日誌

2025年9月の記事一覧

友達いっぱい 笑顔もいっぱい

 1年生がモーランド本吉で豊かな自然やたくさんの動物たちと触れ合う学習に取り組んできました。欠席者はゼロ!全員集合で出発です☆

 モーランドでは、牛、ヤギ、羊、ウサギ、ポニーなど、たくさんの動物たちが私たちの到着を待っていました。用意してもらった野菜の袋を手に、はじめは少し緊張気味で動物たちに近付いていった子供たちでしたが、少し時間が経つと緊張もほぐれ、すっかり動物たちと仲良くなることができました。

 活動の後半はアスレチックに移動し、遊具遊びへ。この日は天気もよく、絶好のアスレチック日和。子供たちは額に汗をにじませながら、何度も坂道を往復して遊具遊びを楽しみました。

 

 校外学習シーズンのためか、モーランドには市内のほかの小学校の1年生や引率の先生方の姿も多く見られました。人が増えれば増えるほど指示が通りにくくなるものですが、子供たちは安全に配慮する担任の話をしっかり聞き、ルールを守って活動を楽しむことができました。

 最後は全員で集合写真☆

 とても充実した校外学習になりました。持ち物の準備等、御協力大変ありがとうございました。

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お掃除名人がずらり!

「これから掃除を始めます!」「始めます!!」

2年生の教室に日直の号令と、子供たちの元気な声が響きます。担任は出張のため不在。それでもお掃除名人がたくさんいる2年生の教室では、いつもと同じように掃除が進められ、教室はあっという間にぴかぴかになりました。出張から戻ってきた担任の先生も、きれいに整った教室を見てとてもうれしくなったそうです。

 重い机は二人一組になって呼吸を合わせて運びます。「大丈夫?運べる?」という、友達への声掛けと心遣いも忘れません。どの教室も机を引きずると床に黒い跡が残ってしまうのですが、2年生の教室の床はいつもぴっかぴか。その理由はここにありました。

 雑巾を持った子がほうき係が掃き終えるのを待って、次はほうきを持った子が床の水拭きが終わるのを待って…と、掃除にはどうしても「待つ時間」が出ててきてしまうものですが、2年生の掃除にはこの「待つ時間」が全くありません。ほうき係の子が床をきれいにしている間、雑巾を持った子たちは椅子の脚に付いたごみを雑巾できれいに拭き取り始めるのです。学期末の大掃除の日にはよく目にする光景ですが、子供たちに聞いてみると2年生の教室では毎日の「当たり前」の光景だということです。本当に感心しました。

 最後はリーダーとなった児童の声掛けで、ぴしっと並んで反省会。教室掃除だけでなく、廊下掃除のグループと隣の児童会室掃除のグリープも最後までしっかり頑張りました。

 「ピピピッ…。」日直が黒板に貼り付けていたタイマーが掃除終了の時間を告げる頃、子供たちは満足げな表情を浮かべて自分の席でエプロンや三角巾のあと片付け。20分間の活動ですが、担任が不在であってもいつもと同じように自分たちがやるべきことに一生懸命に取り組む2年生の子供たちが本当に輝いて見えました。大変すばらしかったです☆

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みんなの心を一つに

 音楽朝会を行いました。音楽朝会では全校児童が集まり、各学級で練習してきた今月の歌を体育館いっぱいに響かせます。今回は音楽科の担当者が工夫を凝らし、歌う隊形を互いの表情が見える形にして朝会を行いました。友達と向かい合って歌うと子供たちは自然と笑顔になり、どの学年からも伸びやかで美しい歌声が聞こえてきました。大勢で歌声を重ねることを経験した子供たちは来月、学習発表会に向けて心を重ねることに挑戦します。これからがとても楽しみです。

 朝会の後半は安全担当の畠山から、不審者対応に関する防災講話を行いました。「自分の命は自分で守る」のテーマの下、どの子も大切に講話の内容を受け止めていました。つい先ほどまでリズムに乗って楽しそうに歌っていたのに、顔付きはみんな真剣そのものです。場面に応じた気持ちの切り替えは、4月の頃と比べるとどの学年も本当にじょうずになりました。大谷っ子のすばらしさの一つです☆

 歌、講話、勉強、運動、掃除に給食。一つ一つの経験を重ね、子供たちは日々着実に心豊かに成長しています。これからも御家族の皆様、地域の皆様からの温かい励ましをお願いいたします。

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「海と生きる」を胸に

 5年生が校外学習に出掛け、魚市場と海の市の見学を行いました。今日は朝から天気もよく、市場には私たちが実地踏査に出かけた日よりもかなり多くの魚が水揚げされていました。市場で働く皆さんの大きな声も飛び交い、活気に満ちた気仙沼の姿を目にすることができました。

 子供たちは担任の先生が用意したワークシートを手に取り、夢中になって見学をしました。ワークシートには「岡本製氷のトラックを探そう」「水揚げされた魚の中からタチウオを見付けよう」「市場で働く方にインタビューしてみよう」といった16のミッションがビンゴカードのように並んでいます。ビンゴを楽しみながら気仙沼の水産業にしっかりと目を向ける子供たちの姿が印象的でした。

 東日本大震災が発生したのが3月。壊滅的な被害を受けたのにもかかわらず、気仙沼魚市場がカツオの水揚げを再開したのが6月。わずか3か月半で気仙沼の水産業は再び歩み出しました。復興スローガン「海と生きる」を掲げ、地域が一体となって復旧・復興を実現したことを、これからを生きる子供たちにしっかりと覚えておいてもらいたいです。大変充実した校外学習でした☆

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きれいな砂浜を未来に残せ!

 2年生が校外学習に向かい、「はまわらす」の皆さんの協力をいただきながら日門海岸のビーチクリーンに取り組みました。前日の雨が嘘のように晴れ、子供たちは額に汗を浮かべながら砂浜を行ったり来たり。砂浜に流れ着いた海洋ごみの回収に夢中になりました。

 流れ着いたペットボトルの表示や発泡スチロールに印字された文字を見ると、本吉町の海岸には遠く離れた韓国やロシアから漂流する海洋ごみも届いていることが分かります。養殖業をするためのいかだをつなぐプラスチック製の部品や網、釣り具などのゴミも多く見られます。「気仙沼清港会」の皆さんは、毎日海洋ごみを回収するための特殊な船を沖に向かわせ、地域の海の環境を守る取組を続けているそうです。今日はそんな地域の海を守ろうとする方々の中に、本校の2年生が仲間入りをしました!

 大谷の海が大好きな子供たちは、「はまわらす」の皆さんのお話を聞きながら、張り切って清掃活動に取り組みました。活動中に先月6年生が観察した海浜植物「ハマニガナ」が群生している場所も見付け、観察会も行いました。少し離れたところに位置する大谷海岸と日門海岸ですが、同じ海浜植物がその命をしっかりとつないでいることが分かりました。

 苦労して集めた海洋ごみを1箇所に集めてみると、学校から持参したごみ袋がいっぱいになったそうです。活動の最後は美しい日門の海と一緒に記念撮影…☆自分たちの地域を自分たちで守る、未来につながる学習を展開することができました。「はまわらす」の皆さん、大変ありがとうございました!

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