月立小学校の日常を紹介します

月立小BLOG

マジックショーに大興奮

文化庁の「芸術飛行船」事業として、マジックショー鑑賞がありました。マジシャンのけんけんさんの登場です!

 

カラフルなリボンが、一瞬で真っ直ぐなステッキに!

よろこんで歓声を挙げる子。
口をあんぐりと開けておどろく子。
「どうなってる?」と真剣に見つめる子。
様々です。

 

トランプの絵柄当てゲームは、何回やっても当たりません。
どうしても絵柄が魔法のように変わってしまうからです。

 

友達の体から、つぎつぎとコインが出てきます。
いったいどうなっているの!?
見ている子供たちも大興奮です。

 

袋の中にいれたフルーツが入れ替わったり、友達が破いた紙がつながって帽子になったり‥ 目の前で、不思議なことをいっぱい見せられます。

 

紙コップに入れた水を、友達の頭にかけてしまうよ。
1、2、3! あれ!? 水が消えてしまった!

 

たくさんの魔法を楽しませていただき、あっという間の1時間でした。

けんけんさん、ぜひまた月立小に来て、マジックショーを開いてくださいね。

 

こどもフェスティバル話合い など

朝の活動に上学年が話合いを行いました。

 

11月29日に開催する「月立こどもフェスティバル」の出店内容についてです。

 

 

「○○がいいんじゃないかな‥」
「おもしろそう」
「みんな聞いて。○○だと○○だよね。」
みんな真剣に意見を交換しています。

 

どんな出店になるか楽しみです。

 

こだまフェステバルは、児童会主催のお祭りです。
教員は、子供たちの主体的な取組をサポートしていきます。

 

話は変わって、1・2年生では寄磯小1・2年生とのオンライン交流を継続しています。
国語の授業でオンラインの意見交換を行いましたが、もっと仲良くなろうということで、給食の時間も交流しました。

 

画面の向こうの仲間と一緒に「いただきます」。
機会があれば、実際に合って交流することも考えています。

朝会 成長するってどんなこと

子供たちの元気なあいさつの声が、朝のワークスペースに明るく響きました。

 

まず、先日のこだまステージ発表会での頑張りをほめました。
全員が一生懸命に練習に取り組んで「成長」できたこと、見に来てくださった保護者や地域の皆様がたくさん喜んでくれたことを伝え、いっぱいいっぱいほめました。

 

さて、今日のお話のテーマは、今みんなをほめたばかりの「成長」についてです。

みんな学校にはどうして来ているの? ‥成長するため
なにが成長するのかな? ‥背 ‥体重 ‥漢字とか計算とか
それだけ? ‥うーん ‥係の仕事かな ‥友達と協力したり、優しくしたり
おお、さすが高学年の意見だね!

みんなは学校で、各教科のお勉強、そして友達と仲良くすることを学んでいます。
この2つがしっかりできるようになると、みんなは少しずつ「大人」に成長していきます。

 

みんなは「大人」? ‥まだ子供
みんなおんなじ子供かな? ‥うん ‥? ‥違うかも
では下学年と6年生は同じ子供かな? ‥違う

そうだね。子供同士で考えると、6年生はぐっと「大人」だよね。
どのへんが大人? ‥背が高い ‥足が速い
それだけ? ‥難しい勉強ができる ‥太鼓が上手 ‥リーダーシップがとれる

そうだね、「大人」に「成長」するのは、見えるところだけじゃない。むしろ見えない部分が「大人」になるんだね。

 

保健の先生と6年生なら、どっちが「大人」? ‥先生だよ
でも背は6年生の方が大きいよ? ‥それでも先生が大人!

先生はどのへんが「大人」なの? ‥保健の専門家 ‥けがをしたときとか具合が悪くなったとき、パッと助けてくれる ‥相談にのってくれる

先生はどうして専門家になれたのかな? ‥いっぱいがんばった ‥いっぱい勉強したから

 

先生は、中学、高校でも、たくさんの友達と一緒に、いっぱい勉強を続けてきたんだね。みんなと同じ、「頭と心」をきたえてきたんだ。

その「頭と心」を使って、大学では保健の専門の研究をしたから、保健の先生になれたんだね。

 

学校で友達と仲良く学ぶと、体だけじゃなく「頭と心」が成長します。
「大人」になるっていうのは「頭と心」を成長させることなのです。

みんなはこれからも、学校で同じ学年の友達や違う学年の友達、地域のゲストのみなさんたちと、いっぱい学んでいきます。

分からなかったり間違えたりしてもいい。何度も考えて「頭」をきたえていきましょう。
友達とけんかをするかもしれない。でも次の日には仲直りしよう。いろんな人たちと交流して「心」を育てていきましょう。

学校で友達と毎日しっかりと学習・生活することで、みんなは一歩一歩、大人に成長していくのです。

 

2学期最初の大行事「こだまステージ発表会」を終えて、学校生活へ臨む気持ちをリセットできれば、と考えて話しました。
秋も深まり、次第に寒くなってきましたが、引き続き健康に留意させながら学習活動に取り組ませていきます。

5・6年 バイオマス発電所見学

5・6年生がバイオマス発電所を見学しました。
今日一日、新城小の仲間たちと一緒に活動します。

 

新城小を訪問し、所員さんの説明を聞きました。
大勢の仲間たちと一緒で、少し緊張気味?

 

次に、木材をチップに加工する現場を訪問しました。
子供たちが乗っているのは、持ち込んだ木材の重さを計測できる大型の「量り」です。

 

臆せず進んで挙手をして質問をしていました。いいぞ。

 

木材を一瞬で粉々にくだける粉砕機も見せてもらいました。

 

最後に発電プラントを訪問しました。
実際に燃焼させるチップを手にとって見学させてもらいました。

 

いよいよ発電プラントの中へ入ります。

 

木材由来のチップを燃焼させ、タービンを回して発電しています。
再生可能な生物由来の燃料を使用することで、木材の成長によるCO2吸着によるカーボンニュートラルを実現しています。

 

燃焼中は有害な煙を出さない環境に配慮したプラントでした。煙が全く目視できずに驚きます。

 

半日かけた見学で、バイオマス発電への理解を深めてきました。

八瀬の自然を愛する子供たち。これからも、持続可能な社会づくりについて学びを続けていきます。

こだまステージ発表会・一般公開

今日はこだまステージ発表会・一般公開の日です。

早朝より保護者の皆様と塚沢神楽保存会の方に来ていただき、5・6年生の着付けをしていただきました。

 

各学年、衣装の準備もできました。いざ本番です!

 

開会のことば
♪ま~く~を~あけ~よ~う♪  たくさんのお客様を前にして、1~4年生は、緊張するどころか笑顔いっぱいの表現ができました。
今日の子供たちは、のりにのっています。

 

月立子ども神楽
5・6年生が塚沢神楽を披露しました。
太鼓と鉦の音が響く中、きらびやかな神楽の衣装をまとった5・6年生が厳かに舞いました。

 

息を合わせて神楽を舞う子供たちの真剣なまなざしと力強い動きに、見ている人たちの心が奪われるようでした。

 

こだまシンフォニー
全校で心を一つにして合唱・合奏を披露します。

 

子供たちは、みんないい表情で、口を大きく開けて歌いました。
たった15人とは思えないくらい、会場いっぱいに子供たちのハーモニーが響き渡ります。

 

合奏では、お互いの音をよく聞き合い、音をそろえることを意識して、整った演奏ができました。曲の仕上がりに子供たちの成長を感じます。

 

そして海潮音。
法被姿の子供たちが登場すると、会場から大きな拍手が沸き起こりました。高まる気持ちのままに、子供たちはいきいきと太鼓を打ち鳴らしました。

 

飛び跳ねるように太鼓を打つ子供たちの、躍動感あふれる発表に、会場全体が一体感に包まれました。アンコールの声もかかり、子供たちはうれしそうに再び太鼓を打ちながら、発表を楽しんでいました。

 

PTA会長様のお話では、会場の皆様全員でもみじを合唱し、秋の深まりを感じながら心温まるひとときを過ごしました。

 

こだまストーリー、最初は1・2年生のことば遊びと説明文の発表。
大勢のお客様を前に、張り切って発表できました。
口の開け方、身振り手振りも一番のできでした。

 

3・4年生の落語「おにのめん」。
イントネーションに気を付けながら、朗々とおもしろおかしいストーリーを語り上げました。会場の皆さんも、その表現力の高さに思わず感心されたことと思います。

 

5・6年生の「ごせやく紳士たち」。
気仙沼弁を交えた『注文の多い料理店』の朗読劇に、会場は笑いの渦に包まれました。PTA会長様のゲスト出演もあり、あたたかい雰囲気の中で、みんなで楽しいひとときを過ごしました。

 

閉会のことば。
地域の中で育てていただいていることへの感謝の気持ちを言葉に表し、心をひとつに合唱をして発表会を締めくくりました。

 

子供たちは、この発表会に向けて一生懸命に練習に取り組みながら、それぞれ成長してきました。
今日の本番の発表では、緊張しながらも力を出し切り、生き生きとした姿を見せてくれました。

 

ステージ発表会のあと、教室では「今日は一番できた」「やりきった」という子供たちの声が聞かれ、大きな達成感を味わうことができました。

子供たちの頑張りのもととなったのは、地域や保護者の皆様の温かい励ましと御支援です。

今日はたくさんの地域の皆様にご来場いただき、本当にありがとうございました。子供たちのがんばりを共に喜び合い、見守ってくださった皆様に心より感謝申し上げます。

寄磯小とのオンライン交流3

1・2年生が、寄磯小の1・2年生とオンライン交流学習を行いました。今日で3回目です。

 

子供たちはとっても楽しみにしていて、接続前からにこにこして待っていました。

 

はじめに、図工の学習でつくった作品をお互いに紹介しました。
自然の落ち葉などを工夫して写真に撮ったものを「わたしはこれがカエルに見えました」などと発表します。

 

お互いに少人数のため、一人の発表に対して相手校の児童全員が感想や質問を行うなど、密度の高い交流ができました。

寄磯小の校長先生によるサプライズ発表もあり、子供たちはびっくり!

 

後半は、学年ごとに分かれて、国語の交流をしました。
2年生は、「ビーバーの大工事」の学習で、自分で調べた動物のことをお互いに紹介し合いました。

 

1年生は、「サラダで元気」の学習で、自分が考えたサラダについて、お互いに紹介し合いました。

複式指導なので担任が常にそばにいませんが、自分たちで「発表します」「聞こえますか」「しつもんします」などと言いながら進めており、短期間でも成長のあとが見られました。

 

最初は緊張気味で声が小さかったものの、慣れてくると、マイクを通して遠くの相手に声を届けようと意識し、しっかりと声を出そうとしていました。

オンライン交流における「相手意識」も、回を重ねるごとに育ってきているようです。

 

ほかの学年では、昨日の児童公開の反省を生かして、各学年で学習発表のブラッシュアップを図っていました。

 

休み時間は、みんなで元気に遊んでいます。
かなり涼しくなってきましたが、半袖シャツの子もいます!

こだまステージ発表会・児童公開

今日はこだまステージ発表会の児童公開日です。
国語・音楽の授業や朝の活動などを通して発表の準備をしてきました。
校内での発表会を開くことで、11月1日(土)の一般公開日に向けての自信をもたせます。

開会のことば
朝一番から元気な声が出ており、みんな意欲的に演技しています。

 

月立子ども神楽。ゲストティーチャー様の御指導のもと、厳かな舞に仕上がってきました。

 

校長の話
「みんなはこれまで、いっぱい練習を重ねてきた。これまでの練習を信じて、自信をもって発表をしましょう。精一杯やって、土曜日の一般公開が楽しみになったよ、と思えるようにしましょう。」
と話しました。

 

こだまシンフォニー
合唱、合奏、太鼓など、様々な音楽発表が仕上がりました。美しいハーモニーや力強い演舞まで、聴き応えのある内容になってきました。

 

幕間には、子供たちの頑張りを認めて自信をもたせながら、鑑賞態度の指導も丁寧に行っています。先生方の愛情あふれる関わりの積み重ねが、子供たちの意識を高めています。

 

こだまストーリー
1・2年生は、国語の学習でつくった「かぞえうた」や、説明文の音読・感想発表をします。普段の国語学習を生かした発表です。

 

3・4年生は、落語「おにのめん」を演じます。登場人物になりきって、関西弁のせりふを豊かなイントネーションで語れるよう、練習を重ねてきました。

5・6年生は、気仙沼版「注文の多い料理店」の朗読劇を披露します。ユーモアたっぷりの展開に、思わず笑ってしまうこと間違いなしです。

 

閉会のことば
全員で心を一つにしてきれいな歌声を響かせ、感動のフィナーレを迎えます。

子供たちはみんな、意欲と緊張感をもちながら、楽しんでそれぞれの発表に取り組むことができていました。

 

事後には、各教室で自分たちの発表を振り返っていました。
発表の出来ばえも大切ですが、何よりも重要なのは、取組を通して子供たちが成長することです。
よりよい発表をめざして「どうすればよくなるか」を自分たちで考え、改善していく過程こそ、価値のある学びだと考えています。

 

こだまステージ発表会(一般公開)
・月日 11月1日(土)
・時間 午前8時45分開会、午前11時00分終了予定
・会場 月立小学校体育館
・入口 校舎東側一般玄関

 

来校にあたり、案内状等は必要ありません。
保護者の皆様はもちろん、地域の皆々様にも広くご来場いただき、「おらほ」の子供たちへ温かい励ましと拍手をお寄せいただければ幸いです。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。

神楽指導3 少年消防クラブ3

5・6年生への神楽指導も、ステージ発表会の本番を想定した練習に入ってきました。
本日も、ゲストティーチャー様に御指導をいただきます。

 

ステージの上で円になりながら演舞練習をします。
「この時の右手の動きを教えてください」
子供たちの質問も、細かい部分まで考えたものが多く、感心しました。

 

校長の目から見て、子供たちの動きがそろった美しい動きができていると感じました。
これもひとえに御指導の賜、そして子供たちの意欲のなせる業です。

 

3・4年生は、気仙沼消防署員様をお迎えして、3回目の少年消防クラブの学習を行いました。
津波等の災害時における自助と共助の大切さについて学びました。

 


実際の津波の映像や、大川付近の想定浸水域図を見せていただきました。災害時の動きについて具体的に考えることができました。

各保護者の皆様。お忙しい中、11/1(土)のステージ発表会に向けて衣装等の準備をしていただき、心より感謝いたします。
子供たちも、衣装を着ての練習が始まり、のりのりです!

 

いつも図書室の整理をしていただいている図書支援員の皆様、本当にありがとうございます。
地域のたくさんの大人たちに見守られ、支えらながら、月立小の子供たちが育ってきていることを痛感する毎日です。

神楽指導2 ステージ発表会に向けて

5・6年生は、ゲストティーチャー様をお迎えして、今年2回目の塚沢神楽の御指導をいただきました。

昔の先輩たちのビデオを見せてもらってから、早速踊りの指導に入ります。6年生たちは、昨年の指導を思い出しながら踊っているようです。

 

本当に2回目?と思うくらい、様になっているように見えます。
普段から鹿踊りなど伝統芸能に親しんでいる子供たちは、スイッチが入ると表情も動きも一変し、率先して踊っていました。さすが月立っ子!

 

手平鉦にも挑戦しています。
月立小では、鹿踊りや神楽の伝承活動を通して、普段なかなか手にすることのできない様々な和楽器にも親しむことができます。

 

ステージ発表会の開・閉会の言葉を練習中です。
みんな真剣です。

 

「海潮音(みしおね)」の練習も頑張っています。
だいぶ仕上がってきて、締太鼓を打つ時の子供たちの動きがそろってきました。月立っ子にとって太鼓は身近な楽器なのでしょう、のりにのっている感じです。
6年生担当の篠笛もかなり難しいと思われますが、積み重ねてきた練習のおかげで澄んだ音色が響き、和の雰囲気を引き立てていました。

発表会に向けて、会場のピアノも調律していただきました。

 

このところ、急にぐっと寒くなってきましたが、、、

 

子供たちは外で遊んでいます。
とはいえ、寒暖の差で体調をくずしやすい季節です。各御家庭では子供たちの体調管理に御留意いただきますよう、よろしくお願いいたします。

公民館祭り 早稲谷鹿踊・演舞

今日は、早稲谷鹿踊(わせやししおどり)の演舞発表を公民館祭りステージで行います。
鹿踊親子教室で練習を重ねてきた6~4年生児童有志の晴れの舞台です。

 

鹿踊保存会の皆様と保護者の皆様に、着付けをしていただきます。
狭い控えスペースでの支度に苦労しますが、子供たちの表情は引き締まっており、やる気に満ちあふれています。

 

この美しく凜々しい雄志に、思わず見とれてしまいます。

 

いよいよ出番です!

 

中立役の児童が挨拶を行います。
堂々と立派な発表でした!

 

衣装を着ての演舞は迫力があります。
普段の練習とは違って衣装によって動きも視界も狭められる中、子供たちは心を一つにして踊ります。

 

会場に響く太鼓の音と力強い声。息をそろえた動きに、観客の視線が一気に引き込まれます。日々の練習の積み重ねが生み出した、堂々たる演舞でした。

途中、獅子の面がずれてくるハプニングもありましたが、内に秘めたやる気が表出したように見え、かえって子供たちの一生懸命さが伝わってきました。


最後まで堂々とした演舞を続け、会場のお客様から盛大な拍手を受けました。

 

これまで丁寧にご指導くださった早稲谷鹿踊保存会の皆様、そして活動を支えてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。

「伝承」とは、ただ踊りの技を受け継ぐことだけではなく、それを支えてくださる人の温かさや、ふれあいの中で育まれる心までも受け継ぐことだと感じました。

地域の皆様に支えられながら、子供たちは“つながり”の中で伝統の重みと尊さをあらためて学ぶことができたと考えます。