月立小学校の日常を紹介します

月立小ニュース【日々更新】

引き渡し訓練

今日は新月中学校区の3校合同引き渡し訓練がありました。
地震が発生し、警報発令解除後の引き渡しの訓練で、学校と保護者の皆さんと、手順を共有する時間でした。

学校では、地震発生から校庭への避難、引き渡しという手順を子供たちと共有し、いざというときに、その手順を基にしながら、自分の命を守る判断力を養う時間でもありました。
   

想定外のリスクを小さくするためには、いつも想像力を働かせて、日常の災害報道を自分事としておく「クセ」をつけておくことが大事となりますね。それは、子供も大人も同じで、家族で報道をきっかけに、団らんの中で確認する事が、防災・減災の小さな一歩になるように思っています。

一人一人の頭の中の想像には限界はありません。その一人一人の想像を、様々な方と出し合い、共有する事でリスクが小さくなります。

子供たちを守り、自分を守り、そばにいる人を守る。
毎日の小さな一歩を大事にしたいものですね。

体育祭練習

6月7日の市立小学校体育祭に向けて、放課後練習をしています。
それぞれの練習場所で、自分の力を高めるための練習をしていました。
     
体育祭は他校との交流の中で、同じ市立学校の仲間として競い合いながら、お互いの力を認め合い、称え合う心情を育てる事を目標にしています。勝った負けたという部分よりも、子供たちの目標に向けた取り組みを、体育祭という場所を借りて、自己記録更新を目指します。その中での振り返り(内省)を経由した自己の高まりを目指しているのですね。

2週間という短い練習期間ですが、子供たちの自己記録更新を日々目標にして、応援していければと思います。

朝会

今日の朝会は教頭先生のお話でした。

ウォルト・ディズニー(Walt Disney)が残したエピソードから、本を読むことの大切さのお話がありました。子供たちも、うなずきながら聞いていました。
  

本当ならば、多くの人と会話をすることで新たな知識に出会うことが出来ます。しかし、人に会うのには限界があります。そこで、知識を増やすために、本を読んだり、テレビを見たりして、知識を得て、そこで出会った疑問を、再び、知識を得る旅(調べ学習)に出かけます。

本を読む「楽しさ」の出発は、月立小学校でも行っている「読み聞かせ」です。読み聞かせの活動を通して、読み手と聞き手のコミュニケーションによる「心の重ね合わせ=共感力」が高まりことで、本を読むことが好きになります。読む力を発達させるためには、聞く力の発達を促す必要があり、読み聞かせは良い活動となりますね。

幼児期や小学校低学年の読み聞かせが、子供たちの共感力を高める素地になっていますね。
もう一度、おうちの本棚に眠っている絵本を読み返すのも良いかも知れません。時を超えて、新しい見え方に出会えるかも…✨

長縄跳び+プール清掃

業間運動で「長縄跳び」をしました。

昨年度も、全校で長縄跳び運動に励んで、宮城県教育委員会から表彰を受けています。その思いも原動力となって、初めて参加する1年生から6年生まで軽やかに跳んでいました。子供たちのジャンプしている姿を見ると、思わず「すごっ…」とつぶやいてしまいます。
 
体育主任からは、今年も県教育委員会主催のWeb長縄跳び大会に参加することの告知を受けて、子供たちの意欲も高まっていました。体を動かすと気分転換にもなり、仲間と一緒の活動で所属感を感じ、楽しさの共有が始まります。もちろん、うまく出来ず、失敗する事もありますが、みんなで乗り越える達成感と満足感も得られます。

これから力を合わせた記録が楽しみです。

午後からは、プール清掃がありました。今日のプール清掃は、2部構成で、第1部が子供たち、第2部がPTAの皆さんとなっています。
第1部は、全校の子供たちで、プールの壁や底面をきれいに掃除しました。
低学年は担任の先生とプールサイドの落ち葉の掃除、3年生以上は、プール内をたわしやデッキブラシでゴシゴシと磨きました。約60分で25mの半分以上をきれいにする事が出来ました。残りは、この後、夕方からのPTAの皆さんの仕上げとなります。
      

第2部は、午後5時からのPTAの皆さんのプール清掃の仕上げです。高圧洗浄機も加えて、子供たちと同じ60分で、きれいに仕上げていただきました。
     

今日のプール清掃でも、子供たちと保護者の皆さんとの活動の中での一体感は、月立小学校のよさであると感じさせてもらいました。子供たち、そして保護者の皆さんに感謝の気持ち以外に表す言葉はありません。

本当にありがとうございました。

業間縦割り班遊び

今日は、2つの縦割り班ごとで計画した活動がありました。
ここで、2つの縦割り班を紹介しますと、1班が「キラキラスーパーストロング1班」、2班が「平成月立レインボーラビット」です。それぞれの名前は、1年生から6年生までの提案と話し合いで決まったもので、子供たちの思いが込められた名前です。
 
大人の考えを入れ込むと、一気に意気消沈するのが子供たちです。だから、子供たち同士の対話の中での練り上げや熟議と言ったものが必要なのですね。

1班は外で「おにごっこ」、2班は室内で「絵しりとり」をしていました。どちらも高学年が、下の学年の事も考えて活動していました。6年生には6年生の立場があります。やはり、学年が上がると見え方が広がっていることを感じます。今日も、おにごっこでは「誰から鬼?する?」、絵しりとりでは「誰から始める?」といった、高学年のつぶやきから、
「低学年じゃなく、それ以外で始めよう」となりました。子供たちの経験の中では、まず、モデルを見せて、流れが見えたらば、低学年にも挑戦してもらう「手順」があるのだと思いました。とても安心できる流れで、楽しく活動していました。
 

午後からは、歯科検診がありました。
検診は、病院での受診と同じ様な雰囲気があり、静かに口を開けて、歯の様子を確かめてもらっていました。
歯科校医の先生からは、コロナ禍になり、マスク生活が口腔環境にも悪影響を及ぼしていたことを教えていただきました。口の中の歯周病菌は嫌気性であり、マスクをすることで空気の出入りが悪くなったことや、呼吸も鼻呼吸から口呼吸になってしまったことなど、脱マスクが進むことも口腔環境を整えることにつながる事を話されていました。

日常生活の中で、マスクを外す時間も増えてきてはいるものの、この3年間のマスクをしている習慣が以前のようになるのは、もう少し時間が掛かりそうな気もします。

学校でも、校医の先生方と相談しながら、子供たちの安心につながる様な保健教育に取り組んで参りたいと考えています。
ご家庭でも、子供たちの将来への健康な歯、体づくりへの声がけをお願いします。

楽しさの支えているのは「健康」ですね。

使いこなし…経験はスゴイ

3・4年生の教室に寄ってみると、子供たちはタブレットを開いて、担任の先生からのメッセージのやりとりをしていました。4年生は、去年の操作方法を知っていることから「あ~あれね!」という雰囲気でした。3年生は、初めてということもあり、担任の先生から教えられての操作でした。それでも、2~3回すると、もうバッチリ操作出来るようになり、その覚えの早さは、すごいものだなぁ…と思いました。コロナ禍の学校は、登校出来ない状況になった時の対応もあり、その練習も兼ねての操作でした。
昼の清掃では、それぞれの分担区を掃除していました。月立小学校の木造校舎は、明るくて気持ち良くなります。本当に素敵な校舎と実感しています。きれいな校舎だからきれいにしたい。やはり、きれいと思う心が、きれいにしたい行動に結びついているように感じています。
 
5校時は、早稲谷鹿踊の学習です。今年度、初めて鹿踊の先生から演舞を教えてもらいました。高学年は、これまでの積み重ねてきた動きの確認と、3年生は改めて太鼓の打ち方や足運びの動きを丁寧に教えていただきました。太鼓の打ち方も左右で力の加減が必要であったり、動きも装束を身にまとった時を想像しながらの動きであったり、一つ一つの動きに歴史と伝統を感じた時間でした。
       
練習後に、早稲谷鹿踊の先生からは、伝統芸能の継承の難しさをお聞きしました。大人の継承者としても40代の方から70代の方までで、なかなか若い方の参加が難しいとの事でした。そんな中で、地域の高校生の男女の方が参加し始めて、心強いとも話していました。

日本も世界の国々の中の1つです。外国の方と話をしたときに「君の育った所の誇れる事って何?」と聞かれたときに、月立小学校を卒業した子供たちは、自信をもって「早稲谷鹿踊」を語れる事が、本当に強みであると考えています。子供たちは、自分づくりに必要な土台を早稲谷鹿踊から学んでいるように思います。
「承前啓後(しょうぜんけいご)」という言葉があります。辞書を引くと、昔を引き継ぎながら、未来につないで行くことの意味をもち、まさに、伝統芸能を子供たちが未来に引き継いで行く営みがなされているように感じています。

早稲谷鹿踊が、世界基準の文化として勝るとも劣らない地域の伝統芸能として継承されることを、本当に願った時間となりました。

これからも、みんなで応援して参りましょう。

早稲谷鹿踊保存会の皆様方、今後もよろしくお願いいたします。

業間マラソン

運動会が終わって、子供たちも「やや疲れ気味?」と感じさせる1日でした。それでも、業間時間にはマラソンに取り組んで、一生懸命に走っている姿がありました。
       
3分の時間で、自分のペースに合わせて走り、一人一人の走距離は違うものの、頑張って走る気持ちは、みんな同じであったように思います。それぞれの立場や頑張りを認め合いましょうという考えが「多様性」の考え方になり大切ですね。

今回のマラソンも、それぞれ距離は違うものの「頑張っている君の姿は、いいと思うよ」というメッセージが、言葉に限らず表情やしぐさに表れて伝わる所に、安心感をもつのだと思います。その言葉や表情・しぐさは、日々の生活の積み重ねで、やっと出てくるもので、毎日が大事なのですね。

昼休みには、全員で「けいどろ」で必死に追いかけ、必死に逃げる…元気が戻ってきた姿がありました。
 
これからも、子供たちの成長を楽しみ、保護者の皆様や地域の皆様の支えの中で、心が豊かで、しなやかでたくましい子供たちを育てていきたいと思います。

子供たちの元気は、大人も元気にしてくれます。本当に宝物です。

鮎の放流

八瀬川で鮎の稚魚放流がありました。
月立小の子供たちもバケツに配られた鮎の稚魚を放流しました。
 
八瀬川河川愛護会の会長さんから、放流する稚魚の事を聞くと、今回は石巻の追波川からの1万匹の稚鮎を八瀬川へ放流するとの事でした。天然鮎の稚魚との事です。
会長さんと一緒に放流をお手伝いしていた方の話では、鮎は「年魚」と呼ばれ、河川の下流域で生まれ、海、清流域で生活をし、ふただび産卵のために下流域へと戻る魚との事です。海から川へ、そして海へという自然のつながりを感じました。
    
今は小さい魚ですが、これから八瀬川の岩についた苔を主食として沢山食べて、大きく成長してほしいと思います。

地域の自然を感じる時間になりました。

八瀬川河川愛護会の皆様、そして、参加した子供たちと保護者の皆様、ありがとうございました。

みんなかっこ良かった運動会

前日の5・6年生が作ったてるてる坊主のお陰で、雨の心配も無く運動会が始まりました。

今年の児童会のテーマは「きずなを大切に 健康でやりとげよう月立っこ」です。絆を大切にするためには、やはり一人一人の心も体も健康であって、その向こうには笑顔があるのだと思います。その運動会が始まる前の教室では、担任の先生方が、今日の運動会で頑張りたいことや徒競走前に発表するめあての確認、黒板に書いたメッセージで気持ち合わせをしていた場面があり、運動会で子供たちが主役となるきっかけ作りをしていました。そこには、月立小の先生方の丁寧な関わりの中での、まず子供たちとの信頼という絆づくりがあったように思いました。
 
運動会が始まると、子供たちの一生懸命な姿、それはかっこ良さがピカッと光る姿ばかりでした。
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その子供たちのかっこ良さを引き出していたのが、応援に来ていただいていたご家族・地域の方々の笑顔と声援と拍手でした。
自然にわき上がる拍手の音が子供たちを包み込み、見守られているというメッセージを受け止めた子供たちは、「安心」という盤石な支えの中で、全力で走り、全力で踊り、「挑む」という気持ちがみなぎっていたように思います。
さらに、今年度の運動会では、久しぶりに多くの来賓の方々にお集まりいただき、子供たちと一緒に競技に参加している姿に、人と人とのつながりと絆づくりが再び出来る喜びを感じていました。
      
月立保育所のちびっ子のダンスも披露され、アンコールも飛び出し、かわいらしい姿が会場をなごませていました。本当に「かわいい」の言葉しか出ませんでした。さらに、来年入学のお子さんのかけっこもあり、大きな拍手と笑顔でゴールしていました。
    
運動会後には、久しぶりにお昼を食べる時間もありました。保護者の方々の「子供たちを喜ばせたい」との思いで「かき氷屋さん」も設けられ、みんなで子供たちを真ん中においた月立小の特色が存分に発揮された運動会となりました。
    

子供たちも、おうちの方々も、地域の皆さんも、久しぶりにみんなで集う喜びを心から感じた運動会になったと思います。


本当にご協力ありがとうございました。

打ち上げ花火

昨夜の雨も上がり、先ほど、花火を打ち上げました。
ドーンという音が響き渡り、ワクワク感が高まります。
 
 
花火師は職人です。
風向きを考えて、打ち上げ場所を決めて、火を扱い、大空に打ち上げます。
かっこ良い姿でした。

今日の運動会では、子供たちを含めて、みんなのかっこ良い姿があふれるといいなぁと思っています。

みなさん、今日1日、よろしくお願いいたします。

明日は運動会

いよいよ明日は運動会です。

空模様は…やや心配されます。

今日は、運動会の練習はひと休み。教室でゆっくり過ごしている子供たちでした。
給食も和やかな時間の流れの中で食べていました。
 
そんな中、5・6年の教室をのぞくと…窓ぎわに7つのてるてる坊主がいました。「てるてる」=「照る照る」とも表記され、おてんとさんに晴れを願っての日本の風習との事です。
今日も晴天だったら、この7つのてるてる坊主は並ばなかったものです。明日の晴れを素直に願った子供たちの心の動きが、この7つのてるてる坊主を誕生させたのですね。子供たちも含め、人の思いの本気は行動によって見えてきますね。
明日の天気は、子供たちの願いが込められた「7つのてるてるぼうず」が何とかしてくれるかも…大人も期待してしまいます。

♪あ~した 天気にしておくれ ☀

総練習が終わって…

今日は真夏を思わせるような暑い1日でした。

今日は総練習でした。
これまで部分練習してきたことを、子供たちと先生方が一緒になって流れを確認する時間でもあり、月立小という学び舎で過ごしているみんなの心を一つにする時間にもなります。そう考えると、総練習がもっている意味は、今年度1年の気持ちを結びつける場所になりますね。
 
 
やはり、練習して上手になっていくの子供たちの姿には自信があり、先生方の丁寧な導きと保護者の方々のご家庭での支えがあっての子供たちの姿であると感じていました。

いよいよ、土曜日がこれまでの練習成果を披露する舞台です。
日曜日に保護者の方々、地域の方々、こだま隊の皆様に整えてもらった校庭、総練習で子供たちと先生方の気持ちを結び、そして、本番で保護者の方々を含めて、月立小を応援して下さる皆様の声援があって、子供たちが主役となった楽しい学校が生み出され、絆が結ばれる運動会になると思います。
本番も楽しみにしたいと思います。

租税教室

気仙沼税務署の方を招いて、5・6年の子供たちが税金の事を知る学習をしました。
社会科には「税金の働き」という学習があります。公共施設の建設と運営等の学習を通して、税金の役割やその使われ方を学んでいきます。その学習を深めるために税務署の方から直接、話を聞く時間になりました。
  
税務署の方の話を聞いての感想は…
「税金の無い世界と無い世界だと、生活がかなり違うので、税金は大切なものだと思いました」
「自分も、みんなも、税金で助け合う社会を作れればと思いました」
という思いをもったようでした。

毎日の買い物の中の税金である「消費税」の使われ方も知った子供たちは、税金の大切さをそれぞれ感じていた様子でした。
身近な公共物にも視野が広がった学習でありました。

負けることも…

昨日は雨模様で、何となく1日どんよりした気分になっていました。
一転、今日はおてんとさまの気分も上々になりつつあり、午後には青空が戻ってきました。
気持ちがいいものです。

それでも午前中は、校庭の状態もユルユルのぬかるみがあったため、体育館での運動会練習となりました。
リレーの走順をそれぞれのチームで決めて、並び方の練習もしました。
 

 

その中で「負けることもある」とのお話がありました。
運動会は紅白に分かれての勝負事ですから「勝つ」こともあれば「負ける」こともあります。子供たちは、その中で「喜び」と「悔しさ」を味わいます。
日曜日の某大河ドラマの中で「大敗は家康に大きな教訓を残す」とのナレーションがありました。
まさに、大敗が家康を強くしたのです。でも、なぜ家康は強くなったのか?そのヒントは「将棋」の世界にありそうです。
将棋には「三つの礼」があります。「①始まりの礼②負けの宣言の礼③終わりの礼」があり、「②負けの宣言の礼」が「参りました」と負けを受け入れて、そこから次の一歩につなげる儀式となります。自分を見つめ直す(内省)=受け入れることから、次の自分づくりが始まるわけですね。
そう思うと、負けて涙ぐむ悔しさをにじみ出している子供たちの気持ちを、大人も一緒に受け入れて、その悔しい気持ちの表し方は間違っていないメッセージはしっかりと伝えたいものです。

運動会は、特別活動と呼ばれる中に含まれています。
その目標に「~自己の生き方についての考えを深め~」とあります。
「勝ち」と「負け」から悩みながら自分の生き方を見つけ出す営みをしているのです。

ただ、一番は大人からの大声援です。応援を受けた子供たちの「よし!いける…」との心の動きが姿に出てくれば、大成功です。
でも…当日までは、さりげない応援をお願いします。大きすぎると「重荷」になりますから…ね。

いつもながら、後片付けも…子供たちに感謝です。
 

PTA早朝草刈り

雨模様が心配されましたが、PTAのみなさんの思いがおてんとうさまに通じたのか、無事に草刈り作業を終える事ができました。

草刈りには、現PTAの保護者の皆様とそのご家族のおじいちゃん、おばあちゃんに加えて、地区会長様や月立小PTAのOBの皆さん、そして、諸行事・活動で、いつも月立小を力強く支えていただいている「こだま隊」の皆さんにもご協力をいただきました。
 
 
校庭トラック内からその周辺まで、たった1時間足らずで子供たちの環境を整えてしまう、その力強さに圧倒された60分でもありました。少人数ながら学校を支えるPTAの皆様は精鋭さを持ち備えた方々で、ここに集まっているのだと強く感じた所でした。そう考えると、少人数である月立小の子供たちも、常に自分事として考える事が多い学校生活から、精鋭さを身につけた大人になっていくのだろうと想像していました。

朝早い時間にもかかわらず、おうちの方と一緒に来ていた子供たちと卒業生もいました。
本当に心強く、誇れる地域に生きる子供たちです。
 
今週末には、運動会があります。
子供たちが楽しく、力強く、輝くことができる環境を整えていただきました。この1週間を大切にして、はじける笑顔で歓声がこだまする運動会になるよう、さらにご協力をいただければと思います。
 

本当にありがとうございました。

運動会に向けて

お天気のよさに後押しされて、子供たちの運動会練習に向かう気持ちも熱くなっています。

今日は開会式入場と綱引きの練習をしました。
入場の様子を見ると、さすがに6年生は威風堂々という言葉があてはまる姿があり、その姿を見ている中学年、低学年も一生懸命に一歩一歩踏み込んでいました。
 
綱引き練習の時には、先生の「お手伝い」をしている中・高学年の姿があり、月立小学校の、人との関わりのよさが現れていた姿であったように思います。
  
子供の、社会性の育ちの始まりは「まねっこ」です。小さい頃、おままごと遊び等の「○○ごっこ遊び」は、子供ひとりで大人の動作や会話を模倣したり、見たものを別なものに見立てて遊んだりして楽しみます。もともと、子供たちは人の動きや言葉のコピーが上手であり、日々の成長の中で「まねび」から「まなび」に変換されていく姿ですね。

月立小学校は下学年と上学年、先生方と子供たちとの関係の距離がほどよく近く、今回の「お手伝い」という場面は、よい行動、行為がコミュニケーションの中で子供たちを感化させ、人間性を良い方向へ導くきっかけになっています。これは、ご家庭でも同じですね。

そして、高学年は担任の先生と打合せをして、運動会を陰で支えています。

子供たちの成長を、日々の学校生活の中で見ることができる幸せを感じた1日でした。

運動会まで1週間となります。子供たちの楽しみに向かっている気持ちを、学校・ご家庭・地域のみなさんで支えていければと思います。

朝会

連休が終わり、いつものように「おはようございます」と職員室に飛び込んでくる声に、うれしさを感じていました。

今日の朝会では、新聞記事を使っての「多様性」の話をしました。県内の小学生新聞記者が取材した事柄から、社会には目に見える多様性、見えにくい多様性をもった人たちも存在し、一緒に生活をしていることを話しました。「多様性」を知識として持ち備えることで、相手の存在を受け入れて、お互いに協力してよりよい社会を創って行くことが、一人一人の幸せ、自分の幸せにもつながることを話しました。
  
学校で学んでいる子供たちはもちろん、私たち大人も新しい知識を入れては、それを自分のものにするため、同僚や友人に話したり、何かに書いたりして表現(アウトプット)しています。今回は、子供たちに文字で表現したり、話し言葉で感想を伝えてほしい事をお願いしました。高学年を中心に文字で自分の思いを届けてもらいました。本当にそれぞれが自分事として受け止めていることに感激していました。

子供たちは、多様性について、こんな事を書いていました。

「月立小学校は十分良い学校だと思っていたけど、改めて友達と認め合うことが大切だなと思いました。」
「どんな人でも、優しく話しかけたりすると、相手もうれしくなると思ったからです。」
「世の中には沢山の人がいるけど、体が不自由な人もいるから、お互いに認め合うと、もっと世界が良くなる。」
「いいと思う。多様性を認めれば、よりよい国になると思うから。」
「多様性を初めて聞きました。多様性が進めばいじめがなくなりそうなのは、とてもよいことだと思いました。」

本当に子供たちは、心を動かされた瞬間の気持ちを、素直で、まっすぐにぶつけてくるのだと思いました。「素直な気持ちを出してもいいんだよ」という多様性を大人が大事にする事が、大人になっていく子供たちの「根っこ」になって行くのだろうと思いました。

これから子供たちは一歩ずつ社会の一員として生きていく世界を広げていきます。幼児期・児童期に様々な価値観に触れることで、よりよい社会を支える大切な一人になります。子供たちが歩んでいる旅路を、学校・おうちの方々を含めた地域のみなさんで支えていければと思います。

朝の一コマ

連休の合間の2日目。
朝,廊下にあるお手玉で遊んでいる姿がありました。

子供たちが昔遊びに触れるのは生活科です。主な昔遊びは,こま・けん玉・お手玉・あやとり・凧など、昭和の遊びですね。

ただ,時が進むにつれて昔遊びに触れてきた大人が少なくなってきているのも事実です。大人も昔遊びに触れないと,近い将来,子供たちの学びが持続不可能になってしまうことも…。

時々,3つお手玉に挑戦して,子供たちに遊びで負けないように自主練習しています。
地域のみなさんも,ぜひ,小学校に足を運んでいただき,「お手玉遊びに来ました。」と声を掛けていただければと思います。

そして,5月20日(日)は運動会です。
 
今日,体育館から軽やかなリズムの音楽が聞こえてきました。体育館では子供たちがダンスの練習をしていました。高学年がダンスの振り付けを説明し,その動きを1年生から4年生までが一緒に踊っていました。当日が楽しみです。

クラブ活動

初めてのクラブ活動の時間です。クラブ名は「月立エンジョイクラブ」です。
クラブのめあては「他の学年と交流し友情を深めよう」です。
4年生からクラブ活動が始まり,今日が1回目です。6年生が司会を務め,どんな活動がしたいのかを聞いていました。
一番最初に出てきた活動が「さをり織り」でした。これは,昨年度もクラブ活動で行っているもので,子供たちの体験の中で楽しかった活動だった事がうかがえました。その他は,ドッジボール,音楽演奏という声もありました。子供たちがやってみたい事って沢山あるんだなぁと思いました。
 
「楽しい」は自分が「好き」と思っていることです。好きなことは何も言われなくてもやり始めます。知的好奇心が働くと勝手に学びが始まります。
子供の「好き」を見つけるためには,子供に教えてもらうことです。大人の上から目線ではなく,視線を子供目線まで落として,お話をするところから始まります。幼児期はそのような大人と子供の姿が多かったと思います。
「好きこそものの上手なれ」という言葉があります。楽しんでやることによってうまくなるものであり,そこから知識も技能も広がります。一人一人の知的な楽しさを育てたいと思います。

気持ちの良い1日

今朝の地域の方の温かさに触れて始まった5月の初日,とても気持ちのよい1日になりました。

 

校庭でブランコに乗っている姿を見て,清々しさを感じていました。子供の頃のブランコ乗りは,何であんなに休み時間ごとに乗っていたのだろう…と。本当に楽しそうに乗っていました。

昼の校内放送では,初めての委員会活動の4年生の仕事を6年生が隣で見守っていました。時によっては,6年生が進めてしまった方が早いと思うこともあるかも知れませんが,そこを,あえて取り組ませてみることを選択した6年生も,後輩の育て方が分かっているのだと思いました。失敗しても6年生がフォローする心構えがあるからこそなせる姿でもありました。本当に頼れる6年生です。

その頼れる6年生が4年生を誘って放送に行くため教室を出発するときに,担任の先生からのひと声のアドバイスがあったのも,また,子供の育て方が分かっている一コマでもありました。

 

「育て」のつながりを感じた昼の放送でした。

月立小は幸せ者です

今朝,月立小へ向かう坂道を車で登っていると,学校へ続く歩道縁石の隙間から伸びている雑草を丁寧に抜いている地域の方がいました。

話を聞くと,昨年度の卒業生の家族の方でした。「ちょっとやっていました」と謙遜していましたが,その言葉からは,月立小学校をいつも思い,大事にしていただいている気持ちが伝わってきました。そして,帰りに同じ坂道を下って行くと,今朝の続きを。本当に学校を温かく見守っていただいている事への感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

心を揺さぶられる感動に触れたとき,子供も大人も一瞬立ち止まり,道徳的な理解が始まります。生活の中に生きる道徳こそが,将来に向かう子供たちの支えになります。

月立小学校を囲む地域には,学校の中にある学びが生活の中にあり,地域の方々がみんな先生であることを感じた朝でした。

本当にありがとうございました。

4月最終日

早いもので,4月も最終日となりました。

毎日,登校すると職員室へのあいさつと「元気です」報告から日常が始まり,教室での学習の準備,
友達との遊びや学習と,子供たちの笑顔から元気をもらっていました。

 

今日はお天気も良く,中学年は栽培活動に使う植物の種まきをしていました。
月立小の種まきマスターである用務員さんから,そのコツを伝授していただき,
それぞれの種まきポットに種をまきました。
 
  
 

植物を育てる営みは,子供それぞれが栽培を通して,自分との対話をしながら自分を育てている営みにつながります。
草花はものを語りません。その分,自分から語りかけて,もの言わない草花の言葉(様子)を拾い,
水をやったり,日なたに出したり…と地道に手を掛けて育てます。ただ,それでも失敗することがあります。
その時の振り返りが,さらに自分を育てるきっかけになります。

 

来週からは5月となります。子供たちも新学期からの生活に馴れてくる時期にもなります。
馴れは緊張感から緩みにつながる気持ちの動きで,思いもよらない行動から事故に遭ったり,
ケガにつながったりします。
連休にもなりますので,ご家庭でも子供たちに目と気持ちを向けていただき,
楽しい休日にしていただければと思います。

 

4月の最終日に,低・中・高の日直さんに
「4月,楽しかったことは何ですか?」インタビューをしてみました。

低学年は2年生の男の子に聞いてみました。「学校探検で,校長室の金庫を見てすごかった」。
中学年は3年生の男の子に聞いてみました。「合同体育で,低学年と鬼ごっこをしたのが楽しかった」。
高学年は6年生の女の子に聞いてみました。→「業間時間に,みんなで,外で遊んだことが楽しかった」。
と答えていました。

 

楽しさを感じる場所=安心できる場所ですね。(^_^)

 

これからも,教職員みんなで,楽しさを感じられる学校をひたむきに創っていこうと考えています。

ご家庭の皆様も,引き続き担任の先生方へのご協力をお願いします。

朝会~スクールカウンセラー(SC)の紹介の式~

月立小学校の子供たち、保護者の方々、先生方の悩みや心配に寄り添って話を聞いていただくスクールカウンセラーの紹介の式がありました。

 


SCは全県の公立学校に身近に相談できる専門家として配置されています。
月立小学校にも月1回来校していただき、子供たちとの関わりの中で、話を聞いたり、相談に乗ったりします。保護者の方々の子育てに関することも気軽にご相談していただければと思います。

 

子育ての中の心配や不安は誰にでもあるものです。
一人で抱えているのもしんどくなります。
ぜひ、スクールカウンセラーへの相談、月立小学校の校長、教頭、養護教諭,先生方への相談等、気軽に声を掛けて下さい。

 

詳しくは、後日、お便りでお知らせしますので、ご覧下さい。

読書タイム

朝の業前活動で、本の読み聞かせがありました。
 
 

 

ボランティアの3人の方々が、それぞれの学年に応じた

本を読み聞かせていただき、子供たちもその本に引き込まれている姿がありました。

 

これからも、心が豊かになるように、様々な本との出会いを大切にしていければと思います。

ボランティアの皆様、ありがとうございました。

こだま児童会~代表委員会~

こだま児童会の代表委員会がありました。

今回の議題は「児童会のスローガンを決めよう」です。


5・6年から発表を始め、3.4年が続き、1・2年は担任の先生が代理で発表しました。

各学年からは「絆」「健康」「努力」等の言葉が発表され、それぞれのよさを生かしたテーマが完成しました。
代表委員会への参加は3年生からとなります。初めて参加した3年生も話し合い中のつぶやきがあったり、

手を上げて意見を発表したりと、初めてとは思えない進んで話し合いに参加している姿に頼もしさを感じました。

 自分たちの意見や考えが反映された活動を経験することが、6年生の社会科の公民の学習につながって行きます。

子供の言葉に耳を傾けることの大切さを改めて感じた話し合いでした。


はじめまして集会

今日は「はじめまして集会(1年生を迎える会)」がありました。 

高学年が企画をして,2年生以上が,それぞれの分担の中で集会準備をしました。


 

1年生の入場を3・4年生の飾り花アーチで迎えました。ピーンと精一杯に背伸びをしたアーチに
「1年生がぶつからないように」と思う気持ちが表れていますよね。

そして,6年生にエスコートをしてもらいながら,ホール中央の席に着いて始まりました。

もちろん,司会は頼れる6年生が務めました。
 

 最初は高学年からの出し物です。1年生を含めた全校も楽しめるクイズで楽しませてくれました。
クイズの最後は,5・6年が,月立小の誇れる事を紹介していました。
 
 
 

1年生の自己紹介もありました。1年生が話しやすいインタビュー形式を取り入れて,話につまれば質問を変えて話してもらっている姿がありました。本当に下級生の立場に立った6年生の思いやりが見える工夫に見えました。

全校で楽しめるゲームもあり,子供たちは3つのグループに分かれ,
先生方も参加しての加算型ゲームでありました。減点ではない所が子供たちも安心できるゲーム内容となりました。ここにも高学年の誰も傷つけない思いやりが見え隠れしました。

 
 
 
中学年からは,メダルのプレゼントがありました。一人一人が金メダルを作り,そのメダルの裏には応援と励ましのメッセージが書き込まれていました。担任の先生にも特大の思いが込められたメダルをプレゼントしました。

 
最後に,1年生へ感想を聞いてみました。今日の会は1年生が「楽しかった」と思えば大成功です。

聞いて見たところ「楽しかったです!」
 

高学年が企画して,その高学年に2年生と中学年が力を合わせて,1年生の楽しさを導き出した会であったと思います。
そして,1年生の思いをみんなで感じ取り,月立小学校全体が楽しさいっぱいの時間になったものと思います。

 

もちろん,そこには子供たちの力を信じている担任の先生方の関わりがあり,子供たちと先生方,みんなで創り上げた会でありました。

子供たちを信じることが,子供たちを勇気づけ,その勇気が物事に向かう原動力になります。
これからも,どんなときも子供たちの力を信じて,様々な活動を展開していきたいと考えています。

学習参観日

今年度,最初の学習参観日です。

お忙しい中の参観,ありがとうございました。低学年は国語,中学年は体育,高学年は道徳の授業を行いました。

 

学習参観日は,保護者のみなさんに子供たちの様子を見てもらい,ご家庭に戻られてからお子さんの頑張っている姿を褒めて,認めてもらう協同活動の場所と思います。子供も大人も褒められると嬉しくなります。そして,学校とご家庭,そして子供との信頼関係も深まります。時には一緒に悩む事も信頼関係があってこその営みです。

これからも,ご家庭と一緒に子供たちの育ちを見守って行きたいと思います。

日常の一コマ~高学年~

新年度が始まって3日目。

始業前の教室では,宿題の自主採点をしている姿に出会いました。



左側が6年生,右側が5年生の回答が提示されています。

複式指導の良いところは,上の学年の姿を見て,下の学年が模倣し,学習の仕方を覚えて行くところです。この姿に至るまでは丁寧な指導が必要ですが,その先は,自主自立した学びが身に付いているため,学年が上がっても,子供たちは身につけた力を発揮しながら生活する事が出来ます。先生方の地道な関わりの賜です。

 

学級会では,学級がよりよくなるような係を決める話し合いをしていました。

  

係活動は,学級の自治的な活動のひとつであり,子供たちの発想の中で展開しやすい活動となります。話し合いでも,司会が一人一人の考えを聞き取って,1つの意見にまとめていました。ここでも複式指導の良いところがあり,少人数だからこそ,自分事としてとらえる気持ちが育ち,自分の思いをふくらませて,友達との意見の重なりを大事にしながら,まとめ上げる姿勢が身に付きます。そこにも担任の先生の導きがあり,成功経験として子供たちの中に積み重なって行きます。本当に見ていて頼もしい高学年です。

給食開始

新年度,最初の給食です。
今日のメニューは,毎日廊下の掲示スペースに紹介されます。



コロナ禍で,給食時間に友達との団らんの中で食べるという,楽しいひとときをから離れていましたが,今年度は少しずつ食事を通しての,体の栄養と心の栄養も満たされる時間を創って行ければと思います。

 

食事は毎日です。その食事を作っている家族,給食センターのみなさんにも感謝して,おいしくいただきたいと思います。
毎日,ありがとうございます。

令和5年度 入学式

 
今年度は、入学児童1名を迎えての入学式となりました。

6年生の児童がエスコートして入場して、式が始まりました。

月立小学校は入学式に在校生も参列し、全校で1年生の入学をお祝いします。異学年交流の中で互いの立場の理解が進み、
豊かな人間性が育まれている活動の一つであると考えています。


2年生からの励ましの言葉もあり、
気持ちが伝わるほどよい距離感が月立小学校の良い所と感じました。


学級では、担任の先生のお話を聞いて、
明日からの小学校生活を楽しみにしている姿がありました。

小学校は義務教育の始まりの学校となります。
これから中学校までの9年間という期間の中で、
お子さんの育ちを見守りながら、大切な事は丁寧に教え、
ひとり歩きが始まった時にはともに歩き、
悩んだ時には立ち止まって同じ景色を眺め、
そして、また自分から歩いてみるという営みを繰り返しながら、
心豊かでたくましい子供から大人に育てていければと思います。

今後も、月立小学校の保護者の皆様と地域の皆様の力を
いただきながら、教職員とともに楽しい学校を創って
行こうと考えています。

今後も、ご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

令和5年度 第1学期始業式~その2~

  

始業式では、2人の代表が新学期に頑張りたいことを発表しました。

 

始業式の前には職員披露式があり、今年度は校長のみの転入でした。6年生代表からのお迎えの言葉、学校の紹介がありました。


複式3学級の担任発表も行いました。発表後には先生方を笑顔にする子供たちの大きな拍手で包まれました。

令和5年度の月立小のスタートは、16人の子供たちの思いやりあふれる優しさに包み込まれた一日となりました。

ありがとうございました。

令和5年度 第1学期始業式~その1~


令和5年度 第1学期の始業式を迎えました。

校門の桜も満開となり、穏やかな中での式典となりました。

 

令和5年度は、児童16名でのスタートとなります。


始業式では、「学校は楽しい場所」の話をしました。

「楽しい場所」にするために、大切なこととして 
1つ目が「力を合わせる」 
2つめが「『考え』の行ったり来たり」 
3つめが「ひとりの時間を大切さ」です。
その話をした後、
最後は『学校は失敗してもよいところ』でしめくくりました。


「子供の楽しい場所=安心できる場所」と思います。
安心できる場所には、遊びや学び、対話や交流、認め合いや支え合いが生まれます。
そして、失敗したりしてもよいところであることが、子供の可能性を伸ばします。

まずは、子供たちが育つ環境を「畑」とみるならば、
その畑を学校・家庭・地域の皆さんと一緒に耕し、
子供の「安心できる場所」を創っていければと思います。

どうぞよろしくお願いします。

令和4年度 終了

 本日をもって,令和4年度が終了しました。
 コロナ禍の中,子供たちの安全を第一に考えながら,教育活動に当たってきました。おかげさまで,なんとか本日を迎えることができました。保護者の皆様,地域の皆様,大変ありがとうございました。令和5年度もどうぞよろしくお願いいたします。

 さて,私事ですが,この度の異動により,月立小学校を転任することになりました。二年間大変御世話になりました。校長になって初めての赴任先がこの月立小学校だったこと,大変よかったと思っております。毎日子供たちに元気をもらって,大変楽しい二年間を過ごすことができました。素敵なこの月立小学校での思い出を大切にしながら,新天地でも,子供,保護者,先生方のために頑張っていきたいと思っております。大変御世話になりました。そして,大変ありがとうございました。

離任式

 本日,離任式がありました。
 今年度の異動は,校長一人でしたが,とても心温まる会にしていただきました。保護者の皆様にも御参列いただき,大変ありがとうございました。子供たちからも温かいお言葉,贈り物をいただきました。感謝の気持ちでいっぱいです。
 この二年間,コロナ禍の中で保護者の皆様や地域の皆様を学校にお招きすることができず,心苦しさを感じておりました。そんな中,子供たちの頑張る姿を見ていただきたいと考え,このページをスタートいたしました。
「校長先生,楽しみにしてますよ」
という言葉をいただき,始めたかいがあったと感じました。
「更新されてないけど,校長先生,学校休んでるの?」
とお子さんに聞いている保護者の皆様もいると伺いました。(出張続きで更新できず…)
 子供たちの頑張る姿をお知らせするのが校長の仕事と思い,取り組んできたところです。日々成長している子供たち,これからも後押ししていただければと思います。
 
 願いが聞き入れていただけるのであれば,もう少し月立小学校に勤務したいところでしたが,そうもいかないようです。校長になって初めての学校が,月立小学校で本当によかったと思っております。保護者の皆様,地域の皆様,大変御世話になりました。月立小学校のますますの発展を心より願っております。大変ありがとうございました。
   

無事,修了式を終えました

 本日,無事に令和4年度の修了式を終えることができました。大きな事故やけがもなく,元気に今日を迎えられたことに感謝です。
 校長から児童一人一人に修了証書を渡しました。卒業式の時に,受け取り方を見ていたことと昨日練習したこともあり,大変立派な態度で受け取ることができていました。この一年の成長の跡が伺えるしっかりとした態度でした。
 また,児童を代表して5年生児童が作文発表をしました。少し緊張しながらも,今年頑張ったことや次年度への抱負などを堂々と発表しました。4月からは6年生です。学校の中心として頑張ってほしいと思っています。
       

 保護者の皆様,地域の皆様,本年度も月立小学校への御理解と御協力,大変ありがとうございました。おかげさまで,令和4年度を終えることができそうです。
 「気仙沼一小さい学校」ではありますが,「気仙沼一,いや宮城県一,すばらしい学校」だと自負しております。子供たちの健やかな成長のために,令和5年度も月立小学校へお力添えいただきますようお願い申し上げます。

明日は修了式

 校門の脇にある桜の木の芽も大分膨らんできました。ここ数日は気温も高く,春がすぐそこまでやってきているような感じです。
 先日,二人の6年生を送り出してから,学校は5年生を中心に回っています。これまで6年生も担当していた昼の放送も,5年生が中心となり進めています。5年生もしっかり自覚しているようで「自分たちがやらなくては…」と決意を新たにしているようです。
 いよいよ明日は修了式。令和4年度が修了します。明日の修了式では,校長から一人一人に修了証書を渡します。一年間の頑張りの証を,しっかりと受け取ってほしいと思っています。全員元気に登校できることを願っています。

引き継がれた鹿踊

 今朝は,鹿踊の練習がありました。
 6年生から5年生に引き継がれた中立,牝鹿として,初めての練習となりました。どのような指示を出したらよいか,どのような練習をしたらよいか,戸惑っている様子が見られましたが,これまでの5年生も通ってきた道です。一歩ずつ着実に成長してほしいなと思います。
     

感動の卒業式

 本日,令和4年度 月立小学校 卒業式を挙行いたしました。
在校生は,登校とともに玄関,会場等の最終清掃を行ってくれました。みんなで気持ちよく卒業生を送りたいという気持ちが,掃除の様子からも見て取れました。
 今年は,PTA会長さんに加え,学校評議員の皆様にも御列席いただき,昨年度よりも多くの人たちで ,卒業生を送ることができました。
 入場の時には緊張気味だった卒業生でしたが,堂々とした態度で卒業証書を受け取り,別れの言葉も最後まで伝えきることができました。別れの言葉の終わり頃には,何人もの在校生が泣いており,卒業生との別れを悲しみました。来賓の皆様からも,月立小学校らしい卒業式だったという言葉をいただきました。来賓の皆さんにも感動いただき,御招待できたことが何よりだったと感じております。

 たった二人の卒業生でしたが,今年一年,最高学年として在校生を引っ張ってくれました。いよいよ中学生です。更なる飛躍を,教職員一同願っております。
            

全校児童で卒業式練習

 日中の日差しが心地よい季節となりました。駐車場脇の土手にはフキノトウも芽を出し始めました。

 本日,全校児童で合同の卒業式練習を行いました。
 全員で立ったり座ったりするタイミングを合わせたり,別れの言葉などを練習したりしました。みんな真剣に卒業式に臨み,ほぼ完成といってもいいような仕上がりでした。
卒業式にむけて体調管理をしっかりとして,みんなで卒業式を迎えたいと思っています。
 6年生と一緒に過ごすことができるのも,今日も含めてあと三日です。これまでの思い出を振り返りながら,大切に三日間を過ごしてほしいと思います。
   

掃除頑張っています

 今日もポカポカ陽気(少し雨は降りましたが…)の一日で,3月中旬とは思えないような感じです。このポカポカ陽気のせいか,向かいの山からかなりの量の花粉が飛散していました。写真の中で,雲のように漂っているのが花粉です。花粉症の人にとっては,辛い時期になります。


 月立小学校の子供たちは,大変真面目に掃除に取り組みます。
 年度末を迎えるに当たって,これまで手が届かなかったところまできれいに掃除をしています。月立小学校の校舎がきれいなのは,子供たちのこのような掃除のおかげでもあります。今の気持ちを大切にしながら,掃除に取り組んでほしいと思います。
   

ポカポカ陽気の中の業間マラソン

 今日(3月8日)業間マラソンを行いました。
 先週までは,とても寒く,体育館での短縄や長縄の取組を行っていましたが,今日はみんなで外に出て,マラソンに取り組みました。
 久しぶりのマラソンでしたが,みんな息を弾ませながら一生懸命取り組んでいました。

感動の6年生を送る会

 今日は,6年生を送る会がありました。
 5年生が中心になって企画し,運営を行いました。学校の中心が,6年生から,いよいよ5年生へ引き継がれていきます。
 各学年の出し物は,工夫されていて,楽しくもあり心温まるものでもありました。
 1・2年生は,6年生とのハードルくぐり競争!
「お別れするのが悲しいので,1・2年生が勝ったら卒業させません!」と言った挑戦状もあり,場を和ませてくれました。結果は,見事1・2年生の勝利!6年生がくぐるには,かなり低くてハンデがありました。
 3・4年生は,題して「ホメホメ大会」
「とても優しい」「みんなを引っ張ってくれた」「運動神経がよい」など,二人の6年生のいいところをスライドで紹介してくれました。
 5年生は,6年生と一緒に行った修学旅行の再現ドラマ。所々に笑いありの楽しいドラマでした。一緒に行った6年生との楽しい思い出を共有したいとの思いがあふれていました。
 6年生は,音楽に合わせて自分たちで作成したスライドで,下級生にメッセージを伝えてくれました。iPadを駆使し,絵を描き、スライドの見せ方も工夫し,クリエイターのような出来栄えでした。

 それぞれの学年の垣根がなく,誰もが6年生の行動やよさを知っているからこそできた出し物だったように思います。また,下級生が6年生のことが,とても大好きだという様子がそれぞれの出し物からも伝わってきました。小規模校のよさが十二分に表れた6年生を送る会でした。下級生の何人かは,別れを悲しんで泣いているお子さんも…つられて私も…
 とても心温まる時間を過ごすことができました。
                     

鹿踊 引継ぎ式

 本日,鹿踊引継ぎ式を行いました。
 これまで引っ張ってきてくれた6年生から5年生へ,中立・女鹿を引き継ぎます。いよいよ,5年生が中心になって鹿踊を引っ張っていくことになります。
 今年は,二人で鹿踊を引っ張ってくれました。大変なことも多かったと思いますが,そんな様子を見せることなく,一生懸命リードしてくれました。そんな二人の6年生に,感謝の気持ちを送りたいと思います。
 鹿踊のバトンは,5年生に引き継がれました。これまで以上の演舞を目指して,このよき伝統を引き継いでいってほしいと思います。
       

第2回学校評議員会

 本日午後から,第2回学校評議員会を行いました。学校評議員会とは,学校の教育活動に対して,御意見をいただく会議です。月立小学校では,5人の評議員さんにお願いしています。第2回目の今日は,各学年の授業を見ていただいた後に,今年一年の教育活動に御意見をいただきました。
 授業の様子を御覧いただきながら,お話をしたところ
「みんな一生懸命ですばらしいですね」
「先生方が一生懸命教えていますね」
という感想をいただきました。
 授業後の情報交換では,様々な体験活動に取り組んでいることのよさや,月立小学校の教職員の頑張りに対して励ましの言葉をいただきました。
 また,ここ数年,新型コロナウイルス感染症のせいで,地域との距離ができてしまったので,来年度は,地域との結び付きを更に強くしてほしいといった御意見もいただきました。
 今日いただいた御意見を参考にしながら,更によい月立小学校を目指していきたいと思います。

          

広報「けせんぬま」の表紙に

 広報「けせんぬま」3月号の表紙に,先日行った「生活・総合発表会」の鹿踊の演舞の様子を使っていただきました。
 気仙沼市内に鹿踊の様子を周知することができました。また,子供たちの頑張りも分かっていただけるのではないかと思います。


広報「けせんぬま」はこちらから→ここをクリック

歌声とともに,一週間がスタート

 今朝は,音楽朝会がありました。
 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため,ここまで中止にしてきましたが,落ち着いてきたことやしっかり感染症対策をとることで,本日久しぶりの実施といたしました。
 歌ったのは,卒業式で歌う「Believe」と「校歌」でした。久しぶりに全校児童の歌声を聞くことができて,うれしく思いました。
 3月は,いよいよ卒業式です。6年生を気持ちよく送り出してあげたいと思っています。
   

※市内において,インフルエンザの罹患者が少しずつ増えてきています。新型コロナウイルス感染症と同様に対策をよろしくお願いします。

たてわり班感謝の会

 今日は,たてわり班感謝の会を行いました。今年1年,いろいろな場面で引っ張ってもらった6年生に感謝を伝える会です。
 どちらの班も最初に「ジェスチャーゲーム」「絵しりとり」「宝探し」などのゲームをして,楽しい雰囲気で盛り上がっていました。何ともアットホームな感じです。その後,感謝の言葉を伝えたり,記念撮影をしたりと,会が進んでいました。
 今回の企画は,5年生が中心となって行いました。いよいよ,学校を引っ張っていくのが5年生になります。最初からうまくはいかないと思うので,しっかりと振り返りをしながら,よりよいたてわり班活動をつくっていってほしいと思います。
 6年生と一緒に活動できるのもあとわずかになってきました。たくさん話をして,たくさん関わって,よい思い出をつくってほしいと思います。
       

子供たちの様子

 出張続きで,子供たちの様子をお伝えする機会が減ってしまい,申し訳ありません。今月いっぱい出張が続きますが,できるだけお伝えしていきたいと思っています。

 今日は水曜日,たてわり掃除の日でした。
 4月から毎週取り組んできたので,子供たちは慣れたものです。たてわり班で挨拶した後,分担を決めて素早く掃除に取り掛かりました。
 モップへの取り付けなどもの自分で行うことができるようになっています。ほうきの使い方も,とても上手になってきています。この1年間の成長の跡が,随所に見られます。経験することの大切さを感じながら,掃除を見て回りました。
 月立小学校は,とてもきれいです。日頃から大切に使っているのと,このように丁寧な掃除を続けているからだと思います。これからもきれいな校舎を保っていければと思っています。
      

新入学児童保護者説明会&1日入学

 午後から,新入学児童保護者説明会&1日入学を行いました。
 1・2年生が,来年度の1年生を迎えるために準備をしてきました。最初は,ビデオを見せながら,2年生は授業の様子などを,1年生は生活の様子を教えてくれました。ビデオを見せながら説明している姿を見ると,1・2年生も成長したなぁと感慨深い気持ちになります。
 その後は,準備したゲームコーナーを体験し,楽しいひとときを過ごしました。ビデオを見ているときには,少し緊張した様子が見られましたが,この頃になると笑顔も多くなり,とても楽しんでいる様子が伺えました。
 たった一人の入学となりますが,学校挙げて大歓迎したいと思っています。
      

全員で長縄!

 以前,業間運動の取組を紹介していましたが,今日は,その業間運動の日でした。短縄や長縄に取り組んでいますが,今日は長縄,しかも全員での長縄チャレンジです。
 引っ掛かってもいいので,3分間に何回跳べるかに挑戦しています。前回は58回でしたが,今回は記録を伸ばせるでしょうか?
 6年生の男の子が回してくれていますが,結構な速さです。そんな速さに物おじすることなく,1・2年生も縄の中に入っていきます。怖くては入れない…というお子さんはいません。鍛えられた子供たちです。途中何回か引っ掛かってしまうことはありましたが,みんなで数えながら最後までチャレンジしました。
 今日の記録は,78回!!見事記録更新です。次回は更なる記録更新を目指して頑張ろう!