唐中日誌

本物の芸術、誇りある社会人との出会い

6月27日、文化庁令和5年度学校巡回公演事業として、ミュージカル「いのちてんでんこ」を上演しました。本校は、昨年度は音楽家を招いて1年生で鑑賞事業を行い、今年度もミュージカルを鑑賞する時間を設けています。

普段、学校で過ごす生徒たちにとって、本物の芸術に触れ合う機会は滅多にありません。この舞台は体育館前面をすべてセットや装置として用いる大きな規模で、また、歌唱力や表現力、構成、演出など、本当に素晴らしい内容でした。生徒たちも、目の前で繰り広げられた迫真の演技に引き込まれていました。

本校は1年生で防災、2年生で福祉、3年生で海洋についての探究学習を行っています。今回のミュージカルは、それぞれのテーマでそれぞれに考えさせられる舞台でもありました。また、情熱と誇りを持って仕事をする社会人を目の当たりにしたことで、キャリア教育としても非常に価値のある時間でした。

このような感動を提供いただきました「みんなのしるし合同会社」様に厚く御礼を申し上げますとともに、生徒たちの今後の学びの広がりも楽しみにしています。
   

限界突破を目指して

6月22日、一関運動公園陸上競技場で中総体陸上大会が開催されました。
 壮行会で校長先生から「限界突破」のスローガンをいただき、応援団からの応援にも大いに盛り上がりました。
 当日、選手たちは最後の最後まで全力で走り、跳び、限界まで諦めずに頑張りきる姿勢を見せ、多くの選手が自己ベストを更新するなど活躍しました。県大会に出場する選手の皆さんはもちろん、どの表情もすがすがしく、満足感が感じられた大会となりました。
 

    

ミュージカル公演に向けたワークショップ

 6月14日、文化庁巡回公演事業ミュージカル「いのちてんでんこ」のワークショップを行いました。

このミュージカルは、すでにお知らせしているとおり、6月27日に本校体育館で公演されるものです。単に鑑賞するだけではなく、生徒も参加して作り上げる舞台になるとのこと。この日来校した「みんなのしるし合同会社」の皆さんからは、東日本大震災についてのお話もいただけたことで学びも深まり、また、そのあとに当日に向けた練習と準備を全校で行いました。

 6月12日に配布した御案内のとおり、ミュージカルは保護者の皆様にもご鑑賞いただけます。参観者の人数等を確認する必要がありますので、お時間の都合が付き、ご鑑賞いただける場合は、6月20日までに、学級担任へお知らせください。
 

  

中総体報告会、探究学習

6月5日、中総体報告会と賞状伝達がありました。各部の部長から、最後まで精一杯戦ってきたとの報告を受け、校長先生からは「ここまで見事に成長した3年生を誇りに思う。1,2年生は3年生の思いを受け継ぎ、一緒に高めあっていこう。」と話があり、全校で健闘を讃えあい、拍手を送りあいました。

午後には、1年生で気仙沼市危機管理課から講師をお招きして防災講話を行い、2年生では社会福祉協議会から講師を招き、福祉講話を行いました。外部講師から、探究を進めるための知識を得ている段階です。様々な学びを積み重ねている唐中生。これからのますますの成長を期待しています。
 

    

絆深まった中総体~同じ空の下で一致団結~

2日間の中総体が幕を閉じました。

朝の、保護者の皆様によるお見送りに心を打たれたのを皮切りに、勝ち負けを超えたすがすがしい戦いぶりに感動の中総体となりました。

学校に帰ってくる顧問からは、「こんな風に子供たちが頑張った」「ここまでよく成長した」「目標としていたチームになれた」との報告があり、唐中の絆をより一層深めた中総体となったことが分かりました。勝った喜びや負けた悔しさは一時の感情ですが、部活動で得られた心の成長は一生の財産です。これからも「唐中魂」を大事に生活してほしいです。
     

発揮せよ唐中魂!~中総体壮行会~

5月25日、中総体壮行会が行われました。

校長先生からの挨拶の後、各部から選手紹介と決意表明を力強く行いました。そして、応援団による元気いっぱいのエールを受け、意欲を高め、最後に応援歌を歌い上げました。

本番では、全力で挑もうとしても、自分一人では弱気になることがある、下を向く時もある。しかし、唐中の絆を信じて、仲間を信じ、唐中魂を持って、最後の1点、最後の1秒まで戦い抜こうと、全員で誓い合いました。

   

「探究の種」のご提供に感謝~唐桑のまちづくり講話~

5月22日(月)、「まちづくり講話」を行いました。

町内から講師をお招きし、全校生徒が「産業」「観光業」「まちづくり」「生活・福祉」「歴史」の5つの分野についてお話をいただきました。

ご賛同をいただき講師派遣を賜った、唐桑総合支所様、観光協会唐桑支部様、まちづくり協議会様、社会福祉協議会様、松圃虎舞保存会様、そして、ご協力いただいた関係者の皆様におかれましては、ご多用の中にも関わらず、中学生を対象にしたお話や資料を準備くださり、ご講演をいただきました。生徒にとっての新しい気付きや発見といった、貴重な学びの機会をご提供いただきましたことに、あらためて御礼申し上げます。

生徒は、今回の話から、「唐桑のまち」を知り、更に深めていくための「探究の種」を持つことができました。今後、総合的な学習の時間における課題設定に生かし、「探究学習」を進めていきます。

さて、これまでは文化祭で発表していた探究学習の発表ですが、今年度は「総合学習発表会」として、12月13日(水)に行う予定です。生徒が今日の学びをどのように「探究の花」として咲かせるか、私たちも楽しみにしています。保護者の皆様もご参観いただけるように計画しておりますので、ぜひご来校ください。日程等の詳しい内容は、2学期にお知らせします。
 

    

オリンピックの精神「梅原選手からの学び」

5月17日、「オリンピック教室」として、平昌オリンピックに女子スキークロス選手として出場した梅原玲奈選手をお招きし、2年生で授業を行いました。体育館でともに汗をかき、教室ではその運動をオリンピックの精神と結びつけて考えるなど、一流の選手と共に2時間を過ごしました。梅原選手からは、「諦めないこと」で得られた豊かな人生の価値や、「共に高め合い認め合うこと」で得られた仲間の存在の大きさなど、これからの人生における道しるべとなるお話を聴くことができました。生徒たちにとっても、大きな学びを得た時間となりました。
  

総合的な学習の時間 全校ガイダンス

 本校では,「総合的な学習の時間」を核として,「まちを知り,どのようなまちを目指し,そのために何ができるのか」を大テーマ,学年ごとにテーマを設定し,探究的な学びを深めています。学年ごとのテーマは以下の通りです。

 1年生「防災のまち」

 2年生「福祉のまち」

 3年生「海のまち」

 それぞれのテーマにそって,自ら立てる「問い(疑問)」を主体的に解決していきます。


 今日は,一年間の「総合的な学習の時間」の流れと昨年度までとの変更点を担当から全校生徒にスライドやクイズを交えてガイダンスを実施しました。どの生徒も「どんな学習なのか」「何を学ぼうか」という探究心に満ちた表情で真剣に話を聞いていました。

 5月22日(月)には全校生徒対象に,唐桑の様々な業種の方々をお呼びして「唐桑のまち」について講義をいただく予定です。たくさんの疑問を抱き,考えを深めていくことを期待しています。きっと,唐桑のまちのため,気仙沼のため,更には日本のためになるような探究学習になることでしょう。
 

    

生徒総会

 生徒会の年間計画を立て,生徒の自治的活動で学校生活を活発化させる目的で,生徒総会が催されました。生徒会執行部による今年度の活動方針等の説明や各種委員会,部活動から活動計画案が力強く伝えられました。どの生徒も資料をしっかり見つめ,真剣に話を聞く姿が見られました。

 生徒一人一人が令和5年度の唐桑中学校の学校づくりの主人公です。生徒,教職員一丸となってよりよい学校をつくっていきます。