月立小学校の日常を紹介します

2023年10月の記事一覧

花壇の植え替え準備

業間に花壇の植え替え準備をしました。

夏から秋を彩っていたマリーゴールドやサルビア等の花々に感謝しながらの活動です。

縦割り班ごとに分担された場所を整理していきます。

みんなで次のお花を植えるのを楽しみにしたいと思います。

ようこそ先輩~ありがとうございました~

2日目の職場体験が始まりました。

だいぶ慣れてきた様子で、今日は一緒に縦割り活動に参加してもらいました。

給食も一緒に食べました。

慣れることの大切さは、言うまででも無く緊張が続くと、それ自体がストレスになります。ただ、業務を正確に進める、安全に進める等にはストレスが良い刺激となることもあり、そのバランスの取り方を経験的に学ぶ機会が職場体験にも含まれていますね。

月立小学校の子供たちも、いろいろな経験をしています。どこの学校よりも発表する機会も沢山あり、物事に触れる時間も多くなります。そのよさを生かしながら、これからも保護者の皆さんや地域の方々とのつながりの中で、子供たちの活動の中での子供たちの強さ、つきだての「つ」の強さを育てて行きたいと思います。

職場体験の最後は、中学年からの手作り感謝状を贈りました。

小学生にとってもとても良い2日間になりました。

新月中学校の頼もしい先輩方!ありがとうございました。

先輩方のこれからを応援しています。

職場体験~新月中の2人を迎えて~

25日~26日の2日間、月立小学校を卒業した2人が職場体験にやってきました。

朝の全校集会で、ひと言あいさつをもらいました。
2人とも、一緒に活動する事を大事にしたい思いを発表していました。

1時間目から、それぞれの学級に入り、担任の先生のお手伝いをしてくれました。


勉強のアドバイスもしてもらいました。

とても丁寧に対応している姿に「やっぱり中学生だな~」と思いました。小学生は「○○先生」と呼んで、親しみをもって話をしていました。

5校時目は、6年生の教室で「ようこそ先輩」の授業をしていました。
中学生2人からは、中学校の勉強の大変さの話もあり、一生懸命に試験勉強をするようにとのアドバイスもありました。

リアルな話です。

そして、1日目が終わりました。

今日は、緊張感の中での体験で、疲れたことと思います。
ゆっくり休んで、また、明日、元気に小学校での職場体験を楽しんでほしいと思います。

中学生の2人の先輩、ありがとうございました✨

読み聞かせタイム

こだまステージ発表会が終わり、1日の休みを過ごしての登校となりました。

子供たちに、発表会での頑張りを伝え、その感想を聞きながらの1日に始まりでした。

ご家庭で録画した動画を見たことや、褒められたこと、出掛けたことなど、よい時間を過ごしたのだと思いました。ありがとございました。

そして、今朝は読み聞かせでした。

低学年では、紙芝居を読んでいました。


今回は、読み聞かせにプラスして、手遊びをしました。
「権兵衛さんの赤ちゃん」です。子供たちの中には「やったことある」「なつかしい」と言った感想もあり、その当時の事を思い浮かべながら遊んでいました。


中学年は、本の読み聞かせにプラスして、チャレンジ!新聞クチャをしていました。


新聞紙を片手のみで、丸くするチャレンジです。コツをつかんでしまえば、何でもない動きですが、利き手ではないほうが難しいです。

高学年は、物語の読み聞かせでした。

読み聞かせは聞く活動ですので、子供たちに言葉が入って行く時間です。
入った言葉は同じでも、受け止めた側はそれぞれです。同じ感想を持ったかも知れませんし、違うかもしれません。その同じ、違いを感じながら、自分のこれからに役立てて行くことが読み聞かせの時間の大切な所です。

もう一つが、読み聞かせで来ていただいた3人の先生からの様々なメッセージです。世代も違えば、思いも違います。その違いの中から、優しさという温かさを感じ取ることで、子供たちのこれからを支える標のひとつになります。

世代間がつながっている月立地域のよさを生かした活動を、これからも大切に守って行ければと思います。

読み聞かせボランティアの先生方、ありがとうございました。

こだまステージ発表会

今朝の気温は3℃


ひんやりとした体育館で始まった発表会でしたが、終わりには温かい拍手に包まれ、子供たちは、地域の方々や保護者の皆様方に、本当に大切にされていることを感じていました。

開演前の準備の時間です。

衣装を身につけ、気持ちが少しずつ高まりますね。

開会のことばから始まり、月立こども神楽、目黒のさんま、月立保育所のみなさんのスーパーマリオブラザーズ、ミュージックワールド、ガヤガヤッセの国、閉会のことば…と子供たちの頑張りがはっきりと見えた時間でした。

「開会のことば」

「月立こども神楽」

「群読落語 目黒のさんま」

「これからもよろしくね☆」月立保育所

「ミュージック Worlds」

「世界でいちばんやかましい音~ガヤガヤッセバージョン」

ここに来るまでには、それぞれの学級での子供たち同士の話し合いがあり、アイデアがあり、挑戦があり、それを支えていた先生方、おうちの方々がいました。そのひとつひとつの積み重ねが、今日の姿になったのだと思います。みんなの力です。 

そして、多くの皆様にお集まりいただいたことも、子供たちの励みになっていたのは間違いありません。みなさんに見てもらっていることそれだけで、子供たちを勇気づけていただきました。

また、月立保育所の3人のお友達も、大きな舞台を経て、ひと回り成長したように見えました。

保育所の所長さんからも「小学校の子供たちも、この前と違ってより良くなりましたね」とのお話がありました。

この地域のつながりという「絆」が、子供たちの育ちをよりよくさせているものと考えています。そして、人と人とのふれ愛(合い)があって成り立つものと思います。

これからも、月立小学校の子供たち16人だけではなく、月立保育所、新月中学生も含めて、地域の子供たちを応援していただければと思います。

さらに、発表会終了後の後片付けまで、保護者の皆様、地域の皆様にお手伝いいただき、教職員全員、ありがたく、感謝しております。

今日のこだまステージ発表会、本当にありがとうございました。

子供たちの笑顔が、何よりの宝物でした✨

芸術の秋~本番まで12時間~

今日の体育館は、いつもよりグッと寒さを肌で感じています。

そんな中でも、明日の本番を楽しみにしている子供たちの姿がありました。
ステージでの練習を見ると表現することの楽しさを味わっている姿があり、この姿の原点は、小学校入学前の保育所などの幼児教育にあるんだろうなぁ…と感じていました。

そして、練習の中には先生方の姿があり、より良くするための道筋を見せながら、上手くいったところを褒めて、笑顔で返してくる子供たちの表情から先生方も力をもらって、その繰り返しで、表現力も、豊かな心もお互いに響き合って高まっているものと思っています。これが「師弟同行」ですね。

本当に明日が楽しみになります。

 

今朝の高学年の朝の会では、担任の先生から明日に備えての心構えと今日一日の過ごし方の話がありました。今週は、ずっと学校の生活が続いていることから「疲れ」が心配であることですね。やはり、健康があっての発表です。特に6生は最後のこだまステージ発表会ですから、小学校生活の思い出のひとつにして欲しいと思っています。

ほかの学年も、それぞれの時間の過ごし方で、ゆっくりとした時を過ごしていました。

5校時は、4年生以上の子供たちで会場準備をしました。

整った会場を見ると、明日が待ち遠しくなります。

マチコミでもお知らせしましたが、会場は寒いと予想されます。暖かい服装と膝掛け等をお持ちいただければと思います。

では、12時間後の開演となります。
月立小学校の体育館で、お待ちしております✨

高みを目指して

日曜日のこだまステージ発表会の公開に向けての最後の仕上げの練習が始まりました。

児童公開が終わった後に、全校で感想の伝え愛♡(合い)をしました。
自分の学級以外に向けての感想発表で、それぞれが自分の感じたことを話していました。

今回の発表は「○○年生から…」ではなく、順番を決めないフリーで行いました。

子供たちの中には、友達の発表を聞いて、それをモデルにしながら発表する事も多々あります。そこには一人一人の心構えの作り方があり、そのタイミングを自分が知ることも、これからの自分の学びの中では大切です。

子供たちの感想からは「本当にサンマを食べたくなった」「踊りが良かった」「表現がさすがだと思った」など、お互いのよさを認め合って、素直に伝えられる言葉をもっている子供たちであること感じました。

先生方も伝え愛♡です。

小学校の先生から保育所のみなさんへのメッセージを送り

保育所の先生から小学校の子供たちへメッセージをいただきました。

そして、保育所の子供たちからは、お礼のプレゼントをいただきました。

  

今日の練習は、いろいろな振り返りをした後の姿でした。

担任の先生方にも褒められ、お互いの称え愛♡(合い)があり、その肯定された思いが、より良い姿をさらに求める気持ち「高みを目指して」となります。

日曜日のこだまステージ発表会では、子供たちの生き生きとした姿が見せられるように、残り1日を大切にしたいと思います。

おうちの方々には、子供たちの頑張りや活躍を称える大きな拍手や声援の準備をお願いします✨

ランチタイム

児童公開の後、月立保育所の皆さんと1・2年生の皆さんとのランチタイムです。

あと半年後には、1年生としてお迎えする大事な保育所のお友達です。
1・2年生も、小さい保育所の3人が来たことで、立ち位置の変化に意気揚々と給食時間を過ごしていました。

立場が子供たちを成長させる姿を垣間見た時間になりました。
小さい子供たちの面倒を見ようとする気持ち、上級生として頑張らなければと思う気持ち、その気持ちの変化が、言葉遣いや行動を自分から変化させている姿となり、来年度が楽しみな子供たちです。

保育所の所長さんとも「お互いに子供たちに良い影響を与え合っていますね」との話題にもなり、幼保小の連携の大切さを改めて思いました。

小規模のよさは、小回りが効く所と考えています。平均化された学校や地域の姿も知りつつ、その地域やそこに住んでいる皆さんの知恵と力を最大限に生かしながら、子供たちの可能性を広げたり、高めたりしていきたいと思いました。

これからも保育所の皆さんと力を合わせた、協働的な活動を楽しんで参りたいですね✨ 

おまけ

児童公開の集合写真です✨

とても良い笑顔ですね(^_^)

 

→→→ 10/16記事「さおり織り」 Upしました。

こだまステージ発表会~児童公開~

こだまステージ発表会が近付いてきました。
今日は、その児童公開の日です。

今年は月立保育所のちびっ子のみなさんの参加もあり、にぎやかさを感じる発表会になる予感をしています。

演目は、全部で7つです。


オープニングを飾るのは、低・中学年です。これから始まる楽しい時間を迎えるのではなく、迎えに来てもらった感じを受けました。

次は、伝統ある塚沢神楽です。


短い時間の練習ではありましたが、予想していた完成度を超える演舞を見て、舞台に立つことの大切さを、改めて子供たちから教えてもらいました。本番も楽しみです。

校長挨拶では、月立保育所の3人のおともだちの名前を聞いてみました。
ドキドキすると思い、最初は低学年の3人にモデルとなって話してもらい、その後に、保育所のおともだち3人に話してもらいました。

緊張しながらも自分の名前を発表し、月立小学校のみんなの拍手に包まれました。

そして、低学年の群読落語「目黒のさんま」です。話を聞いているだけで、サンマを焼いている光景が目に浮かび、匂いが漂い、見応え、聞き応えがありました。

次は、かわいらしい月立保育所のみなさんの登場です。
あのスーパーマリオブラザーズの世界観の中での表現活動でした。PTA会長さんはクッパ大王、私もエキストラでワリオで参加しました。

保育所の先生方の手作り大道具・小道具があり、幼児教育の環境構成の大切さを感じていました。環境によって育ちが小さくもなり、大きくもなるのは小学校も幼児教育も同じだと思っています。保育所の先生方の子供たちの心を揺らしながら、自分で歩む力を育てていただいた子供たちを、小学校でその育ちの続きをさせていただく喜びも感じました。

次の中学年は、ノリノリの子供たちの動きに目を奪われました。見ているだけで心ウキウキでした。

やはりトリを務めるのは高学年の朗読劇です。国語の教科書の物語を高学年の創作をいれた作品にしました。

安心して見られる所が、高学年らしさなのだと感じました。そして、担任の先生と一緒に創り上げているからこそ、安定感が見える劇になっているのだと思います。そして、閉会の言葉があり、自分の感じたことや思ったことを素直に伝える姿を下級生に見せられることも児童公開の役目のひとつなのだと思いました。

おうちの方々に披露するまでの、残された少しの時間を大切にして、子供たちの満足感とおうちの方々や地域のみなさんの、「あ~月立小の学芸会(こだステ)、本当によがったね✨」と感じられるように仕上げて行ければと思います。

仕上がりまで、あと3日、お待ちください。

さおり織り

今日のクラブ活動は「さおり織り」です。
昨年度と同じ山岸先生に教えていただきました。

実際に織りを進めると、手際よく織っていく姿に驚きました。タンタンと織って作品に仕上げていきます。

子供たちの夢中さは、その活動と作り上がっていく面白さにハマっている状態で、これが学びであると感じました。そもそも子供たちは「夢中人」ですから、どんどんハマらせて、そこから全てを広げて行った方が良いのかも知れません。もちろん、後から学習したことが結びつく事もありますね。

1時間という時間では、思う存分に製作するところまでは至らなかったと思いますが、さおり織りの面白さには十分触れられたものと思いました。

人の五感は大事なセンサーですから、織機に触れて、糸ごとの手触り感や張り具合、色合い等、デジタルでは味わえない事柄が沢山あります。幼少期や児童期の五感に働きかける環境はとても大切だと感じています。

タブレットやスマホはとても便利ですが、やはり使い方が大切で、子供たちのバランスの良い育ちとなるように、学校もご家庭も含めた環境を考えて行かなければと思います。

これからも、子供たちの五感に働きかけながらの活動を考えて行きたいと思います

和食給食~タイムスリップ 江戸時代~

気仙沼市中央給食センターの栄養教諭の岩渕 鈴先生と一緒に、和食給食を通して日本の食文化についての勉強をしました。

今日の給食は「江戸時代」の食事です。
6年生は社会科で歴史の勉強を学んでいることもあり、勉強の重ね学びができる機会にもなりました。

日本は畳文化があり、最初は畳の上に給食を用意しようと思ったわけですが、おうちの方から特別お膳を貸していただくことになり、一気に江戸にタイムスリップし、子供たちの実感の度合いが高まった中での学びとなりました。

鈴先生からは、お箸やお椀の持ち方を教わり、マナー違反とされている「嫌い箸(きらいばし)」や、お椀をもって食べることの意味も教えていただきました。

そして、実食です。

今日のメニューは、「麦ご飯、呉汁、鯖の塩焼き、即席漬け」でした。いろいろな知識も一緒に取りながら食べると、口に運んでいる食材の感じ方が変わり、食という文化の再発見の中での食事となりました。

そして、久しぶりの全校での給食時間となり、特に低学年は、みんなで食べることの楽しみも含んだ給食時間となりました。

毎日の食事ですが、「人は一生で何食食べられるのか?」を考えると、「1日3食×365日×人生80年=約8万8000回」と言われます。1年生は、3食×365日×7歳=7,665食、6年生は、3食×365日×12歳=13,140食となります。給食時間は、その3分の1ですので、その意味は大きくなります。

これからも、給食時間を大切にしていきたいと思います。
そして、今回の江戸時代の雰囲気作りのための「お膳」を貸していただき、ありがとうございました✨

おまけ

三陸新報の取材を受けました。新聞でその様子もご覧いただけますので、お楽しみにして下さい。

さつまいも掘り

秋の恵みを感じずにはいられない活動が「さつまいも掘り」です。

苗植えの時は、小雨の中の活動でしたが、今回の芋掘りは晴天!
月立保育所のみなさんと一緒に、気持ちよい芋掘りでした。

 今回は中学年のサポートもあり、低学年の時の経験が生きた心強いみなさんでした。

保護者のみなさんとこだま隊のみなさんのお手伝いも強力で、本当に助けられています。そして、kazuhiro-sanや、おてんとう様のお陰で、大収穫になったと感謝していました。

1か月間の熟成を経て、軽トラ市でのお裾分けとなります。

今年も、おいしいサツマイモになりそうです✨

火災避難訓練

朝夕に寒さを感じる事も多くなり、暖房をONにする時期が近付いてきていますね。

学校では、空気が乾燥し、火災発生が心配されるこの時期に、火災避難訓練を行います。今回も気仙沼消防署古町出張所の署員の方々に、子供たちの避難の様子を見てもらい、そして、消火器を使った模擬消火訓練と煙体験も行いました。

校舎内の火災発生を想定し、校庭南側に避難しました。
「お・は・し・も」を守りながら、短い時間で避難できました。

その後は、消火器の使い方を学びながらの消火訓練です。
練習用の水消火器を使って、4年生以上の子供たちが実演しました。

隊員の方に、使い方の指導を受けてから、いざ、実演です。
みんな落ち着いて火元に見立てた対象物に水を当てることができました。

その後、消防車と救急車の見学をしました。

本物に出会うことのよさは、「本物」ということ自体に大きな意味があります。デジタル化が進み疑似体験できる仕組みはありますが、自分の五感を使っていろいろなことを感じ、その「すごいなぁ」と印象にもつことが、子供たちの未来作りのきっかけに大きく影響を与えているものと思います。座学だけでは足りないものです。

そして、煙体験です。

安全な煙であることの説明を受けた後に、姿勢を低くすることや壁伝いに避難すること等、目の前が煙で見えにくい状況でも、避難する方法を教えてもらいました。

煙の中は、本当に前が見えず、この様な状況に至ったら慌ててしまうことを考えながら、子供たちの避難行動を見ていました。

最後は、みんなで振り返りをしました。

古町出張所の所長さんから、火事を発見したら「火事だ!!」と周りに知らせることで、人が集まり、初期消火活動や避難行動が動き出すことや、自分の命は自分で守る大切さを教えていただきました。

6年生の代表の挨拶では、消防隊のみなさんも命がけで働いて、私たちを守っていただいている事への感謝を伝え、避難訓練が終わりました。

質問がある子供たちは、少しの時間をいただいて興味・関心があったことや疑問に思ったことを質問していました。子供たちの心を揺さぶった体験活動だったと感じています。

やはり、直接体験を伴う学習の強みは、子供自身が自分から動き出す姿にあります。その姿を創り出すことが、学校の良さです。

低学年は、大人に与えられた動線をなぞる練習をして、中学年からは、自分から進んで動線を創り出していき、高学年は他の動線も眺めながら、自分らしい動線を見つけ出していく…そんな歩みが子供たちを大きく育てていくものと、今日の子供たちの姿から学ばせてもらいました。

いつもながらではありますが、八瀬地域は他にはない直接体験が出来る教育素材が沢山あります。その素材を生かして地域のみなさんと子供たちの良さが引き立つ活動をしていきたいと思います。

開校記念の集会

始業式の後に、開校記念集会をしました。


本当であれば10月1日の開校記念日に集会を行う予定でしたが、お休みが多かったこともあり、延期していたものです。

長く、長く、長い年表を作り、「謎解き、開校記念特集」と題して、子供たちには謎解きをしてもらいました。

まずは、資料の年表を見て、どんな事が書かれているのかを読み取ることから始めました。

いつも使っている教科書にもいろいろな資料がありますが、慣れてしまうと読み取りがおろそかになります。つまり、刺激がない状態であると、頭の中の動きも鈍くなります。

ちょっと頭を使う謎解きでした。

年表には西暦がありますので、開校年月日と今の年月日があれば、月立小が何歳であるのか分かります。そこをどうやって見つけるのかが謎解きの鍵になります。

まず、謎が何であるのかを予想し、その答えを聞いてみました。もちろん「お手上げ」もOKです。最初に1年生から聞いて、2年生が謎が何であるのかを当てました。それから、3年生、たぶん…謎の問題はこれでしょ…と当てました。

それから、6年生、謎の問題と答えを言い当てました。さすがです。

資料に何が書かれてあり、開校記念日の問題として何が出されるのかという想像力がないと、今日の謎解きは出来ません。初めての謎解きに出会って、思うようにならない姿もありましたが、それも学校だからよしとします。ただ、これが今求められている子供たちに必要な力です。困難な問題に出会った時、どうやって乗り越えるかです。

そのためには、毎日の学習が「謎解き」でなければなりません。攻略方法を教えてもらい、それを活用して、挑んでいく…よい姿になります。

最後には、年表に月立地区の102歳の大先輩が生まれた元号を見つけて、月立小学校の伝統を守ることの大切さに、みんなでうなずいていました。

開校記念の日の児童代表の言葉は、もちろん6年生が作文発表をしました。


月立小の3つのよさについての発表では、「みんなが優しいこと」「学校がきれいなこと」そして「伝統を受け継いできたこと」でした。これまでの先輩方が大事にしてきた伝統を、自分たちも引き継いでいくことの大切さを発表しました。

年表を見ただけでも、100年単位の継承がなされてきたことが分かります。
すごい事です。

ぜひ、おうちの方々も、地域のみなさんも、長く、長く、長い年表を見に来ていただければと思います。そして、子供たちが挑んだ謎解きへの挑戦を待っています。

「私までお声がけ下さい。お相手いたします。」

おまけ

今日の昼清掃では、全校でこだまステージ発表会に向けての体育館掃除をしました。

1年生から6年生まで、自分たちのお掃除分担計画にそって、一生懸命に体育館をきれいにしていました。やっぱり、6年生の先輩の存在は大きく、頼りになる姿を下級生に見せてもらっています。

6年生に感謝です。ありがとうございます✨

第2学期始業式

今日は雨上がりの朝になりました。
月立小を囲む山にうっすらと霧が見えました。


「秋の霧は晴れの兆し」と言われ、簡単に言うと、高気圧がやってきて地表が冷えた結果が朝の霧となって、日中は晴れになります。

すっきりとした青空が見えて、気持ちよい2学期のスタートになりそうと思いました。

バス登校のみなさんを迎えて、月立小OBの中学生を見送り、1日がスタートしました。


みんな元気そうで、まず1つ目の嬉しさになりました。

 

多目的ホールに行くと、低学年が歌を歌っていました。

集まっている中学年も座りながら、一緒に歌っていました。

 

2学期の始業式には、16人全員が集まり、子供たちの顔を見ただけで嬉しくなります。

2学期は3月までの長い期間になり、それは、6年生は中学生になること、1年生から5年生までは次の学年への準備期間であることを話しました。その中で、話し言葉、読み言葉、聞き言葉など「言葉」を大事にすることと、言葉を鍛えるトレーニングをすることも話しました。

立場が変われば言葉も変わります。特に6年生は最高学年から中学1年になります。そこにはマナーがあったり、相手を敬う言葉があったりもします。気持ちを正しく受け止めたり、伝えたりすることも大切になることも一緒に話しました。

もう一つは「目」です。「目は口ほどにものを言う」と言われるように、言葉と目がコミュニケーションでは大切になることも話しました。

児童代表は6年生が発表しました。

よい結果を求めすぎる余り、気負ってしまうことがあった反省を踏まえて、結果よりも、その過程を大事にしたいことを話していました。全くその通りですね。結果は良くも悪くもその時の一瞬ですが、そこまで至る道のりこそが、自分の力になります。後悔しないように、自分の歩む道を一歩ずつ足跡を残す事が大切と改めて教えられたような気がしました。

校歌を歌って終わりました。

3月までは長いようですが、あっという間です。16人の子供たちが3月に「いい1年だったね」と振り返ることが出来るように、全力で担任の先生方と一緒に子供たちを育てていきたいと思います。

まずは、今日を元気に迎えられた事に対して、おうちのみなさんに感謝しております。


ありがとうございました✨

秋休み

3連休後の秋休みです。

秋の天気は変わりやすいもので、日曜日の青空は過ぎ去り、今日は雨降りの1日でした。

雨の日ではありましたが、雨粒がしたたるホウセンカもアサガオも、その透明感に清らかさを感じてしまいました。いいものです。

雨の日は、澄みきった空と同じように、そのものの美しさに出会う瞬間にもなりそうです。見る側の心構えですね。

校庭では、ブランコの下に出来た水たまりで、カラスが行水をしていました。

浅い水たまりでスズメがかわいらしく水浴びしているのは見たことがありますが、カラスの水浴びは、本当にバシャバシャと水浴びを思いっきり楽しんでいるように見えました。見ている方が気持ちよくなってしまいました。

そんな雨降りでしたが、図書整理ボランティアの皆さんが大粒の雨の中でしたが来校していただきました。いつもながら、Teaタイム(おじゃっこ飲み)に招かれました。

雨降りの話から、ソバ刈り取りが雨で延びたことや葡萄摘みの話題、AIの話もあり、多岐に渡っての話がポンポンと出てきて、楽しい時間でした。
ありがとうございました✨

いつも読み聞かせで、子供たちに本を読んでいただいていますが、私の方からは、子供たちへ「今日のひとりごと」というきっかけで、様々な話題にふれさせて欲しいことをお伝えしました。

今日のAIの話では、生成AIで作成された情報が基になって間違った痛ましい結末になることも話題に出ていました。

子供たちのこれからの社会では、AIの情報と自分がもっている情報とで判断することになり、その自分がもっている情報は人生経験や教訓が混じっていた方が、最終局面で歯止めが掛かかるきっかけになることも共有できたTeaタイムでした。有意義な時間でした。

「ソーシャルボンド」と呼ばれる社会的絆の中に子供たちがいる限り、様々な価値観の中で子供たちが育ちます。その価値観をおうちのみなさんや地域のみなさん、そして私たち教職員も力を合わせて、月立小の子供たちをみんなで育てていければと思っています。

明日から2学期が始まります。


これからも、どうぞご支援とご協力をよろしくお願いいたします。

第68回新月地区市民運動会

今日も、さわやかに澄み切った秋空に恵まれました。

月立小を含む新月地区は、本当におてんとう様に守られて、晴天の下での運動会が始まりました。
開会前には、月立小学校の地区の皆様にもご挨拶をさせていただきました。

今回の運動会は、コロナ禍と天候による中止を含めて5年ぶりの開催とのことです。本当に久しぶりの開催で、運営の方も大変との話を聞きました。

月立小学校区の地区の皆さんも参加していました。地区の列を眺めると月立小の小学生の姿もあり、嬉しくなりました。

全体的には、小学生の参加は少なく、貴重な小学生の参加者です。

紅白玉入れには、月立小の参加者として頑張って玉を投げ入れている姿があり、「がんばれ~」と応援しました。学校での経験が生かされていた姿でした。

その他にも、大人の4人一組でボールを運ぶ競技や「短距離王」という走競技がありました。

年少さんのかわいらしい姿もありました。

そして、運動会の最後は「はまらいんや」と「気仙沼音頭」でした。

以前(八雲神社の前夜祭のブログ)にも書き込みましたが「はまらいんや」と「気仙沼音頭」は、世代をつなぐきっかけになるものと改めて思った所です。今日の場所で、子供たちも知っていたらみんなの輪に入るきっかけになると思いました。

閉会式では地区のプラカードをもって先頭に立っている姿があり、これも市民運動会のよさであると感じました。

久しぶりの運動会ということもあり、ゆったりとした時間の中で、新月地区の皆さんの楽しんでいる笑顔にふれることができ、気持ちの良い運動会に参加させていただきました。

この新月地区のよい雰囲気をこれからも大切に出来るよう、月立地区の皆さんと一緒に学校という場所を通して力を注ぎたいと思います。

運動会の開催に関わった実行委員の皆様を含め、今日、参加した方々に感謝したいと思います。

ありがとうございました。

1学期終業式

今日は1学期の終業式でした。

今朝はバスで登校するみなさんを迎えにバス停まで歩きました。

ススキと青空の景色が気持ちよく、季節の移り変わりの早さを感じ歩いていると、次は稲刈りの終わった田んぼにキジの姿が…落ち穂をついばんでました。あっ!肝心なきびだんご…忘れた…と思いました。

新月中学生と気持ちよくあいさつを交わし、ちょっと雑談をして3人を見送りました。

3校時目の多目的ホールに集まり、4月10日に始めてあった子供たちの姿を思い出すと、一人一人の成長を感じていました。

私の方からは、国語の物語文を勉強する時に「気持ち」を考えていた6年生の授業を例に、言葉の大切さを話しました。

子供たちには、日々の会話も頭の中で「文」に直していることと、その文は言葉の集まりであり、その言葉は友達や周りの人を嬉しくさせたり、喜ばせたりすること。一方で、相手を悲しませたり、嫌な思いにさせたりすることにもあることを話しました。

その言葉を豊かに使うためには、言葉を沢山覚えていることが必要で、いろいろな本を読んで言葉を増やすことが大切であることも話しました。

1学期を振り返っての作文発表は、2年生と4年生の代表から1学期の出来たことと2学期に頑張りたいことの発表がありました。

それぞれの発表を聞くと「ウンウン、そうだよね」とうなずける姿が思い出され、日々の瞬間の大切さを改めて思い、その瞬間を出会えた喜びも感じていました。担任の先生方は、学級の子供たちのその姿に日々ふれることができ、うらやましく思いました。

短い秋休みですが、11日(水)の2学期始業式に向けて、ゆっくり心と体を大事にして、元気に会いたいと思います。

おうちの皆様には、4月から今年度が始まっていますが、その4月を迎える3月下旬の春休みから子供たちの健康と気持ちを整えていただいたものと思っておりました。さらに、今年度が始まってからは、日々の生活、行事に向けて支えていただき、そして、様々な活動に参加していただき、今日までたどり着くことができました。本当にいただくことが沢山あり、教職員全員で感謝している所です。

すぐに2学期が始まりますが、今後も月立小学校の子供たちの教育活動を支えていただければと思います。

本当にありがとうございました。

おまけ

休み時間に、久しぶりに校庭で遊んでいる姿がありました。
外で遊ぶのも楽しいものです。

給食時間の低学年では、力試し問題に挑戦していました。

まだ、勉強していない所の問題を出して見ると…何とか今もっている全部の知識を働かせて答えを見つけていました。地味な時間ですが、この積み重ねが2年後、3年後、4年後の本物の力に育つ手応えも感じて、子供たちの姿にワクワクしています。そして、帰りの会の前の荷物準備をしていました。

中学年は、帰りの会が終わった所でした。

高学年、また明日の挨拶の瞬間に間に合いました。

本当に、高学年には学校を引っ張り、支えてという二足、様々な三足のわらじで頑張ってもらいました。さすが学校の顔の6年生です。

改めて月立小の全校の子供たちには、一緒に歩むことが出来た感謝の気持ちしかありません。
16人のみなさん、ありがとうございました✨

今日の話題~だまっチャ・塚沢神楽~

昼休みに、またまた「だまっチャ」で遊んでいる子供たちがいました。昨日とは違ってペアを作って対戦しようとなり、トーナメントでの戦いになりました。

一見、簡単そうに見えますが、なかなかお手玉を点数の上に置くのが難しく、得点が取れない場面も沢山ありました。

低中高の学年が一緒になってゲームするも、高学年が調子に乗っていると、低学年がたしなめることもあり、立場が逆転することも…。それでも、高学年は素直に思いを受け入れて改める姿に、どの友達も大事にしている気持ちが伝わってきました。とても良い姿でした。

5時間目、高学年は塚沢神楽の学習をしました。

教えていただくのは、chiba-sanです。
いつもなら、すぐに神楽の動きを教えてもらうのですが、今年は塚沢神楽の歴史から教えていただきました。

ルーツをたどれば、一関の山谷地区から伝わったもので、人から人に伝わり、月立の地に根付いたとのことです。その後、形が変わること無く今に伝わり、今日、子供たちに伝わり始めているのです。

本当に大切な神楽だと感じました。

こだまステージ発表会では、子供たちに伝わり始めた神楽の一端を披露します。お楽しみにしてください。

おまけ

中学年は、国語の勉強をしていました。

詳しく説明する言葉=修飾語の学習です。これは、子供たちの日常でよく見かける場面はスピーチです。必ず話した後に「質問はありませんか」と周りに尋ねます。その場面がもっと詳しく聞きたい部分で、逆に詳しく説明しなければならない言葉が必要となります。関連性を見つけて「あっ、そうなんだ」と子供たちの納得につながると、身に付きます。理解に伴う「納得」ですね。

高学年は、物語文の勉強をしていました。

前回の学習内容を映し出し、今日の勉強につなげて、登場人物の言葉から学習を深めていっていました。

ほかの友達の考えを聞くことで、自分の考えの際がはっきりとしてきます。

いよいよ、明日は1学期の終業式です。
まずは、みんなでいろいろなことが出来た喜びと感謝の中で、それぞれの目標の振り返りができればと思っています。

明日に向けて、Good Night☆

今日の話題~「だまっチャ」~

久しぶりにみんなで遊びました。

パラリンピックの「ボッチャ」をヒントに、お手玉での「だまっチャ」です。


昨日、少ない人数で遊べるものを考えて、今日はみんなでやってみました。

お手製のいいところは、子供たちのアイデアが生かせる所です。自由があると子供たちは創造的にゲームを作ります。自分たちでルールを作って、それを守って行きます。はみ出すと、当然、叱られます。

この子供たち同士で自ら創り上げていく姿こそが、今の求められている姿です。

今日は久しぶりに子供たちの笑顔が戻ってきた1日でした。

今週の金曜日は終業式です。みんなそろっての終業式になればと願っています。

早く、元気になって下さいね。

おまけ

低学年は、テストをしていました。学期末は振り返りの時間にもなります。

中学年は、歌の練習をしていました。

高学年は、こだステの準備です。分担して取り組んでいました。この力を合わせている姿が、

学校のいいところですね✨

音楽コンサート

今日はアーティストの皆さんが来校しての音楽コンサートの日でした。

芸術の秋にぴったりの催し物です。

拍手で3人のアーティストの皆さんをお迎えして、コンサートが始まりました。

最初は「小さい秋みつけた」です。音楽室に響き渡るソプラノの澄んだ歌声と、バリトンの深みある歌声の重なりもあって、月立小を取り巻く山々のこれからの紅葉を思い浮かばせてもらいました。

その後は、ソロでの歌を聴かせてもらい、ドイツ語やイタリア語、アレルヤ=神様への感謝を伝える歌が続きました。

ピアノソロでは、本来ならば静かに聴くのがマナーですが、ワークショップ形式での演奏を披露していただき、本当に粋な計らいの中で聴かせていただきました。子供たちにとって、一生の宝物になる経験だったと思います。

 

  

いよいよ終わりの曲は「乾杯の歌」を聴かせてもらってエンディングとなりました。

子供たちへの今日の出会いのプレゼントとして、こだステで歌う曲のアドバイスをもらいました。

オクターブを一気にかけ上がる音は、体を振らないで安定させて歌うことや、歌を歌う時の姿勢と笑顔が大事であること「キラキラした表情で歌うといいよ」とのアドバイスをもらって実際に歌うと、最初とは違う歌声を感じさせる仕上がりになりました。


子供たちの心に響いた素敵な時間であったと思いました。

今日参加した子供たちには、この貴重な時間を友達に伝えて、こだステでは歌声に笑顔をのせておうちの皆さんに届けられるように全校で頑張りたいと思います。

3人のアーティストの皆様、ありがとうございました✨

神無月

10月が始まりました。今日も澄みきった青空で、すがすがしい空気の中で始まりました。

通学路のコスモスの桃色も鮮やかで、秋の雰囲気を感じさせます。

今月は「神無月」とも言われ、全国の八百万の神様が出雲の国に集まり会議に参加するために、地方が留守になることからの言い伝えです。月立小の神無月の始まりは、先週に引き続き静かな学校でスタートしました。

低学年も、少しさみしさを感じる時間が流れていました。
そんな中でも、生活科の学習で作った、息を吹き込むと飛び出すおもちゃで楽しんだり、算数の学習で、きまりを見つけて答えを導き出す勉強をしていました。

高学年も同じで、今、目の前にあることに取り組んで、にぎやかさを待っている様でした。
もちろん、こだステの準備でできることを考えて、取り組んでいました。

やはり、全員がいないと、どこか調子が出ない雰囲気をみんなから感じます。そう考えると、家庭も学校も健康でみんながいることのありがたさに感謝しなければとつくづく思います。

早く元気になって、また、楽しい学校にしていきましょう。
待ってるよ✨