階上中学校 日記

2026年9月の記事一覧

アクサ・ユネスコ減災教育プログラム(防災学習の実践発表)

9月18日(金)午後 

 アクサ・ユネスコ減災教育プログラムの「中学校における防災・減災教育の実践」として、本校の防災学習の実践発表を行いました。

 鈴木蒼都さん、菅野愛さん、辻健さんの3名がこれまでの防災教育の取組や地域と連携した実践を紹介しました。

 

 探究学習の実践発表では、2年生の小野寺彩心さん、鈴木ひめ乃さんは「地元の人が、悲しい思いをせずに、伝承館を訪れる方法はあるのか」というテーマで、現状と今後の計画を発表しました。

 

 

 3年の熊谷玖音さん、吉田歩友さん、熊谷共生さんは、「災害時オフラインでの連絡手段の明確化と効率化」という課題を設定しました。災害時に通信機器が使用できなくなるケースが多いため、オフライン時でも連絡を取るにはどうしたらよいか検討した結果、大人、外国人、幼児を対象とした連絡記入シートを作成し、シートの有効性を検証した内容を発表しました。

 

 

 続いて、英語弁論では、3年熊谷共生さんが「Living Together」と題して、震災を経験した両親が自分の名前に込めた思いとこれから様々な人と出会い共に協力しながら生きていき、自分の夢に向かって努力することを述べました。

 

 

 3年三浦卯楽さんが、「Why Should I Be Interested In the Earthauake?」と題して、語り部活動を始めたきっかけやどうやったら自分の思いが伝わるか考え、実践したことを述べました。2人の発表を聴き、参加者からは大きな共感を呼びました。

 

 

 また、生徒と参加者とのディスカッションも行われました。先生方の質問に、多くの生徒たちが自分の言葉でしっかりと答えていました。「旅行先等の知らない場所で、災害に遭ったとき、どこに注意しますか?」という問いには、小野寺葉南さんは「その地域の避難ルートを予め調べておき、複数の避難場所も地図で把握しておく。」と答えました。生徒たちの発するどの言葉も説得力にあふれ、会場全体が深い学びを共有できました。 

 

 2日間のプログラムを通して、生徒たちは防災・減災をより身近なものとして捉え直し、地域や社会に伝える役割を十分に果たしました。今後も、本校では東日本震災の経験を次代へとつなぐとともに、未来の防災リーダーとして活躍できる生徒を育成できるよう防災・減災教育の一層の充実を図ってまいります。