2025年11月の記事一覧
3・4年 防災センター見学
3・4年生が、社会科の学習として気仙沼・本吉広域防災センターを見学しました。
気仙沼・本吉広域防災センターは、本吉地方の災害対策活動の拠点となっている施設です。
通信指令室は、119番の電話を受けて、最初に情報を集める場所です。消防車や救急車に「ここへ急いで!」と指示を出します。
救急車の中も見学し、救命活動に使う道具がたくさんあることを教えてもらいました。
「救急車に乗るのは今日で最後になるよう、健康に気をつけてね」と励ましのお言葉をいただきました。
消防車も見学させていただきました。
使用するホースを持たせてもらいましたが、とても大きく重たくて驚きました。
ウォータータンカー。消火のために大量の水を運ぶタンクを載せており、全長がとても長い車両でした。
地震体験では、東日本大震災の揺れを体験しました。地震のおそろしさと,地震発生時の行動を学びました。
今年2回目の煙体験。煙が充満した室内から避難する体験により,煙の怖さと,火災時の避難方法を学びました。
ファイヤーコントロールボックスの見学では、火災初期に空気の通り道を遮断することの大切さを学びました。
防災センター見学をとおして、施設・車両の役割と、そこで働く人々の工夫や苦労、災害時の具体的な行動を学ぶことができました。
この体験を単元のまとめ学習に生かすとともに、普段の学校生活での安全・防災意識の定着を図っていきます。
さをり織り体験 クラブ活動
クラブ活動で「さをり織り」体験に取り組みました。
地域のゲストティーチャー様を講師にお招きして御指導をいただきます。
クラブ活動に参加する上学年児童が一人一台使えるように、織機を合計9台も準備していただきました。本当にありがとうございます。
さをり織りは、自由な発想で色や模様を楽しむ手織りの活動です。
子供たちは使ってみたい糸を思い思いに選んでいきます。
縦糸に横糸を通しながら織り進め、世界に一つだけの作品に仕上げます。
指導を受けながら、子どもたちは自分のペースで進めることができました。
糸の太さや色を変えることで、多様な表現が生まれます。
はじめは上級生の作業を見学していた1・2年生も、自分でもやってみたくなり、挑戦させてもらいました。
完成! 個性的な作品になりました。
2時間にわたって御指導をいただきましたゲストティーチャー様に感謝申し上げます。
活動を通して、子供たちは、糸の色や組み合わせを工夫しながら、思い思いに表現する楽しさを味わっていました。
今回の経験を通して、ものづくりへの関心や、自分らしさを大切にする気持ちがさらに育まれたと感じます。
花壇整備
霜で枯れてしまった夏の花々を抜き、花壇をきれいにします。
6年生がリーダーシップをとりながら、たてわり班で作業を進めます。
春に向けてチューリップの球根を植えます。
冬から春にかけて咲くパンジーとビオラの苗も植え付けます。色とりどりできれいです。
サルビアがこんなに大きく伸びていたことに驚きます。
ALTの先生も手伝ってくださいました。
地面を美しく整えてから、、
苗や球根を均等に並べていきます。
上学年が率先して下学年の子に植え方を教えます。
散水用意!
色とりどりのパンジーの花が増え、花壇がいっそう華やかになるのが楽しみです。
手がこんなに汚れるまでがんばったぞーー!!
手洗い指導
空気の乾燥によって感染症等の流行が心配な季節になりました。
学校で予防に向けた取組を行いました。
今日は、養護担当から全児童に、正しい手の洗い方について改めて指導しました。
手を洗うときはきちんと石けんを使わないと、手についた細菌やウイルスを落とすことができません。
廃棄する食パンを使った実験結果を見せることで、理解を促しました。
特に外で活動した後などは、手がとても汚れています。
事前に子供たちの協力をもらいながらの実験結果に、子供たちも驚いていました。
上学年の保健図書福祉委員が動画で登場し、「手あらいのうた」に合わせて、洗い残しの無い正しい洗い方を紹介しました。
今回の学びを日常の習慣として身に付けられるよう、引き続き、正しい手洗いの励行に取り組んでまいります。
1・2年 寄磯小とのオンライン交流5 など
1・2年の国語学習で寄磯小とのオンライン交流を行っています。
今日は、より具体的にオンライン交流の様子を紹介しましょう。
教室はこのように配置します。
1年生、2年生ペアが、それぞれ背中を向けて、教室の遠い位置に座ります。複式授業で互いの声が干渉することを極力避けるためです。
1年生の席の前後には、会議アプリを起動したタブレットを2台、向かい合わせに設置します。
これは、本時の1年生のT1(主となる指導者)が月立小だからです。T1が板書をすると、、、
黒板とT1の姿は寄磯小の1年生にも映し出されます。月立小のT1が、月立小・寄磯小の「合計4人の1年生」を指導している状態になります。
画面は2分割され、黒板とともに相手校の友達も映し出されます。子供たちは、隣に座る友達だけでなく、相手校の友達の様子も伺うことができます。
一方、2年生は、今日は寄磯小の先生がT1(主となる指導者)でした。タブレット画面に、T1の姿と黒板、そして相手校の友達が分割されて映し出されます。
2年生は、寄磯小の先生の話を聞いて、教科書を読んだりノートをとったりしていました。
1年生は、物語文の一番のお気に入りの場面について、理由やどんな風に音読を工夫するかを説明したあと、それぞれ順番に音読発表をしました。
上の写真は、相手校の友達の音読発表を聞いているところです。相手の声を聞き取って、指で自分も黙読しています。
2年生は、主語・述語について確かめたあと、「だれが」「どこで」「何をした」について、互いに役割分担をして短作文に取り組みました。
「学校のみんなが、木の上で、机にのぼった。」などと、偶然に可笑しな文ができてしまい、声を上げて笑っています。
音読発表の自分の番がやってきました。
一生懸命に教科書を見ながら音読しています。子供の顔が教科書で隠れてしまったので、教師が懸命にタブレットを移動して顔を写そうとしています。
2年生は、たくさん短作文に取り組んだあと、最後に感想の共有も行っていました。
学習におけるICT活用が進み、オンライン交流も苦労せずにできるのではないかと思われますが、音声がハウリング(音が循環してノイズが出る)を起こしたり、複式のため別活動の声が妨げになったりと、うまくいかないことが発生します。
しかし、共に学び合う仲間が増えることのメリットは、学習意欲の面でも学習の深まりの面でも大きいものがあります。
引き続きオンライン交流に取り組みながら、よりよい学習環境づくりを進めていきます。
話は変わって、今日も上学年がこどもフェスティバルの準備に取り組みました。
体育館でなにやら様々なブースを仮設置しています。
どんな出店になるのか、今から楽しみです。
空を見上げると、白い筋がいくつも流れ、雪のようなものが舞い始めていました。立冬を過ぎ、本当に冬の訪れを感じます。
皆様、どうか御自愛ください。
ふるさとに誇りをもち
夢と希望に満ちた
心豊かでたくましい 児童の育成
【き】 気持ちよくはたらく子
【だ】 だれにでもやさしい子
【て】 ていねいに学ぶ子
月立小学校 いじめ防止基本方針について掲載します。
気仙沼市 GIGAスクール構想.pdf
気仙沼市 タブレット端末貸与について.pdf