月立小学校の日常を紹介します

月立子どもフェスティバル

感染症予防のため1週間延期した「月立子どもフェスティバル」を開催しました。子供たちが待ちに待った児童会のお祭りです。

 

まずは全体会を行います。はやる気持ちを押さえて児童会の歌を歌い…

 

司会の進行のもと、上学年が1月前から準備してきた出店の紹介をします。
今年のお店は「ピンポンカップイン」と「ペットボトルボウリング」

 

そして「ピンポン競争」「シルエットクイズ」の4店が出店されます。
どれも楽しみです。

 

上学年のお店の準備ができたようです。下学年の児童が会場の体育館に向かいます。

 

「いらっしゃい! いらっしゃい!」

 

シルエットクイズ。黒塗りの絵を見て5つのキャラクターの名を当てます。答えが当たると「当たりです!」と子供たちが盛り上げてくれます。

 

ピンポンカップイン。
ピンポン球を遠くに置かれたカップの中に投げ入れます。

 

バウンドさせてもよいのですが、ねらったとおりに真っ直ぐに玉を飛ばすことが難しかったです。玉がカップに入ると「入った!」と子供たちが盛り上げてくれます。

 

ここは、ペットボトルボウリング。なにやら盛り上がっています。


聞くと、1年生がスペアを2回出して、最高得点をたたき出したとのこと! すごい。

 

くじを引いて行うのは、ピンポンダッシュ。
くじの結果によって、ピンポン球を入れる器が大きなざるになったり、小さなスプーンになったりします。

 

子供たちは、球を落とさないように、慎重に足を進める子が多かったです。

 

校長もやってみましたが、球を落としてしまい、減点されました。

 

よく見ると、怪しいお店が…

 

空き缶釣りのお店でした。参加するとオリジナルのバッジをプレゼントしてくれる良心的なお店でした。

 

…と、1時間子供たち同士で楽しんでいる内に、保護者の皆様が来校。
もちろん、後半戦は、保護者の皆様にも楽しんでいただきます。

 

各お店についてアピールをしてから、今度は上・下学年の子供たちみんなでお店の仕事を分担し、来てくれた家族を楽しませます。

 

いよいよ大人の部、開店!

 

「いらっしゃい、いらっしゃい」

 

「カードに名前を書いてくださいね」

 

保護者の皆さんが「きっと分からないわよ」と言いながら、意外にたくさんのキャラクターの名前をご存じでびっくり!

 

ピンポンダッシュでは、子供たちより果敢にスピードを上げて走っている大人が多かったです。挑戦する姿勢を子供たちに見せつけていました。

 

ピンポン球の投げ方も、大人の方は千差万別。上投げで直接カップインを狙おうとしていた人もいて驚きました。

 

ボウリングは、1年生のスペア2回の大記録を抜こうと、たくさんの強者が挑戦し盛り上がりました。(しかし、ついに1年生の記録は破られませんでした。)

 

もちろん、ちょっと怪しい空き缶釣りのお店も開いていました。

下学年の子供たちも「おうちの人たちを喜ばせよう」と一生懸命に自分の役割に取り組む姿が見られました。

 

表彰の準備を行い、閉会式です。

 

1位になった児童には、児童会から表彰がありました。
授与の際の立ち居振る舞いからは、自分たちで作り上げたイベントに対する誇りや達成感をしっかりと感じている様子がうかがえました。

 

なにやら後ろでも、大人の表彰式が行われていたようです。

 

子供たちの感想発表では、楽しいイベントをつくってくれた上学年への感謝の気持ちや、次年度への抱負、最上級生としての使命感、など学年に応じた感想が聞かれました。

 

事後には、上学年が会場の片付けをしている間、下学年児童は上学年児童へのお礼の手紙を書いていました。いつもより丁寧な字になるよう心掛けながら、一字一字、ありがとうの気持ちを綴っていました。

 

月立子どもフェスティバルは、子供たちがやりたいことを具現化し、楽しく活動し、認め合う活動です。
特に、招かれた保護者の皆様が本気になって参加し、楽しんでくれた姿を目の前にした子供たちは、「自分たちの考えたことが価値をもって届いた」と大きな達成感を味わえました。
子供たちのあの満足げな表情は、家庭と学校が日頃から築いてきた温か関わりの成果だと思います。ありがとうございました。