日誌

輝く大谷っ子~今日の出来事~

ふるさと大谷の窓辺から

 今日は「ふるさと教室」を開催しました。公民館のPF事業を活用し、大谷地区「いろは会」の皆様に朝早くから御協力をいただきました。子供たちはふるさと大谷で育った「大谷いも」について知り、味わい、大切に考えることを通して、地域の一員として生きようとする思いを強めることができました。

  全体会では、実際に自分たちで大谷いもを育ててきた3年生が感想発表を行いました。3年生の子供たちの話によると、大谷いものおいしさのヒミツは「海藻の肥料」と「丁寧な芽かきと土寄せ」にあるとのこと。代表となった児童は育てた経験のある人にしか語ることができない、とても力強いメッセージを述べることができました。

 この「ふるさと教室」を迎えるに当たり、いろは会の皆さんには何度も学校に足を運んでいただきました。「十分な数の紙コップはありますか?」「キッチンペーパーの予備は大丈夫ですか?」という問い合わせを何度もいただいたり、「フライドポテト用の調理器具、学校に持って行けることになりました!」と進捗状況の打合せを重ねたりしながら、私たち職員は「学校を支える地域の力」の大きさを痛感したところです。今日の調理にも朝早くから協力していただきました。

 昨夜遅くまで家庭科室に明かりを灯し、用務員さんが全ての調理台をきれいに整えてくださったこと。今日の朝、家庭科室の清掃や最終点検のために多くの職員がいつもよりずいぶん早く出勤したこと。家族の皆さんが朝の忙しい時間を使っておにぎりを用意してくださったこと。調理中に不足したキッチンペーパーを買い足しに職員が走ったこと。おいしそうにフライドポテトを頬張る子供たちの様子を目にした地域の皆様が、とてもうれしそうにしていたこと。ふるさとの「おいしさ」はもちろんですが、今日の「おいしさ」のために様々な動きがあったことを、どこか心の片隅に。子供たちの健やかな成長にますます期待をする、そんな1日となりました。たくさんの御協力をいただきありがとうございました。

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