階上中学校 日記

2020年7月の記事一覧

朝のOneシーン

 今朝、外に出てみたら、緑化委員の皆さんがお花の水遣りをしていました。学年毎にチームをつくり、交代しながら毎日活動しています。また、生徒会によるあいさつ運動も毎朝、継続しています。

簡易防護服づくりを通してボランティアを学ぶ


 昨日から、教育相談が始まっておりました。ご多用のところ、ご来校いただきましてありがとうございます。また、学校からのアンケートにもご協力をいただき、感謝申し上げます。
 今日の放課後に、生徒会総務と厚生委員会の生徒たちが簡易防護服づくりに挑戦しました。講師として防護服支援プロジェクトから気仙沼つばき会の3名の方にお越しいただきました。生徒たちはペアになり、2人で1枚の防護服を完成させました。講師の方々の楽しいお話を聞きながら、楽しそうに作成していました。あっという間の1時間でした。生徒会担当の先生によると、今後、このボランティアを校内で広め、100枚の防護服を目指すとのことです。そして、防護服100枚が完成したら、メッセージを添えて、医療現場に届けていただくことになっています。
 講師の方の「防護服を立派に作ることは目標であって、目的は、ボランティアを学ぶこと」という言葉が心に残りました。「自分も社会のために貢献できるんだ!」という小さい体験を積み重ねてほしいというお話も印象的でした。ボランティアは楽しんでやることが「コツ」なそうです。

新メンバー語り部練習会

 4連休は、運動部の3年生の皆さんにとっては大切な節目となりました。野球部とバレー部は管内の交流大会に臨みました。男女卓球部は面瀬中学校、松岩中学校との練習試合に、男女テニスは学校での最後の練習に励みました。(テニス部は先週の日曜日に開催された気仙沼・本吉地方大会に参加し健闘しています)。特に3年生は部活動再開後の約一ヶ月半の間に、仲間とともにプレーすることの楽しさを改めて実感した生徒が多くいたようです。部活動で培った精神力を今後は自分の目標達成のために生かしてほしいと思います。
 さて、4連休の最終日には、語り部活動に新しく加入した1、2年生有志20名を対象に練習会を行いました。2,3年生の現役語り部9名も参加し、一緒に遺構を回りながら丁寧に教えていました。また、本校卒業生の気高生3名からもアドバイスをいただきました。けせんぬま震災伝承ネットワークの皆様のご指導、いつも本当にありがとうございます。
 今日現在、新しいメンバー20名を加え、語り部は40名になりました。
 

卒業アルバム写真撮影

 3年生の卒業アルバム用の写真撮影を行いました。久しぶりの制服姿を見て、改めて「最上級生らしさ」を感じました。運動部の3年生は、最後の練習試合や交流試合に向けて最後の練習に熱が入っています。1年生へも熱心に声を掛けたり、教えたりしています。どの部活動においても、3年生の存在は大変大きいと感じています。
この4連休、よい総まとめができますよう心から願っています。がんばれ、階中生!

美術の授業

 3年生の皆さんが真剣な表情で何を描いているか分かりますか?
・・・答えは自画像です。様々な角度から自分を捉え、自分らしさを白い画用紙いっぱいに表現しています。完成がとても楽しみです。
 

進路コーナー

 3年生の教室前廊下の掲示板に「進路コーナー」が設置されています。近隣の高等学校に関する情報紙、県内外高等学校等のポスター、パンフレット等を掲示しています。最新の高校入試に関する情報も紹介しています。3年生だけではなく、1、2年生にもぜひ活用してもらいたいと思います。

勉強のヒント

   本校の2階廊下には学習コーナーがあります。研究主任の吉田先生を中心に毎回、興味深い情報を提供しています。今回は、時間をテーマとしたもので「時間をつくる」「時間を測る」「時間を増やすよりスピードアップ」というアドバイスです。生徒の皆さんはもうすでに実践してみたでしょうか。自分で「これだ!」と思ったことは、まず「やってみる」ことが大事です。実際にやってみることで始めて気がつくこと、分かることがあると思います。

   下の写真は昨日の1年数学の授業と2年体育の授業の様子です。数学では割合を求める計算に取り組んでいました。体育では50メートルの計測を行っていました。生徒たちの前向きな姿勢に日々励まされます。

聞き取り調査の振り返り

   昨日の防災学習では、先週行った聞き取り調査の振り返りをしました。まず、新たに気付いたこと、意外だったこと、疑問点、もっと知りたいと思ったことを各自、付箋紙に書き出しました。それから、グループになり、今後、さらに掘り下げて調べてみたいことを出し合いました。探究課題が固まってきたグループもありました。


 

ハローアルソン運動

   生徒会の福祉委員会がハローアルソン運動を本格的に再開しました。校舎内には、手作りのポスターが掲示されています。
   ハローアルソン運動とは、フィリピン医療ボランティアのことです。本校の歯科校医であるみうら歯科クリニックの三浦嘉麿先生がこのボランティアについて2年前に紹介してくださいました。それ以降、福祉委員会と厚生委員会とで協力しながら回収活動に取り組んできました。フィリピンでは、学校に行きたくても行けない子供たちがまだ多くいるそうです。嘉麿先生は実際にフィリピンでの医療ボランティアに携わった経験をお持ちで、このような支援が多くの子供たちの支えになっているということを教えてくださいました。
  回収するものは、歯ブラシ、タオル、固形石けん、または鉛筆、消しゴム、ノートなどの文房具用品です。各学級に回収BOXが設置されています。ご協力お願いします。

 

防災学習聞き取り調査二日目

 昨日に引き続き、本日も防災学習の時間に、地域の方々10名にご来校いただき、東日本大震災についてのお話を頂戴しました。今日は、清原正臣様、菊田俊勝様、川村和賀枝様、三浦祝子様、小野寺敬子様、三浦秋男様、大和田とく子様、芳賀一郎様、近藤公人様、菊田晧様(ご担当していただきました1班~10班の順でお名前をご紹介させていただきました)に講師をお務めいただきました。お一人お一人から、生徒たちの心を揺さぶるお話をいただきました。本当にありがとうございました。今後の学習の様子も随時、ホームページ等でお知らせしていきたいと思います。

防災学習 聞き取り調査一日目

 今日の防災学習では、全校生徒が10班に分かれ、聞き取り調査を行いました。
講師として、畠山光夫様、小野寺正文様、小野寺有一様、畠山協様、小野寺光雅様、菊田忠衛様、佐藤俊章様、菊田篤様、佐藤克美様、藤田純一様、畠山一男様の11名にご来校いただき、震災当時のお話を頂戴しました。今後、お話いただいた内容をもとに班ごとに探究学習を進めてまいります。ご多用の中、本当にありがとうございました。
 

消毒作業の今

 本校では、引き続き感染症対策に努めているところです。給食前には、職員で水飲み場、トイレを中心にアルコールで消毒を行っています。部活動が再開してからは、各教室の消毒作業は生徒たちの力を借りながら清掃時間に行っています。消毒液は学校薬剤師さんのご指導の下、ベンザルコニウム塩化物液に変更しました。消毒を担当する生徒たちには使い捨ての手袋を使用させています。
 生徒会の厚生委員の皆さんは消毒作業のお世話を毎日頑張っています。養護教諭の萌先生、用務員の大原さん、事務の内海先生が消毒用のぞうきんを毎日、洗濯してくれています。

サッカーの授業

 体育の授業では、全学年ともサッカーに取り組んでいます。下の写真は1年生の様子です。真剣な顔、悔しがる顔、笑顔…様々ないい表情が見られました。伸び伸びと活動しています。

2学年 気仙沼市東日本大震災遺構見学

 先週に引き続き、今日も気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館の見学に行ってきました。今回は2年生の皆さんに対して、本校有志生徒20名の語り部が館内ガイドを行いました。2年生の皆さんは、語り部たちに次々と質問しながら積極的な態度で見学していました。一方、2年生で語り部を努めている生徒は、聞き手である同級生に対して「聞いていてどうだったか」「何かアドバイスはないか」と「自分の語り」を振り返る場面が見られました。このような姿勢が次の成長に繋がっていくのだと思います。
 

力作

 校舎内にまた素敵な作品を飾っていただいております。こちらは、特別支援教育支援員の菅原先生が作ってくださった「切り絵」です。1階の廊下に展示しています。

ご参観ありがとうございました!

 本日は多くの保護者の皆様にご来校いただき、授業参観並びに学年懇談会にご参加いただきました。ご多用の中、本当にありがとうございました。今回、1、2時間目は3年生、3、4時間目は1年生、5,6時間目は2年生という分散型の参観日とさせていただきましたことにご理解・ご協力を賜り、重ねて感謝申し上げます。生徒たちは、いつも以上に張り切って授業に臨んでいたように感じました。

伝承館で英語語り部スタート

昨日は,本校生徒16名と卒業生1名とで英語での語り部に挑戦しました。昨年度,JICAやACCUを通して海外の方々にも伝承館ガイドをしたことがきっかけとなりました。その時,生徒たちから「通訳に頼らず,自分で伝えてみたい」という声が挙がっていました。そして,しばらくして3名の生徒たちが自主的に案内原稿の英文翻訳を始め,臨時休業中にやり遂げたのです。

 今回は,本校のALTの声掛けにより気仙沼市,南三陸町,登米市から10名のALTの方々が集まってくださいました。本校のケイト先生は,英文の添削をしてくれたり,一人でも練習できるようにと音声が入ったCDを作ってくれたりしました。

 ガイドを終え,生徒たちはALTの方々から「身振り手振りを大きくした方が伝わりやすい」「ゆっくりと大きな声でもっと自信をもって話したほうがいい」など,アドバイスをいただきました。

 生徒たちの挑戦心を大いに称えます。

雨天の中,ガイドを聞いてくださったALTの方々に心から感謝申し上げます。今回も貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。