2校時，1年2組では学活の授業でした。1月24日～30日は「全国学校給食週間」ですが，それを踏まえた内容について学習しました。
　　
　先ずは栄養面についての学習です。緑，黄色，赤の3つの食品群の役割を確認しました。5年生の家庭科で学習する内容なので難しいかなとも思いましたが，すんなりと理解ができていたようです。A先生は，その下に今日の給食の献立を書き，それがどの食品群なのかを分類しました。
　
　「マグロは何色の仲間ですか？」と問うと，ちゃんと赤のところで手を挙げていました。T君は献立に付けられた丸の色が３色ともあることに気付きました。お陰で，給食はバランスを考えて作っていることにみんなが気付きました。
　次にA先生は，給食に関わっている人について問いました。「給食を作る人」「小宮先生」････。見えないところもあるので，ペアで話し合うことにしました。
　
　「マグロを釣る人もいるんじゃない」「野菜やフルーツを作る人もだ」････みんな良い気付きですね。この後，「給食を支える方々へ感謝しよう！」と学習は展開するのでしょう。後で聞くと，感謝のお手紙も書いたそうです。喜んでくれるといいですね。

 　面瀬小学校のホームページの閲覧者数が７０万人を突破しました。応援有り難うございます。これからも子どもたちの様子をお知らせするために頑張ります。

　２校時，４年生は国語の時間でした。「数え方を生みだそう」の本文の読解を終え，いよいよ自分オリジナルの数え方を考えます。
　
　綿飴は串にささっているから１本と数えます。綿飴の新しい数え方について綿飴の別な特長からイメージを深めていきます。「ふあふあ」「丸い」「甘い」「べたべた」などが子どもたちから出されました。
　
　数える物，今の数え方，数え方が表す特徴，新しく考えた数え方，その理由をワークシートにまとめていきました。
　　
　自分が考えたオリジナルの数え方をグループの友達と伝え合いました。「アイスは，１冷え，2冷え」，「お餅は，１もち，２もち」，「じゃがりこは，１がり，２がり」，「プリンは，１ぷり，２ぷり」，「豚カツは，1カラット，2カラット」････子どもたちの発想は豊かですね。

　午前中出張でしたが，３校時の終わりに間に合いました。３校時には６年生を対象にした薬物乱用防止教室を計画していましたので急いで帰ってきました。早速会場へ行くと，講師の幡野玲子先生が，友人や知人がどのように薬物に誘うのかについてお話されているところでした。
　
　「そのように誘われたらどうすればいいの？」などの問いかけにテンポ良く６年生が反応していたことを，校長室でもたくさん褒めていただき，誇らしくなりました。
　
　５校時に教室を回りました。２年１組では国語「むかし話をしょうかいしよう」の学習でした。教科書の「かさこじぞう」を詳しく読み，表現や内容の面白さを読み解いた子どもたちは，この後，自分が面白いと思った昔話を紹介します。
　
　子どもたちは選んだお話を読み返し，紹介したいポイントを考えていました。Aさんは，「したきりすずめ」の意地悪じいさんがもらった大きなつづらの中にお化けが入っていたところが面白いと教えてくれました。良い「紹介カード」が書けそうですね。

　３校時，５年生は，クラスを２つに分け，少人数での算数の授業に取り組んでいました。単元は「15 割合をグラフに表して調べよう」で帯グラフ，円グラフについての学習です。
　
　低・中・高学年がどの給食メニューが好きかについて割合をグラフに表します。先ず，その前にそれぞれの割合を百分率で求めます。揚げパンは10÷120=0.083333････なので8%というふうにです。タブレットの計算機アプリが大活躍です。
　
　割合の合計が100%にならず，計算し直す子もいのしたが，何とかグラフまでたどり着きました。かき方のポイントは45%，20%，12%と目盛りの足し算をしていくところです。
　
　担任のH先生は，画面上にそれを示しながら「最初の区切りはラーメンの45，次は20たすから65だよ」スモールステップで進んでいきます。おかげでグラフが完成したようです。
　５年生の算数のポイントである割合の学習もこの単元で終わりです。実生活でも使う大切なところですから，たまに復習してみてくださいね。

　明日に掛けて今シーズンの最強寒波が襲来するとの予報です。一足早く気仙沼には雪が降り，今朝の校庭は真っ白でした。そんな寒さの中でも子どもたちは元気に校庭で遊んでいました。
　　
　私に気付いて手を振っているのは６年生，元気を貰いました。
　今朝の業前活動は音楽朝会でした。１月の歌「冬の歌」をみんなで歌いました。
　
　その後，生徒指導のO先生から２月の生活目標「『はい』の返事をしっかりと」についてのお話がありました。返事，挨拶，言葉遣いが実践のポイントです。
　
　その後，私は，合同庁舎で行われた初任研２年目の課題研究発表会に参加し，C先生の発表を聴いてきました。算数の授業についての研究発表でした。デジタル教科書の使い方，ヒントカードの活用，リーダーを中心にしたグループでの話し合いなど，これまでの取組について紹介しました。先生方も元気な子どもたちに負けないように頑張ってますよ。

　２校時，１年１組では国語の漢字の学習をしていました。あかねこ漢字スキルを使って新出漢字の指導です。前にも何度か紹介しましたが，漢字の指導は段階を踏んで行われます。
　　
　先ずは，読み方の指導です。教科書に出てくる読み方，その別な使われ方を指導します。M先生は，夕方の「夕」とクワガタの「タ」，「千」とカタカナの「チ」や「干す」のように似ていて間違いやすい字を取り上げ，違いについても丁寧に確認します。
　それが終わると書く練習です。「指書き→なぞり書き→写し書き」という順に練習します。上の写真のように先生と一緒にイチ・ニイ・サン･･･と声を出して筆順を確認しながら指書きをします。
　
　スキルは，上の方がなぞり書きに，下の方が写し書きをする様になっています。E君もYさんも丁寧ですね。どこから始まりどこまで引っ張るのか，手本をみながら丁寧に書くことが習得のためには大切です。
　
　１年生は書き終えたら手を挙げ，先生に書いた文字を確認してもらうシステムのようです。M先生は，花丸を付けたり，さらに上手に書くためのアドバイスをしたりしながら一人一人の学びを見取っていきます。
　１年生の皆さん，しっかり練習して，たくさん漢字を覚えてくださいね。

　３校時校舎を回ると，「冬の歌」を歌う美しい声が５年１組から聞こえてきました。まだ，マスクのままで，大声は出さずにという限定付きですが，音楽の授業もしています。（その他，鍵盤ハーモニカ，リコーダーは合わせる時だけ演奏してます。）
　
　この後５年生は「ごげよマイケル」で和音の響きについて学習しました。
　お隣の４年生では図工で，木版画に挑戦です。新しい彫刻刀を初めて使うのかな，黒板には使い方の注意点が板書してありました。
　
　木を彫るって楽しいですよね。彫刻刀を両手で支えて彫ればケガも心配ありませんよ。集中して取り組み，よい作品にしてください。
　１階に降りてきた多目的室に人影がありました。１年２組の子どもたちが，ダイナミックな図工をしていました。
　
　バットに溶いた絵の具をいろいろな形で型押してていました。また，手や足に絵の具を付けてボディーペインティングをする子もいました。こんな気持ちの良いことは汚れるからお家ではできませんよね。いっぱい楽しんでください。
　以上，芸術の薫り高い今日の３校時でした。

　２校時，校舎を回り６年２組を覗くと人影は無く，黒板ににぎやかな次第が書いてありました。この時間は学級の集会活動「あけおめ万里の会」のようです。
　
　次第の通り，ドッジボール，ミニ駅伝と外での活動を楽しんでいました。今年一番の寒さでも，良い天気に恵まれました。
　
　教室に戻ってお年玉交換会です。それぞれが手作りのプレゼントを作って友達と交換します。Kくん何だかとっても楽しそうですね。イベント好きの６年２組，，次こそ私も招待してくださいね。
　さて，音楽室では３年２組が音楽をしていました。「太鼓に挑戦！！」が今日の学習内容です。
　
　しめ太鼓と長胴太鼓のリズム打ちを交替して全員が楽しみました。我々日本人のDNAに書き記してあるからなのか，なぜか心躍る響きです。
　　
　将来この中から「太鼓の達人」が生まれるかも･････一緒に応援しましょう。　　

　５校時，全校児童が書きぞめの清書会に臨みました。清書会では，学校や家庭で練習してきた毛筆，硬筆の清書作品を作ります。
　
　先生からの注意事項を聞き，早速作品作りに取り組みました。１年生も２年生も真剣そのものです。心地よい緊張感に包まれた教室はとても良い感じです。
　
　６年生にとっては小学校生活最後の書きぞめです。一文字一文字，手本を確認しながら慎重に進めていました。
　一方，音楽室ではこれまで特別練習に取り組んできた子どもたちが清書を行っていました。
　
　赤ペンで注意点がメモ書きされている手本を見ながら真剣に取り組んでいました。これまでの努力が，校内書きぞめ展，市の書きぞめ展で成果として現れることを祈っています。

　２校時，４年生は担任のS先生とALTのR先生と一緒に外国語活動の学習に取り組んでいました。今日の言語材料は「What  do you want ?」です。八百屋さんで野菜や果物を買うシチュエーションで進められます。
　
　R先生と野菜や果物の言い表し方を復習した後は，今日の言語材料を使ったチャンツ（リズムに単語や英文を乗せて発音する学習）で練習します。どのフルーツパフェが好きかを聞き分ける活動もクイズ形式で行いました。
　
　その後はR先生とS先生の二人で役割演技をして会話の流れを確認しました。「何が欲しいの？」「イチゴです。」「いくつ欲しいの？」「３つです。」「分かりました。どうぞ。」「ありがとう。」と続きます。
　　
　先生達に倣ってペアでの練習です。お店の人は，欲しいと告げられた果物の絵カードをお客さんに渡します。Kさんは「桃がいくつ欲しいの？」と問われて「１０個」と答えていました。「パフェの入れ物が桃だらけでしょ」「て言うか，入んないでしょ」等とS君に突っ込まれていたのかもしれませんね。みんな楽しそうにペアで会話していました。

　急ぎの仕事があったため校舎を回ったのは４校時でした。１年２組では国語で「おはなしを　かこう」の勉強をしていました。この単元では，登場人物の名前やキャラクターを考えて，オリジナルのお話を書きます。　
　
　担任のA先生は，子どもたちとやり取りしながら，「（一寸法師くらい）小さい」「敵はカラス」など，モデルとなるイチゴから生まれたイチゴ太郎のキャラ設定を進め，子どもたちのイメージを膨らませていきました。
　
　さて，子どもたちはどんな主人公を考えたでしょうか。ワークシートを覗いてみると，「ミカンから生まれた，ミカン太郎」「アメ（飴）から生まれた，アメたろう」「桃から生まれた，桃姫」などと書いていました。
　
　スイカ姫を主人公にしたCさんは，「夏に活躍する」「種がある」とキャラクターについて書いていました。その種をぺっぺと飛ばして悪者をやっつけたりして････たくさん想像を巡らせて，楽しいお話を書いてくださいね。
　完成したお話を読みに行くのが楽しみです。

　２校時，３校時，３年１組と３年２組で俳句作りの授業をさせてもらいました。３年前に仙台で行われた夏井いつき先生の講演会でお聞きした「小学生が作る俳句のほとんどは，難しい『一物仕立て』で作られている。俳句の良さに触れさせるためにも『取り合わせ』での作り方を小学校で指導すべきだ」という考えに共感して，赴任先で実践していることです。３年生の先生方から直接指導のチャンスをいただき授業が実現しました。
　
　季語は気持ちを表す力を持っています。「取り合わせ」とは，日常の出来事から１２音の俳句のタネ（算数のテスト十点）を，季語（秋のセミ）と組み合わせることで，そのときの情景や思いを表現する作り方です。算数のテストで１０点とったら，秋のセミのような寂しく悲しい気持ちになりますよね。
　
　昨年，朝会で使ったパワポで総論を復習した後，先ずは季語選びに挑戦しました。夏井先生がピックアップした５音の季語の中から，「算数のテスト百点」の後に付ける季語を選びました。それで作ったのが以下の作品です。
　・「算数のテスト百点　風光る」・「算数のテスト百点　夏の海」・「算数のテスト百点　お年玉」　なかなかいいですよね。続いて「算数のテストで１０点」でも選びました。
　・「算数のテストで１０点　冬の山」・「算数のテストで１０点　氷点下」・「算数のテストで１０点　そぞろ寒」すばらしい！
　
　これを踏まえて，俳句のタネの１２音からフリーに作ってみました。
　・「跳び箱を　初めて跳べて　初日の出」（YEさん）
　・「お買い物　洋服迷う　冬の暮れ」（RSさん）
　・「ゲームして　父に叱られ　枯尾花」（SFくん）
　・「高校の　受験合格　桜貝」（SKくん）
　いかがでしょうか？永世名人の称号を上げたいと思います。

　２校時，２年２組では図工の勉強をしていました。取り組んでいたのは「まどから こんにちは」という教材で，カッターを使った工作です。
　
　カッターでたくさんの窓を切り出し，その下に窓の中の様子を貼り合わせていきます。あっ，お部屋の中には女の子とネコがいますね。
　
　窓とその中が出来たら，丸めたり折ったりして立体的な建物にしていきます。接着はプッシュボンドを使います。（今どきのプッシュボンドはハンドクリームのような入れ物に入っていてビックリしました。）丸めたところは友達と協力してねっぱします。S君は家から持ってきたビーズも使って回りも装飾していました。
　
　毛糸や綿を使って工夫した表現をしている子もたくさんいました。みんな楽しそうですね。とってもステキな作品ができました。来月の参観日まで大切に展示しておいてくださいね。

　５校時に校舎を回っていると３年２組では国語「俳句に親しむ」の学習をしていました。易しい文語調の俳句を音読したり暗唱したりするなどして，言葉の響きゃリズムに親しむことをねらいとして学習単元です。
　
　今日はその２時間目，残りの７句も読み味わいました。C先生は合計１２の俳句について一斉で，ペアで，スピードアップしてと，何度も読ませながら，響きやリズムの良さを味わわせようとしていました。
　
　その後は，お気に入りの１句を選ぶ活動でしたが，C先生は村上鬼城の「ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな」という句をお気に入りとして紹介し，同時にワークシートの書き方も示しました。
　
　子どもたちは，自分のお気に入りの句を選び，その季語や選んだ理由をワークシートに書き込んでいました。季節を反映しているのか，冬の季語を使った句を選んだ子が多かったようです。
　このあと自分でも俳句を作るそうなので，そのときに「取り合わせ」という基本の作り方について，私も一緒に勉強したいと考えています。

　明けましておめでとうございます。１７日間の冬休みを終え，今日から２学期後半のスタートです。卒業・修了まで，６年生は４８日，５年生は５２日，４～１年生は５１日の授業日となります。「面瀬小学校ニュース」では今年も，面瀬っ子の様子を紹介していきますので，よろしくお願いします。
　
　冬休み明け初登校，子どもたちは上のような先生からのメッセージに迎えられました。すべての学級の黒板に書いてありました。読んだら元気が出ますね。３校時に校舎を回っていると，３年１組では，冬休みのことを一人一人がスピーチして紹介していました。
　
　２年１組では，今年の漢字を選んで理由と共に書いていました。「楽」「優」が多かったように思いました。「声：大きい声で返事や挨拶をすると気持ちいいから」，「早：早く宿題が終わるように頑張りたいから」と書いた子もいました。１年生は合同で体育です。バレーボール型の運動でしょうか。大きなボールを使ってキャッチボールをしていました。
　
　４年生は算数の面積の学習です。陣取りゲームの勝敗を決めるにはどのように比べれば良いかをグループで相談していました。６年１組は歴史の授業です。日清・日露の戦争の後で日本の国際的地位が高まったことについて，関税自主権の回復などから考えました。
　学校に日常が戻ってきました。「やっぱり学校には子どもたちの声が響いていないとね」，業間時間，外遊びする子どもたちの見ていると，どこからかそんな声が聞こえてきました。