月立小学校の日常を紹介します

月立小BLOG

サツマイモ収穫

1・2年生の生活科で育てているサツマイモが収穫の時期を迎えました。今日は3・4年生も一緒に収穫します。

 

お忙しい中、講師先生や地域・保護者の皆様が駆け付けてくださいました!

 

サツマイモがいっぱい出てきました。

 

大きいイモも出てきました!

 

黙々と掘り進めます。

 

大物を掘り当てると歓声が上がります。

 

大収穫!!

 

軽トラ市での販売を見越して、全員でイモの蔓を取り除きます。かなり時間の掛かる作業です。
小ぶりのイモは焼き芋にして、大きいイモはそのままで販売しようと考えています。

 

校舎の軒下まで何往復もします。

 

全部で25籠分くらいのイモが収穫できました。すごい!

 

講師先生と地域・保護者の皆様、本日もありがとうございました!

 

日頃より、親子・地域の方々と協働させていただいておりますことに感謝いたします。引き続き、子どもたちが地域の一員としての自覚を持ち、様々な体験や交流を通して健やかに成長できるよう尽力してまいります。

 

寄磯小とのオンライン交流1

1・2年生が、石巻市立寄磯小学校の皆さんとオンライン交流を行います。

今日は1回目の交流です。
これでつながるかな・・・?

 

始めに自己紹介をし合います。
お互いに緊張ぎみです。

 

担任だけでなく、校長と教頭も見守ります。

 

オンライン・ジャンケン!
オンラインでも勝てると嬉しい!

 

寄磯小のみなさんから、学校紹介をしていただきました。
子供たちは食い入るように聞いています。

 

寄磯小マルバツクイズ。緊張がほぐれてきました。
子供たちは、寄磯小の皆さんが毎週、隣の学校に行って学習する日があることに驚いていました。

 

お返しに、月立小マルバツクイズを出題します。
「校舎が木でできている」答え「マル」、という問題に、寄磯小のみなさんが驚いていました。
また、旧校舎敷地内のプールを使っていることを想起し、「プールは学校の近くにある」答え「バツ」、という問題を出題するなど、学校の特色を工夫して伝えようとしていました。

 

質問タイム。勇気を出して質問します。
「はやっている遊びはなんですか?」「好きな遊びはなんですか?」
「今日の給食のメニューはなんですか?」

相手の質問には、分かりやすく答えてあげます。
小さな声で話してしまうと、声がマイクに届かず伝わりません。
オンライン交流でも、相手意識をもったコミュニケーションを学べます。

 

寄磯小のみなさん、ありがとうございました!
楽しく有意義なひとときとなりました。

今後も寄磯小さんとは引き続き、オンライン交流を進めていく予定です。

 

 

声楽家コンサート

北野生涯教育振興会・アーティスト派遣事業として、声楽家コンサートを開きました。会場は音楽室です。

ソプラノ歌手とテノール歌手、そしてピアノ奏者と、3名の音楽家のみなさんに御来校いただきました。

 

さっそく、ソプラノの清らかでキラキラと輝く美しい声に魅了されます。

 

テノールは、力強く温かく堂々とした声で、聞いている私たちの体にまで響きます。

 

そしてピアノからは、おもちゃ箱のように多彩な音が次々と奏でられるのでした。

 

「里の秋」や「荒城の月」、映画アラジンの「ホールニューワールド」など、おなじみの曲を演奏してくださいました。

一曲一曲、歌の成り立ちや内容を丁寧に説明してくださるので、歌の情景や人物の気持ちを想像しながら鑑賞でき、とても楽しかったです。

 

ピアノソロでは、子供たちにおなじみの「きらきら星」の変奏曲を弾いていただきました。みんなでピアノに近寄って鑑賞させてもらいました。

 

美しいメロディもさることながら、奏者さんの手の動きに思わず見とれてしまう子供たち。鍵盤の上を小鳥が飛び跳ねるように指先が舞います。

 

ぶっつけ本番の御指名で、なぜか校長が登場。
オーストリアのオペレッタの劇中歌で、身分を隠して舞踏会に参加した召使いの主人公が、主人をからかうように歌う場面です。

 

最後に、子供たちも歌に参加させてもらいました。
児童合唱「この星に生まれて」の御指導をいただきます。

 

「楽しそうな顔をして」「たくさんの息をすって」「たくさん息を吐きながら思い切って声を出そう」と御指導いただきました。
2回目に歌ったときは、みんないい表情になり、音楽室いっぱいに声が響くようになりました。

 

代表児童は感想で「一緒に歌えてよかった。アドバイスを受けていつもより声を響かせて歌えた」と発表しました。

 

プロの音楽家の方々と、間近でふれあえる機会はなかなかありません。

今日は、目の前で本物の音楽に触れることのできた、とてもすてきな時間となりました。

養蚕を学ぶ(3)

3・4年生の総合的な学習で養蚕体験をしています。
今日は講師先生を招いて3回目の学習です。

 

子供たちが育ててきた蚕の何頭かは、無事に繭を作り始めています。

 

講師先生がもってきてくださった繭を、触らせていただきました。

 

その繭を切ってみると、中で蚕の幼虫はどうなっているのでしょう?

 

さなぎになっていました。このさなぎが羽化すると成虫になって繭を破って出てきます。
もう一方の小さい塊は、幼虫の頭だった部分がいらなくなり、取れたものなのだそうです。

 

この繭一つからこれだけの糸が取れます。
その長さは、800mから1kmにもなるのだそうです!

 

繭一つ分の糸を手に取って確かめます。
優しい手触りでとても軽いです。

 

さて、自分たちが育てた蚕の繭も調べてみます。
さわってみると、まだ繭ができたてなので、とても柔らかいです。

 

完成していない繭ですが、学習のために一つだけ切って中を見てみましょう。

 

なんと、中の蚕はまださなぎになっておらず、幼虫のままでした。

 

子供たちは引き続き蚕の世話をしていき、順次、繭の数を増やしていく予定です。

 

 

養蚕を学ぶ(2)

3・4年生の総合的な学習で取り組んでいる養蚕体験学習。
本日も講師先生にお越しいただき、御指導をいただきました。

 

さっそく自分たちが育てている蚕の様子を見ていただきます。

 

これまで2週間、児童は自分の手で蚕を育ててきました。温度管理に気を付けながら、講師先生に定期的にいただいた桑の葉を毎日与えてきました。

 

彼は蚕の脱皮後の皮を丁寧に集めて、みんなに見せてくれました。

 

かなり大きくなりました。

 

しかし、講師先生が御自宅で育てている蚕は、児童が育てているものより二回りほど大きく、みんなで驚きました。
児童も日々一生懸命に世話をしていますが、ベテランの講師先生の育て方にはかなわないようです。

 

どんなふうに育てたらこんなにすくすく育つのだろう…?

 

ぼくの蚕より大きい…。
この後、講師先生から一人2頭(蚕は頭と数えます)ずつ、講師先生が育てた蚕を分けていただきました。

 

脱皮後の皮も大きい…

 

蚕の幼虫に繭を作らせるときにつかう小部屋のセットの仕方を教わりました。段ボール紙でできており、細かい小部屋が150ほどあります。

 

今日自分が学んだことを振り返り、ワークシートにまとめます。

 

児童が育てている蚕の幼虫が繭を作るまでには、まだ数週間かかるようです。
引き続き世話と観察をしながら、その時を待ちます。

敬老帳の製本

学区全戸に配布する「敬老帳」の製本作業を行いました。「敬老帳」作成は、月立小学校が大切にしている特色ある活動の一つです。

 

製本作業と言っても単なる作業ではありません。
児童が敬老の気持ちを自分事として捉え、活動の喜びを味わわせることをねらった体験活動です。
5・6年生がリーダーシップをとって進行します。

 

今年は若き養護担当が計画立案や諸準備に尽力しました。
児童も職員も生き生きと活動する姿が見られることが、何より嬉しく感じます。

 

帳合開始。
間違えないようにみんな真剣です。

 

学年が上がると作業のスピードも上がりますが、誰一人として友達をせかしたりすることをしません。すばらしい子供たち!

 

上級生の確認係が、落丁が無いか、一部ずつ丁寧に確認します。

最後にホチキスで留めて製本完了です。
角をそろえ美しく留めるのは手間の掛かる作業です。

 

作業を続ける中で、誰が教えたわけでもありませんが、児童はおしぼりで指先を湿らすことを覚えます。
体験を通して身に付ける「生きた学習」です。

 

いつの間にか、より効率的な作業を目指して、机の配置を変更していました。こうした工夫も、協働作業でしか得られない学習の一つです。

 

約400部の製本完了をめざし、児童と職員が作業を続けます。
作業開始から1時間が経過しましたが、驚くことに誰も集中力を切らしません!

 

あと少しで作業完了だ!
ラストスパート!

 

完成! 400部!!
1時間半の作業でした。

 

児童は本当によく頑張りました!
感想発表も行って互いの努力を認め合いました。

明日の朝は改めて「完成集会」を行い、協力の大切さと「敬老帳」完成の喜びを共有します。

八瀬パラダイス!

今日は待ちに待った八瀬パラダイスの日。
学区の清流八瀬川に入り自然体験活動に取り組みます。

学校の鍵を閉めて、全校児童と全職員で八瀬川にやってきました。

 

今日お世話になる3人の講師先生方です。普段から様々なことを教えていただいたり、支えてくださっています。
また、保護者の皆様もたくさん駆け付けてくださいました。

 

よろしくお願いします!

 

さっそく川の中へ。
今年の酷暑のためか八瀬川の水量はかなり少なく、川底に藻が生えている地点もありました。八瀬川の生き物は元気にしているのでしょうか?

 

最初に先生が転んでくれたので、みんなの緊張が解けました。

 

先生に負けじと、最初からずぶ濡れになって観察を始めた子がいました。
上の学年ほど、これまでの経験があるので、全身が濡れてもいいから、思う存分探索しようと決めているようです。

 

おおっ、魚がいる!

 

どれどれ!? 清んだ水中を泳ぐ魚影、冷たく心地よい水温、清流の爽やかな匂い、はじける水しぶきの音・・
五感で八瀬川を感じ取っています。なんとすばらしい子供たち!

 

1・2年生も次第に慣れてきて、積極的に網で魚を捕まえようと頑張りました。
シュノーケルをつけて水中をのぞいてみたり、水中でぶくぶく息を吐いて魚を驚かせてみたり・・・

 

生き物が見つかると歓声が上がります。

 

大人たちも子供たちに負けず全力で川活動に挑みます。
「一網打尽(いちもうだじん)って、こういうことだよ。今からやってみせるからね。それっ!」

こちらでも、先生と保護者の方が協働作業中。
「今からそっちの網に魚を追い込むから!」

 

それぞれの子供たちが、八瀬川に棲む様々な生き物をたくさん見付けることができました。

 

みんな夢中で八瀬川の探索活動に取り組み、約1時間の活動時間はあっという間に過ぎ去りました。

 

代表児童が感想発表をしました。
生き物を捕まえられて楽しかったことなどの感想のほか、高学年児童は熱暑による藻の発生等にも課題意識をもち、考えたことを発表していました。

 

講師の先生方、ありがとうございました!

 

保護者の皆様向けに、講師先生から八瀬川の生き物レクチャーもありました。親子で学区の自然を知ることができる、なんとすばらしい活動なのでしょう。

 

子供たちが着替え終わってから、自分たちが見付けた八瀬川の生き物について、講師先生から丁寧に教えていただきました。

 

この真剣な表情。

 

高学年児童もメモを取りながら話を聞き、積極的に質問をしていました。

 

五感を使って学区の自然を学ぶ八瀬パラダイス。
八瀬の自然のすばらしさと、そして子供たちの学びを支えてくれる地域の方々と保護者の皆様の存在、その両方があってこそ成り立つ貴重な活動です。

今日の活動は子供たちの学びの出発点でもあります。ここから、学年や個々の興味に応じて八瀬の自然について調べる学習を続けていきます。

本日の活動に際し御協力をいただきました講師先生方と保護者の皆様に感謝を申し上げます。

プール納会

朝会でプール納会をしました。
今年度の水泳学習を振り返るとともに、次年度への目標をもたせます。

 

校長の話では、6月のプール開きのときに話した2つの目当てについて振り返りました。
・それぞれが目標をもち、水泳技術の習得や水慣れを進めること
・命を守ることを何より優先し、安全に学習に取り組むこと
月立小の子供たちは、この2つの目当てに、3ヶ月間しっかりと取り組みました。どの子も、事故なく、もれなくスキルアップできたことをたくさんほめました。

 

児童一人ずつの感想発表の前に、教務主任が登場。
拍手の練習をします。拍手はもっと大きく、もっと盛り上げて!!
こういうほっこりとした温かい雰囲気が、月立小のよさです。

 

中学年の発表。
目標とした距離が泳げるようになったこと、次年度はもっと長く泳ぎたいことなどを発表しました。大拍手!

 

低学年の発表。
泳げるようになったこと、次年度はもっと長く泳げるようになりたいことなどを発表しました。大拍手!
拍手の時は盛り上がりますが、発表時はしーんとしてみんな真剣に聞いてあげるところが、みんな立派です。

 

高学年。
フォームの改善に気を付けて練習したこと、タイムアップしたことなど、それぞれが具体的に上達したこと発表しました。また「努力をすれば必ず報われることを学んだ」など、自らの取り組みを「教訓」として振り返っていたところに感心させられました。
もちろん、大拍手!

 

プール納会で、これまでの練習を丁寧に振り返り、一人一人が自らの成長や努力を言葉にすることができました。
こうした振り返り活動の重視は、学習の成果を次につなげる姿勢の育成につながります。
今後も、得られた学びを次の挑戦へと生かしていく姿勢を、学校生活全般に広げていきたいと考えます。

養蚕を学ぶ(1)

3・4年生の総合的な学習で養蚕の体験学習に取り組みます。

 

本日はゲストティーチャーにご来校いただき、今年1回目の学習を行いました。
実際に子供たち一人ひとりが蚕を育てていきます。本当に貴重な体験です。

 

資料を使って、蚕の育ち方や世話の仕方を教えていただきました。
ここから2~3週間、蚕の幼虫がまゆを作るまで育てながら観察していきます。

 

うねうねとうごめく幼虫たちは、現在1回目の脱皮を終えた2齢目で、体長はわずか2cmほど。ちょっと気持ち悪いかも・・・。

 

「これが卵の殻。ここから出てきたんだよ。」と小さな卵の殻の標本も見せてただきました。だんだん慣れきたかな・・・。

 

一人数匹ずつ、幼虫を分けていただき、世話をしていきます。
家庭からもってきた紙箱の中で飼います。箱の中に紙を敷いて、ふたに空気穴を開けて、準備をします。

 

蚕の餌となる桑の葉。地域に生えているものなのだそうです。
まだ小さい幼虫が食べやすいように、手でちぎって箱に入れました。

 

無事に蚕がまゆになるよう、餌切れと温度管理に気を付けながら、注意深く育てていきます。
まゆになったらまた次の行程を教えていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

水泳学習参観日

今年度のプールでの学習の締めくくりとして、水泳学習の参観を実施しました。

 

たくさんの保護者の皆様が応援に駆け付けてくださいました!

 

体を水に慣らしてから開会式を実施しました。
代表児童の6年生が堂々と選手宣誓を行いました。

 

まずは水泳記録会です。それぞれの児童が、ベストタイム更新や目標距離の完泳を目指しました。
写真は、50mのタイム計測に挑んだ6年生と4年生。

 

同じく50mタイム計測に挑んだ6年生。
どの子も泳ぎのフォームが改善し、当初よりタイムが向上しました。

25mに挑んだ2年生と1年生。
息継ぎの仕方を覚えて、大きく上達しました。

 

12.5mに挑んだ5年生、3年生、2年生、1年生。
当初は顔を水につける練習から始めた子もいます。練習の積み重ねによってどの子も上達しました。

 

25mのタイム計測に挑んだ4年生と3年生。
仲間と競い合うことで自分の力を伸ばします。

 

25mタイム計測に挑んだ6年生。
最後の計測ということで一層奮起して泳ぎました。

 

個人ごとのチャレンジの後は、たてわり班対抗の競技です。
まずは宝探し。プールの底にちりばめられたゴムの碁石を競って集めます。

 

最初は1~3年生が、30秒後に4年生以上が参加し、みんなで協力して拾います。
一つでも多く拾おうと、みんな一生懸命です。

 

全部で何個拾えたかな・・・?

 

最終種目は、たてわり班対抗リレーです。
一人25mずつ泳ぎますが、仲間同士で補助をしてもOKのルールです。

 

事前に班ごとに作戦を立てており、体を支えてあげたりビート板を引っ張ってあげたりしながら、少しでも早くアンカーに届くように工夫していました。

 

どちらの班も、勝利をめざして全力で泳ぎました!

 

赤組の勝利でした。おめでとう! 白組もよく頑張りました。

 

閉会式では児童の感想発表がありました。今年度の自分たちの頑張りを振り返った発表が聞かれました。
6年生は「当初は力任せに泳いでいたが、フォームを整えられるように練習を頑張った。10秒以上タイムが速くなった。」と発表しました。
自ら課題を見いだし、改善に向けて学習方法を工夫する「自己調整力」の育成につながる姿といえます。

 

今年度の水泳学習では、それぞれの児童が個々の目標に向かって努力し、大きく成長する姿が見られました。仲間同士で励まし合う姿も見られ、「個別最適な学び」と「協働的な学び」の両方が実現された、実りある学習になったと考えます。
5月のプール清掃から始まり、日々の水着の準備、夏休み中の見守りも含め、保護者の皆様にはたくさんのご支援をいただきました。改めて深く感謝申し上げます。