今日，１～３校時，３年生が面瀬川中流（ふれあい農園付近）で川の生き物探しを行いました。残念ながら私は出張のため同行できませんでしたが，担任や棟方先生から聞いた様子をお知らせします。
　
　前回は台風１４号のために延期になりました。子どもたちの願いが通じてか，今日はさわやかな晴天に恵まれ，子どもたちは楽しそうに活動していました。まあ，写真を見ると大物をゲットしようと真剣です。
　
　採集の仕方，その生態の解説などをしていただくのは，宮城教育大学の棟方有宗先生です。かれこれ２０年近く面瀬小の川の学習に携わっていただいている先生です。棟方先生によれば，子どもたちは捕り方の説明を素直に聞いて頑張っていましたが，去年も３年担任だったO先生の捕り方のスキルが上がったとのこと。頼もしい限りです。
　
　子どもたちと先生の頑張りもあり，ゴリ（カジカ），ヨシノボリ，スジエビ，ヘビトンボの幼虫････たくさんの水生生物が捕れました。学校に戻ってからは捕った生き物の特徴，指標生物による面瀬川の水の状態，水槽での飼育のコツなどについて棟方先生に教えていただきました。それを基にこの後，３年生は面瀬水族館を教室前に設置し，観察と飼育を行います。学校にお出での際はぜひお立ち寄りください。

　今日の午前中，本校の児童会のお祭りである「あすなろまつり」を行いました。本来は７月の夏休み前に予定していましたが，新型コロナの感染状況を考慮して延期していました。子どもたちは，この日を心待ちにしていたようです。
　
　9:15からの開会行事の後，1,2年生はそれぞれの待機場所に移動し，案内役のお兄さん，お姉さんからお店の回り方などの説明を受けました。「あすなろまつり」は高学年が委員会毎にお店を企画し，前後半の二部制でお店番と1,2年の案内に取り組みます。
　出店されたお店を紹介します。
　
　ふれあい委員会のお店は「的あて」です。手で投げて当てるタイプと足で蹴って当てるタイプがありました。保健委員会は「クリーン大作戦」です。小さく丸めた新聞紙を時間内に何個拾い集めるかというチャレンジです。
　
　運動委員会は「フリースロー」です。学年毎にゴールまでの距離を変えて挑戦です。放送委員会は「ペットボールサッカー」です。この写真のキッカーはYさんかな。ナイスキックです。
　
　掲示委員会は「ストラックアウト」です。コントロールよりもボールの勢いが高得点のカギのようでした。図書委員会は「箱の中身はなんだろな？」です。中には怖ろしい物も･･････「安全な物だけです」とYさんに言われました。
　
　環境美化委員会は「高得点をねらえ！ボーリング」です。5,6年生の担当に欠席者がいたため先生方もお店番をしていました。計画委員会は「おばけの館」です。部屋を暗くせず，お客さんが黒いメガネで目隠しをして進み，そこに風を送ったり，音を出したりして怖がらせる新しいお化け屋敷です。
　
　そよかぜ学級のMさんもオンラインで「そよかぜシアター（人形劇）」を店開きしました。昨日紹介したケムちゃんの他にも新しいキャラクターが登場しました。
　さて，それぞれのお店では，お客さんを楽しませるためのいろいろな工夫がなされていました。高得点を出したお客さんのランキングを掲示したり，受付で早口言葉に挑戦してもらいクリアしたら可愛いハンコを押したりしていました。
　
　遊び方を分かり易く説明することも大切ですね。丁寧な説明ありがとう。
　一番の行列ができていたのは「おばけの館」のようでした。わくわくしながら並ぶこともまた楽しそうでした。
　
　３年生のYさんの記録カードを見せてもらったら，全部のお店を回れたようでした。「去年までは回れなかった」とYさん。3,4年生はグループではなく，それぞれで回れるので，効率よくできたようです。
　
　閉会行事では，各学年の代表が感想を発表しました。「○○のお店が楽しかった」という１，２年生。４年生は「来年からお店ができるので，楽しくしたい」と早くも意気込みを語ってくれました。Rさんの閉会の言葉でおひらきとなった「あすなろまつり」はとてもステキな会でした。企画運営した5,6年生の皆さん，お疲れ様でした。

　そよかぜ学級では，新型コロナ感染症の対策として，学校等の感染状況によってオンラインで授業を行っています。今日は２校時，国語の学習の様子を見せてもらいました。
　
　最初は漢字の書き取りです。これまで練習していた新出漢字についてZoomを介してテストを行いました。Zoomのホワイトボードを共有して，担任のN先生から出された漢字をタッチペンで書いていきます。「校長先生に見られていると緊張しますー。」と言いながらも頑張りました。結果は見事９０点。次は１００点行けそうですね。
　
　次は手紙や黒板の板書内容からの読み取りです。N先生とMさんの二人だけの学習で少し寂しいからか，お気に入りのマスコットのケムちゃんも登場しました。本文を音読した後，ケムちゃんが問題を解いていく体で学習が進みました。（ケムちゃんは明日の「あすなろ祭り」でも登場するそうです。）
　
　書き終えたら手元のプリントを画面に映して，N先生に見てもらいました。読み取りは表も裏も満点でした。最後にN先生がこの後の学習について書いてあるボードを示しました。次の接続時刻は１０：３０から学活のようです。次の勉強も頑張ってくださいね。

　１校時，１年２組は国語の授業でした。「サラダでげんき」（角野栄子）を教材とした「ものがたりを よもう」の単元では，「場面」について学びます。
　
　「ねこ」「いぬ」「すずめ」「あり」「うま」「しろくま」「あふりかぞう」という登場する動物が出てくる場面はどこからどこまでなのかを，先ずはグループで相談して考えます。ここからというところに習ったばかりの漢数字を書きました。
　
　子どもたちの発表したことをまとめ，担任のA先生は「ねこ」→「すると，のらねこが」というふうに，登場する動物を，場面の書き出しに置き換えて黒板に板書していきました。
　
　子どもたちが迷ったのが，ありが登場する場面です。「ありが ずらりと  ならんで」，「ぼく，ぼくですよ。」，「すると，こそこそと」に意見が別れましたが，「こそこそと，小さな音を出したのはアリだから，『すると』からだ。」という考えに納得したようです。まだ，「段落」を学習していない子どもたちですので，まとまりを見つけることは難しいようでしたが，お話のまとまりとしての「場面」について，何となく理解したようです。場面ごとに読んでいくことでその理解が確かなものになることでしょう。いっぱい音読してくださいね。

　５校時，６年生は社会科の授業として，気仙沼市の選挙管理委員会の皆さんをゲストティーチャーに迎え，選挙について学びました。
　
　最初に選挙管理委員会事務局の村上さんから選挙の仕組みなどについて教えていただきました。その後はそれを踏まえての模擬選挙です。立候補者は，さくらさん，たまえさん，花輪君，こすぎ君の４名，温泉旅行やディズニーランド等，それぞれが決めた旅行を公約にしています。
　
　記入台も投票箱も本物ですが，受付の方や立会人も本物の選挙管理委員会の方々ですからかなりの臨場感です。ですから，子どもたちは結構緊張しながら投票したようです。
　
　最後に選挙豆知識を１つ。「最初に投票する人は･･････選挙管理委員会，立会人と共に･･････投票箱に何も入っていないかを･･････確かめる。」ご存知でしたか。私も村上さんから教えていただきました。今日の模擬選挙では２組のR君がその役割を果たしました。
　さて，当選したのは･･････････････ゴメンナサイ，最後まで立ち会えなかったので分かりません。６年生に聞いてくださいね。