月立小学校の日常を紹介します

日常の一コマ~高学年~

新年度が始まって3日目。

始業前の教室では,宿題の自主採点をしている姿に出会いました。



左側が6年生,右側が5年生の回答が提示されています。

複式指導の良いところは,上の学年の姿を見て,下の学年が模倣し,学習の仕方を覚えて行くところです。この姿に至るまでは丁寧な指導が必要ですが,その先は,自主自立した学びが身に付いているため,学年が上がっても,子供たちは身につけた力を発揮しながら生活する事が出来ます。先生方の地道な関わりの賜です。

 

学級会では,学級がよりよくなるような係を決める話し合いをしていました。

  

係活動は,学級の自治的な活動のひとつであり,子供たちの発想の中で展開しやすい活動となります。話し合いでも,司会が一人一人の考えを聞き取って,1つの意見にまとめていました。ここでも複式指導の良いところがあり,少人数だからこそ,自分事としてとらえる気持ちが育ち,自分の思いをふくらませて,友達との意見の重なりを大事にしながら,まとめ上げる姿勢が身に付きます。そこにも担任の先生の導きがあり,成功経験として子供たちの中に積み重なって行きます。本当に見ていて頼もしい高学年です。