３校時，校舎を回ると２年２組では算数の勉強中でした。最初は昨日の学習の復習からです。１＋２＋３＋４＋５＋６＋７＋８＋９の計算を簡単にする方法についてです。１と９，２と８のように１０の補数を組み合わせると４５と簡単に計算できると，Rさんが考え方について発表しました。
　
　ぐるっと校舎を回っていたら２年２組の授業はまとめの段階でした。今日の学習は３口の足し算を（　）を使うことによって，補数をまとめて計算しやすくしたり，今日の買い物の分や文房具の値段としてまとめて分かり易くしたりするとこでした。まとめをみんなしっかりノートに書き写していました。
　
　Mさんのノートがすごく丁寧に書かれていたので紹介します。まとめの後は適用練習です。今日は教科書の問題がなかったので，すぐに計算スキルに取り組みました。
　
　先生に丸をつけてもらい，合格だった人はタブレットドリルに取り組んでいました。しっかり理解をするために繰り返して練習することは大切なことです。日本人の伝統的な世界観の一つとして「ハレの日」と「ケの日」があるように，思考力重視の「ハレの授業」と習得メインの「ケの授業」をバランス良く単元に位置付けて指導するように先生方にはお願いしています。今日は両方の要素が入っていた授業でした。

　今日は２，３校時に６年１組の授業は補欠に入りました。 ３校時は総合的な学習の時間で，夏休みの調査についてまとめたものを紹介し合う時間でした。
　
　大型モニターにそれぞれがタブレットを自分でライトニングケーブルで接続して，自分で発表していました。 今日はその２回目で，８人が発表しました。
　
　ロイロの提出箱に提出された全員分まとめを見ると，内容的には，バイオマス発電，漁網リサイクル，ブルーカーボンとウニの陸上養殖，気仙沼みなとイチゴ（フードロス）の４つになったようです。
　
　発表を見て感じたのは，実際に夏休みに取材に出掛けた子と行けなかった子の差です。 実際に自分で撮影した画像を使った資料は説得力がありますし，自分が質問して答えてもらったインタビューのやり取りには臨場感が感じられました。
　さらに充実した個人探究できるように，私の方もコメントに力が入ってしまいました。 そのため写真を２枚しか撮れませんでした。 ゴメンナサイ。
　研究は今後，第２次調査へと進む予定です。出遅れた子どもたちも挽回できるようサポートしていきたいと思います。頑張れ６年生！

　８月から新しいALT（英語指導助手）がお出でになりました。RACHEL ELIZABETH BRAND先生，通称レイチェル先生です。４校時は３年１組の子どもたちと勉強をしていました。
　
　レイチェル先生はアメリカのカンザス州出身，大学では国際学を学んでいたそうです。年齢は２０代。（子どもたちには教えてくれました）
　この年齢に食い付いたのが担任のO先生です。自分の自己紹介でレイチェル先生と同じ歳だと話しました。当然，子どもたちからは「ちがーう！」という突っ込みをして，一気に楽しい雰囲気になりました。
　
　楽しい雰囲気の中，「I'm～」「I like～（色）」「I like～（食べ物）」「I like～（スポーツ）」そしてThank you.というO先生が示した自己紹介をしたいと何人もが手を挙げました。
　
　レイチェル先生も子どもたちの発表にしっかり耳を傾けたり，子どもたちが好きと言ったスポーツをジェスチャーで表したりしていました。すぐ仲良くなれそうですね。レイチェル先生どうぞよろしくお願いします。

　木曜日の業前活動は「漢字タイム」です。今年度から一週間の漢字練習の起点として，新出漢字について指導する時間と位置付けました。全学年が使っている「あかねこ漢字ドリル」に即して，そら書き，指書き，なぞり書き････と，練習を進めていました。
　
　１年２組では，あかねこスキルの巻末のテストのページを初めて体験しました。自分でテストをすると，どこが分からないか見えてきます。がんばって！　
　
　あるクラスでは，昨日お知らせした「ハイフレキシブル授業」の接続試験を業前の「漢字タイム」に行っていました。実際に使ってみて効果や課題も明らかになりました。ありがとうございました。
　２校時に校舎を回ると，１年１組の子どもたちが何やら作業中でした。
　
　覗いてみると，「六つ　ムーミン　遊ぶよ　六人」「九つ　コアラがねている　九匹」などのカードを書いていました。数字の二つの読み方を入れ込んだ数え歌です。
　
　できあがったら，写真のように黒板や壁面に例示し，みんなで読むそうです。そのときは，私にも聞かせてくださいね。

　夏休みが明け，１学期の後半がスタートしました。
　子どもたちの元気な様子をお知らせしたかったのですが，私も休んでいる担任の代わりに授業に入っていたので校舎を回ることができませんでした。ごめんなさい。本校の新型コロナウィルス感染症罹患者については，毎日マチコミでお知らせしているとおりで厳しい状況です。感染症対策のギアを一段上げて，緊張感をもって対応していきたいと思います。その具体策については本日発行の学校だよりに書きましたが，ホームページにも記したいと思います。

　一昨日と今日も６年の子どもたちは探究活動に出動しました。
　一昨日は，「バイオマスパワープラント リアスの森」を，９名の子どもたちが見学と取材に訪ねました。送迎・見守りに協力いただいた保護者の皆様も一緒に見学をしました。
　
　発電のプラントが止まっていたのですが，その分普段は見学できない部分も見せていただきました。高橋正樹社長の巧みな話術で子どもたちも保護者の皆さんもお話に引き込まれ，「私も頑張って起業しようかしら」というお母さんもいらっしゃいました。
　
　興味をもってわざわざ出向いた子どもたちですから，たくさんの良い質問ができました。高橋さんは，気仙沼市の中でも超多忙な社長さんのうちの１人です。気仙沼の子どもたちのためだからと時間をさいていただいたこと，見学料も無しで受け入れていただいたことに心から感謝します。
　今日は，スクエアシップに９人が漁網リサイクルの事業を起業したamuの加藤広大さんを訪ねました。
　
　面瀬小学校の子どもたちは環境問題は，特に関心の高い事柄です。ゲストティーチャーとしてお出でいただいた際に伺った話から生まれたハテナについて広大さんに質問し，それに対して広大さんは１つずつ丁寧に答えてくれました。
　今回仲立ちしたSDGsの実践者に対する取材・見学活動はこれで終了です。どの方にも，今後また疑問が生じたら問い合わせに応じていただけることになりました。「分からないハテナを調べたら，また別のハテナが生まれる」という探究のサイクルが子どもたちの中に生まれることを願っています。
　受け入れてくださった実践者の皆さん，見守ってくださった保護者の皆さん，有り難うございました。参加した子どもたち頑張りましたね。しっかりまとめてくださいね。