地域の皆さんとの連携を大切にして子供たちをよりよく育んでいきたいと思います。  

2年生 おいしい豆腐づくりにチャレンジ

   
 2年生が生活科「おいしくそだてよう わたしのやさい」で「豆腐作り」を行いました。これは,身近な人々,社会及び自然とのかかわりを深めることを通して,自分のよさや可能性に気付き,意欲と自信をもって生活できるようにすることを目的にした学習です。
 今日は,復興豆腐の千葉正喜さんを講師にお迎えして,子供たちに豆腐づくりを分かりやすく教えていただきました。また,保護者ボランティアとして7名のお母さん方にも御協力をいただきました。
 豆腐作りは,最初に豆乳を鍋に入れて70度程度に温め,次ににがりをゆっくりと四角い容器に入れて型をとります。最後に固まった豆腐を容器に入れて冷やすと出来上がりです。作る過程で,豆腐のにがりはどんな味がするのか味見して見ると,呼び名の通りの味がして,子供たち苦そうな表情をしていました。また,豆乳を味わうとふんわりやさしい味が広がりました。出来上がった豆腐は,とてもおいしく子供たちは嬉しそうに何度もおかわりしていました。自分たちが作った豆腐を一人一丁ずつお家に持ち帰りました。
 御指導いただきました千葉正喜さん大変ありがとうございました。 

第2回学校保健委員会 3年生歯の講話

   
 第2回学校保健委員会を実施しました。3年生を対象に「歯を大切にしよう」というテーマで,歯科校医の菅原恭先生から講話をいただきました。
 はじ
めに,校長先生から「インフルエンザの予防には,歯みがきをすることが一番よいことを菅原先生から聞いて驚きました。どうして歯磨きが良いのかを菅原先生のお話を聞いて考えましょう。」というお話がありました。
 講話では,折れてしまった歯は元にもどらないことや,ミュータンス菌によって虫歯がどのように進んでいくのかなど,分かりやすく教えていただきました。どの子もとても興味深い表情で集中して話を聞いていました。
 子供たちからは,「歯はどうやって作られているのですか。」「血は歯のどこから出るんですか。」「何で歯は2回生え変わるのですか。」などの多くの質問がありました。菅原先生は,一人一人の質問に嬉しそうに分かりやすく答えられていました。
 学校保健委員会を終えて,菅原先生から,「面瀬小の子供たちから,とてもいい質問がたくさん出て驚きました。」とお褒めの言葉をいただきました。また,「最近は歯によいこと,悪いことについては,様々な諸説がテレビ番組やCМで放送されています。それらの情報には正しいとは言い難い内容のものもあるので,安易にうのみにせず,正しい知識を得て,自分自身で歯をしっかり守る習慣を付けることが何よりも大切です。」と私たち大人にとっても大変勉強になるお話を頂戴いたしました。子供たちも私たちも歯磨きに一生懸命に取り組む意識が一層高まりました。

幼稚園・保育所との懇談会

         
    来年度,面瀬小学校に就学予定の47名の子供たちの幼稚園・保育所等の先生方を招いての懇談会を行いました。この懇談会は,次年度入学する子供たちの遊びや生活の様子について情報交換を行い,より良い小学校生活をスタートできることを目的にしたものです。
 全体会では,校長先生から「入学する子供たちが入学への不安感等を抱える小1プロブレムが,最近では,保護者の方々の中にも小学校入学に際して,様々な不安を抱えるといった保護者にとっての小1プロブレムがあると聞きます。本日の懇談会はそうした意味でも大変重要な話合いになりますのでよろしくお願いいたします。」と挨拶がありました。
 学校から入学までの指導についての説明の後,各幼稚園・保育所の先生と担当教員とで充実した話合いを行うことができました。
 今日の話合いをもとに一人一人の子供たちが安心して楽しい小学校生活を過ごせるようにしていきたいと思います。
 
     

1~5年生授業参観・第3回学校評議員会

             
    今年度最後の授業参観(1~5年生)を行いました。全学年が海洋教育をもとに生活科,総合的な学習の時間に1年間を通して学んだことをしっかりまとめ,自分の思いや考えを伝え合う授業を参観いただきました。
 1年生は,「できるようになったこと」,合奏,なわ跳び,英語など,1年間でできるようになってことを自信をもって発表しました。2年生は,「町たんけん はっぴょう会」,4つの施設(面瀬あんしん館,公民館,及川畳屋さん,鵬城スーパー)でグループ毎に学んだことを文章や図,絵にまとめ,分かりやすく発表しました。3年生は,「みらいにのこそう 水辺のいきもの!」,面瀬川の生き物と水辺環境とのつながりを考え,自分たちが伝えたいことをグループ毎に発表しました。4年生は,「未来に残そう 面瀬川」,面瀬川の河口や源流の探検水田や地域の生活との関連,水の循環など,環境について自分たちの考えを発表しました。そして,5年生は,「気仙沼の魅力再発見」,海洋教育こともサミットや東京大学での海洋教育サミットでも発表し,大変注目を浴びた内容について,授業や体験学習でお世話になった方々を招いて伝えました。どの学年も互いの発表をよく聞き,感想や意見を伝え合う姿が見られました。
 また,この日は,第3回の学校評議員会・学校関係者評価委員会を開催しました。委員の皆さんには授業を参観していただき,会議では今年度1年間の面瀬小学校の教育活動の取組や学校評価について説明し,協議しました。委員の方々からは,「学校の取組や先生方の指導の様子がよく分かる。」「間違った漢字練習など家庭学習の在り方に問題があるのでは。」「いじめ・不登校への対応がよい。」などの御意見や御感想をいただました。成果はさらに伸ばし,課題については,保護者や地域の皆さんの御理解と御協力をいただきながら改善を図っていきたいと思います。

学生ボランティアありがとうございました

         
   2月13日から,学生ボランティアとして派遣された西塚悠人さんと栩山拓也さんによる学習支援が終わりました。2人ともこの5日間,意欲的に子供たちとふれ合いながら学習支援を行っていただきました。
 西塚悠人さんからは,「東北の復興のためにという気持ちでこのボランティアに参加しましたが,初めて被災地を目の当たりにして,この地域の復興にさらに力を入れていかなくてはという思いを持ちました。面瀬小学校の子供たちはとても柔軟な発想をもっており驚き,感動する毎日でした。大学に戻ったら周りのコミュニティに気仙沼で学んだことを伝え,将来,自分の仕事にも生かしていきたいと思います。」と話されました。
 栩山拓也さんからは,「面瀬小学校の子供たちとふれ合って,思っていた以上に元気な子供たちの姿を見てうれしく感じました。また,気仙沼で防災について多くのことを学びました。地元の和歌山においても防災教育はとても重要であり,学んだことを十分に伝えていきたいと思います。」という感想を話していました。
  将来を見据えて前向きに学んでいる2人の志の高さに感心しました。子供たちにとっても心に残る一週間となりました。西塚さんと栩山さんの今後の活躍を期待したいと思います。 

1年生 道徳の授業

   
 1年2組担任の熊谷直子先生が,初任者研修として道徳の研究授業を行いました。題材名は「正直で素直な心「あのね」」自分の非を素直に認めて謝ったり人の失敗を責めたりしないで,明るく伸び伸びと生活しようとする態度を養うことを目標にした授業です。主人公が思わずついてしまったうそについて,それぞれの登場人物の気持ちになって考える授業でした。授業のはじめでは,今まで本当のことが言えずに迷ったり,困ったりしたことを思い出して発表し合いました。ペープサートを使った役割演技から,子供たちは,友達にうそをついて心がチクチク痛む気持ちを感じ取っていました。たくさんの先生が見守る中の授業でしたが,一人一人がしっかり自分の考えをもち,自信をもって発表していました。

学生ボランティアによる学習支援

   
 宮城教育大学が「平成28年度 冬季 気仙沼ボランティア」として,東日本大震災の被害を受けた児童の学習,生活の支援を行い,児童の健やかな発育を図ることなどを目的に,2月13日(月)~17日(金)までの5日間,市内8つの小学校に学生ボランティアを派遣する事業が行われています。
 面瀬小学校には,早稲田大学3年の西塚悠人(にしづかゆうと)さんと奈良教育大学3年の栩山拓也(とちやまたくや)さんの2人が派遣されています。2人とも教員を目指している学生です。西塚さんは2年1組に,栩山さんは4年2組の学習支援を行っており,子供たち一人一人と積極的にコミュニケーションをとりながら,優しく,丁寧な学習支援を行っています。休み時間も子供たちと一緒に過ごしています。
 2人からは「面瀬小学校の子供たちは、元気いっぱいで,いつも楽しそうに学習や運動に取り組んでいます。」という話がありました。たくさんの子供たちへの学習支援を通して,多くのことを学び,素晴らしい教師になってほしいと思います。 

清掃時間中の避難訓練

         
    毎月の防災の日に様々な状況を想定した防災訓練を実施していますが,今日は,清掃時間中に大きな地震が発生したことを想定しての避難訓練を行いました。緊急地震速報が流れるとすぐに避難行動をとる子供たちの姿が見られました。教室,廊下,階段,昇降口,トイレ,屋外など,場に応じた避難ができていました。今後もいつ起こるか分からない災害を常に意識させ,速やかな避難行動がとれるように指導していきたいと思います。

平成28年度入学説明会

   
    平成29年度に就学する児童の保護者を対象にした入学説明会を行いました。はじめに就学期子育て講座として,気仙沼地区薬物乱用防止指導員をされている幡野玲子さんお迎えして「迷っていませんか?子どもの行儀・しつけ」というテーマでのお話をいただきました。正しい礼儀をもとにした挨拶の仕方,箸の持ち方ができない子供は,鉛筆の持ち方も正しくできないことなどについてユーモアを含めて力強くお話されました。特に「親は家庭で子供をしつけ縫いし,学校はデニムのように強くミシン掛けをする」という表現をされ,家庭教育の重要さを話されていたことが印象的でした。
 入学説明会では,校長先生から規則正しい生活習慣を身に付けさせることの大切さや当たり前のことをしっかりできるようにさせることなど,入学に向けて家庭で子供に身に付けさせなくてはいけないことについて話されました。続いて,入学までの準備や健康生活等の心得,安全な登下校などについて説明をしました。就学児の保護者の皆さんは,終始メモを取りながら真剣な表情で説明を聞いていました。

5年生 国語「メティアの関わりについて考えよう」

   
 面瀬小学校では,校内研究のテーマを「自分の考えをしっかりもち,豊かに伝え合う児童の育成~単元づくりと交流活動の工夫を通して~」として,国語の授業づくりの研究に取り組んでおり,全学級で授業実践を行っています。
 今日は,今年度最後の授業研究として「わたしたちとメディアの関わりについて考えよう」という学習をしました。この学習は身近なメディアに関心をもって読み、それらの特性や付き合い方を考えること等を目標にしたものです。2枚の気仙沼のポスターをもとにポスターの作り手が伝えたいこと(黒い部分)とポスターには表れていないがイメージできること(白い部分)について,自分→ペア→グループで学ぶ授業を行いました。子供たちは,「海と生きるとは、海から命をもらっていることを伝うえようとしていることだと思う。」などの考えを書いていました。
 今後も,自分の考えをしっかりもち,豊かに伝え合う児童の育成を目指して全職員が研鑽に励んでいきたいと思います。   

第4回 全国海洋教育サミットへの参加

    
 東京大学を会場に第4回全国海洋教育サミットが開催されました。気仙沼市からは,4つの小学校(面瀬小,階上小,大島小,唐桑小)と気仙沼高校(5つのグループ)が参加しました。本校からは,校長先生をはじめ3名の先生方と学校代表として,5年生の女子2名が参加しました。
 2月4日のサミット前日には,東京到着後,普段は見ることができない東京大学構内や国立科学博物館を訪れ,驚きや興味を抱きながら見学や貴重な体験をし,他校の友達たちとの交流を深めました。
 2月5日のサミット当日は,全国から72の発表団体が集合した大勢の会場で,面瀬小学校の5年生女子2名が『「海と生きる」気仙沼 魅力再発見』というテーマに,生鮮カツオ水揚げ連続日本一を誇る気仙沼の魅力を「自然」「風土・歴史」「産業」「食」の視点から調べ,活動を通して分かったことや,海とのかかわりを今後も大切にしていくことについて,気仙沼のよさと魅力を多くの参加者の前で力強く発表しました。2人とも原稿を見ずに,自分の言葉で堂々とアピールできた素晴らしい発表でした。 

5年生 わかめの収穫

     
 5年生が海洋教育の一環として,総合的な学習の時間「育てよう,味わおう,伝えよう豊かなる気仙沼」をテーマに尾崎漁港でわかめの収穫体験学習を行いました。これは,気仙沼のわかめの生産から消費までの過程を体験を通して学習することをねらいとしたものです。昨年11月10日に種はさみを行い,あれから3か月が経ちました。今回も小野寺憲雄さんをはじめとする「松岩・尾崎・マルセンわかめグループ」の皆さんの御指導の下,わかめの収穫を行いました。大きく育ったわかめをどんどん刈り取っていきました。刈り取ったわかめは大きな熱湯でボイルしてもらいました。学校に戻り,家庭科室で熱湯でわかめを洗い,ゆでてからしゃぶしゃぶにして食べました。子供たちはわかめをしゃぶしゃぶにして食べた経験がなかったことから,初めての食感を楽しんでいました。
  この学習を通して子供たちは,わかめの種はさみから収穫までの過程で,気仙沼の海の豊かさや働く人々の思いや願いを十分に理解することができました。
 御指導いただきました小野寺憲雄さん,「松岩・尾崎・マルセンわかめグループ」の皆さん大変ありがとうございました。