2022年12月の記事一覧

冬休み前最終日

 今日は冬休み前最終日です。2校時,最終日の様子を探しに3階へ行きました。6年1組は社会科の授業でした。「日清・日露の二つの戦争で日本の国際的地位が上がり,不平等条約が改正された」という辺りの時代の学習です。子どもたちはしっかりノートをまとめていました。
 
 お隣の2組は,配付した学年便りを基に,冬休みの生活について指導中でした。6年生の宿題の一つに「つみき学習」が入っているのは知っていました。朝,既に6年生のユニットをやり終えて,中学受験レベルのスペシャルユニットを取りに来た子がいたからです。「1ユニットは最低やるように言われました」と話していたので。
 
 5年生は少人数に分かれて算数の授業でした。予定していた学習内容を終え,小数と分数の混合計算の問題に取り組んでいました。Y先生チームは,次々とプリントが出てきてMさんは「もういらないです」とサインを出していました。(ハハハ,頑張って)
 
 最終日らしさが今ひとつ感じられないまま2階へ。ありました,ありました。最終日らしさが。3年1組では,机の中のお道具箱やロッカーの整理整頓をしていました。きれいにしてから新年を迎えたいですよね。頑張って!
 
 明日から17日間の冬休みです。生徒指導のO先生から話された「きいろいて」を心掛け,事故の無い,楽しい冬休みにしてほしいと思います。
 面瀬小のホームページを見ていただきありがとうございました。良いお年をお迎えください。
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お楽しみ会day

 今日も2校時校舎を回りましたら,1年生の両クラスともお楽しみ会がスタートするところでした。別々の計画ですが,体育館でのドッチボールは合同でするようです。工夫しましたね。
 
 お次は2年2組です。(1組は昨日したそうです。)最初は「いつ」「どこで」「だれが」「だれと」「どうした」をそれぞれが書き,ばらばらにして組み合わせるゲームです。次は椅子取りゲーム。懐かしいのが続きました。
 
 3年1組は,絵をリレー方式で描いていくゲームです。お題はサンタクロース,一人目は帽子を,二人目は顔を,三人目はひげを・・・・という風にリレーします。
 
 6年1組でも楽しそうに伝言ゲームをしていました。学期末の微笑ましい風景です。臨時休業などもあり学習の進度が心配された時期もありましたが,この様子だと,どの学年も学習計画に追いつけたようですね。
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3-2 国語「本をしょうかいしよう」

 2校時,3年2組ではシーンとした空気の中で,子どもたちが何やら作業中のようです。入ってみると,本を傍らにカードを作成中でした。
 
 カードには「本をしょうかいしよう」というタイトルが付いていました。夢中になって書いていたのは,ぞれぞれのお薦めの本の紹介文だったようです。
 
 子どもたちのお気に入りは多様でした。子どもたちの大好きなお化けもの,恐竜などの生き物の本,学研の「○○のひみつ」シリーズ,物語・・・・・等々,個性が表れていて楽しいですね。
 
 I君は魚の図鑑を紹介するようです。載っているドジョウの絵を図鑑を見ながら描き写していました。きっと面瀬川での生き物の学習もつながっているのでしょう。なかなか迫力がありますよ。出来上がりが楽しみです。
 学習計画を見ると,カードが完成したら,カードを見せながら本を紹介する「show & tell」の活動をするようです。頑張ってね。
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5年 リズムアンサンブル発表会

 2校時,5年生は音楽室で,これまでグループ毎に練習してきたリズムアンサンブルの発表会を行いました。小太鼓,クラベス,トライアングル,カスタネット,マラカス,すず,ウットブロック,ギロ,サスペンデットシンバル,ボンゴ,カウベル,子どもたちが選んだ楽器です。楽器もリズムも自分たちで選び,それらを組み合わせてアンサンブルを創ります。
 演奏の様子を10グループ分一挙公開です。
 

 

 

 

 
 担任のH先生が,休んだ人の分のピンチヒッターとして何度か登場していました。どのグループも楽しそうに演奏していました。「もう一度演奏したい班は?」と声を掛けると3.5グループほど登壇しアンコールの演奏をセッションでしていました。
 (昨日「一時保存」のままにしていたため更新されていませんでした。ゴメンナサイ。)
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もうすぐ冬休み 今日の2年生

 3校時,2年2組を覗くと,タブレットを使って勉強中でした。教室の中に入ると「17番あと少し。全部で20問。」「テレビやゲームを使う時間について,学校のきまりや家庭で決めたルールを守っている?」と,M先生が読んで,回答を促していました。
 
 2組の子どもたちは,保護者の皆さんにもお願いしている学校評価アンケートの児童バージョンに取り組んでいたのです。保護者バージョンと同様にFormsで答えてくれています。
 
 何にチェックを入れるのか見ていたら,生活の様子についてはプラス評価の子が多かったようです。アンケートでこれまでの自分を振り返る姿を見て,年末(今までだと「学期末」と言ってましたが,2学期制だと今は学期末ではないので,そう言えないので,少しいずいです。)だなぁと思いました。
 
 お隣の1組では,お楽しみ会の計画を立てていました。役割分担を決め,それぞれの係毎にリーダーを決めて,会の準備を進めます。この集会活動も自治的活動の力を高めるために「学期末」もとい,年末の恒例として行われてきました。2年生の様子を見ていて,もうすぐ冬休みなんだなぁと感じました。
 あと,一週間,健康に気を付けてまとめを頑張りましょう。
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4年 書きぞめ練習(毛筆)

 積もるくらい降った雪に歓声をあげて遊んでいる子どもたちの姿に,「あぁ冬なんだなぁ」などと思っていた業間が終わり,3校時に校舎を巡視していると季節感のあるものをもう一つ見つけました。
 
 4年生が音楽室で書きぞめの練習をしていました。担任のS先生も上手なのですが,今日は書道の師範でもあるY先生の指導です。(面瀬小には達筆な先生方が多いんです。)
 
 「光」の5画目の左払いは子どもたちが苦戦するポイントの一つです。Y先生は「体全体で払いますよ」と向かい合って実演し,子どもたちも真似しています。その後実際に書きました。Kさんはちょっと納得がいかなかったようですね。
 
 小学校時代,私は,峰仙先生(本校の職員玄関や校長室に作品があります)に毎年指導をいただいていました。墨の香りとピリッとした書くときの空気感が今でも好きです。子どもたちが真剣に書に向かっているのを見ると嬉しくなります。
 みんな,がんばれ!
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初任研授業研究/標準学力調査

 本校には毎年,初任の先生がいらっしゃいます。3年目のR先生,2年目のC先生,そして今年は養護教諭のK先生です。今日の5校時,1年1組でK先生の授業研究会が行いました。K先生は養教なので,担任のM先生とTTの学活の授業です。題材は「かぜを予防しよう」です。
 
 かぜの予防法として大切な手洗いについて知り,きちんと洗おうとする意欲を高めることが授業のねらいです。そのために子どもたちは手に特殊な薬品を付けて,いつものように手洗いをしました。洗った手にブラックライトを当てると,汚れが落ちていない部分が青白く光りました。
 
 自分の手で光っていたところをワークシートに書き込みます。これにより自分の手洗いのどこが不十分なのかが分かりました。ワークシートを見ると,つめ,関節のしわ,指の間,手首に洗い残しが多いようです。
 
 そのことを子どもたちの発表からまとめ,みんなで共有しました。そして,最後は正しい手洗いの仕方を「あわあわ手洗いのうた」で確認しました。幼稚園・保育所で聞いたことがある子もいて,モニターを見ながら真似をしました。その後,再び手洗いをして洗い残しをやっつけました。
 
 2,3校時は全校児童が標準学力調査に取り組みました。文字がいっぱいの国語と算数の問題にみんな悪戦苦闘していました。みんな頑張りましたね。お疲れ様でした。
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3-1 算数「分数を使った大きさの表し方を調べよう」

 3校時,3年1組を覗くと,全員が挙手をしているところでした。教科書の問題を解いて答えを確認していたようです。「ノートに①と書きなさい」「③の答えを書きなさい」「2/5と書いた人手を挙げなさい」「④を指さしなさい」「④を微音読します」・・・・子どもたちの様子を見ながらO先生はテンポ良く指示をしていきます。
 
 子どもたちは指示に素早く対応して書いたり,読んだりしていきます。こうやって作ったノートは,字のうまいへたの違いはありますが見事に同じに整理されています。この同じというのがポイントです。適用の段階では学習した解き方を使って正しくできることが大切です。O先生の目標は常に「全員が出来る・分かる」ですから,同じように出来ない子を確認して丁寧に指導するために,このようにしているのです。
 
 このような学級全体での取組は解き方や考え方を作り上げるときにも使われます。適用の問題に出てきた「5/5=1」と「6/6=1」を取り上げ,「何か気付くことはないですか」と問いかけます。
 
 発表内容を取り上げながら,「どうやら分母と分子が同じ数の時は1になるようだ」という見通しが立ったところで,「10/10=?」「200/200=?」「?/8=1」・・・・と帰納的に見通しの確からしさを高めていきます。その過程ですべての子どもたちの頭の中に「a/a=1」が落とし込まれていきます。教師主導で学級全体で取り組むことによって可能になる授業です。
 私はこのような教師主導の授業を「ケの授業」と呼んでいます。子どもの主体的・協働的で思考力や表現力の育成を重視した授業を「ハレの授業」としているのに対してです。「ハレの授業」はペアやグループでの話し合いなどを取り入れ,一見子どもたちが主体的に・協働的に考えているように見えますが,教師の見取りの力がないと,グループ内の出来る子の出した解き方に本当は分からないのに「それがいい」と迎合してしまい,適用問題が解けないという結果になることも多いと言われています。子どもたちを見取る力を高めるためにも,今日のような「ケの授業」も大切にして欲しいと私は考えていて,先生方には,両方とも大切なので,バランスよく取り入れていってくださいとお願いしています。「正解だった人,手を上げなさい」という指示に対して,胸を張って手を挙げている3年1組の子どもたちを見て,分かる・出来るを保障することこそ私たち教師の責務だと改めて実感したのでした。
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音読朝会(1年生発表),5年総合中間発表会

 今日の音読朝会は1年生の発表です。説明文「いろいろな ふね」を読みました。工夫していたのは,本文だけでなく,オリジナルの「いろいろな くるま」を加えたところです。
 
 私は,説明文が整った分かりやすい文章のお手本だと思っています。分かりやすい文章とは,トピックセンテンス→サポートセンテンスの順で,言いたいことを最初にズバリ述べ,その後に詳しく説明する形になっています。この教材もそうです。「客船はたくさんの人を運ぶための船です。」→「この船の中には,客室や食堂があります。人は,客室で休んだり,食堂で食事をしたりします。」
 その述べ方を真似して,いろいろなくるまの説明を考え,リーチスタッカーとダンプトラックの説明文を作ったのです。発表した音読の陰に,よく練られた授業実践が見えました。
 5,6年生からも,とっても上手でしたと褒めてもらいました。
 
 5年生は,3,4校時に総合的な学習の時間「ふるさと気仙沼の海」で取り組んでいた個人探究の中間発表会を行いました。たくさんのアドバイスが欲しいということで,担任のH先生の他に,校長,教頭,教務主任,副教務主任の4人も参加し,5グループの同時進行で行いました。
 
 マグロやマグロの漁法についてや海洋プラスチックゴミについて,ウニの体のつくりについてなど,良くまとめられていました。(ゴメンナサイ,子どもの姿がなくて。夢中で聞いていたので発表の様子の写真を撮るのを忘れてました。)
 私からは,「テーマが『ふるさと気仙沼の海』なので,ネットだけでなく,気仙沼に引き付けて調べるといいね」,「この探究を自分事にするためにどんな行動をするかを考えことが大切ですよ」などのアドバイスをしました。関連するHPを紹介すると,すぐに確認していました。素直で一生懸命な5年生の個人探究の深まり,広がりがとても楽しみです。がんばれ!!
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1-1 国語「おとうとねずみチロ」

 3校時,1年1組は国語の勉強です。「おとうとねずみチロ」を「追い読み」(先生が読んだところを,追いかけるように繰り返して読む読み方)をしていました。
 
 それが終わると「今度はチロになって読んでもらおうかな」とM先生。子どもたちは最初ピンとこなかったようですが,動作化することを理解すると急に張り切り出しました。ちなみに上の写真は,チロがお兄さんたちから,チロのチョッキはないよと,からかわれて「どうしよう」と心配になっているところです。
 
 チロは外にかけだし,どんどん走って丘の上のてっぺんの木まで駆け上がりました。上の2枚はその様子です。
 
 そして,高い山の向こうのおばあちゃんの家に向かって叫びました「おばあちゃあん」その声がこだまして,何度も繰り返して遠くなります。声が飛んでいったようにチロには感じられました。
 「ワークシートにこのときのチロの気持ちを書きましょう」というM先生の指示に,教卓に上っていたSさんは,急いで机に戻って鉛筆を走らせました。一番高いところからはチロの見た景色が見えたことでしょう。
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