月立小学校の日常を紹介します

月立小BLOG

軽トラ市 焼きいも販売体験

いよいよ今日は軽トラ市。
学校農園でとれたさつまいもを焼きいもにして販売します。

早朝から、地域のゲストティーチャー様や保護者の皆様に御協力をいただきながら、出店準備を進めます。

 

皆様、本当にありがとうございます!

 

本日の主役、1・2年生は、軽トラ市の各お店の方に御挨拶をして回ります。「よろしくお願いします!」

 

開店に先立って、1・2年生児童による伝統?の「いも掘り音頭」を披露します。
開店を待つお客さんがこんなにたくさん集まりました。

 

おいもだよー!! 

 

アンコールに応えて、先輩たちも一緒に踊ります。
頼もしい先輩たちです。



9:00ジャストに開店!
こんなにたくさんのお客さんに来ていただきました!

 

児童(そして保護者の皆様)がフル回転で接客をしていきます。
「がんばってね」「ありがとう」
お客様からたくさんの励ましのお声がけをいただきました。

 

最後尾には焼き芋ガールが、、、

 

長蛇の列!

 

焼きいもはどんどん売れ続け、約1時間で完売しました。
ありがとうございます!

 

集まっていただいたたくさんのお客様に向けて、4年生の先輩が、落語「めぐろのさんま」を披露しました。
「ほ~んとに、じょうずだね~」と、お客様からお褒めの言葉をいただきました。

 

軽トラ市の経験を通して、自分たちの手で育てた作物が商品として人々に喜ばれる体験をし、働くことの喜びや達成感を味わうことができました。

 

また、より広い地域の人々と触れ合うことで、地域社会の温かさや支え合いの大切さを実感することもできました。
「地域とともにある学び」を実現する貴重な活動となりました。御支援いただいた全ての方々へ、厚く御礼を申し上げます。

 

いも焼き 明日は軽トラ市

明日18日の軽トラ市・焼きいも販売に向けて、いも焼きをします。

本格的な石焼きです。さすがに1・2年生に焼かせるのは危険なため、いつもお世話になっている学校農園のゲストティーチャー様に焼いていただきます。
聞くとこの石焼き釜も手作りとのこと。プロ仕様です。

 

北校舎の理科室の外に設置した釜で焼いていきます。
釜の上部には石が敷いてあり、熱々に焼かれた石の上にいもを並べます。

 

じっくりと待ちます。おいしくなあれ・・・。

 

とにかく時間が掛かるので、保護者の方がラジオを聴けるようにセッティングしてくださいました。
保護者の方にも、入れ替わり立ち替わりお手伝いいただきました。

 

焼き芋の完成! すごくおいしそう!!

 

熱さを我慢しながら、焼きいもを丁寧に発泡スチロールの箱につめていきます。

 

発泡スチロールの箱の保温性はとても高く、ふたを開けると蒸気が立ち上り、熱気があふれてきます。

 

中にはとろけるように甘い焼きいもが詰められています。
箱の中で明日まで熟成することで、更においしくなるそうです。

 

なくてはならない発泡スチロール箱やダンボール箱多数を、クリエみうら松川店様から御提供いただきました。ありがとうございます!
よく見ると、本校校章が入った特製「焼きいもシール」が貼ってありますね。こだま隊謹製と思われます。

 

山積みになった何百もの焼きいもが、今晩じっくりと熟成されます。

明日の軽トラ市・月立小児童による焼きいも販売は、にいつきパーキングにて9:00開店の予定です!

 

 

神楽指導1・いも洗い

こだまステージ発表会では、5・6年生が「塚沢神楽」演舞に挑戦します。今日は1回目の練習日です。

 

ゲストティーチャーの保護者様にお越しいただき、御指導をいただきました。
初めて取り組む5年生もいるので、最初に座学で塚沢神楽の歴史を確かめました。
気仙沼市の無形民俗文化財であるこの神楽が、140年前から地域の方々により伝承されてきたことを改めて学びました。

 

ゲストティーチャーの保護者様も、自分が小学生のときに神楽を教えてもらい、以後演舞が好きだったから続けてきたとのこと。
月立小の子供たちも、ゲストティーチャーに「踊りたいです」と自分たちの気持ちを伝えていました。

 

早稲谷鹿踊りもそうですが、こうした地域の伝統芸能は、やらされるものでなく地域愛から来る自発的な思いによって伝承されてきてきたことに、改めて尊さを感じました。

 

一方、理科室では、1・2年生が18日の軽トラ市・焼きいも販売体験に向けて、いも洗いに取り組みました。
保護者の皆様に来校していただき、親子でいもを一つ一つ丁寧に洗っていきます。

 

サツマイモの栽培・収穫をする小学校は多いですが、いもの仕分けや洗いを行い、焼いたいもを販売体験までできる学校は、そうそうありません。
これも、地域の皆様と保護者の皆様の手厚いサポートのおかげです。

 

洗ったいもを美しく並べます。
いもを入れている多数の黒カゴは、早稲谷菅原苗木店様から御提供いただきました。ありがとうございます。

 

明日17日は、地域の学校農園のゲストティーチャーにお越しいただき、一日掛けてこれらのいもを石焼きしてくださる予定です。

 

 

2学期始業式

短い秋休みが終わり、今日から2学期が始まります。

朝からホールに子供たちのさわやかな歌声が響きます。

今度は歩きながら歌ってみよう!

 

みんな笑顔いっぱいになって、2学期がスタートしました。

 

始業式の校長講話では、「令和7年度・3つのめあて」の復習をしました。
また、、2学期は様々な行事がたくさんあるね、みんながいっぱい活躍できるように、力を合わせて取り組んでいこう。秋は実りの秋だね、みんなの頭と心もいっぱい成長するよ、「て:ていねいに学ぶ子」のめあてを目指して、しっかり学習に取り組んでいこう、、、という話をしました。

 

3年生、2年生の代表児童が、2学期の抱負を発表しました。臆せず落ち着いて発表する姿に感心しました。
11/1のこだまステージ発表会でも、きっと音読劇や音楽を堂々と発表してくれることでしょう。

 

教務主任から、生活指導の話をしました。
2学期開始に合わせて、生活をアップデートしましょう。
・~してください、と強く言わず、~しましょう、と優しく言いましょう。
・友達の名前は呼び捨てず、「さん」「くん」をつけましょう。
・学校の大人は、みんな「~先生」と呼びましょう。

高学年がリーダーシップをとって、全校外遊びをしました。

 

今日は「こおりおに」で遊びます。

 

ついこの前までの厳しい暑さがうそのように感じられるほど、涼しく過ごしやすい季節になりました。

2学期も引き続き、「子供を真ん中に置いた教育」をスローガンに、地域の中で子供たちを育てて参ります。変わらぬ御支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

1学期終業式

今日は1学期の終業式です。

終業式の前に、敬老作文入賞児童の表彰を行いました。
二人の心温まる作文は、新聞、地元テレビ、団体会報誌等で紹介されますので、是非ご覧ください。

 

校長からは、令和7年度の3つのめあて「つきだて」の合い言葉、「元気なあいさつ」「命を大切に」を守って、月立小の子供一人ひとりが成長できたことを褒めました。
また、通信票を受け取ったら、担任の先生が褒めてくれた自分の頑張りや良さが何なのか、自分でちゃんと読むように話しました。
月立小の子供たちは、いつもしっかり話を聞ける子たちですが、この日はみんな背筋を伸ばし、とても立派な態度で話を聞いていました。

 

校長講話の後に、1学期の振り返りについて、子供たちが一人ずつ発表しました。
まず3・4年生が、1学期に頑張ったことや2学期への抱負について、ノー原稿で話しました。どの子も、落ち着いてしっかりと話すことができ、1・2年生への手本となりました。

 

続いて1・2年生の発表です。
みんな、1学期の思い出と2学期に頑張りたいことを発表することができました。小規模校だからこそ、全員に低学年の頃から人の前で話す機会をたくさんとれることが本校の強みです。

 

5・6年生になると、話す内容もぐっと大人びてきます。1学期を振り返りながら、自身の反省や人の役に立つことなども交えて、それぞれが自分の言葉でしっかりと話していました。

 

みんなで歌う校歌がホールに気持ちよく響きます。

 

この後、それぞれの教室では、担任の先生から子供たちへ通信票が配付されました。通信票だけでは伝わらない一人ひとりへの思いや期待について、丁寧に説明しながら手渡している姿が見られました。

令和7年度も、大きな事故なく無事に1学期を終えることができました。保護者の皆様、地域の皆様の多大なる御支援に感謝いたします。

すぐに様々な行事が目白押しの2学期が始まりますが、引き続き、変わらぬ御支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

 

芸術鑑賞 ひとりオペラ

みやぎ文化育成支援事業として、ひとりオペラ「ベロ出しチョンマ」鑑賞会を開催しました。
本物の音楽や演劇などに触れることを通して、心を動かす体験をさせることねらいとしています。

 

本日お越しのアーティストは、バリトン歌手と二十絃箏奏者のお二方です。お二人は30年以上もコンビを組まれており、旧校舎時代の月立小にも訪問してくださったことがあるとのことです。

 

「浜辺の歌」「あわて床屋」など唱歌・童謡から、「サンタルチア」「オーソレミオ」などイタリアの民謡まで、和洋の名曲を歌ってくださいました。

 

こんな間近で一流の歌と演奏を鑑賞できるのは、月立小ならではの贅沢な体験です。

 

一曲一曲、歌詞の意味や文化的背景などを詳しく説明してくださり、子供たちも興味深く聞き入っていました。

 

「オーソレミオ」はイタリア男性が歌う恋の歌。
決して女性以外には歌わないのだそうです。

 

みんなで歌おう!ということで、「大きなのっぽの古時計」の歌唱指導もしてくださいました。
背筋を伸ばして姿勢をつくること、笑顔で歌うことの2点が大事だと教えてくださいました。

 

箏のつくりや歴史、演奏で使用する箏爪の種類などについても教えていただきました。

 

後半は、ひとりオペラ「ベロだしチョンマ」を鑑賞しました。
箏は歌の伴奏だけでなく、劇中の様々な効果音を奏でる中、歌い手さんの迫真の演技と歌声によって、その場にいる全員が物語の世界に引き込まれました。

 

今日も6年生の代表児童が、自分の言葉でしっかりと、自分の感動や感謝の気持ちを伝えることができました。

 

「ベロだしチョンマ」は悲しいストーリーですが、登場する全ての人物の「優しさ」が詰まっている物語です。
人の優しさを大切にできる人に成長してほしい、というアーティストのお二人の思いは、子供たちにもきっと伝わったと思います。

 

1・2年 サツマイモの仕分け

先日収穫したサツマイモ。
10/18(土)に予定しているトラック市での販売に向けて、1・2年生が仕分け作業を行います。

 

たくさんあるぞ、、、

 

イモの大きさや、傷の有無を確かめて分別していきます。
みんな黙々と作業をしますが、思った以上に量が多く、なかなか作業が完了しません。

 

「まだまだたくさんある。」「おなかが空き過ぎておなかが痛くなってきた。」などとつぶやきながらも、最後まで作業を続けました。
よく頑張りました!

 

トラック市での販売前に踊る「やきいも音頭」の練習にも取り組みます。

 

トラック市におけるやきいも音頭の演舞も、コロナ禍前から続けてきた取組です。月立小の数ある伝統の一つになりつつあります。

 

来週10/16(木)には、いも洗い作業に取り組みます。
10/17(金)は終日、地域講師の方と保護者の皆様のサポートの下、焼きいも作りに取り組みます。
そして10/18(土)はいよいよトラック市です。8:55にオープニングセレモニー(やきいも音頭)、9:00開店・焼きいも・サツマイモ販売の予定です!

 

避難訓練(火災想定)

火災想定の避難訓練を行いました。

 

全児童が迅速に静かに避難し、火災避難の目標とされる2分以内をクリアしました。立派です。

 

続けて、消火器体験。「火事だー!!」と大声で叫んでから、消火器をもって火に近付き、慎重に消火します。
5・6年生は、これまでの経験を生かし、上手です。

 

3・4年生は、1学期前半に少年消防クラブで学びましたが、、、
やる気が空回りして、盛大にホームランを飛ばしています。

 

1・2年生は、消火器は重く運ぶのが大変そうでしたが、なんとか無事に発射できました。

 

校舎内に移動し、理科室での煙道体験を受けます。
署員さんの説明を真剣に聞いています。
有毒な煙が部屋の上部にたまること、煙を吸わないようハンカチで口鼻をおおい、体をかがめてなるべく低いところを進んで避難することを学びました。

 

いざ実践。
真っ白で何も見えなかった!、と驚きながら出てきました。

 

最後の全体会では、代表の6年生が御礼の言葉を発表しました。
初めて知ったこと、驚いたこと、これから頑張っていきたいことなど、自分のことばでしっかりと話すことができ、とても感心しました。

 

子供たちの休み時間に、職員も署員さんから指導を受けました。
初期消火が可能かどうかの判断基準や、出火場所が確認できなくとも早めに通報すること、場合によっては2度目3度目の連絡をすることなどを共通理解しました。

今日の学びを明日からの安全指導に反映し、引き続き安全・安心な学校作りを進めていきます。

 

3・4年 スーパーマーケット見学

3・4年生が、社会科の学習としてスーパーマーケットの見学を行いました。クリエみうら松川店さんを訪問します。

 

学校前のバス停からバスに乗って出発!

 

大変お忙しい中、店長さんが対応してくださいました。
今日はよろしくお願いします!

 

普段は絶対に入れないバックヤードに入れてもらいました。

 

ここでは、鮮魚を新鮮に安全にお客様へ買っていただくための工夫について、教えていただきました。

 

様々な機械や設備がありました。
子供たちは、冷凍庫の大きさや温度に驚いていました。

 

時間を掛けて、様々な場所を見せていただき、子供たちの疑問にも丁寧に答えていただきました。

 

見学を通して、店員さんたちの取組や工夫のおかげで、店頭に様々な品がならんでいることへの気付きにつながったと思います。

 

普段からお世話になっている地域の方々にも偶然お会いして、励ましていただきました。

 

楽しみにしていた、レストランでの昼食タイム。
それぞれ計画していたメニューを注文して、いただきます!

 

代金も自分で支払いました。
これも普段はできそうでできない、貴重な体験です。

 

バスの運転手さんも、ありがとうございました!

学校に帰ってからの子供たちの感想文を見ると、肉を機械で薄く切っていたことや、野菜の袋詰めをするスピードが速かったことなど、様々な驚きが書いてありました。
同時に、店員さんがお客さんのことを考えて働いてくださっていることへの気付きもありました。

見学してきたことを振り返りながら、スーパーマーケットで働く人たちの工夫や取組によって、私たちの生活が支えられていることへの理解を深めていきます。

開校記念日

10月1日は開校記念日です。
明治7年に開校してから、なんと今年で151年目です。

朝に開校記念式を行いました。
子供たちに「月立小は何歳になったでしょう?」と尋ねてみましたが、だれも答えられませんでした。昨年も記念式を開いて教えているはずですが、「150年」超という年月について、あまり印象に残っていない様子です。

 

上学年に手伝ってもらい、151年を可視化してみました。
「151年って、どれだけ長いのかな。分かりにくいよね。
 だから見える形にしてみました。」

 

「1年間って長いよね。令和7年度、1年生が入学してまだ半分しか経っていない。
 でも1年間を5cmだとします。すると、みなさんが小学校で過ごす6年間は30cm。これだけ(青いリボン)の長さです。
 赤いリボンの151年と比べてみよう。151年って、こんなに長い年月なんだね。」

「みんなは、今151年目、ここです。長い赤いリボンの、先っぽにいる。
 わたしたちの前にも、150年間で、何千人もの子供たちが、月立小で学び、卒業していったんだね。」

 ほかにも、最初はお寺の建物を間借りして学校が始まったこと、昭和初期には300人以上の児童数だったこと、今の校舎は平成18年に建てられたこと、それまで使われてきた旧校舎は当時県内一古い木造校舎として自慢だったことなどを伝えました。
 月立小の宝物は、一世紀半の歴史だけじゃなく、継承してきた様々な伝統文化と地域を大切にする心だね、わたしたちも先輩たちと同じように、将来の月立小の子供たちへつないでいきましょう、と話しました。

 

 合わせて、今年度のスクールサポートスタッフを紹介しました。10月から常勤職員が11名になります。どうぞよろしくお願いいたします。

サツマイモ収穫

1・2年生の生活科で育てているサツマイモが収穫の時期を迎えました。今日は3・4年生も一緒に収穫します。

 

お忙しい中、講師先生や地域・保護者の皆様が駆け付けてくださいました!

 

サツマイモがいっぱい出てきました。

 

大きいイモも出てきました!

 

黙々と掘り進めます。

 

大物を掘り当てると歓声が上がります。

 

大収穫!!

 

軽トラ市での販売を見越して、全員でイモの蔓を取り除きます。かなり時間の掛かる作業です。
小ぶりのイモは焼き芋にして、大きいイモはそのままで販売しようと考えています。

 

校舎の軒下まで何往復もします。

 

全部で25籠分くらいのイモが収穫できました。すごい!

 

講師先生と地域・保護者の皆様、本日もありがとうございました!

 

日頃より、親子・地域の方々と協働させていただいておりますことに感謝いたします。引き続き、子どもたちが地域の一員としての自覚を持ち、様々な体験や交流を通して健やかに成長できるよう尽力してまいります。

 

寄磯小とのオンライン交流1

1・2年生が、石巻市立寄磯小学校の皆さんとオンライン交流を行います。

今日は1回目の交流です。
これでつながるかな・・・?

 

始めに自己紹介をし合います。
お互いに緊張ぎみです。

 

担任だけでなく、校長と教頭も見守ります。

 

オンライン・ジャンケン!
オンラインでも勝てると嬉しい!

 

寄磯小のみなさんから、学校紹介をしていただきました。
子供たちは食い入るように聞いています。

 

寄磯小マルバツクイズ。緊張がほぐれてきました。
子供たちは、寄磯小の皆さんが毎週、隣の学校に行って学習する日があることに驚いていました。

 

お返しに、月立小マルバツクイズを出題します。
「校舎が木でできている」答え「マル」、という問題に、寄磯小のみなさんが驚いていました。
また、旧校舎敷地内のプールを使っていることを想起し、「プールは学校の近くにある」答え「バツ」、という問題を出題するなど、学校の特色を工夫して伝えようとしていました。

 

質問タイム。勇気を出して質問します。
「はやっている遊びはなんですか?」「好きな遊びはなんですか?」
「今日の給食のメニューはなんですか?」

相手の質問には、分かりやすく答えてあげます。
小さな声で話してしまうと、声がマイクに届かず伝わりません。
オンライン交流でも、相手意識をもったコミュニケーションを学べます。

 

寄磯小のみなさん、ありがとうございました!
楽しく有意義なひとときとなりました。

今後も寄磯小さんとは引き続き、オンライン交流を進めていく予定です。

 

 

声楽家コンサート

北野生涯教育振興会・アーティスト派遣事業として、声楽家コンサートを開きました。会場は音楽室です。

ソプラノ歌手とテノール歌手、そしてピアノ奏者と、3名の音楽家のみなさんに御来校いただきました。

 

さっそく、ソプラノの清らかでキラキラと輝く美しい声に魅了されます。

 

テノールは、力強く温かく堂々とした声で、聞いている私たちの体にまで響きます。

 

そしてピアノからは、おもちゃ箱のように多彩な音が次々と奏でられるのでした。

 

「里の秋」や「荒城の月」、映画アラジンの「ホールニューワールド」など、おなじみの曲を演奏してくださいました。

一曲一曲、歌の成り立ちや内容を丁寧に説明してくださるので、歌の情景や人物の気持ちを想像しながら鑑賞でき、とても楽しかったです。

 

ピアノソロでは、子供たちにおなじみの「きらきら星」の変奏曲を弾いていただきました。みんなでピアノに近寄って鑑賞させてもらいました。

 

美しいメロディもさることながら、奏者さんの手の動きに思わず見とれてしまう子供たち。鍵盤の上を小鳥が飛び跳ねるように指先が舞います。

 

ぶっつけ本番の御指名で、なぜか校長が登場。
オーストリアのオペレッタの劇中歌で、身分を隠して舞踏会に参加した召使いの主人公が、主人をからかうように歌う場面です。

 

最後に、子供たちも歌に参加させてもらいました。
児童合唱「この星に生まれて」の御指導をいただきます。

 

「楽しそうな顔をして」「たくさんの息をすって」「たくさん息を吐きながら思い切って声を出そう」と御指導いただきました。
2回目に歌ったときは、みんないい表情になり、音楽室いっぱいに声が響くようになりました。

 

代表児童は感想で「一緒に歌えてよかった。アドバイスを受けていつもより声を響かせて歌えた」と発表しました。

 

プロの音楽家の方々と、間近でふれあえる機会はなかなかありません。

今日は、目の前で本物の音楽に触れることのできた、とてもすてきな時間となりました。

養蚕を学ぶ(3)

3・4年生の総合的な学習で養蚕体験をしています。
今日は講師先生を招いて3回目の学習です。

 

子供たちが育ててきた蚕の何頭かは、無事に繭を作り始めています。

 

講師先生がもってきてくださった繭を、触らせていただきました。

 

その繭を切ってみると、中で蚕の幼虫はどうなっているのでしょう?

 

さなぎになっていました。このさなぎが羽化すると成虫になって繭を破って出てきます。
もう一方の小さい塊は、幼虫の頭だった部分がいらなくなり、取れたものなのだそうです。

 

この繭一つからこれだけの糸が取れます。
その長さは、800mから1kmにもなるのだそうです!

 

繭一つ分の糸を手に取って確かめます。
優しい手触りでとても軽いです。

 

さて、自分たちが育てた蚕の繭も調べてみます。
さわってみると、まだ繭ができたてなので、とても柔らかいです。

 

完成していない繭ですが、学習のために一つだけ切って中を見てみましょう。

 

なんと、中の蚕はまださなぎになっておらず、幼虫のままでした。

 

子供たちは引き続き蚕の世話をしていき、順次、繭の数を増やしていく予定です。

 

 

養蚕を学ぶ(2)

3・4年生の総合的な学習で取り組んでいる養蚕体験学習。
本日も講師先生にお越しいただき、御指導をいただきました。

 

さっそく自分たちが育てている蚕の様子を見ていただきます。

 

これまで2週間、児童は自分の手で蚕を育ててきました。温度管理に気を付けながら、講師先生に定期的にいただいた桑の葉を毎日与えてきました。

 

彼は蚕の脱皮後の皮を丁寧に集めて、みんなに見せてくれました。

 

かなり大きくなりました。

 

しかし、講師先生が御自宅で育てている蚕は、児童が育てているものより二回りほど大きく、みんなで驚きました。
児童も日々一生懸命に世話をしていますが、ベテランの講師先生の育て方にはかなわないようです。

 

どんなふうに育てたらこんなにすくすく育つのだろう…?

 

ぼくの蚕より大きい…。
この後、講師先生から一人2頭(蚕は頭と数えます)ずつ、講師先生が育てた蚕を分けていただきました。

 

脱皮後の皮も大きい…

 

蚕の幼虫に繭を作らせるときにつかう小部屋のセットの仕方を教わりました。段ボール紙でできており、細かい小部屋が150ほどあります。

 

今日自分が学んだことを振り返り、ワークシートにまとめます。

 

児童が育てている蚕の幼虫が繭を作るまでには、まだ数週間かかるようです。
引き続き世話と観察をしながら、その時を待ちます。

敬老帳の製本

学区全戸に配布する「敬老帳」の製本作業を行いました。「敬老帳」作成は、月立小学校が大切にしている特色ある活動の一つです。

 

製本作業と言っても単なる作業ではありません。
児童が敬老の気持ちを自分事として捉え、活動の喜びを味わわせることをねらった体験活動です。
5・6年生がリーダーシップをとって進行します。

 

今年は若き養護担当が計画立案や諸準備に尽力しました。
児童も職員も生き生きと活動する姿が見られることが、何より嬉しく感じます。

 

帳合開始。
間違えないようにみんな真剣です。

 

学年が上がると作業のスピードも上がりますが、誰一人として友達をせかしたりすることをしません。すばらしい子供たち!

 

上級生の確認係が、落丁が無いか、一部ずつ丁寧に確認します。

最後にホチキスで留めて製本完了です。
角をそろえ美しく留めるのは手間の掛かる作業です。

 

作業を続ける中で、誰が教えたわけでもありませんが、児童はおしぼりで指先を湿らすことを覚えます。
体験を通して身に付ける「生きた学習」です。

 

いつの間にか、より効率的な作業を目指して、机の配置を変更していました。こうした工夫も、協働作業でしか得られない学習の一つです。

 

約400部の製本完了をめざし、児童と職員が作業を続けます。
作業開始から1時間が経過しましたが、驚くことに誰も集中力を切らしません!

 

あと少しで作業完了だ!
ラストスパート!

 

完成! 400部!!
1時間半の作業でした。

 

児童は本当によく頑張りました!
感想発表も行って互いの努力を認め合いました。

明日の朝は改めて「完成集会」を行い、協力の大切さと「敬老帳」完成の喜びを共有します。

八瀬パラダイス!

今日は待ちに待った八瀬パラダイスの日。
学区の清流八瀬川に入り自然体験活動に取り組みます。

学校の鍵を閉めて、全校児童と全職員で八瀬川にやってきました。

 

今日お世話になる3人の講師先生方です。普段から様々なことを教えていただいたり、支えてくださっています。
また、保護者の皆様もたくさん駆け付けてくださいました。

 

よろしくお願いします!

 

さっそく川の中へ。
今年の酷暑のためか八瀬川の水量はかなり少なく、川底に藻が生えている地点もありました。八瀬川の生き物は元気にしているのでしょうか?

 

最初に先生が転んでくれたので、みんなの緊張が解けました。

 

先生に負けじと、最初からずぶ濡れになって観察を始めた子がいました。
上の学年ほど、これまでの経験があるので、全身が濡れてもいいから、思う存分探索しようと決めているようです。

 

おおっ、魚がいる!

 

どれどれ!? 清んだ水中を泳ぐ魚影、冷たく心地よい水温、清流の爽やかな匂い、はじける水しぶきの音・・
五感で八瀬川を感じ取っています。なんとすばらしい子供たち!

 

1・2年生も次第に慣れてきて、積極的に網で魚を捕まえようと頑張りました。
シュノーケルをつけて水中をのぞいてみたり、水中でぶくぶく息を吐いて魚を驚かせてみたり・・・

 

生き物が見つかると歓声が上がります。

 

大人たちも子供たちに負けず全力で川活動に挑みます。
「一網打尽(いちもうだじん)って、こういうことだよ。今からやってみせるからね。それっ!」

こちらでも、先生と保護者の方が協働作業中。
「今からそっちの網に魚を追い込むから!」

 

それぞれの子供たちが、八瀬川に棲む様々な生き物をたくさん見付けることができました。

 

みんな夢中で八瀬川の探索活動に取り組み、約1時間の活動時間はあっという間に過ぎ去りました。

 

代表児童が感想発表をしました。
生き物を捕まえられて楽しかったことなどの感想のほか、高学年児童は熱暑による藻の発生等にも課題意識をもち、考えたことを発表していました。

 

講師の先生方、ありがとうございました!

 

保護者の皆様向けに、講師先生から八瀬川の生き物レクチャーもありました。親子で学区の自然を知ることができる、なんとすばらしい活動なのでしょう。

 

子供たちが着替え終わってから、自分たちが見付けた八瀬川の生き物について、講師先生から丁寧に教えていただきました。

 

この真剣な表情。

 

高学年児童もメモを取りながら話を聞き、積極的に質問をしていました。

 

五感を使って学区の自然を学ぶ八瀬パラダイス。
八瀬の自然のすばらしさと、そして子供たちの学びを支えてくれる地域の方々と保護者の皆様の存在、その両方があってこそ成り立つ貴重な活動です。

今日の活動は子供たちの学びの出発点でもあります。ここから、学年や個々の興味に応じて八瀬の自然について調べる学習を続けていきます。

本日の活動に際し御協力をいただきました講師先生方と保護者の皆様に感謝を申し上げます。

プール納会

朝会でプール納会をしました。
今年度の水泳学習を振り返るとともに、次年度への目標をもたせます。

 

校長の話では、6月のプール開きのときに話した2つの目当てについて振り返りました。
・それぞれが目標をもち、水泳技術の習得や水慣れを進めること
・命を守ることを何より優先し、安全に学習に取り組むこと
月立小の子供たちは、この2つの目当てに、3ヶ月間しっかりと取り組みました。どの子も、事故なく、もれなくスキルアップできたことをたくさんほめました。

 

児童一人ずつの感想発表の前に、教務主任が登場。
拍手の練習をします。拍手はもっと大きく、もっと盛り上げて!!
こういうほっこりとした温かい雰囲気が、月立小のよさです。

 

中学年の発表。
目標とした距離が泳げるようになったこと、次年度はもっと長く泳ぎたいことなどを発表しました。大拍手!

 

低学年の発表。
泳げるようになったこと、次年度はもっと長く泳げるようになりたいことなどを発表しました。大拍手!
拍手の時は盛り上がりますが、発表時はしーんとしてみんな真剣に聞いてあげるところが、みんな立派です。

 

高学年。
フォームの改善に気を付けて練習したこと、タイムアップしたことなど、それぞれが具体的に上達したこと発表しました。また「努力をすれば必ず報われることを学んだ」など、自らの取り組みを「教訓」として振り返っていたところに感心させられました。
もちろん、大拍手!

 

プール納会で、これまでの練習を丁寧に振り返り、一人一人が自らの成長や努力を言葉にすることができました。
こうした振り返り活動の重視は、学習の成果を次につなげる姿勢の育成につながります。
今後も、得られた学びを次の挑戦へと生かしていく姿勢を、学校生活全般に広げていきたいと考えます。

養蚕を学ぶ(1)

3・4年生の総合的な学習で養蚕の体験学習に取り組みます。

 

本日はゲストティーチャーにご来校いただき、今年1回目の学習を行いました。
実際に子供たち一人ひとりが蚕を育てていきます。本当に貴重な体験です。

 

資料を使って、蚕の育ち方や世話の仕方を教えていただきました。
ここから2~3週間、蚕の幼虫がまゆを作るまで育てながら観察していきます。

 

うねうねとうごめく幼虫たちは、現在1回目の脱皮を終えた2齢目で、体長はわずか2cmほど。ちょっと気持ち悪いかも・・・。

 

「これが卵の殻。ここから出てきたんだよ。」と小さな卵の殻の標本も見せてただきました。だんだん慣れきたかな・・・。

 

一人数匹ずつ、幼虫を分けていただき、世話をしていきます。
家庭からもってきた紙箱の中で飼います。箱の中に紙を敷いて、ふたに空気穴を開けて、準備をします。

 

蚕の餌となる桑の葉。地域に生えているものなのだそうです。
まだ小さい幼虫が食べやすいように、手でちぎって箱に入れました。

 

無事に蚕がまゆになるよう、餌切れと温度管理に気を付けながら、注意深く育てていきます。
まゆになったらまた次の行程を教えていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

水泳学習参観日

今年度のプールでの学習の締めくくりとして、水泳学習の参観を実施しました。

 

たくさんの保護者の皆様が応援に駆け付けてくださいました!

 

体を水に慣らしてから開会式を実施しました。
代表児童の6年生が堂々と選手宣誓を行いました。

 

まずは水泳記録会です。それぞれの児童が、ベストタイム更新や目標距離の完泳を目指しました。
写真は、50mのタイム計測に挑んだ6年生と4年生。

 

同じく50mタイム計測に挑んだ6年生。
どの子も泳ぎのフォームが改善し、当初よりタイムが向上しました。

25mに挑んだ2年生と1年生。
息継ぎの仕方を覚えて、大きく上達しました。

 

12.5mに挑んだ5年生、3年生、2年生、1年生。
当初は顔を水につける練習から始めた子もいます。練習の積み重ねによってどの子も上達しました。

 

25mのタイム計測に挑んだ4年生と3年生。
仲間と競い合うことで自分の力を伸ばします。

 

25mタイム計測に挑んだ6年生。
最後の計測ということで一層奮起して泳ぎました。

 

個人ごとのチャレンジの後は、たてわり班対抗の競技です。
まずは宝探し。プールの底にちりばめられたゴムの碁石を競って集めます。

 

最初は1~3年生が、30秒後に4年生以上が参加し、みんなで協力して拾います。
一つでも多く拾おうと、みんな一生懸命です。

 

全部で何個拾えたかな・・・?

 

最終種目は、たてわり班対抗リレーです。
一人25mずつ泳ぎますが、仲間同士で補助をしてもOKのルールです。

 

事前に班ごとに作戦を立てており、体を支えてあげたりビート板を引っ張ってあげたりしながら、少しでも早くアンカーに届くように工夫していました。

 

どちらの班も、勝利をめざして全力で泳ぎました!

 

赤組の勝利でした。おめでとう! 白組もよく頑張りました。

 

閉会式では児童の感想発表がありました。今年度の自分たちの頑張りを振り返った発表が聞かれました。
6年生は「当初は力任せに泳いでいたが、フォームを整えられるように練習を頑張った。10秒以上タイムが速くなった。」と発表しました。
自ら課題を見いだし、改善に向けて学習方法を工夫する「自己調整力」の育成につながる姿といえます。

 

今年度の水泳学習では、それぞれの児童が個々の目標に向かって努力し、大きく成長する姿が見られました。仲間同士で励まし合う姿も見られ、「個別最適な学び」と「協働的な学び」の両方が実現された、実りある学習になったと考えます。
5月のプール清掃から始まり、日々の水着の準備、夏休み中の見守りも含め、保護者の皆様にはたくさんのご支援をいただきました。改めて深く感謝申し上げます。