2022年6月の記事一覧

修学旅行団レポート④

 ホテル東鳳の夕食は、大きなシャンデリアのあるバンケットホールでとりました。お膳を覆う紙を取り、満面の笑みの男子。「校長先生、このご馳走の画像ください」とC君。
 
 たくさんのお料理なので、食べ切れない子は、予め友達に手伝ってもらいました。生モノが苦手な子がけっこういました。大満足の夕食でした。
 
 夕食後、7時30分から入浴、8時30分から班長、部屋長会議で、消灯は9時10分の予定です。みんな眠れるかな?
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修学旅行団レポート③

 自主研修後半は武家屋敷見学に付いて行きました。ここは会津藩家老の西郷頼母の屋敷で、当時の武士の生活を学ぶことができます。
  
精米所の近くの窓からは鶴ヶ城の天守が見えました。
 
 自主研修を終え、本日最後の見学地である県立博物館に到着。記録担当はスマホの使い方にも慣れ、たくさん写真を撮っているようでした。
 そして、ほぼ予定通りにホテル東鳳に到着しました。暑い中、みんな元気に本日の活動をやり遂げました。
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修学旅行団レポート②

 飯盛山を見学した後、喜多方ラーメンとソースカツ丼の昼食を取りました。12時50分から自主研修スタートです。
 

 
 みんな楽しそうに活動しています。この後の移動は暑いので心配ですが、外は少し風が出てきて過ごしやすくなったように思います。
 みんながんばって!
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修学旅行団レポート①

 修学旅行団の様子をお知らせします。
 現在、バスは松川サービスエリアを出発したところです。
 
 バスの中では、まず、ガイドさんが用意してくれた色紙に、修学旅行で一番楽しみにしていることを書きました。その後はバスレクです。S君は名前変えゲームを、Y君は会津に係わるクイズを出しました。
  
 松川サービスエリアでトイレ休憩の後は、おやつタイムを楽しみました。
 
 みんな元気です。


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音楽朝会,6年修学旅行結団式

 今日の業前は,久しぶりに体育館に集まっての音楽朝会を行いました。ただ,マスクを外して大きな声で歌声を響かせるという通常の音楽朝会はまだできません。
 
 今月の歌は「にじ」(作詞:新沢としひこ   作曲:中川ひろたか)です

「にわのシャベルが 一日ぬれて 雨があがって くしゃみをひとつ くもがながれて 光がさしてみあげてみれば ラララ にじがにじが空にかかって きみのきみの 気分もはれて きっと明日は いい天気 きっと明日は いい天気」
という馴染みのある歌ですが,今日は歌よりも,手話メインで進めました。音楽主任のS先生は,ラララからのさびの部分の手話を子どもたちに教えました。
 
 実はこの6年生が,4年生の時の面瀬フェスティバルで手話付の歌を発表していたということで,さびの部分だけでなく,歌の全部を手話で表現していました。それを横目で見ながら,下級生たちも手話での表現を頑張りました。
 
 その6年生は,明日から1泊2日で修学旅行に行ってきます。業間に結団式を行いました。それぞれの班が活動のめあてを発表した後,最後にR君が児童代表の言葉を述べました。会津若松も暑さが予想されます。熱中症に気を付け,みんなで協力しながら活動を楽しんできて欲しいです。
 明日,明後日の「面瀬小学校ニュース」は旅行地からのレポートをお送りします。お楽しみに。

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1年 生活科「学校探検」のまとめ

 3校時,1年生では先週紹介した1年生単独の学校探検のまとめをしていました。1組は自分のタブレットで撮影した画像を基にして「発見した場所」のカードを書いていました。2組の方は書いたカードについて発表し,みんなで共有していました。
 
 1組の子どもたちのワークシートを覗いてみると,2年2組の教室で見つけた水槽や職員室で見つけた放送朝会のバック絵をカードにまとめていました。
 
 2組のHさんのタブレットを見ると,先生がロイロノートというアプリで作った提出箱がずらりと並んでいました。2組のみんなは,教室毎に発見したものの画像を送ることができたんですね。1年生もタブレットの使い方に大分,慣れてきたようです。
 
 Mさんは「児童会室でおもしんを見つけました。」と紹介しました。担任のA先生は,ロイロで作った児童会室用の提出箱に提出された画像の中から,おもしんを見つけて,みんなに示しました。「どこにあったの」,「私も見つけました」など発見を共有し,もう一度見に行きたいという意欲を高めていました。
 1年生だけ,まだできていなかったZoomの接続テストも今月中にしたいと考えています。
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5年生 GTによる講話「まぐろ漁業とSDGs」

 3校時,5年生が総合的な学習の時間に,臼福本店の臼井壯太朗社長をGTに招いて,「まぐろ漁業とSDGs」と題した講話をお聞きしました。
 
 北太平洋海域のまぐろ資源が適切に管理されたために,一時は絶滅危惧種にまで指定されたいたクロマグロの量が増えていることや,魚を巡る世界と日本の動きの違いなどについてお話しいただきました。
 
 また,資源管理のために捕ったまぐろ一匹一匹にタグを付けたり,1キログラムでも水揚げされる予定の重さをオーバーしても,多額の罰金をかけられるなど,厳しく管理されていることを教えてくださいました。
 
 最も聞かせたかったのは,臼福本店がマグロ延縄漁業で世界で初めて認定されたMSC認証についてです。オリンピックの選手村で提供される水産物はMSC認証をうけたものしか使えないなど,子どもたちの興味を引き付けるようなトピックをいろいろと紹介してくださいました。
 子どもたちはワークにメモを取ったり,質問や意見を述べたりしながら,しっかり聞くことができました。マグロ船見学,岩井崎の生き物調査,水山養殖場見学,そして今日の講話などを基に,子どもたちは,それぞれのハテナを整理して,これから取り組む探究課題を設定します。
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1年 学校探検,3~6年 子ども芸術劇場

 3校時,旗を掲げた一団を3階で発見。1年生単独の学校探検です。この前は2年生に案内されていましたが,今日は,自分たちで挨拶して,教室に入りました。
 
 授業中の教室もあったのですが,温かく迎え入れてくれました。入っても遠慮しがちな様子に,「授業しているから写真は端っこにあるものを撮って帰ろう」というような1年生の心の声が聞こえました。
 
 午後からは3年生以上が市民会館に出向き,子ども芸術劇場を観劇しました。「TAP DO!~リズム&ミュージック」という演目でタップダンス,ジャグリング,パーカッションなどを組み合わせたエンターテイメントでした。拍手や歓声と共に子どもたちがだんだん前のめりになり,本当に楽しそうに見ていました。
 
 タップとパーカッションでの「トルコ行進曲」では,リーダーのポケさんから会場にお手伝いの演者の依頼がありました。選ばれてステージに上がったのが,4年生のT君。ベルで「トルコ行進曲」の重要部分を演奏しました。T君かっこよかったですよ。
 ポケさんからYoutube開設のお知らせがあったので,今日は気仙沼の子どもたちがたくさん閲覧するかもしれません。「TAP DO!」で検索するとチームのホームページを発見できます。子どもたちと今日の楽しさを共有してみてください。
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5年 水山養殖場見学(舞根森里海研究所)

 今日,5年生は唐桑の舞根にある水山養殖場を見学しました。私が仕事の都合で行けなかったのでO教頭先生から現地の様子の画像を送ってもらいました。いつもとは違う画角でお楽しみください。
  
 船でカキの養殖イカダまで行くと,舞根森里海研究所の畠山信さんがプランクトンネットを引いてプランクトンを採取して見せてくれました。「気仙沼のカキはこれを食べておいしく育ちます。このプランクトンは山からの栄養分で育まれます。」と森と海の関係を教えてくださいました。
  
 再び船に乗って森里海研究所の対岸へ。山道を通って九九鳴き浜へ移動しました。浜の名前の由来などの説明を聞いた後,貝殻やシーグラス探し,水切りなどをして楽しみました。
  
 森里海研究所に戻ると,所長の畠山重篤さんから「森は海の恋人運動」についてのミニ講話をいただきました。カキが食べる植物プランクトンの代表的なものがキートセロスであることなど顕微鏡画像などを使って紹介していただきました。
 昨年の5年生は食物連鎖の基となっているプランクトンに興味をもって調べた子どもたちが何人もいました。今年はどうでしょうか。楽しみです。
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3年 ふれあい農園虫探し,6年 野口記念館出前授業

 今日2,3校時,3年生が総合的な学習の時間に,ふれあい農園に虫探しにいきました。
 
 一足先に到着した私は,農園の熊谷涼美枝さんと共に子どもたちを出迎えました。涼美枝さんに話を聞くと,ご近所の皆さんが,子どもたちのために事前に草刈りをしてくれたとのこと,有り難いです。
 
 担任のO先生の注意事項を聞いて,早速,グループ毎に虫取り開始。みんな楽しそうです。
 
 そのうちに,あちらこちらから「先生,モンシロチョウ捕りました。」「カナヘビ捕まえました。」という声が聞こえてきました。
 3年生の生き物を通した環境学習は,陸上の生き物から水の中の生き物へと広がっていきます。
 6年生は,3校時,野口英世記念館の鍋谷正則さんを迎え,野口英世についての出前授業を行いました。
 
 野口記念館は,会津地方では最も混み合う施設の一つになっているので昨年は見学を見合わせましたが,白虎隊と並ぶコンテンツなので今年から復活させました。
 
 お話の中には私も知らない事もあり大変興味深くお話を伺いました。子どもたちも同じで,しっかりメモをしながら話を聞いていました。今日の出前授業のお陰で,6月30日の見学はより有意義な物になることでしょう。
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3-1 算数「長いものの長さのはかり方」

 2校時,3年1組の子どもたちは校庭で活動していました。巻き尺でいろいろな物の長さを測っているようです。
 
 ワークシートを見ると,図る物の長さの見当をつけてからいろいろなものの長さを巻尺で測定しているようです。
 
 子どもたちは,野球のベンチの長さやプレイランドの土管の長さ,サッカーゴールの幅,桜の木の幹の周りの長さなどいろいろな物の長さを測っていました。土管は2m45cm,桜の幹は2m9cmありました。
 

  この活動を通して,子どもたちは長いものやまるいものの長さを測定するには,巻尺が適していることやその使い方を理解し,測定の技能を高めていきます。また,見当を付けてから実測することで量感を養っていきます。
 この時間は実習生のY先生の初めての実践授業でした。これまでは参観して学んでいましたが,本時は実際に子どもたちに発問や指示などの働き掛けを行いました。実習も2週目,N先生,A先生も頑張れ!
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1~4年生遠足出発,6年租税教室

 今日は1~4年生の遠足です。8:00から遠い方面の遠足隊から学校を出発していきました。4年,3年が出発するときには小雨がぱらついていましたが,どこも天気が回復し暑いくらいだとの報告がありました。
 
 さて留守番の6年生は,2校時に気仙沼法人会の谷村さん,加藤さん,千葉さんを招いて租税教室を行いました。
 
 「もし税金がなかったら」という世界を描いたDVDを見たり,クイズ形式を取り入れた説明を聞いたりして,税金の役割について学びました。小学生1人にあたりの税金で賄われている教育費は1年間で85万円だと聞いて,子どもたちはびっくりしていました。
 
 最も盛り上がったのは,法人会の方がジュラルミンケースから1億円のかたまりを出したときです。勿論,模擬紙幣ですが。一人一人抱えたり,100万円の札束を手に取って喜んでいました。6年生の社会科は公民先習になっています。(以前は歴史から勉強していました。)政治の仕組みの学習をした子どもたちには今日の租税教室の内容もストンと落ちたのではないでしょうか。法人会の皆さんありがとうございました。
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5年 岩井崎の海の生き物調査

 今日,5年生が岩井崎に海の生き物調査に出掛けました。私も同行したので,その様子をお知らせします。生き物の解説のため去年もお願いした気仙沼水産試験場の伊藤さんに加え,金澤さんにもお出でいただきました。
 
 今日は大潮,10:47に干潮を迎え,-5.7cmまで潮が下がります。気温も昨日より高くなり,子どもたちは活発に生き物探しをしていました。潮だまりで何かの稚魚を捕ったM君,伊藤さんに聞きますが,稚魚の判別は難しくて調べてくれることになりました。
 
 今年は海藻もチェック。ワカメ,アマモ,アカモク,ツノマタ,もう一つは不明でした。
 
 ヒトデ,ヤドカリ,カツカ,アメフラシ(大谷では「ウミゴ」と呼んでいました。)Kさんのお気に入りはアメフラシ(伊藤さんによれば貝の仲間だそうです。),たくさん捕まえていました。不思議と,Kさんが持っているときは紫の液を出しませんでした。
 
 いました,いました,漁業後継者が。A君はウニ38個とマボヤ3つをゲットしました。金澤さんがM君が捕った稚魚はギンポだったと教えてくれました。新種じゃぁなかったと,ちょっとがっかりしながらも,少し成魚に近づいたギンポとのツーショットを写真に収めました。金澤さんは「ここは,こんな稚魚が暮らせるような藻場がある豊かな環境なんです。」と教えてくれました。
 5年生の海洋学習はまだまだ続きます。22日は唐桑の水山養殖場で畠山重篤さんから海と森の関係について学びます。
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5,6年 子ども環境教育出前講座

 昨日(6/14)5校時,5,6年生を対象にした環境教育出前講座「地球温暖化と私たちの暮らし」を行いました。講師は宮城県環境教育リーダーの千葉智恵さんです。
 
 千葉さんからの問題です。「地球温暖化と言われていますが,100年前からどのくらい気温が上昇していると思いますか?」正解は約1度とのこと。意外に上昇値はひくいようですが,私たちの体温で考えたら1度上がって37.5度になったら,コロナ禍の今は施設への入場を断られる病気のレベルです。
 
 このような楽しいクイズを出しながら,温暖化と私たちの生活の関わりについて分かり易く説明していただきました。また,温暖化対策として私たちができることを「クールチョイス」として紹介していただきました。
 
 千葉さんは,長年のこうした教育現場での啓発活動が認められ令和2年度の「ストップ温暖化賞」を受賞しています。実はこの年,7月7日にゲストティーチャーとしてお出でいただく気仙沼地域エネルギー開発株式会社の高橋正樹社長も受賞していることが分かりました。SDGsがつなげるご縁を感じました。
 5,6年生の探究課題設定のための興味関心の掘り起こしのための学びはまだまだ続きます。明日は5年生が岩井崎に海の生物調査に出掛けます。
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2年2組による1年2組の学校案内

 1校時,2年2組の子どもたちが,1年2組の後輩たちを引き連れて,校舎内容回っていました。どうやら案内をしているようです。
 
 バスガイドさんのように旗を持って先頭に立つ子どもたちの誇らしい顔が良いですね。
 
 それぞれの特別教室には,事前に準備した説明原稿が貼ってありました。どんな風に使われる教室なのかが記してありました。
 
 1年生は,見学した教室の所にシールを貼ってもらっていました。スタンプラリーのようなワークシートなんですね。楽しみながら回れたことでしょう。
 この後,1年生だけでの学校探検もあるそうです。
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6年総合 ウニの陸上飼育とブルーカーボンの学習

 5校時,6年生は,階上で漁業を営む藤田純一さんを招いて,磯焼けの対策の一つとして現在進めているウニの陸上飼育,そしてブルーカーボンの取組についてお話をいただきました。
 
 この講話は,学校関係では初めて行うため,「底上げ」のNさんや「まるオフィス」のAさんも聞きにきました。それだけ藤田さんの実践は注目されているんですね。
 実物を持ち込んだりクイズ形式で話したりしてくださったので,子どもたちは話に引き込まれていきました。(クイズの正解者は藤田商店の塩蔵ワカメをいただきました。)
 
 U社というノルウェーの会社と協力して,常温保存できる昆布由来のペレットをエサとして,温度と水質を管理して1年中ウニを出荷できるようにするとのことで,生産者だけでなく,飲食店やホテルにも波及効果が期待される事業です。また,子どもたちが最も興味をもつSDGs14の海の豊かさを守ることを具体化した取組です。2つ上の先輩たちが磯焼け対策として藻場の再生を呼びかけましたが,それを実現する実践者が地元に現れたのです。
 
 お話のあと,子どもたちが質問や感想を述べました。鋭いなぁと藤田さんがうなっていたのは,K君のウニの病気の対策についての質問です。「ウニの病気の薬はまだありませんと正直に答えましたよ」と藤田さん。「K君は自分でもカブトムシやクワガタを飼育しているんですよ。その辺で病気とつながったのかもしれません」と,校長室で鋭さの謎解きをしました。
 終わってからも,藤田さんを囲み,いろいろな話をしていました。パイオニアのお話は心に響いたのだと思います。
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業前活動:防犯教室,教育実習生紹介

 今日の業前,体育館で防犯教室を行いました。先月末に不審者対応の一斉下校等を実施したこともあり,防災主任のA先生と一緒に,みんなで改めて「いかのおすし」を確認しました。
 
 A先生は,「いかない」「のらない」「おおごえでさけぶ」「すぐにげる」「しらせる」の想定される具体的な場面について取り上げて話してくれました。職員室でも改めて,授業中の昇降口や1階教室の戸の施錠などの不審者対策を確認しました。
 
 その後,今日から母校に教育実習に来た,3人の先生を紹介しました。いずれも仙台の大学の3年生で教職を目指しています。
 
 いろいろな学級の授業を見学させてもらいますが,N先生は1年2組,Y先生は3年1組,A先生は6年2組を中心に7月8日までの4週間,実習を行います。
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4年 面瀬川探検 源流・上流

 今日,4年生が面瀬川の源流と上流を探検しました。先ずは面瀬川の始まりを見に金取方面へ,杉林を歩いて上り砂防ダムに到着しました。
 
 砂防ダムの上流側に回り込むと,きれいな水がたまっていました。その下には腐葉土が重なってしました。子どもたちは水に手を入れたり,水の底を覗いたりしながら源流の様子を感じ取っていました。数日前の大雨で,砂防ダムには2つの小川が流れ込んでいましたが,「普段は左側の小さい川だけが流れています。こっちを進むと本当の源流だよ。」と説明すると,白組女子の勇者たちが流れを遡り始めました。(時間の都合で20mほど進んで断念しました。)この間に同行してくれた宮城教育大学の棟方先生がすごいものをゲットしていました。
 
 上沢の消防の屯所まで移動して,この子どもたちが大好きな生き物探しをしました。たも網を持つ子,上流側で石をよける子,2人組で川の生き物をねらいます。カワゲラの幼虫,ヘビトンボの幼虫のほか,カジカ,アマゴの魚も捕ることができました。
 
 学校に戻り,棟方先生の川の生き物教室が始まりました。最初に紹介してくださったのは源流の砂防ダムのところで棟方先生がゲットしたサンショウウオです。「これがいるということは,すなわち源流の水がとてもきれいであることです。」と教えていただきました。今日入った上沢は,捕った生き物から上流と中流の間の特徴をもっているということでした。今回は源流,上流の水を採取してパックテストで面瀬川の水のきれいさを証明したいと思います。9月の下流,汽水域の調査も計画しています。
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3-1 算数「大きい数の筆算を考えよう」

 2校時目,3年1組は算数の授業です。「大きい数の筆算を考えよう」という単元の学習に取り組んでいました。今日は「4位数を含む加減筆算の仕方を,既習の筆算の仕方を基に考え,統合的にまとめる」ことがねらいです。
 
 担任のO先生は,繰り下がりの仕方を表す補助数字を黄色いチョークで筆算に書き入れながら,筆算の仕方をスモールステップで確認しながら練習問題を進めます。本時は単元の終盤ということでタイル図は登場しませんでしたが,繰り下がりの意味を図と筆算での処理を関わらせながら指導しました。これらの繰り返しが理解を確かにしていきます。
 
 もう一つ,子どもたちを見ていて感心したのは,全員が定規で筆算の線を引いていたことです。前の問題の筆算と間隔を開けて書くこともほとんどの子ができいてました。意外かもしれませんが,こういう細かいことができるかどうかが理解度,定着度に表れることをベテラン教師は経験的に理解しています。
 
 「もっとやりたい!」というリクエストに応えて,O先生は「先生問題」を出しました。「せ」を丸で囲み,上に3本,線を書きました。(「1本だと波平さんになる,3本だよ」と小ネタをはさみながら)子どもたちも同じようにノートに書き,先生問題に取り組んでいました。授業が終わって,O先生に近寄りながらYさん,Hさんが「よくわかった」「もっと問題やりたい」と話していました。教師として最も嬉しい言葉の1つです。
 3年1組の皆さん,これからも,たくさん練習問題を解いて,解き方をしっかり身に付けて,算数博士になってくださいね。
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6年総合SDGs12,14 株式会社amu 加藤広大さんを招いて

 3校時,株式会社amu 加藤広大さんを招いて,広大さんが取り組んでいる漁網リサイクル事業についてお話をしていただきました。これは夏休み前にSDGsについて個々の課題設定をする子どもたちの興味関心を耕すため取組の1つです。
 
 先ず,海洋投棄された漁網にアザラシ、カメなどの海洋生物がからまって命を落としてしまうゴーストネットと呼ばれる問題などを紹介していただき,そのマイナスイメージの漁網に資源として着目したこと,海藻の汚れを取り除く手間が再利用最大のハードルであること,その問題を解決するために遠洋マグロ延縄漁のテグスに目を付けたこと,それを10t単位で集められるポテンシャルが気仙沼にあったこと,などなど,起業までの話を分かり易くしてくれました。
 
 原料のテグスや製品のジャケットなどの実物も持ち込んでいただき,子どもたちは興味深くお話を聞くことができました。
 
 用意したワークシートいっぱいにメモを取る子も多く見られました。元々環境系の学習に取り組んできただけに今日の講話についての質疑も活発で,その質の高さを校長室で褒めていただきました。
 ゲストティーチャーを招いての学習は,この後,6月13日(月)にはSDGs14に関して階上でウニの陸上飼育やブルーカーボン事業に取り組む藤田さんに,7月7日(木)にはSDGs7に関してバイオマス発電事業を展開している気仙沼商会の髙橋社長さんにお出でいただきます。第一線で活躍する実践者のお話で子どもたちの探究心に火を付けたいと思います。
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