令和7年度

ブログ

6年生で授業研究を行いました

 校内の職員研修として6年生社会科の授業研究を行いました。単元は「貴族の世の中から武士の世の中へ」という歴史の大きな転換点に関わる学習の導入です。児童は担任から提示されたタブレット端末やポスターの資料を基に、個人でじっくりと考えたり、グループで意見を交換したりしながら学びを深めていきました。 授業では、貴族中心の時代から武士が力を持つ時代へと移り変わっていく背景について、資料の細かな点まで注意深く読み取りました。落ち着いた雰囲気の中で、グループ活動がとてもスムーズに進められていたことも印象的でした。互いに発言を尊重し合い、協力して考えをまとめていく姿から、普段の学習の積み重ねが感じられました。 今回の授業研究を通して、児童が主体的に学び、協働しながら課題に取り組む力を育んでいることを改めて確認することができました。今後も「ん?」を大切にし、学ぶ楽しさを実感できる授業づくりを進めていきます。

 

 

プール納会とスクールサポートスタッフ配置のお知らせ

 

今年度の水泳学習のしめくくりとして、全校で「プール納会」を行いました。これまでの取組を振り返り、3名の児童が代表として発表しました。市内水泳大会の練習に挑戦したこと、手のかきやバタ足を工夫して取り組んだこと、自分のめあてをもって努力したことなど、それぞれの学びが堂々と語られました。

校長からは、「水泳を通して泳ぐ力だけでなく、がんばる力やあきらめない心、友達を思いやる気持ちも育ちました」と全校児童へのねぎらいと称賛の言葉がありました。一人ひとりが成長し、自信につながる経験となりました。こうして身に付けた力を、今後の学校生活やさまざまな学びに生かしていってほしいと願っています。

また、9月1日からはスクールサポートスタッフが1名配置されました。授業や行事の準備、下校スクールバスの対応など、子どもたちの安全と教育活動を支える心強い存在です。

新しいスタッフとともに今後とも、よりよい教育環境づくりを進めてまいります。

 

 

修学旅行保護者説明会

9月18日・19日に予定している修学旅行に向けて、保護者説明会を行いました。行き先の歴史や文化、自然にふれる体験を通して子どもたちの学びを広げること、公共施設の利用を通して公共心やマナーを育てること、そして宿泊体験や自主研修を通して仲間との絆を深めることをねらいとしています。説明会では、ホテルの写真を提示したり、行程や持ち物、健康面での注意点などを伝えて確認したりしました。家庭の協力を得ながら、安全で充実した二日間となるよう準備を進めていくことを御理解いただけたものと思います。子どもたちにとって忘れられない思い出となる修学旅行にしていきたいと考えています。

 

 

新ALTをお迎え

7月に前任の本校ALTとお別れし、寂しさもありましたが、本日、朝会で新しいALT、愛称:イーライ(米国出身22歳)をお迎えしました。校長からは「元気にあいさつし、英語でも日本語でもたくさん話そう」と紹介しました。イーライ先生は御自身の出身地と気仙沼市の環境が似ており、気仙沼の子どもたちと学ぶのを楽しみにしていると自己紹介しました。続いて6年生代表が英語で歓迎スピーチを行い、会場は温かな拍手に包まれました。廊下で会ったら “Hello, イーライ!” と声をかけ、交流を深めていってほしいと願っています。

 

 

1学期後半スタート・新しい先生の紹介

8月25日、夏休み明け初日の朝会を行いました。校長からは、1学期後半に向けて「親切にやさしく」「“ん?”を見つけて追究」「じょうぶな心と体を育てる」という3つの目指す姿を意識して過ごしてほしいという話をしました。また、この日から5年生の担任として新たに教職員が着任し、教務主任を副担任とした体制でクラスを支えていくことを伝えました。児童たちは久しぶりの登校、久しぶりの全校での朝会でしたが、元気に1学期後半のスタートを切りました。

 

久しぶりの給食もおいしく食べていたようです。

 

父母教師会環境整備作業を実施しました  

8月23日(土)、夏休み最後の土曜日の早朝に、父母教師会による環境整備作業が行われました。保護者の皆さんと児童、教職員とで、校庭の側溝の土砂を取り除いたり、草刈りや草取りをしたりと、汗を流しながら作業を進めました。 環境整備部の皆さんの段取りがとてもよく、限られた時間の中で手際よく進めることができました。おかげで校庭や周辺はとてもすっきりと整い、気持ちよく1学期後半の開始を迎える準備が整いました。 御参加いただいた皆さんのお力添えに心から感謝申し上げます。子どもたちはきれいになった環境の中で、元気に1学期後半の学校生活をスタートさせることができます。

 

 

夏休みの職員研修「食物アレルギー対応研修」

児童の命を守る大切な取り組みとして、食物アレルギー対応の教員研修を行いました。講師として尚絅学院大学の高橋育子准教授をお招きし、食物アレルギーの基礎知識や、学校で起こりうる事例についてわかりやすくお話しいただきました。 また、エピペンの使い方や、緊急時の対応を確認するシミュレーションも行いました。実際に動いてみることで、「いざという時にすぐに動けること」がとても大事だと実感できました。 子どもたちが安心して学校生活を送れるように、職員みんなで連携して備えていきたいと思います。 

 

夏休み中の教職員研修会「STEAM教育」

 夏休みの間、新月中学校区の3校が合同で「STEAM教育」の研修会を行いました。宮城教育大学から内山哲治教授をお招きし、これからの教育で大切にしていきたいSTEAM教育についてお話をいただきました。 STEAM教育とは、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、芸術(Arts)、数学(Mathematics)を総合的に学び、子どもたちの探究心や創造力を伸ばしていく教育のことです。単に知識を身につけるだけでなく、実際の生活や社会につながる学びをつくることが目標です。  当日は、各校での授業実践を発表し合い、良かった点や工夫、課題を共有しました。さらに、ワークショップでは「夏休み以降の学習にどう取り入れるか」をテーマに話し合い、たくさんのアイディアが出されました。生活科と他教科のつながり、理科と図工のつながり、防災学習と体育科の関連など、子どもたちが「もっと知りたい」と思える学びの広がりが見えてきました。小中学校が一緒に学ぶことで、新しいつながりも生まれています。子どもたちが未来に羽ばたけるように、私たちも学び続けていきたいと思います。

 

 

これまでの教育活動を振り返る教職員による経営反省ワークショップを実施

1学期前半の教育活動および学校経営の重点事項について、全教職員による自己評価をもとに、経営反省ワークショップ(WS)を行いました。自己評価では、各自が教育活動の成果と課題を見つめ直し、学校全体としての取組の進捗を共有しました。 その後のWSでは、重点事項の達成状況や今後の改善点について、グループごとに活発な意見交換が行われました。特に、授業づくりの工夫や学力向上、読書活動、体力作りなどについての具体的なアイディア、教職員の働きやすさにつながる提案など、ユニークで前向きな意見が数多く出されました。これらの成果を踏まえ、夏休み以降の教育活動に一層の充実を図るとともに、教職員が一丸となって学校経営のさらなる改善に取り組んでまいります。

 

 

児童の見守り活動に感謝

毎週金曜日、株式会社ダイナム様の従業員の方々が児童の登校時に校門付近で見守り活動を行ってくださっています。これは、ダイナム様の学校サポート事業の一環で、ここ数年間、御協力いただいています。いつも笑顔で挨拶を交わし、温かいまなざしで児童を迎えてくださる姿に、私たち教職員も力をいただいております。従業員の皆様には感謝の思いでいっぱいです。子どもたちにとっても安心して学校生活を始められる、大切な時間となっているものと考えています。ダイナム様の従業員の皆様には夏休み以降も、引き続き児童の安全のためにお力添えをいただきます。

また、地域の民生児童委員の方々や和野地区にお住まいの方々にも街頭指導や児童の見守り歩きをお願いしています。今後も地域の皆様と共に、子どもたちの健やかな成長を支えてまいります。

夏休み前全校集会・市内水泳大会選手壮行式をしました

7月18日、夏休み前の全校集会と、市内水泳大会に出場する選手の壮行式を行いました。

全校集会では、校長から「71日間の登校日の中で、勉強や運動、友達との関わりを通して、皆さん一人ひとりの成長がたくさん見られました。本当によくがんばりました。」と、一人ひとりの努力を称える言葉がありました。また、明日から始まる夏休みに向けて、「健康と安全を守ること」「計画的に過ごすこと」という2つの大切なポイントが語られました。子どもたちは真剣な表情で耳を傾けました。また、生徒指導主任から、「火遊びしない、水の事故防止、お金の使い方に気をつける、運動する」ことなどを指導しました。

続いて行われた水泳大会選手の壮行式では、選手紹介の際、代表としての自覚をもって堂々と立つ姿がとても印象的でした。応援団のリードで全校児童が心を込めてエールを送り、選手代表からは「応援ありがとうございます」と力強い決意の言葉がありました。

校長からは、「代表としての誇りをもって、自分の目標に挑戦してください。他校の選手の姿からも学び、よい刺激を受けてください。」との励ましの言葉がありました。選手たちは大きくうなずきながら、自信と意欲を胸に刻んでいる様子でした。

8月25日、37日間の休みを終え、全校児童のみんなと元気に再会できることを楽しみにしています。

 

 

新城打ち囃子

5年生は総合的な学習の時間に伝統の「新城打ち囃子」のことを調べたり、体験したりします。今日は、太鼓のたたき方を6年生から学ぶ時間でした。5年生は休み時間にも自主的に活動している子がいます。自主的に練習して極める。これは新城小学校の伝統のようです。今後のさらなる向上に期待しています。

 

 

 

少年消防クラブ

今回の3年生の少年消防クラブの学習内容は安全な花火の仕方でした。気仙沼消防古町出張所の方々から、安全な花火の持ち方、火の着け方、花火を向ける方向、花火が終わっても絶対にのぞき込まない、終わったら水につけるなど、火事の防止のための安全な花火の遊び方について懇切丁寧に教えてくださいました。子どもたちは真剣な表情で所員の方々のお話を聞いて、実践していました。

花火から立ち上る煙から、夏らしい匂いを感じる時間でした。これから夏休みに入りますが,今日の学習を基に,安全に楽しく花火を楽しんでほしいと思います。

 

 

何をしているのでしょうか

このところ晴れた日は高温で外で遊べない日が多いのですが、今日の昼休みには、児童が外へ出て何かを探しています。ねらっているのは,バッタのようです。

 

校庭で虫探しのできる学校っていいですね。こういう活動って子どもたちの探究心や非認知能力の育成につながっていくのだと思っています。

 

 

 

放課後学習

毎週水曜日、新城小学校では「放課後学習」に取り組んでいます。子どもたちは、授業やテストで分からなかったところ、苦手に感じているところ、もっとできるようになりたいところに、それぞれ挑戦しています。 教室では、静かに集中してプリントに取り組む姿や、先生や友達に教わりながら考えを深める姿が見られます。問題ができるようになるごとに、自信をもった表情が見られ、子どもたちの成長が感じられます。自分に合ったペースで学ぶことで、「できるようになった喜び」を積み重ねることができます。 7月16日は夏休み前最後の放課後学習でしたが、これからも一人一人の「もっとできるようになりたい」という気持ちを大切に、放課後学習を継続していきます。

 

 

 

ALTショーン先生とのお別れ集会

7月14日(月)、本校で2年間、ALTとして指導してくださったショーン先生が、気仙沼中学校と気仙沼小学校へ異動されることとなり、お別れの集会を行いました。 会では、はじめに校長から転勤についての紹介があり、続いてショーン先生から全校児童へ向けて温かいあいさつがありました。ショーン先生の表情や一言一言から、本校での思い出の深さが伝わってきました。 その後、児童代表が「ショーン先生の授業はとても楽しかったです。これからも元気で頑張ってください」と感謝の言葉を伝え、会場は温かい拍手に包まれました。 この日の授業では、子どもたちがショーン先生との最後の時間を惜しむように活動している姿が見られました。ゲームなどの活動の中でショーン先生との別れを名残惜しむ気持ちが感じられました。 ショーン先生、2年間本当にありがとうございました。

 

 

 

 

よりよい授業づくりを目指して

本校では現在、「学ぶ楽しさや喜びを感じる児童の育成 ~『人』『もの』『こと』との対話活動を工夫した授業づくりを通して~」を研究主題に掲げ、教育目標の具現化に向けて取り組んでいます。 7月10日の研修では、1年生の「シャボン玉名人になろう」の授業について話し合いました。1年生の児童の生き生きとした学びの姿を振り返りながら、「試行錯誤する場面をどう保障するか」「子ども同士の対話をどう深めるか」などの観点で、活発な意見交換が行われました。話合いはワークショップ形式で進め、個人で考えを整理した後、グループで意見を交流することで、誰もが話しやすく、気づきのある時間となりました。 本校では、すべての学級担任が年1回授業を提供し、教職員全体で学び合う体制をとっています。日々の授業実践とこうした研修の積み重ねによって、子どもたちの学びをさらに深め、「わかる・できる・楽しい」と感じられる授業づくりを進めています。 

 

縦割り遊び

業間の休み時間に「縦割り遊び」を行いました。6年生がリーダーとなり、全校児童が縦割り班ごとに分かれて、爆弾ゲームやフルーツバスケットなどの遊びを楽しみました。特に下学年児童は、最初は少し緊張気味でしたが、遊びが始まるとすぐに笑顔が広がり、学年を超えたふれあいの時間となりました。6年生の優しい声かけや進行のおかげで、短い時間ながらも温かい交流が生まれました。次回も楽しみです。

 

 

1年生「シャボン玉名人になろう」

1年生が生活科の学習で「シャボン玉名人になろう」の活動に取り組みました。身近な素材を使ってシャボン玉を作りながら、どうすれば大きくできるのかを友達と一緒に考え、試行錯誤を重ねました。 活動では、「〇〇研究所」と名づけたグループごとに、子どもたちは意見を出し合いながら実験を繰り返しました。ストローの本数を変えてみたり、針金の形や吹き方を工夫したりと、どのグループも真剣な表情で取り組む姿が印象的でした。「こうすると大きくなるよ」など、自然とアドバイスをし合う様子から、学びの楽しさと仲間とのつながりが感じられました。 活動の終わりには、自分たちで工夫したことやうまくいった方法を発表し合いました。子どもたちの探究心と協力する姿勢が育まれた、楽しく充実した時間となりました。

 

 

野外活動終了!笑顔で帰校、自信と成長の3日間

7月4日、5年生の野外活動もいよいよ最終日を迎えました。3日間天気に恵まれ(暑すぎましたが)、子どもたちは最後の活動に元気いっぱいで臨みました。 午前中は野外炊飯に挑戦しました。各班で役割分担をし、協力してカレー作りを進めました。声をかけ合い、助け合いながら調理を進める姿が見られました。できあがったカレーはどの班も格別の味で、みんな笑顔で食べていました。

 

 

午後は思い出の「スプーン作り」を行いました。自分だけの思い出の品を完成させました。3日間の活動を終え、子どもたちは無事に新城小学校へ帰ってきました。到着したときの表情や態度からは、大きな達成感と自信、そしてひと回り成長した様子がうかがえました。この経験を今後の学校生活にも生かしていってくれることを期待しています。 保護者の皆様には、多大なるご理解とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。