月立小学校の日常を紹介します

月立小BLOG

初雪!

初雪です!

 

1・2年生は生活科の学習として、さっそく1時間目から校庭で遊びました。雪の日に雪で存分に遊ぶ、子供にとってこれ以上大切な学習はありません。

 

雪に絵を描いてみよう!
子供たちは思い思いに文字や好きなキャラクターなどを雪面に描いていました。

 

業間と昼休みには、中・上学年の子供たちも校庭に出てきて、みんなで遊びました。
雪合戦、追いかけっこ、そり遊び、雪だるまつくり・・・
様々な遊びを楽しんでいました。

 

そり遊びは、お尻がびっしょりと濡れてしまうほど、夢中になって遊びました。

 

ALTと一緒につくった雪だるま。3段仕様です。

 

いよいよ本格的な冬が到来しました。
子供たちが安全に学校生活を送れるよう、今後もしっかりと見守ってまいります。
保護者の皆様には、子供たちが毎日元気に登校できるよう、防寒着の準備や体調管理への引き続きの御協力をお願いいたします。

 

熊出没・ショート避難訓練

今年の熊の出没状況は、たいへん心配されるところです。

現時点では、学校周辺での出没情報はありませんが、万が一に備えることが大切であると考え、熊が校地内に現れた場合を想定したショート避難訓練を実施しました。

 

「校地内に熊が出た」という緊急放送を受けて、学習中の子供たちが校舎中央の安全帯に避難しました。

月立小の子供たちは、各種避難訓練において、いつも落ち着いて迅速に避難することができています。

 

避難訓練に併せて、万が一熊に出逢ってしまった場合の身の守り方についても指導しました。
・熊に背中を向けず、目を離さないようにしながらゆっくりと後ずさりして離れること。
・逃げられない状況になった場合は、「防御の姿勢」をとり、両腕で顔や首を守ること。

 

引き続き、地域や関係機関と連携しながら、安全確保に努めていきます。
御家庭におかれましても、登下校時の周囲の様子に気を配っていただくとともに、放課後や休日の外出時にもお子さんと一緒に行動するなど、子供たちの安全確保への御協力をよろしくお願いいたします。

鹿踊親子教室・閉講式

有志の上学年児童が、これまで放課の時間に「早稲谷鹿踊親子教室」に参加し、鹿踊保存会の皆様から御指導をいただいてきました。
今日は、その活動を締めくくる今年度の閉講式です。

 

公民館祭り以来の凜々しい雄志!

 

もちろん、児童がここまで衣装をまとい、演じられるようになるまでには、保存会の皆様と保護者の皆様による手厚いサポートがありました。
地域と家庭の親身のバックアップがあって初めて成り立つ活動であり、その御尽力に心から敬意を表します。

 

今年度の親子教室を締めくくる子供たちの演舞でした。春と比べると、太鼓の音はしっかりそろい、声も自信をもって響かせています。
その成長ぶりは本当にすばらしいです。

 

演舞を終えた子供たちが、汗で真っ赤になった顔をのぞかせました。
「ふーっ。涼しくて気持ちいい…」と漏らす声からも、全力で演舞に取り組んでいたことがよく伝わってきます。

 

 

6年生による感想発表では、
「まずは、今までずっと御指導いただいた保存会の皆さん、本当にありがとうございました」
「送迎してくれたお母さん、ありがとうございました」
と、これまで支えてくださった大人の方々への感謝の言葉がまっすぐに述べられました。

また「練習を通して自信をもって声が出せるようになった」「成長できた」と、自分自身の変化をしっかり振り返る発表もありました。

どの児童も、自分の言葉で思いを丁寧に表現しており、その姿に、これが小学生なのかと思うほどの頼もしさを感じました。

 

4年生も、上級生の言葉に耳を傾けながら、伝統を受け継ぐ喜びや使命感、そして自分たちを支えてくれる方々への感謝の思いを高め、その気持ちを自分の言葉でしっかりと表しました。

その姿から、伝承とはこうして世代を超えて思いが受け継がれていくことなのだと、改めて考えさせられました。

 

御指導いただいた鹿踊保存会の皆様に、深く御礼申し上げます。
鹿踊りの活動を通して、子供たちを大きく成長させていただきました。

地域・家庭・学校が手をたずさえ、子供たちの成長を支えている八瀬のすばらしさを、あらためて実感しています。
この温かなつながりを、今後も大切にしていきたいと思います。

3・4年 防災センター見学

3・4年生が、社会科の学習として気仙沼・本吉広域防災センターを見学しました。

 

気仙沼・本吉広域防災センターは、本吉地方の災害対策活動の拠点となっている施設です。

 

通信指令室は、119番の電話を受けて、最初に情報を集める場所です。消防車や救急車に「ここへ急いで!」と指示を出します。

 

救急車の中も見学し、救命活動に使う道具がたくさんあることを教えてもらいました。
「救急車に乗るのは今日で最後になるよう、健康に気をつけてね」と励ましのお言葉をいただきました。

 

消防車も見学させていただきました。
使用するホースを持たせてもらいましたが、とても大きく重たくて驚きました。

 

ウォータータンカー。消火のために大量の水を運ぶタンクを載せており、全長がとても長い車両でした。

 

地震体験では、東日本大震災の揺れを体験しました。地震のおそろしさと,地震発生時の行動を学びました。

 

今年2回目の煙体験。煙が充満した室内から避難する体験により,煙の怖さと,火災時の避難方法を学びました。

 

ファイヤーコントロールボックスの見学では、火災初期に空気の通り道を遮断することの大切さを学びました。

 

防災センター見学をとおして、施設・車両の役割と、そこで働く人々の工夫や苦労、災害時の具体的な行動を学ぶことができました。

この体験を単元のまとめ学習に生かすとともに、普段の学校生活での安全・防災意識の定着を図っていきます。

 

さをり織り体験 クラブ活動

クラブ活動で「さをり織り」体験に取り組みました。

 

地域のゲストティーチャー様を講師にお招きして御指導をいただきます。

 

クラブ活動に参加する上学年児童が一人一台使えるように、織機を合計9台も準備していただきました。本当にありがとうございます。

 

さをり織りは、自由な発想で色や模様を楽しむ手織りの活動です。
子供たちは使ってみたい糸を思い思いに選んでいきます。

 

縦糸に横糸を通しながら織り進め、世界に一つだけの作品に仕上げます。

 

指導を受けながら、子どもたちは自分のペースで進めることができました。

 

糸の太さや色を変えることで、多様な表現が生まれます。

 

はじめは上級生の作業を見学していた1・2年生も、自分でもやってみたくなり、挑戦させてもらいました。

 

完成! 個性的な作品になりました。
2時間にわたって御指導をいただきましたゲストティーチャー様に感謝申し上げます。

 

活動を通して、子供たちは、糸の色や組み合わせを工夫しながら、思い思いに表現する楽しさを味わっていました。

今回の経験を通して、ものづくりへの関心や、自分らしさを大切にする気持ちがさらに育まれたと感じます。

花壇整備

霜で枯れてしまった夏の花々を抜き、花壇をきれいにします。

 

6年生がリーダーシップをとりながら、たてわり班で作業を進めます。

 

春に向けてチューリップの球根を植えます。

 

冬から春にかけて咲くパンジーとビオラの苗も植え付けます。色とりどりできれいです。

 

サルビアがこんなに大きく伸びていたことに驚きます。

 

ALTの先生も手伝ってくださいました。

 

地面を美しく整えてから、、

 

苗や球根を均等に並べていきます。

 

上学年が率先して下学年の子に植え方を教えます。

散水用意!

 

色とりどりのパンジーの花が増え、花壇がいっそう華やかになるのが楽しみです。

 

手がこんなに汚れるまでがんばったぞーー!!

手洗い指導

空気の乾燥によって感染症等の流行が心配な季節になりました。
学校で予防に向けた取組を行いました。

 

今日は、養護担当から全児童に、正しい手の洗い方について改めて指導しました。

 

手を洗うときはきちんと石けんを使わないと、手についた細菌やウイルスを落とすことができません。
廃棄する食パンを使った実験結果を見せることで、理解を促しました。

 

特に外で活動した後などは、手がとても汚れています。

 

事前に子供たちの協力をもらいながらの実験結果に、子供たちも驚いていました。

 

上学年の保健図書福祉委員が動画で登場し、「手あらいのうた」に合わせて、洗い残しの無い正しい洗い方を紹介しました。

 

今回の学びを日常の習慣として身に付けられるよう、引き続き、正しい手洗いの励行に取り組んでまいります。

1・2年 寄磯小とのオンライン交流5 など

1・2年の国語学習で寄磯小とのオンライン交流を行っています。
今日は、より具体的にオンライン交流の様子を紹介しましょう。

 

教室はこのように配置します。
1年生、2年生ペアが、それぞれ背中を向けて、教室の遠い位置に座ります。複式授業で互いの声が干渉することを極力避けるためです。

 

1年生の席の前後には、会議アプリを起動したタブレットを2台、向かい合わせに設置します。

 

これは、本時の1年生のT1(主となる指導者)が月立小だからです。T1が板書をすると、、、

 

黒板とT1の姿は寄磯小の1年生にも映し出されます。月立小のT1が、月立小・寄磯小の「合計4人の1年生」を指導している状態になります。
画面は2分割され、黒板とともに相手校の友達も映し出されます。子供たちは、隣に座る友達だけでなく、相手校の友達の様子も伺うことができます。

 

一方、2年生は、今日は寄磯小の先生がT1(主となる指導者)でした。タブレット画面に、T1の姿と黒板、そして相手校の友達が分割されて映し出されます。
2年生は、寄磯小の先生の話を聞いて、教科書を読んだりノートをとったりしていました。

 

1年生は、物語文の一番のお気に入りの場面について、理由やどんな風に音読を工夫するかを説明したあと、それぞれ順番に音読発表をしました。
上の写真は、相手校の友達の音読発表を聞いているところです。相手の声を聞き取って、指で自分も黙読しています。

 

2年生は、主語・述語について確かめたあと、「だれが」「どこで」「何をした」について、互いに役割分担をして短作文に取り組みました。
「学校のみんなが、木の上で、机にのぼった。」などと、偶然に可笑しな文ができてしまい、声を上げて笑っています。

 

音読発表の自分の番がやってきました。
一生懸命に教科書を見ながら音読しています。子供の顔が教科書で隠れてしまったので、教師が懸命にタブレットを移動して顔を写そうとしています。

 

2年生は、たくさん短作文に取り組んだあと、最後に感想の共有も行っていました。

学習におけるICT活用が進み、オンライン交流も苦労せずにできるのではないかと思われますが、音声がハウリング(音が循環してノイズが出る)を起こしたり、複式のため別活動の声が妨げになったりと、うまくいかないことが発生します。

 

しかし、共に学び合う仲間が増えることのメリットは、学習意欲の面でも学習の深まりの面でも大きいものがあります。
引き続きオンライン交流に取り組みながら、よりよい学習環境づくりを進めていきます。

 

話は変わって、今日も上学年がこどもフェスティバルの準備に取り組みました。

 

体育館でなにやら様々なブースを仮設置しています。
どんな出店になるのか、今から楽しみです。

 

空を見上げると、白い筋がいくつも流れ、雪のようなものが舞い始めていました。立冬を過ぎ、本当に冬の訪れを感じます。
皆様、どうか御自愛ください。

防災について学ぶ

この日は、市の津波総合防災訓練日に合わせて登校日とし、全児童で防災について学びました。

 

「地震について学ぼう」
地震の原理や震度・マグニチュードなどの用語、過去の宮城の地震被害や、揺れの長さと津波の関係性について学びました。

 

自ら命を守る態度の育成のためには、必要な知識をもち、災害時に自分で情報をもとに判断する力が求められます。
マグニチュード等については、学年が上がれば理科等で学びますが、防災に力を入れる気仙沼の子として、早めにふれさせておこうと考え、指導しました。

 

揺れの長さ(=マグニチュードの規模によって長くなる)が、到来する津波の高さと相関関係があることを伝えました。
将来必ず来るであろう大地震が起きたとき、適切に状況を判断し、自ら命を守る行動がとれるよう、今後も指導を続けていきます。

 

「ロープワークの実習」
ひもをしっかり結べることも、非常時だけでなく、日常の中での事故防止につながるスキルです。

 

自然に年長者が下級生に教え出す姿が見られることが、月立小の日常であり宝です。

 

「先生、もう一回見せてください!」「教えてください!」
貪欲に学ぼうとする姿勢が見られ、予定時間を全部使って、最後まで夢中になって様々な結び方を練習しました。

 

令和4年に国の学校安全計画が更新され、子どもたちが「自ら判断し、主体的に行動できる安全能力」を身につけることが新たな目標となりました。

本校ではこの目標に基づき、危険を予測し、命を守る行動を選択できるよう、今後も実践的な安全教育を進めてまいります。

1・2年 寄磯小とオンライン交流4

先日に引き続き、1・2年生では寄磯小とのオンライン交流学習を行いました。
1・2年の複式による国語の学習です。

 

2年生は、「ありがとうをつたえよう」の単元で、よりよい手紙の書き方の学習です。

 

1年生は、「おとうとねずみチロ」の単元で、4場面の学習をしました。

 

2年生は、よりよい手紙の書き方を確かめて、寄磯小の友達に手紙を書く活動をしました。

 

1年生は、4場面の音読をしながら人物の気持ちについて考え、気持ちが伝わるように音読の仕方を工夫しました。

オンライン交流では、普段会えない友達と意見交換ができ、互いの考えを広げる良い機会となりました。
今後も、この貴重な交流を継続していきたいと考えます。

 

多目的ホール階段踊り場に、造形作品展と市内図工展の入賞作品を掲示しました。
学校にお立ち寄りの際に、是非ご覧ください。

マジックショーに大興奮

文化庁の「芸術飛行船」事業として、マジックショー鑑賞がありました。マジシャンのけんけんさんの登場です!

 

カラフルなリボンが、一瞬で真っ直ぐなステッキに!

よろこんで歓声を挙げる子。
口をあんぐりと開けておどろく子。
「どうなってる?」と真剣に見つめる子。
様々です。

 

トランプの絵柄当てゲームは、何回やっても当たりません。
どうしても絵柄が魔法のように変わってしまうからです。

 

友達の体から、つぎつぎとコインが出てきます。
いったいどうなっているの!?
見ている子供たちも大興奮です。

 

袋の中にいれたフルーツが入れ替わったり、友達が破いた紙がつながって帽子になったり‥ 目の前で、不思議なことをいっぱい見せられます。

 

紙コップに入れた水を、友達の頭にかけてしまうよ。
1、2、3! あれ!? 水が消えてしまった!

 

たくさんの魔法を楽しませていただき、あっという間の1時間でした。

けんけんさん、ぜひまた月立小に来て、マジックショーを開いてくださいね。

 

こどもフェスティバル話合い など

朝の活動に上学年が話合いを行いました。

 

11月29日に開催する「月立こどもフェスティバル」の出店内容についてです。

 

 

「○○がいいんじゃないかな‥」
「おもしろそう」
「みんな聞いて。○○だと○○だよね。」
みんな真剣に意見を交換しています。

 

どんな出店になるか楽しみです。

 

こだまフェステバルは、児童会主催のお祭りです。
教員は、子供たちの主体的な取組をサポートしていきます。

 

話は変わって、1・2年生では寄磯小1・2年生とのオンライン交流を継続しています。
国語の授業でオンラインの意見交換を行いましたが、もっと仲良くなろうということで、給食の時間も交流しました。

 

画面の向こうの仲間と一緒に「いただきます」。
機会があれば、実際に合って交流することも考えています。

朝会 成長するってどんなこと

子供たちの元気なあいさつの声が、朝のワークスペースに明るく響きました。

 

まず、先日のこだまステージ発表会での頑張りをほめました。
全員が一生懸命に練習に取り組んで「成長」できたこと、見に来てくださった保護者や地域の皆様がたくさん喜んでくれたことを伝え、いっぱいいっぱいほめました。

 

さて、今日のお話のテーマは、今みんなをほめたばかりの「成長」についてです。

みんな学校にはどうして来ているの? ‥成長するため
なにが成長するのかな? ‥背 ‥体重 ‥漢字とか計算とか
それだけ? ‥うーん ‥係の仕事かな ‥友達と協力したり、優しくしたり
おお、さすが高学年の意見だね!

みんなは学校で、各教科のお勉強、そして友達と仲良くすることを学んでいます。
この2つがしっかりできるようになると、みんなは少しずつ「大人」に成長していきます。

 

みんなは「大人」? ‥まだ子供
みんなおんなじ子供かな? ‥うん ‥? ‥違うかも
では下学年と6年生は同じ子供かな? ‥違う

そうだね。子供同士で考えると、6年生はぐっと「大人」だよね。
どのへんが大人? ‥背が高い ‥足が速い
それだけ? ‥難しい勉強ができる ‥太鼓が上手 ‥リーダーシップがとれる

そうだね、「大人」に「成長」するのは、見えるところだけじゃない。むしろ見えない部分が「大人」になるんだね。

 

保健の先生と6年生なら、どっちが「大人」? ‥先生だよ
でも背は6年生の方が大きいよ? ‥それでも先生が大人!

先生はどのへんが「大人」なの? ‥保健の専門家 ‥けがをしたときとか具合が悪くなったとき、パッと助けてくれる ‥相談にのってくれる

先生はどうして専門家になれたのかな? ‥いっぱいがんばった ‥いっぱい勉強したから

 

先生は、中学、高校でも、たくさんの友達と一緒に、いっぱい勉強を続けてきたんだね。みんなと同じ、「頭と心」をきたえてきたんだ。

その「頭と心」を使って、大学では保健の専門の研究をしたから、保健の先生になれたんだね。

 

学校で友達と仲良く学ぶと、体だけじゃなく「頭と心」が成長します。
「大人」になるっていうのは「頭と心」を成長させることなのです。

みんなはこれからも、学校で同じ学年の友達や違う学年の友達、地域のゲストのみなさんたちと、いっぱい学んでいきます。

分からなかったり間違えたりしてもいい。何度も考えて「頭」をきたえていきましょう。
友達とけんかをするかもしれない。でも次の日には仲直りしよう。いろんな人たちと交流して「心」を育てていきましょう。

学校で友達と毎日しっかりと学習・生活することで、みんなは一歩一歩、大人に成長していくのです。

 

2学期最初の大行事「こだまステージ発表会」を終えて、学校生活へ臨む気持ちをリセットできれば、と考えて話しました。
秋も深まり、次第に寒くなってきましたが、引き続き健康に留意させながら学習活動に取り組ませていきます。

5・6年 バイオマス発電所見学

5・6年生がバイオマス発電所を見学しました。
今日一日、新城小の仲間たちと一緒に活動します。

 

新城小を訪問し、所員さんの説明を聞きました。
大勢の仲間たちと一緒で、少し緊張気味?

 

次に、木材をチップに加工する現場を訪問しました。
子供たちが乗っているのは、持ち込んだ木材の重さを計測できる大型の「量り」です。

 

臆せず進んで挙手をして質問をしていました。いいぞ。

 

木材を一瞬で粉々にくだける粉砕機も見せてもらいました。

 

最後に発電プラントを訪問しました。
実際に燃焼させるチップを手にとって見学させてもらいました。

 

いよいよ発電プラントの中へ入ります。

 

木材由来のチップを燃焼させ、タービンを回して発電しています。
再生可能な生物由来の燃料を使用することで、木材の成長によるCO2吸着によるカーボンニュートラルを実現しています。

 

燃焼中は有害な煙を出さない環境に配慮したプラントでした。煙が全く目視できずに驚きます。

 

半日かけた見学で、バイオマス発電への理解を深めてきました。

八瀬の自然を愛する子供たち。これからも、持続可能な社会づくりについて学びを続けていきます。

こだまステージ発表会・一般公開

今日はこだまステージ発表会・一般公開の日です。

早朝より保護者の皆様と塚沢神楽保存会の方に来ていただき、5・6年生の着付けをしていただきました。

 

各学年、衣装の準備もできました。いざ本番です!

 

開会のことば
♪ま~く~を~あけ~よ~う♪  たくさんのお客様を前にして、1~4年生は、緊張するどころか笑顔いっぱいの表現ができました。
今日の子供たちは、のりにのっています。

 

月立子ども神楽
5・6年生が塚沢神楽を披露しました。
太鼓と鉦の音が響く中、きらびやかな神楽の衣装をまとった5・6年生が厳かに舞いました。

 

息を合わせて神楽を舞う子供たちの真剣なまなざしと力強い動きに、見ている人たちの心が奪われるようでした。

 

こだまシンフォニー
全校で心を一つにして合唱・合奏を披露します。

 

子供たちは、みんないい表情で、口を大きく開けて歌いました。
たった15人とは思えないくらい、会場いっぱいに子供たちのハーモニーが響き渡ります。

 

合奏では、お互いの音をよく聞き合い、音をそろえることを意識して、整った演奏ができました。曲の仕上がりに子供たちの成長を感じます。

 

そして海潮音。
法被姿の子供たちが登場すると、会場から大きな拍手が沸き起こりました。高まる気持ちのままに、子供たちはいきいきと太鼓を打ち鳴らしました。

 

飛び跳ねるように太鼓を打つ子供たちの、躍動感あふれる発表に、会場全体が一体感に包まれました。アンコールの声もかかり、子供たちはうれしそうに再び太鼓を打ちながら、発表を楽しんでいました。

 

PTA会長様のお話では、会場の皆様全員でもみじを合唱し、秋の深まりを感じながら心温まるひとときを過ごしました。

 

こだまストーリー、最初は1・2年生のことば遊びと説明文の発表。
大勢のお客様を前に、張り切って発表できました。
口の開け方、身振り手振りも一番のできでした。

 

3・4年生の落語「おにのめん」。
イントネーションに気を付けながら、朗々とおもしろおかしいストーリーを語り上げました。会場の皆さんも、その表現力の高さに思わず感心されたことと思います。

 

5・6年生の「ごせやく紳士たち」。
気仙沼弁を交えた『注文の多い料理店』の朗読劇に、会場は笑いの渦に包まれました。PTA会長様のゲスト出演もあり、あたたかい雰囲気の中で、みんなで楽しいひとときを過ごしました。

 

閉会のことば。
地域の中で育てていただいていることへの感謝の気持ちを言葉に表し、心をひとつに合唱をして発表会を締めくくりました。

 

子供たちは、この発表会に向けて一生懸命に練習に取り組みながら、それぞれ成長してきました。
今日の本番の発表では、緊張しながらも力を出し切り、生き生きとした姿を見せてくれました。

 

ステージ発表会のあと、教室では「今日は一番できた」「やりきった」という子供たちの声が聞かれ、大きな達成感を味わうことができました。

子供たちの頑張りのもととなったのは、地域や保護者の皆様の温かい励ましと御支援です。

今日はたくさんの地域の皆様にご来場いただき、本当にありがとうございました。子供たちのがんばりを共に喜び合い、見守ってくださった皆様に心より感謝申し上げます。

寄磯小とのオンライン交流3

1・2年生が、寄磯小の1・2年生とオンライン交流学習を行いました。今日で3回目です。

 

子供たちはとっても楽しみにしていて、接続前からにこにこして待っていました。

 

はじめに、図工の学習でつくった作品をお互いに紹介しました。
自然の落ち葉などを工夫して写真に撮ったものを「わたしはこれがカエルに見えました」などと発表します。

 

お互いに少人数のため、一人の発表に対して相手校の児童全員が感想や質問を行うなど、密度の高い交流ができました。

寄磯小の校長先生によるサプライズ発表もあり、子供たちはびっくり!

 

後半は、学年ごとに分かれて、国語の交流をしました。
2年生は、「ビーバーの大工事」の学習で、自分で調べた動物のことをお互いに紹介し合いました。

 

1年生は、「サラダで元気」の学習で、自分が考えたサラダについて、お互いに紹介し合いました。

複式指導なので担任が常にそばにいませんが、自分たちで「発表します」「聞こえますか」「しつもんします」などと言いながら進めており、短期間でも成長のあとが見られました。

 

最初は緊張気味で声が小さかったものの、慣れてくると、マイクを通して遠くの相手に声を届けようと意識し、しっかりと声を出そうとしていました。

オンライン交流における「相手意識」も、回を重ねるごとに育ってきているようです。

 

ほかの学年では、昨日の児童公開の反省を生かして、各学年で学習発表のブラッシュアップを図っていました。

 

休み時間は、みんなで元気に遊んでいます。
かなり涼しくなってきましたが、半袖シャツの子もいます!

こだまステージ発表会・児童公開

今日はこだまステージ発表会の児童公開日です。
国語・音楽の授業や朝の活動などを通して発表の準備をしてきました。
校内での発表会を開くことで、11月1日(土)の一般公開日に向けての自信をもたせます。

開会のことば
朝一番から元気な声が出ており、みんな意欲的に演技しています。

 

月立子ども神楽。ゲストティーチャー様の御指導のもと、厳かな舞に仕上がってきました。

 

校長の話
「みんなはこれまで、いっぱい練習を重ねてきた。これまでの練習を信じて、自信をもって発表をしましょう。精一杯やって、土曜日の一般公開が楽しみになったよ、と思えるようにしましょう。」
と話しました。

 

こだまシンフォニー
合唱、合奏、太鼓など、様々な音楽発表が仕上がりました。美しいハーモニーや力強い演舞まで、聴き応えのある内容になってきました。

 

幕間には、子供たちの頑張りを認めて自信をもたせながら、鑑賞態度の指導も丁寧に行っています。先生方の愛情あふれる関わりの積み重ねが、子供たちの意識を高めています。

 

こだまストーリー
1・2年生は、国語の学習でつくった「かぞえうた」や、説明文の音読・感想発表をします。普段の国語学習を生かした発表です。

 

3・4年生は、落語「おにのめん」を演じます。登場人物になりきって、関西弁のせりふを豊かなイントネーションで語れるよう、練習を重ねてきました。

5・6年生は、気仙沼版「注文の多い料理店」の朗読劇を披露します。ユーモアたっぷりの展開に、思わず笑ってしまうこと間違いなしです。

 

閉会のことば
全員で心を一つにしてきれいな歌声を響かせ、感動のフィナーレを迎えます。

子供たちはみんな、意欲と緊張感をもちながら、楽しんでそれぞれの発表に取り組むことができていました。

 

事後には、各教室で自分たちの発表を振り返っていました。
発表の出来ばえも大切ですが、何よりも重要なのは、取組を通して子供たちが成長することです。
よりよい発表をめざして「どうすればよくなるか」を自分たちで考え、改善していく過程こそ、価値のある学びだと考えています。

 

こだまステージ発表会(一般公開)
・月日 11月1日(土)
・時間 午前8時45分開会、午前11時00分終了予定
・会場 月立小学校体育館
・入口 校舎東側一般玄関

 

来校にあたり、案内状等は必要ありません。
保護者の皆様はもちろん、地域の皆々様にも広くご来場いただき、「おらほ」の子供たちへ温かい励ましと拍手をお寄せいただければ幸いです。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。

神楽指導3 少年消防クラブ3

5・6年生への神楽指導も、ステージ発表会の本番を想定した練習に入ってきました。
本日も、ゲストティーチャー様に御指導をいただきます。

 

ステージの上で円になりながら演舞練習をします。
「この時の右手の動きを教えてください」
子供たちの質問も、細かい部分まで考えたものが多く、感心しました。

 

校長の目から見て、子供たちの動きがそろった美しい動きができていると感じました。
これもひとえに御指導の賜、そして子供たちの意欲のなせる業です。

 

3・4年生は、気仙沼消防署員様をお迎えして、3回目の少年消防クラブの学習を行いました。
津波等の災害時における自助と共助の大切さについて学びました。

 


実際の津波の映像や、大川付近の想定浸水域図を見せていただきました。災害時の動きについて具体的に考えることができました。

各保護者の皆様。お忙しい中、11/1(土)のステージ発表会に向けて衣装等の準備をしていただき、心より感謝いたします。
子供たちも、衣装を着ての練習が始まり、のりのりです!

 

いつも図書室の整理をしていただいている図書支援員の皆様、本当にありがとうございます。
地域のたくさんの大人たちに見守られ、支えらながら、月立小の子供たちが育ってきていることを痛感する毎日です。

神楽指導2 ステージ発表会に向けて

5・6年生は、ゲストティーチャー様をお迎えして、今年2回目の塚沢神楽の御指導をいただきました。

昔の先輩たちのビデオを見せてもらってから、早速踊りの指導に入ります。6年生たちは、昨年の指導を思い出しながら踊っているようです。

 

本当に2回目?と思うくらい、様になっているように見えます。
普段から鹿踊りなど伝統芸能に親しんでいる子供たちは、スイッチが入ると表情も動きも一変し、率先して踊っていました。さすが月立っ子!

 

手平鉦にも挑戦しています。
月立小では、鹿踊りや神楽の伝承活動を通して、普段なかなか手にすることのできない様々な和楽器にも親しむことができます。

 

ステージ発表会の開・閉会の言葉を練習中です。
みんな真剣です。

 

「海潮音(みしおね)」の練習も頑張っています。
だいぶ仕上がってきて、締太鼓を打つ時の子供たちの動きがそろってきました。月立っ子にとって太鼓は身近な楽器なのでしょう、のりにのっている感じです。
6年生担当の篠笛もかなり難しいと思われますが、積み重ねてきた練習のおかげで澄んだ音色が響き、和の雰囲気を引き立てていました。

発表会に向けて、会場のピアノも調律していただきました。

 

このところ、急にぐっと寒くなってきましたが、、、

 

子供たちは外で遊んでいます。
とはいえ、寒暖の差で体調をくずしやすい季節です。各御家庭では子供たちの体調管理に御留意いただきますよう、よろしくお願いいたします。

公民館祭り 早稲谷鹿踊・演舞

今日は、早稲谷鹿踊(わせやししおどり)の演舞発表を公民館祭りステージで行います。
鹿踊親子教室で練習を重ねてきた6~4年生児童有志の晴れの舞台です。

 

鹿踊保存会の皆様と保護者の皆様に、着付けをしていただきます。
狭い控えスペースでの支度に苦労しますが、子供たちの表情は引き締まっており、やる気に満ちあふれています。

 

この美しく凜々しい雄志に、思わず見とれてしまいます。

 

いよいよ出番です!

 

中立役の児童が挨拶を行います。
堂々と立派な発表でした!

 

衣装を着ての演舞は迫力があります。
普段の練習とは違って衣装によって動きも視界も狭められる中、子供たちは心を一つにして踊ります。

 

会場に響く太鼓の音と力強い声。息をそろえた動きに、観客の視線が一気に引き込まれます。日々の練習の積み重ねが生み出した、堂々たる演舞でした。

途中、獅子の面がずれてくるハプニングもありましたが、内に秘めたやる気が表出したように見え、かえって子供たちの一生懸命さが伝わってきました。


最後まで堂々とした演舞を続け、会場のお客様から盛大な拍手を受けました。

 

これまで丁寧にご指導くださった早稲谷鹿踊保存会の皆様、そして活動を支えてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。

「伝承」とは、ただ踊りの技を受け継ぐことだけではなく、それを支えてくださる人の温かさや、ふれあいの中で育まれる心までも受け継ぐことだと感じました。

地域の皆様に支えられながら、子供たちは“つながり”の中で伝統の重みと尊さをあらためて学ぶことができたと考えます。

軽トラ市 焼きいも販売体験

いよいよ今日は軽トラ市。
学校農園でとれたさつまいもを焼きいもにして販売します。

早朝から、地域のゲストティーチャー様や保護者の皆様に御協力をいただきながら、出店準備を進めます。

 

皆様、本当にありがとうございます!

 

本日の主役、1・2年生は、軽トラ市の各お店の方に御挨拶をして回ります。「よろしくお願いします!」

 

開店に先立って、1・2年生児童による伝統?の「いも掘り音頭」を披露します。
開店を待つお客さんがこんなにたくさん集まりました。

 

おいもだよー!! 

 

アンコールに応えて、先輩たちも一緒に踊ります。
頼もしい先輩たちです。



9:00ジャストに開店!
こんなにたくさんのお客さんに来ていただきました!

 

児童(そして保護者の皆様)がフル回転で接客をしていきます。
「がんばってね」「ありがとう」
お客様からたくさんの励ましのお声がけをいただきました。

 

最後尾には焼き芋ガールが、、、

 

長蛇の列!

 

焼きいもはどんどん売れ続け、約1時間で完売しました。
ありがとうございます!

 

集まっていただいたたくさんのお客様に向けて、4年生の先輩が、落語「めぐろのさんま」を披露しました。
「ほ~んとに、じょうずだね~」と、お客様からお褒めの言葉をいただきました。

 

軽トラ市の経験を通して、自分たちの手で育てた作物が商品として人々に喜ばれる体験をし、働くことの喜びや達成感を味わうことができました。

 

また、より広い地域の人々と触れ合うことで、地域社会の温かさや支え合いの大切さを実感することもできました。
「地域とともにある学び」を実現する貴重な活動となりました。御支援いただいた全ての方々へ、厚く御礼を申し上げます。

 

いも焼き 明日は軽トラ市

明日18日の軽トラ市・焼きいも販売に向けて、いも焼きをします。

本格的な石焼きです。さすがに1・2年生に焼かせるのは危険なため、いつもお世話になっている学校農園のゲストティーチャー様に焼いていただきます。
聞くとこの石焼き釜も手作りとのこと。プロ仕様です。

 

北校舎の理科室の外に設置した釜で焼いていきます。
釜の上部には石が敷いてあり、熱々に焼かれた石の上にいもを並べます。

 

じっくりと待ちます。おいしくなあれ・・・。

 

とにかく時間が掛かるので、保護者の方がラジオを聴けるようにセッティングしてくださいました。
保護者の方にも、入れ替わり立ち替わりお手伝いいただきました。

 

焼き芋の完成! すごくおいしそう!!

 

熱さを我慢しながら、焼きいもを丁寧に発泡スチロールの箱につめていきます。

 

発泡スチロールの箱の保温性はとても高く、ふたを開けると蒸気が立ち上り、熱気があふれてきます。

 

中にはとろけるように甘い焼きいもが詰められています。
箱の中で明日まで熟成することで、更においしくなるそうです。

 

なくてはならない発泡スチロール箱やダンボール箱多数を、クリエみうら松川店様から御提供いただきました。ありがとうございます!
よく見ると、本校校章が入った特製「焼きいもシール」が貼ってありますね。こだま隊謹製と思われます。

 

山積みになった何百もの焼きいもが、今晩じっくりと熟成されます。

明日の軽トラ市・月立小児童による焼きいも販売は、にいつきパーキングにて9:00開店の予定です!

 

 

神楽指導1・いも洗い

こだまステージ発表会では、5・6年生が「塚沢神楽」演舞に挑戦します。今日は1回目の練習日です。

 

ゲストティーチャーの保護者様にお越しいただき、御指導をいただきました。
初めて取り組む5年生もいるので、最初に座学で塚沢神楽の歴史を確かめました。
気仙沼市の無形民俗文化財であるこの神楽が、140年前から地域の方々により伝承されてきたことを改めて学びました。

 

ゲストティーチャーの保護者様も、自分が小学生のときに神楽を教えてもらい、以後演舞が好きだったから続けてきたとのこと。
月立小の子供たちも、ゲストティーチャーに「踊りたいです」と自分たちの気持ちを伝えていました。

 

早稲谷鹿踊りもそうですが、こうした地域の伝統芸能は、やらされるものでなく地域愛から来る自発的な思いによって伝承されてきてきたことに、改めて尊さを感じました。

 

一方、理科室では、1・2年生が18日の軽トラ市・焼きいも販売体験に向けて、いも洗いに取り組みました。
保護者の皆様に来校していただき、親子でいもを一つ一つ丁寧に洗っていきます。

 

サツマイモの栽培・収穫をする小学校は多いですが、いもの仕分けや洗いを行い、焼いたいもを販売体験までできる学校は、そうそうありません。
これも、地域の皆様と保護者の皆様の手厚いサポートのおかげです。

 

洗ったいもを美しく並べます。
いもを入れている多数の黒カゴは、早稲谷菅原苗木店様から御提供いただきました。ありがとうございます。

 

明日17日は、地域の学校農園のゲストティーチャーにお越しいただき、一日掛けてこれらのいもを石焼きしてくださる予定です。

 

 

2学期始業式

短い秋休みが終わり、今日から2学期が始まります。

朝からホールに子供たちのさわやかな歌声が響きます。

今度は歩きながら歌ってみよう!

 

みんな笑顔いっぱいになって、2学期がスタートしました。

 

始業式の校長講話では、「令和7年度・3つのめあて」の復習をしました。
また、、2学期は様々な行事がたくさんあるね、みんながいっぱい活躍できるように、力を合わせて取り組んでいこう。秋は実りの秋だね、みんなの頭と心もいっぱい成長するよ、「て:ていねいに学ぶ子」のめあてを目指して、しっかり学習に取り組んでいこう、、、という話をしました。

 

3年生、2年生の代表児童が、2学期の抱負を発表しました。臆せず落ち着いて発表する姿に感心しました。
11/1のこだまステージ発表会でも、きっと音読劇や音楽を堂々と発表してくれることでしょう。

 

教務主任から、生活指導の話をしました。
2学期開始に合わせて、生活をアップデートしましょう。
・~してください、と強く言わず、~しましょう、と優しく言いましょう。
・友達の名前は呼び捨てず、「さん」「くん」をつけましょう。
・学校の大人は、みんな「~先生」と呼びましょう。

高学年がリーダーシップをとって、全校外遊びをしました。

 

今日は「こおりおに」で遊びます。

 

ついこの前までの厳しい暑さがうそのように感じられるほど、涼しく過ごしやすい季節になりました。

2学期も引き続き、「子供を真ん中に置いた教育」をスローガンに、地域の中で子供たちを育てて参ります。変わらぬ御支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

1学期終業式

今日は1学期の終業式です。

終業式の前に、敬老作文入賞児童の表彰を行いました。
二人の心温まる作文は、新聞、地元テレビ、団体会報誌等で紹介されますので、是非ご覧ください。

 

校長からは、令和7年度の3つのめあて「つきだて」の合い言葉、「元気なあいさつ」「命を大切に」を守って、月立小の子供一人ひとりが成長できたことを褒めました。
また、通信票を受け取ったら、担任の先生が褒めてくれた自分の頑張りや良さが何なのか、自分でちゃんと読むように話しました。
月立小の子供たちは、いつもしっかり話を聞ける子たちですが、この日はみんな背筋を伸ばし、とても立派な態度で話を聞いていました。

 

校長講話の後に、1学期の振り返りについて、子供たちが一人ずつ発表しました。
まず3・4年生が、1学期に頑張ったことや2学期への抱負について、ノー原稿で話しました。どの子も、落ち着いてしっかりと話すことができ、1・2年生への手本となりました。

 

続いて1・2年生の発表です。
みんな、1学期の思い出と2学期に頑張りたいことを発表することができました。小規模校だからこそ、全員に低学年の頃から人の前で話す機会をたくさんとれることが本校の強みです。

 

5・6年生になると、話す内容もぐっと大人びてきます。1学期を振り返りながら、自身の反省や人の役に立つことなども交えて、それぞれが自分の言葉でしっかりと話していました。

 

みんなで歌う校歌がホールに気持ちよく響きます。

 

この後、それぞれの教室では、担任の先生から子供たちへ通信票が配付されました。通信票だけでは伝わらない一人ひとりへの思いや期待について、丁寧に説明しながら手渡している姿が見られました。

令和7年度も、大きな事故なく無事に1学期を終えることができました。保護者の皆様、地域の皆様の多大なる御支援に感謝いたします。

すぐに様々な行事が目白押しの2学期が始まりますが、引き続き、変わらぬ御支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

 

芸術鑑賞 ひとりオペラ

みやぎ文化育成支援事業として、ひとりオペラ「ベロ出しチョンマ」鑑賞会を開催しました。
本物の音楽や演劇などに触れることを通して、心を動かす体験をさせることねらいとしています。

 

本日お越しのアーティストは、バリトン歌手と二十絃箏奏者のお二方です。お二人は30年以上もコンビを組まれており、旧校舎時代の月立小にも訪問してくださったことがあるとのことです。

 

「浜辺の歌」「あわて床屋」など唱歌・童謡から、「サンタルチア」「オーソレミオ」などイタリアの民謡まで、和洋の名曲を歌ってくださいました。

 

こんな間近で一流の歌と演奏を鑑賞できるのは、月立小ならではの贅沢な体験です。

 

一曲一曲、歌詞の意味や文化的背景などを詳しく説明してくださり、子供たちも興味深く聞き入っていました。

 

「オーソレミオ」はイタリア男性が歌う恋の歌。
決して女性以外には歌わないのだそうです。

 

みんなで歌おう!ということで、「大きなのっぽの古時計」の歌唱指導もしてくださいました。
背筋を伸ばして姿勢をつくること、笑顔で歌うことの2点が大事だと教えてくださいました。

 

箏のつくりや歴史、演奏で使用する箏爪の種類などについても教えていただきました。

 

後半は、ひとりオペラ「ベロだしチョンマ」を鑑賞しました。
箏は歌の伴奏だけでなく、劇中の様々な効果音を奏でる中、歌い手さんの迫真の演技と歌声によって、その場にいる全員が物語の世界に引き込まれました。

 

今日も6年生の代表児童が、自分の言葉でしっかりと、自分の感動や感謝の気持ちを伝えることができました。

 

「ベロだしチョンマ」は悲しいストーリーですが、登場する全ての人物の「優しさ」が詰まっている物語です。
人の優しさを大切にできる人に成長してほしい、というアーティストのお二人の思いは、子供たちにもきっと伝わったと思います。

 

1・2年 サツマイモの仕分け

先日収穫したサツマイモ。
10/18(土)に予定しているトラック市での販売に向けて、1・2年生が仕分け作業を行います。

 

たくさんあるぞ、、、

 

イモの大きさや、傷の有無を確かめて分別していきます。
みんな黙々と作業をしますが、思った以上に量が多く、なかなか作業が完了しません。

 

「まだまだたくさんある。」「おなかが空き過ぎておなかが痛くなってきた。」などとつぶやきながらも、最後まで作業を続けました。
よく頑張りました!

 

トラック市での販売前に踊る「やきいも音頭」の練習にも取り組みます。

 

トラック市におけるやきいも音頭の演舞も、コロナ禍前から続けてきた取組です。月立小の数ある伝統の一つになりつつあります。

 

来週10/16(木)には、いも洗い作業に取り組みます。
10/17(金)は終日、地域講師の方と保護者の皆様のサポートの下、焼きいも作りに取り組みます。
そして10/18(土)はいよいよトラック市です。8:55にオープニングセレモニー(やきいも音頭)、9:00開店・焼きいも・サツマイモ販売の予定です!

 

避難訓練(火災想定)

火災想定の避難訓練を行いました。

 

全児童が迅速に静かに避難し、火災避難の目標とされる2分以内をクリアしました。立派です。

 

続けて、消火器体験。「火事だー!!」と大声で叫んでから、消火器をもって火に近付き、慎重に消火します。
5・6年生は、これまでの経験を生かし、上手です。

 

3・4年生は、1学期前半に少年消防クラブで学びましたが、、、
やる気が空回りして、盛大にホームランを飛ばしています。

 

1・2年生は、消火器は重く運ぶのが大変そうでしたが、なんとか無事に発射できました。

 

校舎内に移動し、理科室での煙道体験を受けます。
署員さんの説明を真剣に聞いています。
有毒な煙が部屋の上部にたまること、煙を吸わないようハンカチで口鼻をおおい、体をかがめてなるべく低いところを進んで避難することを学びました。

 

いざ実践。
真っ白で何も見えなかった!、と驚きながら出てきました。

 

最後の全体会では、代表の6年生が御礼の言葉を発表しました。
初めて知ったこと、驚いたこと、これから頑張っていきたいことなど、自分のことばでしっかりと話すことができ、とても感心しました。

 

子供たちの休み時間に、職員も署員さんから指導を受けました。
初期消火が可能かどうかの判断基準や、出火場所が確認できなくとも早めに通報すること、場合によっては2度目3度目の連絡をすることなどを共通理解しました。

今日の学びを明日からの安全指導に反映し、引き続き安全・安心な学校作りを進めていきます。

 

3・4年 スーパーマーケット見学

3・4年生が、社会科の学習としてスーパーマーケットの見学を行いました。クリエみうら松川店さんを訪問します。

 

学校前のバス停からバスに乗って出発!

 

大変お忙しい中、店長さんが対応してくださいました。
今日はよろしくお願いします!

 

普段は絶対に入れないバックヤードに入れてもらいました。

 

ここでは、鮮魚を新鮮に安全にお客様へ買っていただくための工夫について、教えていただきました。

 

様々な機械や設備がありました。
子供たちは、冷凍庫の大きさや温度に驚いていました。

 

時間を掛けて、様々な場所を見せていただき、子供たちの疑問にも丁寧に答えていただきました。

 

見学を通して、店員さんたちの取組や工夫のおかげで、店頭に様々な品がならんでいることへの気付きにつながったと思います。

 

普段からお世話になっている地域の方々にも偶然お会いして、励ましていただきました。

 

楽しみにしていた、レストランでの昼食タイム。
それぞれ計画していたメニューを注文して、いただきます!

 

代金も自分で支払いました。
これも普段はできそうでできない、貴重な体験です。

 

バスの運転手さんも、ありがとうございました!

学校に帰ってからの子供たちの感想文を見ると、肉を機械で薄く切っていたことや、野菜の袋詰めをするスピードが速かったことなど、様々な驚きが書いてありました。
同時に、店員さんがお客さんのことを考えて働いてくださっていることへの気付きもありました。

見学してきたことを振り返りながら、スーパーマーケットで働く人たちの工夫や取組によって、私たちの生活が支えられていることへの理解を深めていきます。

開校記念日

10月1日は開校記念日です。
明治7年に開校してから、なんと今年で151年目です。

朝に開校記念式を行いました。
子供たちに「月立小は何歳になったでしょう?」と尋ねてみましたが、だれも答えられませんでした。昨年も記念式を開いて教えているはずですが、「150年」超という年月について、あまり印象に残っていない様子です。

 

上学年に手伝ってもらい、151年を可視化してみました。
「151年って、どれだけ長いのかな。分かりにくいよね。
 だから見える形にしてみました。」

 

「1年間って長いよね。令和7年度、1年生が入学してまだ半分しか経っていない。
 でも1年間を5cmだとします。すると、みなさんが小学校で過ごす6年間は30cm。これだけ(青いリボン)の長さです。
 赤いリボンの151年と比べてみよう。151年って、こんなに長い年月なんだね。」

「みんなは、今151年目、ここです。長い赤いリボンの、先っぽにいる。
 わたしたちの前にも、150年間で、何千人もの子供たちが、月立小で学び、卒業していったんだね。」

 ほかにも、最初はお寺の建物を間借りして学校が始まったこと、昭和初期には300人以上の児童数だったこと、今の校舎は平成18年に建てられたこと、それまで使われてきた旧校舎は当時県内一古い木造校舎として自慢だったことなどを伝えました。
 月立小の宝物は、一世紀半の歴史だけじゃなく、継承してきた様々な伝統文化と地域を大切にする心だね、わたしたちも先輩たちと同じように、将来の月立小の子供たちへつないでいきましょう、と話しました。

 

 合わせて、今年度のスクールサポートスタッフを紹介しました。10月から常勤職員が11名になります。どうぞよろしくお願いいたします。

サツマイモ収穫

1・2年生の生活科で育てているサツマイモが収穫の時期を迎えました。今日は3・4年生も一緒に収穫します。

 

お忙しい中、講師先生や地域・保護者の皆様が駆け付けてくださいました!

 

サツマイモがいっぱい出てきました。

 

大きいイモも出てきました!

 

黙々と掘り進めます。

 

大物を掘り当てると歓声が上がります。

 

大収穫!!

 

軽トラ市での販売を見越して、全員でイモの蔓を取り除きます。かなり時間の掛かる作業です。
小ぶりのイモは焼き芋にして、大きいイモはそのままで販売しようと考えています。

 

校舎の軒下まで何往復もします。

 

全部で25籠分くらいのイモが収穫できました。すごい!

 

講師先生と地域・保護者の皆様、本日もありがとうございました!

 

日頃より、親子・地域の方々と協働させていただいておりますことに感謝いたします。引き続き、子どもたちが地域の一員としての自覚を持ち、様々な体験や交流を通して健やかに成長できるよう尽力してまいります。

 

寄磯小とのオンライン交流1

1・2年生が、石巻市立寄磯小学校の皆さんとオンライン交流を行います。

今日は1回目の交流です。
これでつながるかな・・・?

 

始めに自己紹介をし合います。
お互いに緊張ぎみです。

 

担任だけでなく、校長と教頭も見守ります。

 

オンライン・ジャンケン!
オンラインでも勝てると嬉しい!

 

寄磯小のみなさんから、学校紹介をしていただきました。
子供たちは食い入るように聞いています。

 

寄磯小マルバツクイズ。緊張がほぐれてきました。
子供たちは、寄磯小の皆さんが毎週、隣の学校に行って学習する日があることに驚いていました。

 

お返しに、月立小マルバツクイズを出題します。
「校舎が木でできている」答え「マル」、という問題に、寄磯小のみなさんが驚いていました。
また、旧校舎敷地内のプールを使っていることを想起し、「プールは学校の近くにある」答え「バツ」、という問題を出題するなど、学校の特色を工夫して伝えようとしていました。

 

質問タイム。勇気を出して質問します。
「はやっている遊びはなんですか?」「好きな遊びはなんですか?」
「今日の給食のメニューはなんですか?」

相手の質問には、分かりやすく答えてあげます。
小さな声で話してしまうと、声がマイクに届かず伝わりません。
オンライン交流でも、相手意識をもったコミュニケーションを学べます。

 

寄磯小のみなさん、ありがとうございました!
楽しく有意義なひとときとなりました。

今後も寄磯小さんとは引き続き、オンライン交流を進めていく予定です。

 

 

声楽家コンサート

北野生涯教育振興会・アーティスト派遣事業として、声楽家コンサートを開きました。会場は音楽室です。

ソプラノ歌手とテノール歌手、そしてピアノ奏者と、3名の音楽家のみなさんに御来校いただきました。

 

さっそく、ソプラノの清らかでキラキラと輝く美しい声に魅了されます。

 

テノールは、力強く温かく堂々とした声で、聞いている私たちの体にまで響きます。

 

そしてピアノからは、おもちゃ箱のように多彩な音が次々と奏でられるのでした。

 

「里の秋」や「荒城の月」、映画アラジンの「ホールニューワールド」など、おなじみの曲を演奏してくださいました。

一曲一曲、歌の成り立ちや内容を丁寧に説明してくださるので、歌の情景や人物の気持ちを想像しながら鑑賞でき、とても楽しかったです。

 

ピアノソロでは、子供たちにおなじみの「きらきら星」の変奏曲を弾いていただきました。みんなでピアノに近寄って鑑賞させてもらいました。

 

美しいメロディもさることながら、奏者さんの手の動きに思わず見とれてしまう子供たち。鍵盤の上を小鳥が飛び跳ねるように指先が舞います。

 

ぶっつけ本番の御指名で、なぜか校長が登場。
オーストリアのオペレッタの劇中歌で、身分を隠して舞踏会に参加した召使いの主人公が、主人をからかうように歌う場面です。

 

最後に、子供たちも歌に参加させてもらいました。
児童合唱「この星に生まれて」の御指導をいただきます。

 

「楽しそうな顔をして」「たくさんの息をすって」「たくさん息を吐きながら思い切って声を出そう」と御指導いただきました。
2回目に歌ったときは、みんないい表情になり、音楽室いっぱいに声が響くようになりました。

 

代表児童は感想で「一緒に歌えてよかった。アドバイスを受けていつもより声を響かせて歌えた」と発表しました。

 

プロの音楽家の方々と、間近でふれあえる機会はなかなかありません。

今日は、目の前で本物の音楽に触れることのできた、とてもすてきな時間となりました。

養蚕を学ぶ(3)

3・4年生の総合的な学習で養蚕体験をしています。
今日は講師先生を招いて3回目の学習です。

 

子供たちが育ててきた蚕の何頭かは、無事に繭を作り始めています。

 

講師先生がもってきてくださった繭を、触らせていただきました。

 

その繭を切ってみると、中で蚕の幼虫はどうなっているのでしょう?

 

さなぎになっていました。このさなぎが羽化すると成虫になって繭を破って出てきます。
もう一方の小さい塊は、幼虫の頭だった部分がいらなくなり、取れたものなのだそうです。

 

この繭一つからこれだけの糸が取れます。
その長さは、800mから1kmにもなるのだそうです!

 

繭一つ分の糸を手に取って確かめます。
優しい手触りでとても軽いです。

 

さて、自分たちが育てた蚕の繭も調べてみます。
さわってみると、まだ繭ができたてなので、とても柔らかいです。

 

完成していない繭ですが、学習のために一つだけ切って中を見てみましょう。

 

なんと、中の蚕はまださなぎになっておらず、幼虫のままでした。

 

子供たちは引き続き蚕の世話をしていき、順次、繭の数を増やしていく予定です。

 

 

養蚕を学ぶ(2)

3・4年生の総合的な学習で取り組んでいる養蚕体験学習。
本日も講師先生にお越しいただき、御指導をいただきました。

 

さっそく自分たちが育てている蚕の様子を見ていただきます。

 

これまで2週間、児童は自分の手で蚕を育ててきました。温度管理に気を付けながら、講師先生に定期的にいただいた桑の葉を毎日与えてきました。

 

彼は蚕の脱皮後の皮を丁寧に集めて、みんなに見せてくれました。

 

かなり大きくなりました。

 

しかし、講師先生が御自宅で育てている蚕は、児童が育てているものより二回りほど大きく、みんなで驚きました。
児童も日々一生懸命に世話をしていますが、ベテランの講師先生の育て方にはかなわないようです。

 

どんなふうに育てたらこんなにすくすく育つのだろう…?

 

ぼくの蚕より大きい…。
この後、講師先生から一人2頭(蚕は頭と数えます)ずつ、講師先生が育てた蚕を分けていただきました。

 

脱皮後の皮も大きい…

 

蚕の幼虫に繭を作らせるときにつかう小部屋のセットの仕方を教わりました。段ボール紙でできており、細かい小部屋が150ほどあります。

 

今日自分が学んだことを振り返り、ワークシートにまとめます。

 

児童が育てている蚕の幼虫が繭を作るまでには、まだ数週間かかるようです。
引き続き世話と観察をしながら、その時を待ちます。

敬老帳の製本

学区全戸に配布する「敬老帳」の製本作業を行いました。「敬老帳」作成は、月立小学校が大切にしている特色ある活動の一つです。

 

製本作業と言っても単なる作業ではありません。
児童が敬老の気持ちを自分事として捉え、活動の喜びを味わわせることをねらった体験活動です。
5・6年生がリーダーシップをとって進行します。

 

今年は若き養護担当が計画立案や諸準備に尽力しました。
児童も職員も生き生きと活動する姿が見られることが、何より嬉しく感じます。

 

帳合開始。
間違えないようにみんな真剣です。

 

学年が上がると作業のスピードも上がりますが、誰一人として友達をせかしたりすることをしません。すばらしい子供たち!

 

上級生の確認係が、落丁が無いか、一部ずつ丁寧に確認します。

最後にホチキスで留めて製本完了です。
角をそろえ美しく留めるのは手間の掛かる作業です。

 

作業を続ける中で、誰が教えたわけでもありませんが、児童はおしぼりで指先を湿らすことを覚えます。
体験を通して身に付ける「生きた学習」です。

 

いつの間にか、より効率的な作業を目指して、机の配置を変更していました。こうした工夫も、協働作業でしか得られない学習の一つです。

 

約400部の製本完了をめざし、児童と職員が作業を続けます。
作業開始から1時間が経過しましたが、驚くことに誰も集中力を切らしません!

 

あと少しで作業完了だ!
ラストスパート!

 

完成! 400部!!
1時間半の作業でした。

 

児童は本当によく頑張りました!
感想発表も行って互いの努力を認め合いました。

明日の朝は改めて「完成集会」を行い、協力の大切さと「敬老帳」完成の喜びを共有します。

八瀬パラダイス!

今日は待ちに待った八瀬パラダイスの日。
学区の清流八瀬川に入り自然体験活動に取り組みます。

学校の鍵を閉めて、全校児童と全職員で八瀬川にやってきました。

 

今日お世話になる3人の講師先生方です。普段から様々なことを教えていただいたり、支えてくださっています。
また、保護者の皆様もたくさん駆け付けてくださいました。

 

よろしくお願いします!

 

さっそく川の中へ。
今年の酷暑のためか八瀬川の水量はかなり少なく、川底に藻が生えている地点もありました。八瀬川の生き物は元気にしているのでしょうか?

 

最初に先生が転んでくれたので、みんなの緊張が解けました。

 

先生に負けじと、最初からずぶ濡れになって観察を始めた子がいました。
上の学年ほど、これまでの経験があるので、全身が濡れてもいいから、思う存分探索しようと決めているようです。

 

おおっ、魚がいる!

 

どれどれ!? 清んだ水中を泳ぐ魚影、冷たく心地よい水温、清流の爽やかな匂い、はじける水しぶきの音・・
五感で八瀬川を感じ取っています。なんとすばらしい子供たち!

 

1・2年生も次第に慣れてきて、積極的に網で魚を捕まえようと頑張りました。
シュノーケルをつけて水中をのぞいてみたり、水中でぶくぶく息を吐いて魚を驚かせてみたり・・・

 

生き物が見つかると歓声が上がります。

 

大人たちも子供たちに負けず全力で川活動に挑みます。
「一網打尽(いちもうだじん)って、こういうことだよ。今からやってみせるからね。それっ!」

こちらでも、先生と保護者の方が協働作業中。
「今からそっちの網に魚を追い込むから!」

 

それぞれの子供たちが、八瀬川に棲む様々な生き物をたくさん見付けることができました。

 

みんな夢中で八瀬川の探索活動に取り組み、約1時間の活動時間はあっという間に過ぎ去りました。

 

代表児童が感想発表をしました。
生き物を捕まえられて楽しかったことなどの感想のほか、高学年児童は熱暑による藻の発生等にも課題意識をもち、考えたことを発表していました。

 

講師の先生方、ありがとうございました!

 

保護者の皆様向けに、講師先生から八瀬川の生き物レクチャーもありました。親子で学区の自然を知ることができる、なんとすばらしい活動なのでしょう。

 

子供たちが着替え終わってから、自分たちが見付けた八瀬川の生き物について、講師先生から丁寧に教えていただきました。

 

この真剣な表情。

 

高学年児童もメモを取りながら話を聞き、積極的に質問をしていました。

 

五感を使って学区の自然を学ぶ八瀬パラダイス。
八瀬の自然のすばらしさと、そして子供たちの学びを支えてくれる地域の方々と保護者の皆様の存在、その両方があってこそ成り立つ貴重な活動です。

今日の活動は子供たちの学びの出発点でもあります。ここから、学年や個々の興味に応じて八瀬の自然について調べる学習を続けていきます。

本日の活動に際し御協力をいただきました講師先生方と保護者の皆様に感謝を申し上げます。

プール納会

朝会でプール納会をしました。
今年度の水泳学習を振り返るとともに、次年度への目標をもたせます。

 

校長の話では、6月のプール開きのときに話した2つの目当てについて振り返りました。
・それぞれが目標をもち、水泳技術の習得や水慣れを進めること
・命を守ることを何より優先し、安全に学習に取り組むこと
月立小の子供たちは、この2つの目当てに、3ヶ月間しっかりと取り組みました。どの子も、事故なく、もれなくスキルアップできたことをたくさんほめました。

 

児童一人ずつの感想発表の前に、教務主任が登場。
拍手の練習をします。拍手はもっと大きく、もっと盛り上げて!!
こういうほっこりとした温かい雰囲気が、月立小のよさです。

 

中学年の発表。
目標とした距離が泳げるようになったこと、次年度はもっと長く泳ぎたいことなどを発表しました。大拍手!

 

低学年の発表。
泳げるようになったこと、次年度はもっと長く泳げるようになりたいことなどを発表しました。大拍手!
拍手の時は盛り上がりますが、発表時はしーんとしてみんな真剣に聞いてあげるところが、みんな立派です。

 

高学年。
フォームの改善に気を付けて練習したこと、タイムアップしたことなど、それぞれが具体的に上達したこと発表しました。また「努力をすれば必ず報われることを学んだ」など、自らの取り組みを「教訓」として振り返っていたところに感心させられました。
もちろん、大拍手!

 

プール納会で、これまでの練習を丁寧に振り返り、一人一人が自らの成長や努力を言葉にすることができました。
こうした振り返り活動の重視は、学習の成果を次につなげる姿勢の育成につながります。
今後も、得られた学びを次の挑戦へと生かしていく姿勢を、学校生活全般に広げていきたいと考えます。

養蚕を学ぶ(1)

3・4年生の総合的な学習で養蚕の体験学習に取り組みます。

 

本日はゲストティーチャーにご来校いただき、今年1回目の学習を行いました。
実際に子供たち一人ひとりが蚕を育てていきます。本当に貴重な体験です。

 

資料を使って、蚕の育ち方や世話の仕方を教えていただきました。
ここから2~3週間、蚕の幼虫がまゆを作るまで育てながら観察していきます。

 

うねうねとうごめく幼虫たちは、現在1回目の脱皮を終えた2齢目で、体長はわずか2cmほど。ちょっと気持ち悪いかも・・・。

 

「これが卵の殻。ここから出てきたんだよ。」と小さな卵の殻の標本も見せてただきました。だんだん慣れきたかな・・・。

 

一人数匹ずつ、幼虫を分けていただき、世話をしていきます。
家庭からもってきた紙箱の中で飼います。箱の中に紙を敷いて、ふたに空気穴を開けて、準備をします。

 

蚕の餌となる桑の葉。地域に生えているものなのだそうです。
まだ小さい幼虫が食べやすいように、手でちぎって箱に入れました。

 

無事に蚕がまゆになるよう、餌切れと温度管理に気を付けながら、注意深く育てていきます。
まゆになったらまた次の行程を教えていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

水泳学習参観日

今年度のプールでの学習の締めくくりとして、水泳学習の参観を実施しました。

 

たくさんの保護者の皆様が応援に駆け付けてくださいました!

 

体を水に慣らしてから開会式を実施しました。
代表児童の6年生が堂々と選手宣誓を行いました。

 

まずは水泳記録会です。それぞれの児童が、ベストタイム更新や目標距離の完泳を目指しました。
写真は、50mのタイム計測に挑んだ6年生と4年生。

 

同じく50mタイム計測に挑んだ6年生。
どの子も泳ぎのフォームが改善し、当初よりタイムが向上しました。

25mに挑んだ2年生と1年生。
息継ぎの仕方を覚えて、大きく上達しました。

 

12.5mに挑んだ5年生、3年生、2年生、1年生。
当初は顔を水につける練習から始めた子もいます。練習の積み重ねによってどの子も上達しました。

 

25mのタイム計測に挑んだ4年生と3年生。
仲間と競い合うことで自分の力を伸ばします。

 

25mタイム計測に挑んだ6年生。
最後の計測ということで一層奮起して泳ぎました。

 

個人ごとのチャレンジの後は、たてわり班対抗の競技です。
まずは宝探し。プールの底にちりばめられたゴムの碁石を競って集めます。

 

最初は1~3年生が、30秒後に4年生以上が参加し、みんなで協力して拾います。
一つでも多く拾おうと、みんな一生懸命です。

 

全部で何個拾えたかな・・・?

 

最終種目は、たてわり班対抗リレーです。
一人25mずつ泳ぎますが、仲間同士で補助をしてもOKのルールです。

 

事前に班ごとに作戦を立てており、体を支えてあげたりビート板を引っ張ってあげたりしながら、少しでも早くアンカーに届くように工夫していました。

 

どちらの班も、勝利をめざして全力で泳ぎました!

 

赤組の勝利でした。おめでとう! 白組もよく頑張りました。

 

閉会式では児童の感想発表がありました。今年度の自分たちの頑張りを振り返った発表が聞かれました。
6年生は「当初は力任せに泳いでいたが、フォームを整えられるように練習を頑張った。10秒以上タイムが速くなった。」と発表しました。
自ら課題を見いだし、改善に向けて学習方法を工夫する「自己調整力」の育成につながる姿といえます。

 

今年度の水泳学習では、それぞれの児童が個々の目標に向かって努力し、大きく成長する姿が見られました。仲間同士で励まし合う姿も見られ、「個別最適な学び」と「協働的な学び」の両方が実現された、実りある学習になったと考えます。
5月のプール清掃から始まり、日々の水着の準備、夏休み中の見守りも含め、保護者の皆様にはたくさんのご支援をいただきました。改めて深く感謝申し上げます。

新しいALTの先生

新しいALTの先生が赴任されたので、朝会で紹介しました。

 

みんなで元気よくあいさつをしました。

 

とても優しげに話される先生です。

 

1時間目は全校児童へ、ご自分の故郷の紹介や街の様子、大学で学んだことなどを教えてくださりました。

 

その後は、みんなでゲームをして楽しみました。

 

給食の時間は1・2年生の教室に来てくださりました。
これから月立小の子供たちをどうぞよろしくお願いします!

1学期後半スタート

夏休みが終わり、子供たちが学校に戻ってきました!

 

例によって6年生の指示で椅子を美しく並べてから、、

 

元気な声で朝のあいさつ!
よく見るとみんな少しだけ眠そうな顔をしていましたが、あいさつは背筋を伸ばしてしっかりとできました。さすが月立小の子供たち。

 

校長の話を全員が目と耳でしっかりと聞いていました。
いつも話している3つのめあての復習と、1学期後半の主な活動への見通しをもたせました。

 

1・2年生は夏休みの思い出発表をしていました。
4人が元気にそろいました。あれ、もう一人いる・・・?

 

もう一人、いや一頭は恐竜くんでしょうか・・・。一緒に友達の発表を聞いています。

 

2年生児童が作ってきたこの大作、背丈が子供たちよりも高いのです。すごい。

 

3・4年生も全員がそろいました。
みんなで朝の歌を歌っています。

 

その後はタブレットを取り出し、さっそく学習等に取り組んでいました。頼もしいです。

 

黒板の絵の迫力に圧倒されてしまう5・6年生の教室。
担任から子供たちへの出迎えのメッセージでした。

 

5・6年生も全員がそろいました。
子供たちと担任のやりとりの中に、一人ひとりの出番がちゃんとあって、お互いを尊重しあういい関係ができているなと感じます。
1学期後半も、学校のリーダーとしての活躍を期待しています。

 

4校時は全校音楽の授業。合奏の練習を始めていました。
11月のこだまステージ発表会に向けて、少しずつ練習に取り組んでいきます。

無事に15人の子供たちの笑顔が学校に戻ってきてうれしく思います。
これまで同様に、様々な学習や活動に見通しをもちながら、家庭そして地域の皆様との連携を大切に、チーム月立小として取り組んでいきます。
今後とも御理解と御支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

PTA早朝草刈り 2回目

1週間後に夏休みが明けるこの時期、PTA環境部の主催で、2回目の草刈り作業を行いました。この日も多くの地域の方々にお集まりいただき、本当にありがたいことです。

 

広大な校地内の法面を中心に草刈りをしていただきました。
実は1か月前にも保護者有志の皆様に一通り草刈りをしていただいていたのですが、夏の日差しを受けて草が再び伸び放題になっていました。

 

お借りしている学習用の畑も、生い茂る草に覆われ、子供たちが近付けない状態になっていたため、除草をお願いしました。

 

旧校舎敷地内にあるプール周辺も草が生い茂っていました。フェンスに絡みつく草も、手作業で取り除いていただきました。

 

1時間の作業で、各所をとてもきれいにしていただきました。本当にありがとうございます!

 

校庭や学習用の畑、プール周辺もきれいに整いました。子供たちが安心して学校に戻ることができます。
作業にご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。

夏休みのプール開放

夏休みに入り、今日はプール開放の4日目です。

 

本校では救命救急法を受講した2名の監視員さんと教職員が連携して、プールの上と中から安全第一の監視を行っています。

 

連日暑い日が続いていますが、WBGT(暑さ指数)を常に計測しながらプールを開放しています。本校周辺は市内よりやや涼しく、今のところ開放中止に至っていませんが、毎回、休憩と水分補給の時間をしっかりと確保しています。

 

6月から体育の授業で丁寧に水泳指導を行ってきましたが、こうした自由遊びで自ら水に親しむことも、子供たちそれぞれの泳ぐ力を伸ばす大きなきっかけになります。
この日も、職員が鬼役となって鬼ごっこをしたほか、逆立ちに挑戦する子、何度も潜って水中の眺めを楽しむ子など、それぞれが水遊びを楽しんでいました。

 

今後も安全に十二分に配慮しながら、子供たちが楽しく水に親しんでいけるよう見守っていきます。

 

1学期前半終了 明日から夏休み

早いもので、今日で令和7年度の1学期前半が終了です。全校集会を開きました。

  

全校集会に当たり、自分たちで会場の準備をします。
6年生が気を利かせて、1,2年生の椅子の場所を整えてあげていました。こうした姿が自然に見られるのが、異学年集団で活動する良さです。

 

始めに表彰を行いました。
元気な歯の標語コンクールで入選した子供たちです。おめでとう。

 

市内体育祭に出場した5・6年生には、記録賞が贈られました。よく頑張りました。

 

しっかりと挨拶をし、きちんと話を聞ける子供たちです。
校長講話では、4月当初に子供たちに伝えた「令和7年3つのめあて」の振り返りを行いました。

 

1 「つ・き・だ・て」の合い言葉
 【つ】強い心と体‥進んで体を動かして遊んだ。運動会では勝っても負けても最後まで一生懸命頑張った。
 【だ】誰にでも優しく‥普段から友達に優しくできた。野外活動や校外学習では、心のこもったメッセージを書いてくれた。

2 「元気なあいさつ」
 普段からお互いにあいさつを心掛けていた。来校したお客さんに進んであいさつもした。野外活動や校外学習では、みんなで元気よくあいさつができた。5,6年生は、他の学校の先生から褒められるほどだった。

3 「命を大切に」
 みんな無事に1学期前半を終了できた。ルールを守り、大怪我をせず安全に過ごせた。人を傷付けることはしないように気を付けられた。

37日間の夏休みも、引き続き3つのめあてを心掛けて生活し、楽しく充実した休みにしよう。

 

生徒指導主任からも、生活指導を行いました。

 「しすぎに注意」‥食べすぎ飲みすぎ、インターネットやゲームのしすぎにならないよう注意しよう。

 「成長する夏休みに」‥自分で決めた計画を守って生活して、自信と成長につなげよう。

 節度を守って生活し、37日間の夏休みを有意義に過ごしてほしいです。

 

養護担当からは、健康的な生活の仕方について確認しました。

「はやね・はやおき・あさごはん」
「からだをうごかす」
「すいぶんほきゅう」

規則正しい生活と適切な運動をするよう心掛けて、健康に過ごしてほしいと思います。

 

このあと、1・2年生の教室では、夏休み前の配布物を確認し、タブレット端末の使い方の復習を行っていました。

 

3・4年生教室では、教室の大掃除を行ってから、残りの時間はしっかりと教科学習に取り組んでいました。

 

5・6年生教室でも、夏休み前の配布物を確認したあと、調べ学習の発表会を行っていました。
夏休み前最後の授業日でしたが、各学年で、最後までしっかりと学習に取り組む姿が見られました。

 

大きな事故もなく、子供たちは無事に夏休みを迎えることができました。
この4か月間、保護者の皆様、地域の皆様には多くの御協力をいただき、充実した教育活動を進めることができました。心より感謝申し上げます。

夏休み中も、プール開放や水泳大会、PTAによる草刈り活動などが予定されています。今後とも、子供たちの健やかな成長のために、引き続きご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

3・4年 クリーンヒルセンター見学

社会科の学習として、市内のごみ処理を行うクリーンヒルセンターを見学しました。

市内各地から回収されたごみが、トラックで次々と搬入されてきます。

 

巨大なクレーンがごみを撹拌する迫力ある光景に、目が釘付けになります。

 

中央制御室。センター各所の機械を制御している部屋です。月曜の朝から金曜の夜まで連続でゴミを焼却しているそうです。

 

粗大ごみ処理場。ビン・カン・ペットボトル等のリサイクルごみや、粗大ごみが、大量に持ち込まれます。

 

所員さんたちが手を使って分別していました。分別してごみを出すことの大切さを学びました。

 

最終処分場も訪問しました。

 

臭いや粉じん等を外部に出さないよう周辺環境に配慮した施設になっていました。

 

普段はなかなか見ることのできないごみ処理の現場を見学し、ごみの行方や処理の工夫について理解を深めました。また、ごみ処理の大切さや、支えている人たちの努力に気付くことができたと考えます。

学習参観日

夏休み前の参観日です。平日にも関わらず、たくさんの保護者の皆様に御来校いただきました。

 

1・2年生は、「家族」をテーマにした道徳の学習を行いました。授業の途中では、事前にご家庭の皆様からご協力いただいていた「家族から本人へのメッセージ」が登場しました。

 

子どもたちは一人ひとり、時間をかけてじっくりと家族からのメッセージを読み進め、感極まって涙をこぼす姿も見られました。
なんて温かく、心に残る素敵なひとときだったのでしょう。

 

3・4年生の保健は、「心や体の発育・発達」についての学習でした。思春期に見られる体の変化についての導入です。

 

成長の時期やあらわれ方には個人差があること、そして自分や友達の体の変化を大切に受けとめることの大切さを学びました。
授業の最後には校長も登場し、自身のエピソードを話しました。校長は身長が182cmありますが、中学生の頃は背がまったく伸びず、クラスでは小さい方から2番目だったという話に子どもたちは驚いていました。

 

5・6年生は体育でバレーボールの学習です。
チームごとにボール回しの練習をしてから、、

 

最後は試合をして楽しく汗を流しました。
子供たちは手を抜くことなくプレーし、失敗しても文句を言うことなく、互いに励まし合いながらバレーボールを楽しんでおり、その姿には感心させられます。

授業後の懇談会では、各クラスで4月からの子どもたちの成長の様子や、夏休みの過ごし方等が話題となりました。
お忙しい中、御参加いただいた保護者の皆様に感謝申し上げます。

ALTの先生とお別れ

市内のALTの配置換えのため、これまでお世話になってきたALTの先生が月立小に来てくださるのは今日が最後になりました。
朝にお別れ集会を開きました。

 

代表児童から、子供たち全員のメッセージ綴りをプレゼントしました。

 

ALTの先生からお別れの言葉をいただきました。

 

先生は、月立小の子どもたちと過ごした日々がいかに楽しく、幸せだったかを、日本語で一言一言、言葉を選びながら、静かに、感慨深く語ってくださいました。
その言葉を聞いた子どもたちの中には、思わず感極まり、涙を流す子もいました。

 

通常の英語の指導も受けましたが、、

 

高学年の子どもたちは、思い出作りとしてお楽しみタイムの時間も設けました。

 

一緒に給食を食べたほか、帰りの会では感謝の気持ちを込めて歌のプレゼントもしました。そのときも、思わず感極まり、涙をこぼす子どもたちの姿が見られました。

これまでお世話になった先生との別れは寂しいですが、最後に心温まる時間を共に過ごし、子どもたちの心に深く残るひとときとなりました。

着衣水泳

気仙沼消防署の署員様を講師にお迎えして、全学年で着衣水泳の学習に取り組みました。
着衣のまま水に入る体験を通して、水の事故時に落ち着いて行動し命を守る力を身に付けるとともに、浮いて待つことの大切さを学びます。

 

よろしくお願いします!

 

服や靴を履いたままプールに入ります。
「重い」「動きにくい」「変な感じ」
子供たちは、着衣だと普段の水泳と異なり、動きにくくなることを体感しました。

 

不意に川や海に落ちた時、一番よくないことは、慌てて暴れてしまうとすぐに溺れてしまいます。
落ち着いて浮いて助けを待つことが大事です。背浮きの仕方を教えていただきました。

 

ペットボトルなどの「浮き」になるものがあれば、それを使って浮いていられることも体験しました。

 

みんな一生懸命に浮き方の練習をしました。

 

溺れた人を見付けても、泳いで助けに行くことはせず、浮きになる物を投げ入れて助けるように教わりました。
ペットボトルを投げ入れる練習も行いました。

 

浮きになる物は、ボールやバケツ、ビニール袋など、様々な物が使えることも教わりました。

 

「ライフジャケット」が最も確実に浮いていられます。
水辺で活動するときは、大人が子供に着せてほしいとのことでした。

 

着衣水泳の学習を通して、水の事故に備えて、落ち着いて行動する大切さを改めて学ぶ機会となりました。
大変お忙しい中、御指導いただいた気仙沼消防署の署員様に御礼を申し上げます。

 

1~4年生 校外学習

今日は1~4年生の校外学習です。一関市の「猊鼻渓」と「風薫る乗馬クラブ」を訪問します。
隣県の自然に触れてふるさとの自然とのつながりを感じるとともに、動物とのふれあいや乗馬体験を通して自然や命を大切にする心を育てることをねらいます。

 

昇降口前で「いってきます!」
先日の野外活動のお返しで、5・6年生が見送ってくれました。 さすがチーム月立小!

 

バスの中では、3・4年が年長者としておもしろいクイズやゲームを企画し、1・2年生を楽しませてくれました。異学年活動の良さです。

 

猊鼻渓の舟下りは、船頭さんが竿でこぐ静かな川下りで、美しい渓谷の景色を楽しみます。

 

船頭さんが有名な断崖や奇岩を紹介してくださいますが、、、

 

子供たちが終始興味を示したのは、舟の周りを泳いでいるカモや魚たちでした。
餌をやるとカモが食べる姿を見て、子供たちはとても喜んでいました。

 

折り返し地点で記念写真をパチリ。

 

運玉投げもみんなでやってみました。陶器でできた小さな玉(運玉)を購入し、渓谷の岩にある穴めがけて投げ入れ、願いごとをする伝統的な遊びです。穴に入ると願いがかなうと言われています。
子供たちが投げた玉は穴には入りませんでしたが、職員が投げた玉の一つがみごと穴に入りました! 月立小のみんなの運気がアップしたことでしょう。

 

その後に訪れたのは、風薫る乗馬クラブです。
う、馬だ、、、大きい。

 

4年生から順番に乗せてもらいます。
視線がいつもより高く、見晴らしがよいです。

 

馬の背中から感じる揺れやリズムが心地よく、自然の風や匂いを直接感じられます

 

馬との一体感や優しい温かさに触れ、動物との絆や安心感を味わうことができました。

 

「ちょっと怖い」と言っていた1年生も、乗馬を満喫することができました。

 

馬へのエサやり体験もさせていただきました。
にんじんを手にもって直接馬に食べさせるのですが、馬の口が近付くと「うわあ」と怖がってしまいます。

 

馬舎にも入れていただきました。はじめは怖がっていましたが、次第に慣れて馬の顔を撫でられるようになりました。

 

楽しいお弁当タイム。そしてお菓子タイム。
お弁当を準備してくださった各御家庭の皆様、ありがとうございました。
このあと鬼ごっこをして遊びました。

 

学校に帰ると、昇降口に5・6年生からのメッセージボードが置いてありました! 疲れていた子供たちも表情がゆるみ、心が温まります。

 

ただいま帰りました!

 

校外学習を通して、初めて見る景色や川の流れに驚き、自然のすばらしさを味わってきました。馬にさわったり乗ったりする中で、いのちのぬくもりを感じ、「やさしくしたい」「大事にしたい」という気もちも育ちました。
準備に御協力いただいた各御家庭の皆様に、あらためて御礼申し上げます。