学校からのお便り

９月1２日（金）２学年の進路学習の一環として，「職業講話」がありました。昨年までは気仙沼市内の企業にお願いしていましたが，自分が生まれ育った地域で活躍している方々のお話をぜひ生徒に聞いてほしいという思いから，今年度は，公民館のご協力もいただき，菊田了様（ジムトレーナー），佐藤光彦様（動画制作会社），中井寛様（イタリアンシェフ），堀内あかね様（デイサービス会社），小山竜一様（美容院経営）を講師にお招きし，それぞれのお仕事について講話をいただきました。生徒は自分でブースを選択し，熱心に話を聞いていたとのことでした（残念ながら私は出張でした）。このあと２年生は職場体験となるわけですが，「将来は新月で仕事がしたい！　地域のために頑張りたい！」と思う子どもが増えるきっかけになればいいなぁと考えています。ご協力いただいた講師の皆様に感謝いたします。（近く三陸新報で紹介される予定です）

さて，１学期の期末テストが終わりました。これからテスト結果がぞくぞくと返却されるわけですが，その結果に一喜一憂するのではなく，「わからないことをそのままにしない」ことが大切だと思います。ご家庭でも復習に取り組むようお声がけください。

９月８日（月）に修学旅行隊の解団式を行いました。修学旅行のテーマ「楽学両道」のとおり，生徒はこれから「学」んできたことのまとめに向かっていきます。本日の解団式で，私から次のような話をしました。一部ですが要約して紹介します。

「大阪万博では，最先端の科学技術とともに，地球や命の未来について考えることができました。自主研修では自分たちで考え，判断する経験も積みました。そして何より，本当に多くの方々が支えてくれていることを実感した４日間でした。

　１０年先・２０年先のことを少し想像してみましょう。皆さんが社会に出るころには、万博のような未来の技術や価値観が身近なものになっているかもしれません。そして，今度は皆さんが，未来社会・そして周りにいる誰かを支える存在にきっとなっているはずです。この旅行の経験が未来に向けたスタートのきっかけになることを願います。」

９月３日（水）に，「宮城県中学校英語暗唱・弁論大会」がはまなすホールで行われ，２年生の吾妻亜望さんが暗唱の部（「An Artist in the Arctic」）に出場しました。また，９月４日（木）には，同じく２年生の阿部紬生さんが，気仙沼中央公民館で行われた「少年の主張気仙沼・本吉大会」（演題：「自分革命」）に出場しました。修学旅行中でしたが，空いた時間に，出席していた教頭先生に電話をかけて様子を聞いていました。周りがほとんど３年生で圧倒された様子もありましたが，最後まで堂々と発表していたことを聞き，安心しました。この経験は，いろいろな場面で活きてくるはずです。これからの活躍にも期待しています。本当によくがんばりましたね！

9月5日（金）修学旅行最終4日目は，カップヌードルミュージアムでオリジナルのカップヌードルを作りました。飛行機トラブルや台風の影響があった中で，笑顔で4日間の修学旅行を終えることができたのは，どんな状況でも満足できる修学旅行にしてあげたいという，たくさんの人の優しさや心遣い，支えがあったからです。近未来を体験し，様々な文化・産業に触れて学んだこと，そして何より多くの人との出会いを大切に，大きく成長してくれることを願っています。

保護者の皆様には，初日から御心配されたことと思います。雨の中お迎えに来ていただきありがとうございました。お子様からたくさんの土産話を聞いていただければと思います。

9月4日（木）修学旅行３日目の後半はUSJでした。いろいろなアトラクションやお買い物など，めいいっぱい楽しみました。

明日はいよいよ最終日です。台風が心配ですが，添乗員さんのお話では，今のところ帰りの飛行機も含めて予定通り実施できるということです。