月立小学校の日常を紹介します

月立小ニュース【日々更新】

学校給食週間・食育学び教室

今日から学校給食週間が始まりました。

明治22年、山形県鶴岡市から始まった給食は子供たちの体づくりのために今も続いている大切な食事です。

今日は明治の給食がテーマでした。

そして、5校時目には、気仙沼中央給食センターの栄養教諭の先生に、給食と体によい食べ方についてのお話がありました。

給食は栄養バランスが考えられた食事で、子供たちがおいしく食べてもらえるように作っていることをクイズ形式で教えていただきました。

明日も、どんな給食が出るのか楽しみです。

おまけ

今日、中学年の教室におじゃましました。
担任の先生が出張だったため、朝の会は保健室の先生、1時間目は書き方を一緒に勉強しました。

今月の生活目標は「ものを大切にしよう」です。今朝は、自分の衣服がたためるのかな?をしてみました。

これは、来年、4年生は5年生で修学旅行に行きます。その時に、衣服の整理整頓が、限られた時間を楽しく過ごすか、生活指導で取られるのかという、貴重な時間を生み出すことが出来るかどうかになります。

さすが4年生!みんなが上手にたたむことが出来ました。

いつもながら学校教育と家庭教育の重なりの部分が、学校教育の伸びしろになるところが多く、家庭と学校の協力関係の大切さを改めて感じていました。

そして、書き方です。まず、自分の名前はどの文字よりも丁寧に書いてほしいと伝えたところ、本当に上手に書いていました。

名前は一生使うものです。だからこそ、おうちの人に付けてもらった名前を大事にしてほしいと願いつつお話をしました。本当に、丁寧に書いていました。

姿勢もいいですよね✨

夜…

夕方から、しんしんと雪が降り、あっという間に銀世界になりました。

「真冬の冬将軍は健在だった」と、冬らしさに安心しました。

明日は、子供たちと雪で満喫できそうです✨

いい感じ

厳しい寒さからはほど遠い大寒が過ぎ、暖かい冬はいいものの、逆にこの冬でいいのかなと思いながらの1月4週目です。

そんな中での子供たちの様子をみると、やはり、次の学年の姿が見え隠れして、いい感じです。

子供たち同士も、先生との塩梅もいい感じです。

1月24日から30日は全国学校給食週間です。

どんな給食が出るのか楽しみです。

台湾からの視察

台湾の教育関係者の2名の方々が、月立小学校の複式指導について見学をしました。

同行者として文部科学省国立教育政策研究所と東北大学の方々も一緒に子供たちの勉強している様子を見学しました。

台湾と日本の教育の共通点として6・3・3の制度であり、月立小学校のように小さい規模の学校が点在しているとのことでした。

もう一つが、漢字文化をもっていることで、日本語で書かれている説明であれば、何となく理解出来るとのことです。そう考えると、台湾に行っても、漢字が読めれば何となくが通じそうです。

台湾の謝先生と葉先生には「子供たちに自己紹介して下さい」とお願いして、低学年の教室を訪問しました。

低学年の子供たちには、あらかじめ自己紹介することを伝えていましたが、ALTとは違って、本物の英語にふれて、やや引き気味でしたが子供たちも自分の名前を伝えていました。

低学年の国語から中・高の算数の授業を見学して、最後に記念写真を撮りました。

月立小学校の先生方の2つの学年を教える「二刀流」を見て、素晴らしさを語って帰りました。

月立小学校の先生方も、大谷選手と同じ「二刀流」ということを改めて教えられ、日本の複式教育の凄さを感じました。

遠いところからの訪問、ありがとうございました。

豆腐づくり体験

中学年の子供たちが豆腐づくりをしました。

もちろん菅原妙子さんが先生です。

収穫した大豆、青豆を原材料としての豆腐づくりです。

大豆をすりつぶし、型にはめ、しぼり…一通りの工程を経て、月立小製造のお豆腐が完成しました。

 

あずきは、妙子さんがあんこに変身させ、子供たちは白玉餅を作り、あんこ餅として食べました。

完成!子供たちが作った豆腐とあんこ餅です!

口に入れると大豆の香りがスウッと抜けて、口いっぱいに広がる旨みが濃く、手作りの荒さが舌触りを強め、THEお豆腐!でした。

いろいろな制限があった昨年度とは違い、本来の学校が戻ってきたことを子供たちの食べている姿を見て感じていました。

一生付き合う食事ですので、おいしく、たのしく、なごやかな時間を過ごせればと思います。

中学年のみなさん、ごちそうさまでした✨
そして、菅原妙子さん ありがとうございました✨

席書大会

校内席書大会がありました。年の初めの伝統行事で、時期はそれぞれですが市内小学校の子供たちが一筆を大事にしながらの学習です。

限られた時間の中で静かに取り組んでいました。

日中は、雪の中で体を動かす低学年の姿がありました。

今日は固まりにくい雪だったこともあり、水道の水を少し含ませて固まりやすくする工夫の中で、体験的に水が固まるための生活の知識を子供たち同士で共有しているのだと思いました。まさに遊びから学びにつながる場面に出会いました。

今日の場面には担任の先生も一緒だったので、子供たちの行為が今後の学習につながる学び履歴を共有したことになり、学習を深めるきっかけを得たことにつながります。

雪景の中、子供たちと先生の良好な姿にふれ、心がポカポカになったひとときでした。

募金活動

能登半島地震への募金活動をしました。

東日本大震災を直接経験をした子供たちも大きくなり、次の世代への継承が行われる中、日々、命を守ることの大切さを子供たちと一緒に学んでいます。

今回の地震も大人にとっては人ごとでは無く、一気に記憶と気持ちが13年前に引き戻されてしまっていました。何かお手伝いがあれば…と思っていた所に、高学年の中から募金で応援しようという思いから、今日の活動となりました。

子供たちからの募金とご家庭からの募金も集まり、月立小学校で応援している気持ちを表す事ができ、みんなで能登の皆さんを応援しようということを体験的に学んだ活動にもなりました。

「困ったときは助け合おうよ」という気持ちがあれば、友達が困っていれば行動に移すことの出来る子供たちが育ちます。

本当に高学年の皆さんを尊敬し、おうちの皆さんに感謝した募金活動となりました。

ありがとうございました。

小正月

今日は小正月です。

月立小学校の大柱に添えられた繭玉飾りが柔らかな雰囲気を作り出して、少なくなりつつある昔から伝わる大切な習わしが継承されている学校であり、他にはない景色であると思います。

 

1年生は時計の学習をしていました。


担任の先生から「5とばしで、5、10、15…」と、時計の何分の扱いについて言葉に出しながら勉強していました。

今日は小正月で小豆粥を食べたりします。例えば、お正月の準備で小豆をより分ける時に、数え方で「に、し、ろ、や、と…」と生活の中に数の遊びがあって、その家庭の中の算数と教室の中の算数が混じり合って、身に付いて日常の中で活用出来る様になっていました。

小学校算数は家庭生活との関連が密着していますので、低学年はもちろん高学年であっても意図して「させてみる」ことも大切です。
中学校に行くと頭の中での作業が多くなりますので、小学校のゆとりの時間がある時に多くの体験的学習の積み重ねが考え方のもとになっていきます。

その体験的な学習をしていたのが3年生でした。

校舎内を歩きながら消火器や消火栓の場所となぜ、そこにあるのかなどを考えていました。ここでも、きまりや法則を見つけ出す学習が始まれば自主的な学習になっていきます。

月立小の子供たちと一緒に、学ぶことのおもしろさを感じる授業づくりをこれからも目指していきたいと思います。

新月地区新年交歓会

新月公民館で、新月地区の自治会、各種団体の皆様との新年交歓会に参加しました。

月立小学校も、新月公民館を中心とした様々な地域団体の皆様方にご協力をいただいており、日々のご支援への御礼も込めながらの時間となりました。

当日は、国・県の議員の皆様方も来賓として参加して、新月地域のよさを話していました。

座席周りの方々との話では「(来賓として呼ばれて)月立小学校の学芸会(こだまステージ)は最高でした。あんなに子供たちが目を輝かせている学芸会は初めてです!」とのお褒めの言葉をいただき、嬉しい気持ちの中でひとときを過ごしました。

それもこれも、伝統の中で子供たちと先生方、そして保護者の皆様の支えがあっての今年度のこだステとだったと思っています。

今年もみなさんと力を合わせて、子供たちの目が輝きと笑みがこぼれる月立小学校づくりにご協力下さい✨

新月公民館、そして新月地区の皆さま、
今年もよろしくお願いいたします。

1週間

冬休み後の1週間が終わりました。

少しずつの学校リズムで動き始めて、子供たちと先生方との良い雰囲気の流れの中での活動が始まっていました。

朝、早く登校している中学年の姿を見つけ教室に入ると、宿題の提出かごを用意し、登校してくる友達に「おはよう」と声を掛けて、一日をスタートしていました。進んで行う事って大切だなぁと思いました。

月立小学校が求める「心豊かで」につながる姿で、一人一人が成長していることを新年になって感じています。

教室の中でも下の学年に「じゃあ、私が教える?」と、必ず相手の気持ちを確かめて行動に移している姿がありました。

伝え~答えて~伝えるという伝え合いの繰り返しがあり、そこにも成長を感じていました。学年が上がれば、自分で学習に取り組む姿に移り、学校全体で成長していることを感じています。

一人一人の成長も大事ですが、休み時間は「大谷選手グローブ」でのボールコミュニケーションをしてる姿があり、高学年が相手になりながら、遊んでいました。

幸先のよい雰囲気です。

今後も、学校と保護者の皆様と地域の方々にもお手伝いいただきながら、子供たちの次へ進もうとする背中を支え、後押しをしていきたいと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします✨

避難訓練

毎月11日は防災を考える日です。

朝の会でショート訓練の予告を行い、心構えをした上での訓練です。
平時に適切な行動を覚えることで、いざという時の行動の精度が高まります。

緊急地震速報が聞こえた瞬間に、机の下に潜り込み、机の脚を押さえてジッと待ちます。

先生方は避難経路を確保した上で、次の避難に二次避難に向けての準備をします。

「指さし確認」というものがあります。どんなに確認しても見落としたり、勘違いなどのヒューマンエラーが必ずあります。それを防ぐためには確認行為である目と声と指さしという多重確認が有効で、命を預かる仕事では必ず使われます。

先生方も自然に行っている場面もあり、子供たちと一緒にいざに備えている避難訓練でした。

自然災害は必ず来るものとの考えの中で、かけがえのない命を守ることに全力を尽くす心構えを確認した時間でした。そして、これからも正しく怖がることを大切にしていきたいと思います。

おまけ

平時の子供たちは、いつも通りの表情と会話が聞こえ、いつもの時間が流れている幸せを感じていました。

 

安心できる場所が、安心して学べる時間につながっていることをつくづく感じました。

繭玉飾りづくり

3・4年生が繭玉かざりづくりをしました。


今回も菅原妙子さんに教えていただきました。

元々は養蚕をおこなう人々が蚕繭の豊作を祈願していた名残とのことです。
そう考えると、月立小に身近な風習になります。

子供たちが繭玉飾りをつくる活動は、貴重な学習になります。まさに、受け継がれてきた日本伝統の行事でSDGsの理念に直結した学習です。

そんな中、妙子さんと話題にしたのが「小正月」です。
お正月の客人のもてなしで休む間もなく働いた女性がゆっくりする時間にしていたのが小正月ですね。


そして、16日に「地獄の釜の蓋が開く日」とも言われ、この日は地獄の鬼も仕事を休み、ゆっくりする日とのことで、あの世もこの世も仕事をしないで休みましょうという日だったらしいです。その背景には、昔の商家などに勤める奉公人に休みを取らせる日とするために作られ、今で言う「働き方改革」のひとつだったように感じます。

そんな民俗学に通じる話をしていただく子供たちは、本当に幸せな小学生と思います。

妙子さんからは「もっと早くいろいろなことを聞いておけばよかったと今になって思っているんです。私が知っている少しばかりのことを(子供たちに)伝えられたらと思ってもいます」とご自身の思いを語っていただきました。

楽しそうに繭玉飾りをミズキに結わえていく姿に、消えつつある伝統文化を感じながら、月立小学校の時代を超えて変わらない価値のあるもの=不易を感じた時間でした。

そして、夕方には月立保育所でペッタンペッタン子供たちが作った餅花で飾られたミズキが届きました。

ミズキの枝が赤いのを「吉祥」、そして小枝がみな上向きなので「運が上向く」などと言われ、新年を迎えた学校に「福」が集まり、今年も地域の皆さんと良い一年にしたいと心に誓った1日でした。

菅原妙子さん、月立保育所ちびっ子の皆さん、ありがとうございました✨

冬休みが終わりました

新しい年になり、今年度の残り3か月の学校生活が始まりました。

業前に全校集会をしました。
集会が始まる前に能登半島地震で被災した方々に対して黙祷を捧げました。

 

冬休み明けの集会では、「干支」の話をしました。


干支は「十干」と「十二支」の組み合わせで、全部で60通りあること。

今年はその41番目の「甲辰」となり、「甲」には成長や実り、「辰」には、夢が叶うという意味があり、その実りや成長、夢を叶えるためにのために自分が行動できることは何なのかをじっくり考えて、動くことが大切であることを話しました。

最後は、冬休み前にも話した「一年の計は元旦にあり」と「一日の計は朝にあり」を話して、毎日の積み重ねが、一年につながる事を伝えました。

集会後には、テレビ等で報道されている大谷選手からグローブのプレゼントが届いた事を紹介し、キャッチボールをしました。

ここでも、大谷選手が夢の実現のためにしていた「曼荼羅シート」を紹介し、実際に行動して、今の大谷選手になったことを紹介しました。

今年は「行動」ですね。ちょっとの行動が出来れば、後々の中くらいの行動になります。年始めは「ちょっと 行動」から始められればと思います。

保護者の皆様には、冬休み中の大きな事故・ケガ等も無く、穏やかな冬休みにしていただいたことに感謝しています。毎日の平穏な時間と子供たちの健康にこそ幸せがあり、その笑顔がご家庭や地域の幸せにつながっていると改めて思っています。

これからも子供たちの安心できる環境を創っていければと思います。

「難を転じて福となしますように…」と月立小学校の幸せを願って、地域の方から紅白の南天(難転)を、毎年いただいています。地域の皆様方の敬愛を感じています。

令和6年もよろしくお願いいたします。

冬休み前

冬休み前の全校集会です。

朝、バス停に迎えに行き、バスの運転手さんへご挨拶をして、その後、プチ道草をしてみました。

冬のプールの水?凍ってんのかな?

実際に見てみました。凍っていました。

この季節感を感じる道草、とても大事な時間ですね。


二期制となってからも、この冬休み前の集会の意味は学校生活の振り返りと冬休みの保健面と生活面の話が中心となります。

今日の集会では、表彰も含めた集会となりました。

今も昔も、子供たちが健康・安全に過ごしてほしいという願いがいつも込められています。

新しい年を迎える=歳神様を迎えるのがお正月で、その昔は祖先を敬い、感謝するとの言い伝えもあります。その後、五穀豊穣の神様を迎え、その年の豊かな実りをお祈りしたのがお正月ですね。

小学生向けのお正月を迎える言葉の中には「一年の計は元旦にあり」という言葉があります。今回の集会でも、新しい年を迎えるに当たって、それぞれが自分の中に「こんな一年にしたい!」という心構えが生まれればと思いながら話をしました。

学校であるから「勉強を頑張りたい」という言葉を子供たちは使います。ただ、学校はそれ以外にも学ぶことが沢山あることに気付いて欲しいとも思っています。

いわゆる「知・徳・体」です。知育も大事ですが、心を豊かにする人との交流から生まれる尊敬(敬い)や思いやり(優しさ)も大切です。そして、健康を維持するためには体つくり(遊び)も必要です。バランス良く学ぶ場所が、やはり学校です。

そこで、冬休みにも入りますので「一年の計は元旦にあり」と「一日の計は朝にあり」という、規則正しい生活にも結び付く話をしました。

前回の教頭先生の「自由と責任」にも通じてきますね。冬休みだから自由にしたいけど、健康を崩すからだめだよね…と子どもたち自身が気付けば、学んだことが染み入っている姿です。でも、子供の成長の中であえて失敗をさせて、学びにつなげることも大切ですね。それが子供たち自身の「自立」に向かう一日の積み重ねになりますね。
ゆっくりで、ちょっとの変化に結び付けば吉日です。

集会の後は、それぞれの学級で改めて振り返りをしたり、教室をきれいにしていました。

荷物をまとめる子供たちの姿には、少しわくわくしている気持ちも伝わってきました。

子供たちには4月から12月までの令和5年の9か月間、いろいろと月立小学校のことを教えてもらったり、手伝ってもらうこともあったり、感謝していることを話しました。

そして、地域や保護者の皆様にも、本当にお力添えをいただき、日々、子供たちの気持ちを支えてもらった事、そして、みんなでつつがなく健康に過ごせたことに感謝しております。

本当にありがとうございました✨

蚕繭の糸取り&スポーツ大会

中学年が繭の糸取り体験をしました。

もちろん蚕の学習の先生は西城道夫さんです。

座繰=糸取り機をお持ちいただき、昔ながらの糸取りをしました。

先日の蚕の学習発表会で八瀬も養蚕が盛んであったことを知り、身近な産業であったことを改めて感じました。

やはり教育素材の豊富さを感じた1日でありました。

西城道夫さん、貴重な道具とお話、ありがとうございました。

 

そして、高学年は体育館でスポーツ大会をしていました。

バスケットボールをしている所で、担任の先生も一緒になって楽しんでいました。


「師弟同行」という姿で、同じ事を、同じ気持ちで、同じ目的のために行っているからこそ、良いこと、場合によっては気まずいことが起きても、分かり合えることを学び、より良い人間関係の作り方を覚えて行きます。

先生と一緒になって作った雰囲気が安心出来る環境に結びついて行くのだろうと思いました。

今日の高学年の子供たちと担任の先生の姿に、これからの学校の未来を見たように思いました。デジタルが進んでいる今だからこそ、人と人との混じり合いも大事にしなくてはと思いました。

6年生は小学校生活のカウントダウンが始まります。

良い思い出をいっぱい詰め込んで、新しい春に向かう1歩につながる様に、学校も、おうちの方々も、地域の皆さんも、6年生の5人を応援していただければと思います。

気仙沼市図書館へGO!

気仙沼市図書館へ行ってきました。

これまでも一冊の本を通じて、物語に出てくる人、人物伝に出てくる人、作者という人など、読書を通じて沢山の人に出会えるのが本であることを1年間を通じて話をしてきました。

今日もそのひとつで、市図書館を実際に見て、その仕組みにふれるだけでも見聞が広がります。

まず、図書館の仕組みについての学習です。

月立小学校にも来ている移動図書館です。

2階には、一般の利用者の方々もいましたので、静かに見学しました。

気仙沼市を形取った机もありました。

初めて見せていただいた、気仙沼図書館の書庫です。約24万冊所蔵されているそうです。あまり見ることの出来ないバックヤードです。

その後は、本をそれぞれ選んで、借りました。

1時間ほど自由に本を見たり、読んだりとした時間を過ごしました。


図書館のお隣には、子育て支援センターも併設されており、小さい子供たちとそのお母さんたちのホッとする場所になっていました。

いろいろな方々の居場所になっているのだなぁと思いました。とても良い場所です。

昼食は併設されているカフェで楽しく食べました。

子供たちのためにクリスマスの雰囲気のランチを用意してもらいました。


ご厚意で、子供たちへのピラフのおかわりもいただきました。

そして、スタッフの方々の子供たちへの配慮にも感謝しております。

カフェの方に少しにぎやかになってしまったことを伝えると「私たちも、子供たちの声を聞くと、すごくいいなぁと思って時間を過ごしました。こちらこそ、楽しい時間でした」とのことでした。

本当に、市図書館という空間にいる方々の温かさをひしひしと感じた時間となりました。

今日の出会いに感謝しています。
みなさん、ありがとうございました✨

取材

今日は三陸新報の後藤記者が来校し、早稲谷鹿踊に関係する取材を受けました。

鹿踊の継承について、これまでの歴史とこれからの歩みについての取材でした。

月立小学校での練習の始まりは低学年の段ボール太鼓からであり、その姿をぱちり!

この姿は、新年号?になるとのことでした。お正月から縁起の良い八瀬になりそうですね。

楽しみです。

もう一つ、5年生が社会科の「情報」について学習している時間であったことから、急遽、後藤記者に5年生からの質問に答えていただく質問タイムをお願いしました。

情報を発信するに当たって、気をつけていることや情報を発信するための工夫など、時間のないところでしたが、丁寧に答えていただきました。

教科書で勉強するもの良いですが、直接、情報を扱っている「記者」に聞くことが出来たことは、本当に良い時間でした。

いつもながら、子供たちのために、いつも丁寧に取材をしていただき、そして、子供たちの学びのためにご協力をいただき、感謝しています。

ありがとうございました✨

天気予報通り、雪の朝となりました。

校庭もうっすら白く雪が積もり、子供たちがどんな雪の遊びをするのだろう?と思いながら1日が始まりました。

まず最初は、「雪かき」です。

大人から見れば作業ですが、子供たちはスノーシャベルを使って雪押し遊びです。

そこに、先生が活動の中でやり方を教えて、それを子供たちは学び入れて、一人前に育って行きます。あそびからまなびです。

2年生と3年生が雪かきに参加してきました。今日のような活動を繰り返し、上手く育つと、雪が降ったから雪かきが必要!という社会性の芽が育って行きますね。

次が、生活科の自然に触れる学習です。思いっきり冬に親しむ大切な学習です。


日本には四季があります。その折々の風情にふれることで日本人が大事にしてきた趣や情緒を豊かにします。その原体験が雪にふれ、氷にふれ、風にふれたりする「五感」を使う事です。国語の学習で冬に関連する新しい言葉に出会ったとき、言葉を辞書で調べて、自分の体験を結びつけられることで納得した学びになります。それにつながる大事な雪の日ですね。そこに先生が混じることで、学校生活全体につながりが出てきます。

そして休み時間は、学年を超えての遊びです。

作った雪だるまを見せてもらいました。


その様子には、雪を集めては冷たい雪に触れた手を振って雪を払い、口元でハァァと息を吹きかける低学年の姿があり、その姿を見た上の学年は、急いで雪を丸めて、きりの良いところまで作って、低学年が続きをするなど、言葉にはない情緒的なやりとりがありました。

子供たちって、遊びの中でいろいろと優しさを温めているんだなぁと、感じていました。

日中はおてんとう様がでてきたので、どんどん雪が消えていきました。

子供のうちにしなければならない遊びは沢山あります。

雪遊び、この冬、あと何回遊べるのでしょうか? 

これから本格的な冬が訪れます。どうしても朝夕の送迎は氷雪路に出会います。月立・八瀬地域全体で交通安全で良い年を迎えられればと願っています。

健康に勝るものはありませんね✨

一枚の生地から

家庭科の学習の中に「生活を豊かにするための布を用いた活動」があります。今回は、それぞれが作ってみたい日用品を通して学習を進めていました。

今回も、いつもお世話になっている「こだま隊」の皆さんにボランティアとして力を貸していただきました。

最初は一つ一つの作業に時間を費やしていましたが、慣れると早くなります。


子供たちの学ぶ力はすごいものです。

手が覚えてしまうという感覚でしょうか?

練習の積み重ねですね。

さて、どんな作品に仕上がるのか、楽しみです。

学びの力試し

今年1年の学びの力試しの時間(標準学力調査)がありました。
国語と算数、6年生は英語の問題があり、今の自分の力を試していました。

勉強した時間という道は過ぎて行きます。そこで時々、同じ道を歩いてみたり(振り返り)や、別な所から眺めてみる(他の教科)と、はっきりと道順(地図)が見えてきます。今日の力試しは、その道順を確かめる時間だと思います。担任の先生と進む方向の微調整をして、次の学年につながればと思います。

この日の午後は、新月中学校で先生方の交流研修会がありました。

新月中学校区の新月中、新城小、そして月立小の先生方が集まり、この校区の小中の子供たちの健全育成に向けて、学校の学び、地域の中の子供たちの育ちのあり方を共有する時間になりました。

月立小OBの先輩方も、一生懸命に勉強していました。

小中連携の9年間の時間の大切さを感じました。

まなびとあそび

低学年におじゃますると、図工の学習をしていました。見ている方の想像を膨らませてもらう製作途中の作品に触れ、本当におもしろいなぁ…と思います。

どうしても大人は既成概念が頭をかすめて、子どもの世界を子どもの世界として見られなくなってしまいます。今日の図工の時間を見ていると、担任の先生が子どもの世界をそのまんま受け入れて、没頭させて、楽しませて、子ども自身の世界を広げる時間にしているのだと思いました。

業間は、昨日のメンバーみんなでドッヂビー!風は強かったけれど、動いた後は「体、あったまった!」と言って、教室へ戻って行きました。たわむれる時間、いいものです。

昼休み、低学年の教室に行くと、タブレットを3台並べて面白いことをしていました。子どものやることは面白いものです。

映像をこだま化にしてしまうタブレットの使い方です。この発想が、いつしか困難な課題に直面したときの基礎体験の考え方になるのだろうなぁ…と思いました。これを沢山させてあげたいものです。

途中、「あっ、雪!」と外を眺めると、ちらちらと白い粒が見えました。

冬なんだなぁ…と。

そして、大掃除!江戸時代には12月13日「煤(すす)払い」として定められ、その日から大掃除が始まり、歳神様を迎え入れる準備で縁起が良いので、お正月に向けて様々な準備を行うには最適時期に入ります。月立小も大掃除の日でした。

子供たちに「今日、何の日か知ってる?」と尋ねると「大掃除を始める日ってテレビで言ってた!」との答えもあり、そうそう!!と話が弾みました。

♪暦の上ではディセンバー…今年も早かったなぁ…と思いつつ、子供たちの一生懸命に掃除に取り組む姿をパチリと納めました。

県内ではインフルエンザ罹患者の高止まり、お隣の岩手県でも同じ話題で報道されています。うがい、手洗い、栄養と睡眠を子供も大人も気を付けて参りたいものです。

健康が第一です✨

性といのちの教室@高学年

今日は、NPO法人プロジェクトK にじのわ助産院の助産師 大森美和さんを講師先生に、高学年の子供たちに「自分を大切にすると 人も大切にできるお話」をテーマに、一緒に勉強する時間がありました。

そして今回は、大森さんの授業を参観したいという、気仙沼市立病院で助産師をしている佐藤助産師、熊谷助産師、吉田助産師、授業ボランティアの村上助産師、今回の企画を担当している市子ども家庭課の小野寺保健師の総勢6名の皆さんと一緒に勉強しました。

子供たちとの自己紹介タイムを経て、人それぞれがもっているパーソナルスペース(=自分と相手との距離)の中に、入っていい?、触れていい?と、必ず相手の意志を確認し、いいよ!という「同意」をもらうことが、自分も相手も大切にすることにつながることを、体験的な活動の中で教えていただきました。

ただ、そこには「暗黙」という雰囲気や思いがあり、これからの様々な人間関係の中で学んで行くのだろうと思いました。

聞かれたくないこともあれば、聞きたくないこともあります。見られたくないものもあれば、見たくないものもあります。その両方を考えながら、自分の行為を調整するのがこの小学生の時期に必要な育ちです。

そして、大森さんからも「いや」と言えること、「にげる」こと、「相談」できることが、大人になることなんだよ…と、安心できるお話がありました。

子供たちは、まだまだ調整の時期であり失敗もします。そこをいろいろな活動を通して学んで行きます。性別や立場を超えて、人を尊重し、自分の気持ちも大事にできるよう、しなやかな強さを育てて行きたいと思います✨

とてもいい時間となりました。

大森さんを含めて様々な方々と一緒に時間を過ごし、子供たちの勉強を見守っていただいた事に感謝しています。

ありがとうございました✨

朝の集会

今朝の集会は、教頭先生からのお話でした。

テーマは「自由と責任」です。

自由って、何だろう?から始まり、日本とアメリカの文化の違いから、自由のとらえ方、責任の持ち方について一緒に考えました。


学校の中には、大人の社会よりもこまかい決まりがあり、大きくなるにつれて少なくなっていくこと、そして、自分で考えて、選択することの大切さを一緒に学びました。


子供たちの自立に向けて、これからも学校と保護者の皆さんと一緒に歩みたいと思います。

誘われて!校庭でドッヂビー

業間時間、中学年の男の子に「天気が良いので、外で遊びませんか?」と声を掛けられました。

今日は本当に冬を感じさせない日和で、外に出て遊ぶには絶好日和でした。

誘われれば、もちろん!何をして遊ぶか!になります。
そこで、PTAレクリエーションでも楽しんだドッヂビーで遊びました。

靴でコートを作り、みんなでルールを確認して、スタート!

低中学年が混じっての戦いでしたが、コートが狭いこともあり攻守展開が忙しく、運動量は大!でした。これぞ、学校の休み時間!で、なかなかいい感じでした。

対戦になれば感情のぶつかり合いがあり、自己主張があり、そこで、上級生からたしなめられたり、おだてられたり、人間関係のノウハウを覚えて行きます。そこに、大人がいて、良い行為を認めることで、うまい取り交わしを覚えて行きます。
そこも、学校で学べるところだと思います。

先生が子供自身が楽しんでいる時間を共にすることで関係性が深まっていきます。子供たちからの大人への糸張りが始まりますね。

今日、誘ってくれた中学年の男の子には感謝しています。誘い合う事って大事な行動です。特に小さな学校では、みんなで誘い合って遊べれば最高です。高学年の役割はそこにもありますね。その最初のひと言を大事にできる子供たちを育てていければと思いました。

素敵な誘いに感謝です✨

ありがとうね‼

新月地区青少年育成協議会 講演会

新月公民館を会場に、青少年の健全育成に向けての講演会がありました。

「南極と北極から地球を観る」を演題に、国立極地研究所の熊谷宏靖さんから、ご講演をいただきました。

月立小学校に縁がある方で、いつもの講演以上にのめり込んで、そうだよなぁ…と心を動かして聞きました。

南極の氷がとける音も聞かせてもらい、プレゼンで出てくる南極の氷原がググッと近付いてきました。

南極大陸は、南極条約によって守られ「理想の大陸」と呼ばれ、各国の協力と分担によって守られていること。そして、日本は「オールジャパン」で体制が整っていることを聞いて、みんなで南極大陸を大切に守ろうという姿が見える講演でありました。

大人の参加者に加えて、月立小の子供たちの姿もあり、プチ笑顔交換しました。そして、最後の質問コーナーでは、南極観測で使われている車両についての質問をしていました。

その時に感じた事を、その時の知識の中で、ふしぎだなぁ、どうなんだろう…を質問できる姿は、今日、蚕の学習の発表と同じ姿に似ていました。

話を聞いて、素直に自分の今の心の揺れで感じたことを言葉で表現できることは、学校での学び方を表しているものと感じました。

さらに、講演会が終わって、パイプ椅子の片付けまで一生懸命に取り組む姿がありました。

その瞬間だけをみれば「えらいねぇ」で済んでしまいますが、月立小学校で保護者の皆さんがいつもご協力をいただいている片付けがあって、その姿を見て、子供たちは外でも同じようにやっているものと感じました。これも、昨日、今日でできる姿では無く、日々の中で社会を支える一員としての心情が養われている姿となったからと思いました。

講演会での学びも大きかったのですが、同じように子供たちの姿に感銘し、その土台作りには、いつもの保護者の皆様の関わりがあってこそと思いました。

月立小学校の子供たちの振る舞いは、みんなを笑顔にすることができる子供たちであることを改めて思ったひとときでありました。

子供たちの姿を見て、今日一日に感謝しています。
ありがとうございました✨✨

蚕の学習発表会

今回の学習参観日は、月立小学校で取り組んでいる蚕の学習発表会でした。

総合的な学習の時間の入り口の学年が3年生で、中学年が蚕の学習に触れ、その学習の学び方を生かして高学年につながって行きます。

そして、今回はこれまでの蚕の学習を月立小学校として受け継ぎ、学校代表として6年生が表彰に行ってきてもらいました。

さらには、5年生が会全体の進行役を務め、低学年が発表を聞いて感想を表現するなど、限られた時間の中で、それぞれが何を伝えようとしたのか、それが伝わったのかを、子供たち一人一人も考える時間になりました。

保護者の皆様からは、八瀬地区で養蚕が盛んであったこと、着物を大事に受け継ぐ方法や、そこには大きな意味があった事なども教えてもらい、大人の皆さんの貴重な経験や思いにも触れることができました。これは学校にとって良い学びの時間であったと思います。

その後の、質問の時間は、答えられたかよりもその質問に何とか答えようとしている子供たちの姿にこそ意味がありました。正解が見えているもの、分からないものもありましたが、今もっている情報と仲間の判断も借りながらの協働活動で、推測と推論の中で答えていた姿が、求めている子供の姿でありました。

あのような子供たちの姿は、昨日、今日で出来るものではありません。
これまでの保護者の皆様と先生方との、子供たちへのaiがあってこそだと感じました。


安心感がある場所だからこそ、子供たちがわいわい相談して、何とかなる!との発表につながったのだと思います。

最後まで、温かい拍手で子供たちの背中を押していただき、ありがとうございました。

そして、蚕の学習を数十年と支えていただいている西城道夫さんと菅原妙子さんには、まだまだ教えていただきたい事も沢山あります。

これからも月立小学校の大切な社会の中の先生としてお願いいたします。

本当にありがとうございました✨

親子ふれあい給食

親子ふれあい給食は、3年ぶりに行われた行事です。

今回は、内科校医の三条雅英先生と歯科校医の菅原恭先生にも、お越しいただいてのふれあい給食になりました。

校医先生には、各種検診で子供たちの様子を診ていただいていますが、今回、ご一緒にいかがですか…とお願いしたところ、コロナ禍明けの子供たちの様子を見ることができる機会に快くお引き受けいただきました。

保護者の皆様も、初めて食べる方も、久しぶりに食べる方も、給食がおいしいとの感想をもらいました。子供たちも、おうちの方と一緒に食べる姿がいつもより楽しそうに見えました。

いつも通り、委員会の担当から給食の献立紹介がありました。今日はサメ肉を使った料理です。

終わりに、校医先生からお話がありました。友達との関わりを大切にして欲しいこと、食事のときに楽しく食べて欲しいこと、このような取り組みも先進的で良いことなど、子供たちへの願いや学校の取り組みへの労いのメッセージもありました。

これからも、健康を大事にできる子供たちを育てて参りたいと思います。

校医の三条先生、菅原先生 ありがとうございました✨

先生方の学びの時間

今日は指導主事訪問の日でした。

月立小学校の子供たちの力を伸ばすためには、先生の授業が子供たちにとって楽しく、面白く、分かることが大切です。そこで、先生も勉強する時間が指導主事訪問です。

中学年の授業を、他の先生方も一緒になって考えて、実践と振り返りをします。

教科は算数です。

今、分数の勉強の真っ最中で、図や数直線等を使って計算ができる意味付けや、それの説明を繰り返して覚えて行きます。

今回、指導主事訪問での振り返りが、これからの1年生から6年生までの授業に生かすことができるように、先生方と一緒に子供たちにとって楽しく、面白く、分かる授業に変化させて行きたいと思います。

鹿踊親子教室閉講式

鹿踊親子教室の閉講式がありました。

高学年の装束を身につけての鹿踊を見る度に「かっこいいなぁ」と思うばかりの1年間でした。

最初の頃の練習を見ていると、大丈夫だろうか…と思う事もありました。ただ、夏が過ぎる頃になると、全体のまとまり感が漂い、芸としての姿が見えてくる嬉しさも感じていました。

日々の積み重ねの大切さを感じます。

一流になるための1万時間の法則がありますが、それには「時間(量)×質」が必要です。質が悪ければ、何をしても上達しないことを語っています。

鹿踊の質を上げているのが「親子教室」と保存会の方が学校に来て教えている場面だと思います。学校での時間×保存会の方との時間=子供たちの格好いい姿(伝統の継承)ですね。

それらの継承活動を支えているのがおうちの方々と思います。

前にも綴りましたが、自分の育った場所の文化を言えることが、ふるさとを愛する気持ちとなってこれから膨らんで行きます。今は、まだ膨らみが小さいですが、何年、何十年と時間と共に大きく膨らみ、いつしか誇りをもって自分の生まれ育ったことを語れる大人になるのだと思います。

本当にうらやましい限りです。

鹿踊保存会の皆様には、本当に感謝しています。
ありがとうございました✨

なんとなくクリスマス

12月に入り、冬休み前の学習のまとめを感じる毎日になってきました。

年が明けると、新しい学年への準備期間の色が濃くなってきます。そう考えると、今、12月から冬休みの振り返りが大切になってきますね。

低学年は、文集作りをしていました。これも1年を振り返っての作文となりますね。どんなことが心に残って書いたのか楽しみです。

中学年は図工をしていました。自分の顔を描いている3年生の描写力のすごさ!いい感じでした。

4年生の心に映っている今を表す作品も、季節感があったり、流行感があったりと面白さを感じました。自由な想像はいいなぁと思いました。

委員会活動では、お掃除をしている姿もありました。


放送室は毎日使っているので、きれいになれば、気持ちよくアナウンスできそうです。

子供たちには、鈴の音が近付いてきているのでしょうか?
楽しみです✨

八瀬の風起こしの会

4年ぶり開催の「八瀬の風起こしの会」に出席しました。

月立地域の自治会長の皆様方と地域の有志の方々、そして菅原市長もお越しいただいてのにぎやかな会となりました。

月立小学校からは、蚕の学習奨励賞、気仙沼市教育功績者表彰受賞の報告をしました。そして、いつも大変お世話になっている地域の皆様へ御礼をさせていただきました。

時間の許す限り、地域の皆様とお話させていただき、その言葉一つ一つから月立小学校に思いを寄せていただいていることを感じてきました。

本当にありがたい限りです。

菅原市長からも、子どもと高齢の皆様が一体となった土地柄で、モデル地域であるとのお話もありました。

タイトルの「風起こし」
風を起こすことって大変と思います。そして、どんな風を起こすかが大事なんだろうとも思いました。

「君子の徳は風なり」という言葉を見つけました。意味は、風が草をなびかせるように、君子はその徳によって人々をなびかせ、教化するとのことです。「徳」の風を起こせば、よい人々が育つことになるのでしょうね。

今、大河ドラマ「どうする家康」でも、徳について語っています。「徳」によって、本当の仁政を行うことを王道、「武力・権謀」によって、借り物の仁政を行うことを覇道と叫んでいました。

さらに、見つけたのが「凧が揚がるときは向かい風」との言葉にも出会いました。追い風よりも、向かい風の方が、場合によって子供たちの力が伸びることもありますね。

地域の方々との交流は、本当に勉強になることばかりでした。以前にも綴りましたが、地域の方々全員が子供たちにとって先生なのだと改めて感じた夜でした。

八瀬の風起こしの実行委員の皆様方、
ありがとうございました。

今月の歌♪ジングルベル♪

今日から12月です。
毎日、朝の放送で今月の歌が流れます。

♪走れそりよ♪風のように♪ ジングルベルです。

曲の中に流れてくるベルや鐘の軽やかな音色は「良いお知らせ!」という意味があり、子供たちの心の中のワクワク感も増してきますね。

そして今宵、夜の体育館ににぎやかな声が響き渡りました。


PTAレクリエーションです。

おうちの方々と一緒に子供たちも集まり、楽しいひとときを過ごしました。

サンタの帽子をかぶり、クリスマスカラーの衣装をまとい、雰囲気そのものにワクワク感がありますね。

レク種目の一つ目は「長縄跳び」です。


子供たちがいつも跳んでいる運動です。デモンストレーションで子供たちが披露し、大人も真似て跳びました。

さすが、大人チーム!上手です!

保育所ちびっ子チームもチャレンジしてみました。

そうしたら…2回!跳びました!!すごいですね。

レク種目二つ目は「ドッヂビー」です。


大人も子供たちも、投げて、逃げて、当たって…とあっという間に時間が過ぎました。

最後は、プレゼントを手にして、楽しいひとときが終わりました。

そして、無事に終えたことが何よりです。

健康こそが宝物で、大切なプレゼントです。

空を見上げると、きらきらと星が瞬き、いい夢が見られそうです。

みなさん、楽しい時間をありがとうございました✨

脱穀

中学年が収穫した大豆などの脱穀をしました。

こだま隊のkazuhiroさんに脱穀の仕方を教えていただいての活動です。

あいにくの小雨模様だったので、ブルーシートで簡易軒先での作業です。

収穫した大豆の束をブルーシートに打ち付けて、鞘から豆を取り出す作業を続けて、豆を拾い集めます。

この後は、食品にするための加工になります。

さて、どんなおいしい食べ物に変身するのか楽しみです✨

そして…

書写の学習をしていた低学年、子供たちの書く文字からも、成長を感じてしまいます。

ひらがながもつ柔らかさ、漢字を始筆~走筆~終筆で書き上げる子供たちの指先を見ただけで、子供たちの頑張りを感じて嬉しくなります。

給食時間は、中学年と一緒に食べました。
コロナ禍の黙食から、和やかな時間の中で子供たちの会話を聞くと、今日の出来事から、給食メニューの話題と、食事時間の大切さを感じました。歯磨きもしっかりしていました。

鹿踊りの練習会もありました。

11月も明日が晦日です。そして師走…1年の早さを感じます。
良い年を迎えるためにも子供たちと1年を振り返って、充実した師走にしたいと思います。

消防署見学&薬物乱用防止教室

中学年の校外学習で、気仙沼消防署に行ってきました。

今年度、少年消防クラブの会員となった中学年の胸にキラリと光るバッチを付けての見学です。

教科書での勉強と実際に見聞きした体験とを結びつけることで、本物の知識として積み上げられる時間です。

帰ってきた中学年の感想発表を聞きましたが、出発前にそれぞれが知りたいことに対して、見学や消防署の方々から聞いてきたことを発表していました。

とても実のある見学だったのだと感じました。

そして、

高学年は薬物乱用防止教室がありました。

気仙沼保健所の武川さんから、薬物の危険性について資料を使って説明を受けました。

最近のニュースで取り上げられている薬物が含まれている「グミ」の話もあり、体に及ぼす怖さを教えていただきました。

知人や友人から誘われて薬物に近付いてしまう事がほとんどで、その「気軽さ」が恐ろしさにつながっているとの話もありました。

最後に、薬物乱用防止が書かれたクリアファイル等をいただきました。

「絶対にやらない」と誓った学習でした。

朝の集会&あすなろコンサート


今朝の集会は、情報モラルについての話です。

キーワードは「信頼」でした。

タブレットの使い方を話題に、子どもたちに正しい扱い方を考えてもらいました。

様々な情報が溢れている社会の中にいる子供たちにとって大切な事は、適切な判断力になります。その判断力を支えるものが正しい知識と道徳観になります。

学校では学習に関係のあるコンテンツを知らせ、学習が進んだ発展的な部分については子供たち一人一人の判断によるコンテンツ選択となります。その判断力を学校と家庭とで養うことで、ネット社会やSNSのトラブルから身を守ることにつながります。

その一番の支えになるのが子供への「信頼」です。

子供を疑うことによる「あ~信じてもらっていないんだ…」よりも、子供を信頼して「信じてもらっていたんだ…」と見守ることが、本当の道徳観を育てるきっかけになります。

いつもながら、子供は大人のコピーではなく、子供の時間を使い、失敗をしながら育ちます。そして、大人になって行きます。

今日の集会の様子を見ていると、担当の先生の話にうなずき、心の中での相づちがあり、真剣に聞いていました。

読み書きそろばんと言われた時代から、タブレットが含まれる現代社会には必須の道具です。

上手に使いこなしていければと思います。

 

そして…

3校時目は、あすなろコンサートでした。

プロの音楽家がボランティアで学校を訪問し、子供たちに生演奏の音楽をプレゼントしていただきました。

今回は、フルート演奏者の芦澤曉男さんとマリンバ演奏者の熊谷昇子さんが来校しました。

フルートの音は小鳥のさえずりと表現されることが多く、柔らかく高いかわいらしい音を響かせ、マリンバの音は木の精がささやき歌っているかのような優しい音色で、自然に囲まれた月立小にお似合いの演奏会となりました。


子供たちも、一曲一曲に心を揺らし、お二人の演奏技術に目を奪われ、芸術の秋を締めくくる時間となりました。

心地よい音楽をありがとうございました✨

月立子どもフェスティバル~Tsuki☽フェス~

月立子どもフェスティバルは、子供たちの自主的な活動(児童会活動)で、遊びを通して人と人との結び付きや遊びそのものを純粋に楽しむ祭典です。Tsuki☽フェスとも呼ばれます。

児童会活動の中心は高学年の子供たちです。
今年のフェスの企画から始まり、4年生以上の実行委員で2つのお店を出し、1年生〜3年生、大人の皆さんに楽しんでもらえることを目標に活動していました。

月立保育所の子供たちも招待しました。楽しんでもらえるかドキドキです。

開会式では、保育所の子供たちにも並んでもらいました。本当に月立小の子供たちの受け入れる気持ちのよさを感じていました。地域の学校ですね。

まずは、それぞれの店の30秒CMがありました。自分たちのお店のコンセプトを分かりやすく伝える時間です。

そして、フェスティバルの時間です。遊園地、TDLに負けないくらいの時間限定の遊び場です。子供の時の遊びの経験は、これからの創造性につながっていきます。いつもながらの遊びから学びです。

単純な遊びは、説明という時間はあまり必要なく、すぐに遊べます。その分、遊ぶ時間が増えます。シンプルさはいつも大事ですね。

月立保育所の子供たちが遊びに来ていただいたことで、月立小学校の子供たちの活動の幅もやはり広がります。小さい子とのやりとり、小学生同士のやりとり、大人の方々とのやりとりと、このフェスで3つの応対の仕方を学んでいきます。本当に学校での学びを実践している時間となります。

楽しい時間が過ぎるのは早いもので、月立保育所のみなさんとのお別れの時間になりました。本当にありがたい限りです。

続いて、大人の皆さんが遊ぶ時間です。30秒CMを同じように発表してからの開始です。

子供たちの遊びを提供している姿からは、他者への献身的な気持ちだけが見えて、純粋さを感じていました。子供の時の相手の喜びの姿を自分の喜びとする気持ちの芽生えがはっきりと見えて、感じたフェスでした。

感想発表には、楽しかった思いを伝える言葉とともに、高学年は、「来年も~」という後輩たちに、これからを託す意味も含まれ少し寂しさを感じました。ただ、その思いは5年生以下の子供たちにもしっかりと伝わったと思っています。

やはり、月立小学校のよさは、月立保育所の子供たちと先生方、保護者の皆様、学校の子供たち、地域の先輩方等と、みんなで子供たちを育てて行こうという気持ちが、伝統や継承といった所に全て集約されているものと再認識しています。

これからも、大事に大事にして行きたいと思っています。
フェスへの参加、ありがとうございました✨

気仙沼市教育功績者表彰~敬老帳~

月立小のこれまで地域とともに歩んできた功績が認められ、気仙沼中央公民館を会場に表彰を受けてきました。

現在、保健図書福祉委員会の取り組みとして作成している「敬老帳」が評価されたものです。本当に喜ばしいことです。

昭和43年(1968年)から55年という半世紀越えの取り組みがあり、今年度の委員会代表2人が表彰式に参加してきました。

記念写真の撮影が終わった後は、ホッとした姿となりました。

三陸新報社の取材も受けました。いつもながら、取材担当の方には、丁寧に質問していただき、子供たちにとっては、国語の学習の聞く・話すの発展的な場面です。このように地域の子供たちのために貢献していただいていることにも感謝しています。

今年の受賞となりましたが、これは月立小学校の伝統として地域・保護者の皆様と学校の子供たち、そして、これまでの先生方が大切に守ってきたことに対する受賞と感じています。

学校に存在している古い敬老帳は、昭和48年(第6号)であります。

それ以前のもの昭和42年から昭和47年までは、地域の方々がお持ちと思います。もし、地域の方で保管されていれば、ぜひ、お見せいただければと思っています。これからの伝統の保存につながります。

本当に11月は月立小学校のこれまでの取り組みが評価されることが多く、それらは地域の皆様が月立小学校を大事に育てきた=子供たちを育ててきた姿であると思っております。

これからも、地域の大切な月立小学校として、大事に育てていただければと願っております。

地域の皆様、PTAの皆様、保護者の皆様、これまでの先生方、
本当にありがとうございました✨

おまけ

気仙沼市長さんのX(旧Twitter)にもつぶやかれています。

花壇の模様替え

子供たちと一緒に花壇の模様替えをしました。


秋から春にかけて、花壇を彩るのが「パンジー」です。

縦割り班ごとに、分担して植え始めます。

紅葉の季節が過ぎ、雪化粧までの間をかわいらしく飾ってもらいます。

学校での活動の最後は振り返りです。
この「振り返りをすることが最後にある!」ということが、子供たちの中に意識されていれば、活動の一コマで感じた「自分だけの思い」を伝える準備が始まります。

この準備ができている=「心構え」を育てながら、小学校から中学校とつながっていきます。

今日の担当だった先生が、子供たちの心構えを育てる=未来をのぞかせてもらう時間を作ってもらいました。

そして、きれいな花壇に変身しました。

いつもながら、日々の積み重ねが大事ですね✨

やまびこ杯フットサル大会

いよいよフットサル大会です。


本吉体育館に集まり、大会に臨みます。
みんな元気そうで安心しました。

体育館に入り、ボールを持ってシュート練習です。
みんな楽しそうで、これからの試合に期待を感じます。

開会式を待っている姿も学校の姿と同じで、日々が映し出されているのだと感じました。凜々しい月立小学校の子供たちです。

試合が始まりました。

初戦は大島小学校、二回戦目は小泉小学校です。


審判の千葉さんも話していましたが、リスペクト=尊敬・感謝の気持ちが根底にあり、フットサルを通じての戦いですが、お互いの頑張りを称え合えればと思います。

ピーというホイッスルの音で、子供たちが動き始めました。

自分が練習してきた事を発揮することが、まずやらなければならないことです。


おうちの方々の大声援も、子供たちを勇気づけ、熱いプレーが沢山ありました。
「さぁーいくぞー!!つ・き・だ・て!!」
月立小のおうちの方々が、よりフットサル大会を熱く、活気立てていただいた応援だったと思いました。

子供たちの真剣な気持ちが伝わってくる表情と動きが、心を動かし、未来の自分作りをしている一瞬一瞬と頼もしく感じて見ていました。

今回が複数3校での最後の大会ということで少し寂しさを感じますが、小規模校同士で、子供たちの健全育成に向けた営みへの貢献度は大きく、そして「やまびこ杯」という冠を継承しながら、毎年続けてきた各校PTAの皆様、今年度の運営校であった小泉小学校PTAの皆様、先生方に感謝しています。

勝負事ですから、歓喜もあれば、落胆もあります。両者とも今回の経験をどう生かせるかで、今日の大会の意味付けがされますね。

子供たちの頑張りに、今日一日、浸りたいと思います。

今日のやまびこ杯に感謝しています。

ありがとうございました✨

やまびこ杯に向けて

明日はやまびこ杯フットサル大会です。

放課後の練習も今日で終わります。
その仕上げのミニゲームをしました。

子供たちにとって、サッカーを通じて、体を動かす楽しさ、みんなで集まる楽しさ、サッカーゲームに浸る楽しさと、いろいろな楽しみ方があります。

生涯スポーツにつながる気持ちは、体を動かす楽しさと集まる楽しさでしょうか。

明日は、大会です。


勝利という目標は同じです。


終わった後の、喜び、悔しさは付きものですが、今日、みんなでプレーできた喜びを共感できればよいと思います。

自分の力を出し切って、楽しい時間を過ごしましょう✨

道徳~おれたものさし~

低学年の道徳の授業がありました。

今回は「おれたものさし」という題材を通して、友達の考えに出会い、そして自分自身の考えに出会うことが子供たちの道徳性を高めます。

道徳は小学校6年間、中学校3年間を通して、社会の多様性を認めながらより良い社会を作る一員としての心情形成につながる学習です。そして、人の生き方について考え続ける営みと思います。

道徳に限らず、先生が一方的に「正解なるもの」を伝えようとせず、「わかっているけれどなかなかできない自分」「それでもよりよく生きたいと願う自分」を認め合い,子どもと共に生き方を考え続ける教室であることが最も大切と考えています。そして、日々の道徳性の育ちには周りの子供たちの力も必要であることを大人が共通認識して、「子供たちをみんなで育てて行きましょう」という共通目標が、家庭教育や学校教育の安定につながるものと考えています。

子供たちがもっている価値観が違うのは当たり前です。その価値観の違いを、お互いに歩み寄りながら、批判ではなく理解することで視野が広がっていきます。

最後は、モデリングという子ども自身に擬似的体験を通して、深い学びにつなげていました。

毎日のちょっとした積み重ねが大事なのですね。

大地のつながり~岩井崎への校外学習~

高学年の総合的な学習で、岩井崎へ出掛けてきました。

八瀬と岩井崎をつないでいるのが「化石」です。

本当であれば、八瀬の森を見学してから岩井崎の予定でしたが、森の熊さんの活動が活発であったため、岩井崎での活動となりました。

今回は、階上の「シーサイドファーム波路上」の見学もしました。ネギを生産している佐藤さんから、震災後から本格的に始めたネギ生産の思いを聞くことができました。

子供たちからは、おいしいネギ作りのコツや、どこに出荷しているのかなどの質問もあり、佐藤さんからは、作っているネギの甘みを味わってもらいたいとの話がありました。

帰りには「黒潮の香り」という立派なネギをいただきました。

岩井崎へ移動して、岩場のウミユリの化石の話を聞き、八瀬も大昔は海であったことを知りました。

何万年という月日があっての大地の動きです。地球の歴史から比べれば、人類の歴史はまだまだと感じます。

校歌の3番に♪太平洋の波の色 文化を広くたずねつつ♪まさに、子供たちのこれからの可能性を楽しみになった学習となりました。

朝の教室と6年生の新城小交流会~

今朝の教室の風景は、低学年はさつまいも洗いと、焼きいも作りの後片付け、中学年は読書、高学年は新城小学校6年生との交流会の準備をしていました。

低学年の3人は、ブルーシートを雑巾で拭いて、たたむ作業をしていました。

焼きいも店の開店と売りが気持ちの頂上!!その後は気持ちが少しずつ下がり気味になるのは一般的です。しかしながら、3人の姿を見ると、その余韻があり、せっせと後片付けに励んでいました。気持ちの持続にはエネルギーが必要ですね。そのエネルギーは、閉店後からのご家庭での「ほめほめパワー」と思っています。

そして、担任の先生へのつなぎがうまくいっていたからこその姿に見えました。やはり、ご家庭と学校の力を合わせた取り組みは、子供たちの育ちにはとても良いことと改めて感じました。

中学年は、静かに本を読んでいました。

興味があるもの、立ち読みの様に流し読むのもよし、ひとつを深く、広くたくさん、どちらも自分の知識となって取り込まれていきます。学校での読書のよさは、担任の先生が何を読んでいたのかが分かる所です。その「何を読んでいたのか」が、これから一人一人のよさを伸ばすきっかけになります。

高学年の6年生は、新城小学校の6年生との交流に向けての分担ごとの打合せをしていました。

当たり前ですが「言葉」で伝えることから、担任の先生から主語、述語の関係についてアドバイスをもらいながらの準備です。学んだことを表現する場面として、もう一度確かめることで本当の力となります。土曜日の焼きいも店の場面と同じですね。

そして、1時間目の交流会です。

ゲストは新城小学校の6年生ですので、司会は月立小学校が務めました。あいさつから始まり、月立小学校の紹介の後に、いよいよ交流です。

月立小学校の5人が、小グループの司会を務め、自分の好きなゲームや食べ物、スポーツなど、それぞれが「お題」を設定しての交流です。

緊張気味で始まりましたが、時間が進むにつれて慣れてきたのか、笑顔になる時間も増えて、最後は和気あいあいの雰囲気で終わりました。

新城小学校のみなさんを見送り、その後の談話では、「なんか、いい感じで安心した」「楽しかった」などのつぶやきも聞かれました。

その言葉の通り「安心感」のある交流会になったと思います。

気持ちの交流が出来れば、所属がどこであろうと、人数が何人であろうと、あまり関係がないことを、新城小学校と月立小学校の子供たちから教えられたように思います。


「どちらも、とても良い中学生になるんだろうなぁ」と思わせてもらった45分間でした。

新城小学校の6年生のみなさん、ありがとうございました。
これからも、よろしくお願いします✨

大盛況!月立小焼きいも店@にいつき軽トラ市

冬を感じさせる肌寒い朝です。

今回もお天気に恵まれて、にいつき軽トラ市の場所をお借りして、年1日限りの「月立小焼きいも店」の開店となります。

今日も朝早くからこだま隊のみなさんの力を借りて月立小からドラム缶焼きいも機と保温器を運び出し、保護者の方々のお手伝いを受けて特設販売テーブルを組み立てと子供たちが書いた看板を張って開店の準備をしました。

お店の開店を知らす「のぼり」もあって、これは令和3年度の子供たちが書いたもので、伝統を後ろ支えにした「名店」であることが分かりますね。

今年の低学年の3人が画用紙いっぱいに書いた看板です。文字が「虹色」で、虹には「幸運の前触れ」や「あなたの夢が叶いますように」という心強い後押しにもなるとのこと。今日、このお店に来ていただいたすべての方々に幸せのきっかけを届けられる焼きいもになりそうですね。

少し風が強かったので、保護者の方の知恵で、看板の後ろに石を貼り、なびき防止ができあがりました。大人の知恵です。この知恵も子供たちに伝えたい伝承技術です。

開店が9時ということで、にいつきパーキングには早い人では8時半頃から車で待っている方々の姿もあり、本当に楽しみにしていただいていることを感じていました。

お店のバックヤードでは、昨日遅くまで焼いた「焼きいも」を入れた保温発泡と箱に入れた生さつまいもが並べられ、隣では、火入れしたドラム缶と保温器で焼きいもの温め直しが始まりました。

特設店には、販売の値札と生さつまいもが並べられ、まずは、子供たちのリハーサルが始まりました。2年生は昨年度の経験がありますので思い出しながらのイメージ作り、1年生は初めてということもあり、ひとつひとつを確認しながらの時間となりました。

にいつき軽トラ市には、他のお店もありますのでお隣のお店にご挨拶をさせていただきました。

この「あいさつ」も1つの学びです。欧米でのいわゆる挨拶は、知っている人へする事は当たり前で、それ以上に知らない人に向けてするのが挨拶であり、人と人とのつながりを広げるきっかけの手段です。文化を広げることが上手い人は「あいさつ」が上手い人なのかも知れませんね。

そうなると、この軽トラ市への出店も、子どもの育ちにとっては大きな意味がありますね。

9時開店の10分前からオープニングセレモニーがあり、伝統の「いもほり音頭」の披露となります。この音頭は本当に貴重でYouTubeを探しても出てこない”ここだけ”の音頭です。

伝統になりつつある月立小無形文化遺産「月小いもほり音頭」登録となりそうです。

いよいよオープニングです。低学年3人がお店の前に並び、あいさつをして始まりました。

沢山の来店者の皆様に囲まれての踊りです。


音頭といってもPOPな音楽となっていて、子供たちもノリノリで踊り始めます。途中、曲が切れてしまった場面もありましたが、そこはご愛嬌です。会場のみなさんの「大丈夫だよ」という温かい気持ちが会場を包み込み、再スタート!手拍子も始まり、純日本的な時間となりました。

お約束のアンコールもありオープニングが終わりました。

さぁ、いよいよ開店です。年に1日の開店で、長い行列になりました。

今年度は、最後尾を示す表示を作りました。先生方も大活躍です。

本当に毎年、子供たちの活動への熱い応援を「来店」という形で表してもらっていることから、昨年度も、お手元に届けられない状況もありました。そこで、今年から一世帯5本までの販売で、もっとお買い求めいただく際には、もう一度並んでいただくことにしました。

「みんなで幸せを分け合う」という気持ちになっていただき、それが、子供たちに見せられる大人の後ろ姿になれば…と思っています。

さてさて、約60分の販売時間には、温め直しの焼きいもが、子供たちの販売スピードに追いつかず、ご来店いただいた皆様には周りの景色を眺め、お隣の方との文化交流、他の軽トラ市での買い物等も一緒に満喫していただきました。スローフード宣言都市気仙沼ですね。

気仙沼市はスローシティ国際連盟に加盟し、国内では群馬県前橋市と気仙沼市が認証を受けています。このスローシティーの理念はスローフードにもつながり「地域で採れた食材の利用」「生産者と生活者の関係づくり」等も含まれ、目指すところは、その地域ごとの伝統や考え方、文化(芸能)、食、史跡などを残しつつ、より便利に人々が暮らせる世界を目指していくことで、本来の人の生き方と豊かさを見直しましょうとも考えられます。

今回の子供たちの焼きいも店は、それらの全てを包括している活動になっていて、生産から販売までを通じて、人と人との交流を広げる時間になったと考えています。ちっちゃい所から、少しづつの活動がつながりを持てば、小さなリスペクト(尊重)が重なりあう、大きなネットワーク(つながり)になる1つの例になりますね。

月立小学校のこれまでの活動の奥深さを見せられ、一歩進んだ未来に魅せられた時間です。

60分後には、全て販売が終わりました。


子供たちもやりきった充実感がありました。その姿の裏には、この60分間に来店いただいた全ての方々の子供たちを応援しようという気持ちと、子供たちの「頑張っているよ」という気持ちの交流が1つの「さつまいも」を通して行われたからと思っています。これが「温かさ=人のぬくもり」と思っています

報道機関のみなさんの取材も受けました。このときも、学習したことを表現する時間となります。沢山の学びがあった焼きいも店であったと思います。

子どもが「おがっていく姿=育っていく姿」の楽しみ方を知っている大人の方々ばかりで、この地域、この地方、この日本の文化の素晴らしさも感じさせられたひとときでありました。

たった1日の開店で、60分後には閉店という、儚さがあるお店ではありますが、その一瞬にかける思いには夢がありました。

また、1年後、子供たちが多くの方々に少しの幸せを届けられるように、地域の方々や保護者のみなさんの応援をいただき、にいつき軽トラ市に戻ってきたいと思います。

にいつき軽トラ市に関係しているみなさま、こだま隊のみなさま、保護者のみなさま、そして、市内外から足を運んでいただいたみなさまに感謝しております。

そして、この地域の人と人とをつなぎ、市内の学校の良さを伝えていただいている三陸新報社と気仙沼ケーブルネットワークの方々にも感謝しています。

様々な方々とのつながりの中で、ご協力とご支援をいただいています。
これからも月立小学校のフォロワーとして応援をお願いします。

ありがとうございました✨

 

いつも ↓↓ 子供たちへの応援「いいね」 ↓↓

ありがとうございます!

い~し♪焼~き♪いも~♪

こだま隊のみなさんのお力を借りて、石焼きいも作りをしました。

朝の7時から火入れが始まり、子供たちの活動が始まる8時頃からサツマイモを手作りドラム缶焼きいも機に入れ始まりました。

そんな中、低学年の子供たちが、こだま隊員にあいさつに来ました。朝のあいさつとおいしくお芋を焼いて下さいのお願いです。3人の子供たちの熱い思いも込めた焼きいもになりそうです。

ドラム缶で焼いている様子も学習の1つです。空気の取り入れ口から見える炎を見つけて、燃え方を観察したり、煙突から出ている揺らめく空気に不思議さを感じ、今日、五感で感じたすべてが、これからの理科や家庭科等の対流という知識に結び付く前提の体験として取り込まれ、じわりじわり本物の力として根付きます。そのための体験的な学習です。 

月立保育所のみなさんも見学に来ました。


保小連携も子どもの育ちを支える大切な交流です。保育所の子供たちにとっては、小学校生活に触れながら、慣れる=環境適応の機会であり、低学年の子供たちがモデルとなって、やり方を理解していく営みがあります。小学校の子供たちにとっては、保育所のみなさんに教えるという活動をしながら、学んで来たことを表現=活用していく学び直しが行われます。この関係はとても良い学習効果として現れますね。本当に良い時間です。

いつもながら、月立小学校を取り巻く地域の人、もの、出来事すべてが学習素材であって、幸せな子供たちと思っています。ありがたい限りです。

昨日、子供たちにきれいに洗ってもらった艶々のサツマイモが、熱を加えることで内側からの蜜があふれて、おいしさとなって手に取った人の笑顔に結びつき、ひとときのしあわせに繋がればと思います。

こだま隊の方々のお陰で、準備が整いました。夜遅くまでありがとうございました。

明日の軽トラ市が、出す側も、受け取る側も幸せに包まれればと願っています✨

やまびこ杯に向けて

今日から、フットサル大会に向けた放課後練習が始まりました。

今年は、小規模校の3校での対戦となります。
3校の交流会が目的ですが、子供たちにとっては「勝負ごと」という分かりやすい出来事としてが目的になりますね。

「勝負ごと」という舞台に上がるまでの自分との対話が大切であり、この1週間が子供たちの心の成長にどう結びつけられるかになります。

アスリートの大谷選手も、自分日記の中での目標と振り返りによって自分を成長させてきました。やはり王道ですね。

子供たちも練習後の先生との対話や自分日記等があれば、それが王道となります。

せっかくやるのであれば、みんなで新しい自分に変身できるような時間にしたいものですね。

来週の土曜日向けて、みんなで頑張りましょう!

サツマイモ洗い

今日は土曜日の軽トラ市の準備のサツマイモ洗いがありました。
低学年の3人とおうちの方々の協力をいただき、1本1本サツマイモの土を丁寧に洗い流すと…秋色といった所でしょうか、きれいな艶のある紫色に変身!

沢山のサツマイモを洗いました。

明日、焼きいもにするのが楽しみです。

収穫の秋

枝豆の収穫です。

中学年が種をまいたものが大きく育って、今日が収穫吉日となりました。
いつもの通り、収穫の仕方を教えていただいてから作業開始です。

枝豆の収穫です。

 収穫したものをリヤカーに乗せて運んで、天日干し…これから次の「食」につなぐ活動を楽しみにしたいと思います。

 おまけ

今日、11月1日に受賞した蚕の学習について、三陸新報の取材を受けました。

 

朝の集会・サッカー教室

今朝は朝会がありました。
11月はみやぎ教育月間です。そこで、ポスターを活用して「自立」についての話をしました。

ポスターには「宮城県民ひとり一人が健全な自立的人間であるか否かを反省し、また自覚するとともに家庭・仲間・地域の人々等で子どもの教育の在り方、及び生涯学習について考え、話し合い、夢を語る機会であり、その機会を「みやぎ教育の日」と称する。」と書かれてあります。

子供たちには難しいので、少し簡単にして、「反省」を「振り返り」、「自覚」を「気付き」として話をしました。

「みやぎ教育月間」は、宮城県の条例で定められているものです。6年生は社会科の学習で条例についても勉強済みで、話を聞いた後、「あ~それかぁ」と納得していました。

子供たちに「自立」って聞いたことある?と質問すると、言葉自体は、何となく聞いたことがあるみたいでした。ただ、その意味は?

そこで、5つのことを話しました。
①「毎日の生活リズムが整っている」
②「自分の考えを決められる」
③「働いたお金を上手につかえる」
④「社会(集まり)での責任がもてる」
⑤「男女がそれぞれを大事にできる」

子供たちへの問いで、小学生でも5つのことが出来るようになってきているけど、6年生は1年生よりもできることが多いのはなぜか?すると6年生から「経験があるから」とのつぶやきがありました。さすがの6年生です。

続けて、その経験は小学生のみんなは、どこでしていますか?3年生からは「教室」、5年生からは「学校」、そこから、みんな「学校」という言葉が出てきました。

学校は子供たちの社会的自立に向けて、日々担任の先生や周りの友達、保護者のみなさんや地域の方々に力を貸してもらいながら、毎日「自立」に向けての生活をしていることに子どもたち自身も少し気付いた様でした。

この11月を楽しく勉強に気持ちを向けた1か月になればと思います。

さらに、今日はサッカー教室がありました。
昨年度も来ていただいた、元なでしこJAPANの中田麻衣子さんです。

中田さんとの話の中で「失敗をしながら、成長することが大事ですね」との話題になり、子供たちの育ちのためには、失敗をさせないよりも、失敗を通して成長を促すことの大事さを短い時間で共有できたように思いました。本当に子供たちにとっての失敗は大事な経験です。

そして、サッカー教室です。


保護者のみなさんにも参加していただき、体を動かす楽しさと心地よさ、そして、同じ時間を共有していることが、とても良い時間であると、中田さんとも話をしました。

本当に楽しい時間を過ごせました。
中田さん、ありがとうございました。

月立子どもフェスティバルに向けて

今朝は、縦割り班での子どもフェスの話し合いをしました。
上学年の子供たちが、1年生から3年生の子供たちが楽しめる催し物を考えます。自分が楽しむのではなく、下学年の笑顔が生まれる催し物を想像を膨らませながら相談していました。

そこでも、やはり6年生の司会が上手で、最高学年の成長を感じました。
もちろん、先生方のアドバイスもあり、ワクワクいっぱいの子どもフェスになりそうな予感をしています。当日は、おうちの方々も足を運んでいただき、子供たちを励まし、支えていただければと思います。よろしくお願いいたします。

上学年が子どもフェスの話し合いをしている時に、2年生が給食センター見学の準備をしていました。

新城小学校の2年生と合同での見学会で、そこで月立小学校の紹介があり、その練習をしていました。1年生と3年生に向けてのリハーサルで、タブレットを使って上手に発表をしていました。3年生からも、良かったことと、もっと良くなるために…の提案があり、1年生から3年生も学び合う姿が見られ、これが月立小学校の良いところ!と心でつぶやきました。

2年生の見学の様子も、担任の先生から様子を聞くと、とても落ち着いて見学して、学校紹介も、臆せず堂々と発表していたとのことでした。

給食センターの方々への質問も、見て、聞いて、感じたことを質問して、2年生のお手本となるような時間になったと喜んでいました。本当に3年生に向かって育ちを感じる2人です。

6時間目は委員会活動があり、2つの委員会ごとに活動をしていました。

今週は、週末に焼きいも軽トラ市があります。保護者の方々のお力を借りての活動です。どうぞよろしくお願いいたします。

おかえりなさい

6年生のみなさんが帰ってきました。

表彰を受けた会場の舞台を見ると、その豪華さを感じられずにはいられません。


本当に貴重な体験をしてきたものと思っています。

その6年生が報告に来ました。
表彰状と記念盾を授与され、6年生から感想を聞きました。

感想の多くは、会場の豪華さに驚き、東京という八瀬とは違う景色やそこで生活を営んでいる人がもっている価値観の違いなど、学校では学ぶことのできない体験をしてきたものと感じています。

学校での学びは頭でっかちになりがちです。そこを現実(リアルさ)に足をつけながら、バランス良く深みのある知識に練り上げるのが体験活動です。その体験活動を脈々と受け継いで来たのが蚕の学習であり、月立小学校の様々な体験活動です。

そして、様々な人とのふれ合いがその原点であることも忘れてはならないと思います。

今回の6年生が感じた、これまで感じてきた価値観と、ひとつ外の世界に触れた価値観の違いを、1年生から5年生まで伝えて欲しいと思います。

そして、これからも月立小学校が受け継いで来た体験活動と人とのつながりの中で、子供たちを育てていきたいと思いました。

12月の参観日は、今回の報告会を予定しています。6年生のみなさんの発表を楽しみにしたいと思います。

 

おまけ

低学年に行くと、釣り堀がありました。

遊ばせてもらいました。