月立小学校の日常を紹介します

道徳~おれたものさし~

低学年の道徳の授業がありました。

今回は「おれたものさし」という題材を通して、友達の考えに出会い、そして自分自身の考えに出会うことが子供たちの道徳性を高めます。

道徳は小学校6年間、中学校3年間を通して、社会の多様性を認めながらより良い社会を作る一員としての心情形成につながる学習です。そして、人の生き方について考え続ける営みと思います。

道徳に限らず、先生が一方的に「正解なるもの」を伝えようとせず、「わかっているけれどなかなかできない自分」「それでもよりよく生きたいと願う自分」を認め合い,子どもと共に生き方を考え続ける教室であることが最も大切と考えています。そして、日々の道徳性の育ちには周りの子供たちの力も必要であることを大人が共通認識して、「子供たちをみんなで育てて行きましょう」という共通目標が、家庭教育や学校教育の安定につながるものと考えています。

子供たちがもっている価値観が違うのは当たり前です。その価値観の違いを、お互いに歩み寄りながら、批判ではなく理解することで視野が広がっていきます。

最後は、モデリングという子ども自身に擬似的体験を通して、深い学びにつなげていました。

毎日のちょっとした積み重ねが大事なのですね。