月立小学校の日常を紹介します

敬老帳の完成式

今朝の集会は、敬老帳の完成式でした。

保健図書福祉委員会の司会で始まりました。

委員会の方から、みんなで作った敬老帳のお披露目と、作成に協力してもらったお礼の挨拶がありました。

学級の代表が、敬老帳づくりでの思いを発表しました。
敬老帳を読んで元気になって欲しいことや、きれいな字で書いたこと、全校のみんなの気持ちが届けば良いことなど、その子が感じた思いを発表していました。

全校の子供たちには、55号まで続いてきた伝統と同時に、敬老帳の作成を通して学ばなければならないことを中学年の作品で紹介しました。

その作品には「…おじいさん、おばあさんがしてくれたように、低学年の友達に優しくしてあげたいです。」と書かれていました。

それは、月立・八瀬地区の地域の皆さんの「子育て(人育て)」で大切にしている事が、子供に伝わり、その子供が同じように小さい子に接していく営みが、伝統として残っていることを表す文であったように感じています。今の社会に必要な「人とのつながり」の継承がしっかりと根付いている姿にも見えました。 

そして、自分が受けた優しさは、他の人に広げることが大切であることを子供たちに話しました。

これまで月立小を卒業した皆さんは、私が感じたことを脈々と受け継いでいるからこそ、学校に対しても優しく、そして支えていただいているのだと、子供の作品から教えられました。

これからも、思いやり=これは必要と思ったらば行動することの大切さを育てていければと思います。

地域のつながりを感じる、すてきな完成式でありました✨