創立152周年
気仙沼市立大谷小学校
<大谷小3つのいっぱい>
チューリップの球根、ビオラとパンジーの花苗を植えました。これから季節は厳しい冬に向かうところですが、校庭の花壇が明るさを取り戻しました。
チューリップの球根は開花のために、寒い冬の時期を土の中でおよそ2か月間過ごす必要があるそうです。校庭で遊んだり運動したりする子供たちの元気のよい声を浴び、きっと春には美しい花を咲かせてくれるのではないかと思います。
さて、今週は幼小中連携事業の取組として3つの学校で互いの授業を参観し合う「授業参観週間」を実施しています。初日となった昨日も幼稚園・中学校の先生方が本校を訪れ、1年生や6年生が学習に取り組む様子を参観していただきました。幼稚園からいらした4名の先生方に、担任と一緒に真剣な表情で学ぶ子供たちの姿はどう映ったのでしょうか。
保護者の皆様においでいただく参観日は来月5日を予定しております。4年生・5年生はこの日に学年PTA行事も計画しています。ここまでの学校生活を通して少しずつ、でも着実に成長した子供たちの姿を楽しみにしていてください☆
週末に市立小中学校図工美術作品展がリアス・アーク美術館で開催されました。会場には各学校の代表児童による自慢の作品がずらりと並びました。足を止めカメラを構え、来場者の方々は子供たちの作品一つ一つをじっくりと鑑賞されていました。
大谷小学校からは平面・立体あわせて12点の作品を出品し、そのうち5点が優秀賞に輝きました。先週の審査会に出席された職員によると、どの作品も高く評価され、中には満場一致ですぐに優秀賞に選ばれた作品もあったということです。
どの学年も特別に時間を確保して作品づくりに取り組んだわけではなく、作品づくりは全て図画工作科の授業の中で行いました。限られた時間の中で自分のイメージや思いを豊かに表現した子供たちに大きな拍手を贈りたいと思います。なお、どうしても週末に足を運ぶことができなかった御家族の皆さんもいらっしゃったと思いますので、戻ってきた作品は12月の参観日までを目途に、校舎内に展示しておきます。来校されたときには、ぜひ子供たちの自慢の作品を楽しんでいただきたいです。
本校で職場体験をしている中学生から、総合的な学習の時間に個人で探究している「大谷いも」について、同じく大谷いもについて探究している本校の3年生に向けて研究成果の発表をしてもらいました。聞いてもらう相手の反応を確かめ、話の中心を明確にし、話す順番を工夫し…と、プレゼンテーションの随所に「さすが中学生!」という工夫が見られました。
発表会には3年生だけでなく、次の4月から中学校で個人探究に取り組む6年生も飛び入りで参加させてもらいました。「大谷いも」とともに、ふるさとの魅力を未来に残そうと発信する先輩の姿から、多くのメッセージを受け取ったようでした。
その頃1年生は自分たちで植えたさつまいもの収穫に一生懸命に。「先生見て!つるが私の身長よりも長く伸びてるの!」「このいも、スーパーで売っているのより大きいよ!」「なんか…すごくごつごつしてるなあ…」と、どの子も夢中になって土を掘り、まるで宝探しをしているかのようでした☆
見付けたお宝(さつまいも)は、それぞれ大切に抱えて家族のもとへ。毎日元気に登校する子供たちや校庭で汗を流して遊ぶ子供たちの様子を見守り、元気に育ったさつまいもです。きっと特別な味がするはずです☆
4年生が総合的な学習の時間に大谷海岸に向かい、海洋ごみ調査を行いました。海岸に大谷公民館の皆さんや浜わらすの皆さんが集まってくださいました。
調査を進めるにあたり、子供たちはまず、砂浜に流れ着いたごみや誰かが放置してしまったごみを一生懸命に集めました。ペットボトルやプラスチック製品、漁網、なかには夏に仕事を終えたであろううちわまで。海岸には私たちが予想していた以上のたくさんのごみが散在していました。大きなごみや砂浜に埋まってしまっているごみを収集するために、汗を流して一生懸命頑張っている4年生の姿が目立ちました。ごみ集め(砂浜清掃)活動には職場体験で本校を訪問している中学生も加わり、地域の海の美しさを未来に残すための活動に全員が夢中になりました。
活動の後半は集めた海洋ごみを持ち寄り、分類しながら量を調べます。中には海外から流れ着いたと思われるごみもあったようで、子供たちは驚きの連続でした。こうした海岸清掃の取組は地域でもたびたび行われています。今回大谷海岸で発見した海洋ごみと、少し離れた海岸で発見した海洋ごみを比較してみると、また何か新しい学びがあるかもしれません。こちらは今月末の海洋教育子どもサミットでのお楽しみでしょうか。次の学びが楽しみです。
10月31日の2.3時間目に5,6年生がミシンの学習を行いました。講師は地域で活動する「いろは会」の名人の方々です。
2時間目は5年生です。5年生は友達が縫っている手元をタブレットで撮影し,動画を見てから挑戦しました。この日初めてミシンに触れた子もいたようで緊張の面持ちでしたが,いろは会の皆さんに支えていただきながら真剣に作業して自分の作品を仕上げることができました。
3時間目からは6年生です。昨年度もミシンで作品を作り上げている経験からスムーズに…とはいかない子もいました。さらに6年生は30名と人数が多いため何かと時間がかかり,ミシンも疲れたのか調子を落とし始めます。そんなときに頼りになるのは,やはりいろは会の皆さんです。経験に基づいた適切なアドバイスとサポートで6年生を助けていただきました。気付けば正午のチャイムが鳴っています。予定を1時間オーバーしながらも,6年生の作業にめどが立つまでいろは会の皆さんは指導してくださいました。
このように,大谷小の子供たちは地域の皆さんに支えられています。このありがたさをかみしめながら,地域に恩返しできるような教育活動を進めていきたいと思います。
秋の「花いっぱい活動」を縦割り班ごとに行いました。今回は花壇の花を抜き、来月の植栽活動の準備を進めることが目的です。6年生のリーダーの指示をよく聞き、どの班の子供たちも協力して時間内に活動を終えることができました。
夏から秋にかけ、大谷小学校の花壇にはコスモスやサルビア、マリーゴールドが咲き乱れ、美しい花々が私たちの目を楽しませてくれました。次の季節の訪れとともに、これから花壇はどのような姿に変わるのでしょうか。植物を含めた生き物を大切にしようとする温かい気持ちを、今後も教育活動を通して育んでいきたいと思います。
今年度から気仙沼市教育委員会主催で、「AIドリル(キュビナ)オールAチャレンジ」を実施しています。本校でも各学年でキュビナの活用を進め、オールAを目指した取組を推奨しています。
今朝の朝会では、シルバークラスに認定された5年1組、プラチナクラスに認定された3年1組、6年1組に認定証を伝達しました。3つの学級の代表児童はとても誇らしげな表情をしていました。実はもうすでに第2回のオールAチャレンジは始まっており、今回は12月1日の時点で、学級在籍人数のうち何%の子供たちがオールAに到達したかでブロンズ(60%以上)・シルバー(70%以上)・ゴールド(80%以上)・プラチナ(90%以上)の4つのクラスに認定されるとのことです。
今回認定証をいただいた3つの学級に続くように、学校でも子供たちをたくさん励ましていきたいと思います。
学習発表会を終え、各学年で振り返りの活動を行いました。これまでの練習の積み重ねによって強まった団結力を活かし、学年ごとに新たな目標を持って学校生活を充実させていってほしいと思います。
4年生は本日、先週実施した大谷海岸でのスナガニ調査の結果を、南三陸ネイチャーセンターの阿部拓三博士と一緒に考察し、自分たちの探究的な学びを一層深めることができました。拓三博士は20日(月)の調査で4年生の子供たちが発見したスナガニを研究施設に持ち帰り、1匹1匹大きさや雌雄を記録し、生まれてからどのくらいの年月が経過しているかを調べてくださったとのことです。講話を聞く4年生の子供たちの表情は真剣そのもので、メモを取る鉛筆もよく動いていました。
4年生の子供たちは今後この調査から分かったことを海で起きている環境の変化に結び付けて考察し、自分たちが考えたことを「海洋教育こどもサミットin東北」で発表します。当日は山形県の高校生や岩手県の小中学生、そして気仙沼市内の小中学生と意見交換をすることになっています。大谷の海の魅力とこれからの課題について、学校の代表として発信する4年生の姿が楽しみです。
令和7年度の学習発表会を無事終えることができました。どの学年もこれまでで1番の発表を行い、どの児童も満足そうな表情を浮かべて下校しました。大きな拍手、温かいねぎらいの言葉をたくさんいただき大変ありがとうございました。
【1年生 サラダでげんき】
初めての学習発表会はどきどきしながら最後まで頑張りました。声の出し方もじょうずになり、会場の後ろの方まで声がしっかり届いていました。
【2年生 ぼくら音楽たんけんたい】
カラフルなバンダナと鼓笛隊のベレー帽を身にまとい、2年生24名が探検に出発しました。身体を動かしながらリズムに乗って歌う姿がとてもかわいらしく、会場も盛り上がりました。
【3年生 葉っぱのフレディ ~いのちの旅~】
3年生は絵本「葉っぱのフレディ」の世界に飛び込み、命の儚さと力強さを群読で伝えることに挑戦しました。季節が巡り、春は何度でもやって来ます。子供たちはこの物語が大好きになりました。
【4年生 響け!届け!ぼくらの音楽祭!】
4年生は音楽の時間に練習してきた合唱・合奏を披露しました。発表の最後は自分の大切な家族や仲間の顔、共に過ごした時間を思い起こし、「いつだって」を歌いました。会場には涙を流しながら鑑賞される方の姿もありました。
【5年生 ダンス!ダンス!ダンス!】
高学年の仲間入りをした5年生は、全身を大きく使ったダンスや踊りを披露しました。力強い掛け声に身震いされた方もいたのではないでしょうか。突然のアンコールに1度は戸惑った子供たちでしたが、会場から届けられた熱い声援を胸に、最後まで頑張って発表することができました。とてもかっこよかったです!
【6年生 ハマヒルガオが教えてくれたこと】
学習発表会のフィナーレを飾ったのはやはり「最高学年」である6年生です。会場に飾った児童会スローガン『心を一つに感動する学習発表会にしよう』と、6年生の合言葉『大谷の輝きをいま、この地に』。この2つの言葉を胸に、これまでの毎日を駆け抜けてきた6年生。圧巻の発表内容でした。
発表直前の舞台裏には、最後の学習発表会を共に迎えた仲間と円陣を組み、全員で心を一つにする彼らの姿がありました。大好きな仲間と肩を並べ、最高の発表を創り上げた6年生。これからますます力強く大谷小学校を引っ張ってくれるものと期待しています。
それぞれが感動と達成感を味わう1日となりました。保護者の皆様、御来賓の皆様、本日は本当にありがとうございました。
いよいよ明日は学習発表会(一般公開)です。どの学年も発表はあと1回となりました。この最後の発表を迎えるまで、児童は何度も練習を重ね、声や動きを重ね、そして心を一つに重ねてきました。明日はかわいらしい1年生の発表から少したくましくなった6年生の発表まで、全てが見どころです。ぜひ御家族の皆さんで足を運んでください。お待ちしております。
さて、小学校生活最後の学習発表会を迎える6年生と「最高学年とはどんな学年か」を話し合う時間を設けました。熱心な話合いを通して、子供たちは「最高学年」と「最上級生」が異なることに気付き始めます。「最高学年」とは、その学校の中で最も一生懸命に学習に取り組み、最も進んで働き、最も優しく仲間を支える、そんな最高の輝きを放つ学年こそ自分たちが目指すべき「最高学年」の姿。6年生はこう結論づけました。
そんな「最高学年」を目指す6年生は今日、これもまたみんなで話し合ってあることに取り組み始めました。自分たちで作業を分担し、画用紙を囲み、なにやら習字の道具を用意し始める子の姿も…。いったい何が始まったのでしょう。
答え合わせは明日の体育館で。
6年生の姿が「最高学年」の姿にぐんと近付いています。