日誌

輝く大谷っ子~今日の出来事~

これまでの学習の成果を…!

 学習発表会(児童公開)を行いました。子供たちは自分たちの学年の発表に一生懸命に取り組みました。詳しい内容は当日の会場でのお楽しみとして、ホームページでは各学年の発表の様子を写した写真を1枚ずつ掲載して紹介します。それぞれの学年の持ち味を生かし、自信を持って発表する子供たちの姿が本当に輝いていました。

<1年生 サラダでげんき>

<2年生 ぼくらは音楽たんけんたい>

<3年生 葉っぱのフレディ -いのちの旅->

<4年生 届け!響け! ぼくらの音楽祭!> 

<5年生 ダンス!ダンス!ダンス!>

<6年生 ハマヒルガオが教えてくれたこと>

 児童公開では、初めて観るほかの学年の発表に釘付けになる児童の姿がたくさん見られました。特に最後の学習発表会を迎える6年生の「ハマヒルガオが教えてくれたこと」は、全校児童の心に深く刻まれるような発表になりました。当日も御期待ください。

 児童公開を終えると、自分たちの発表を振り返って反省会をする様子がどの教室でも見られました。4年生教室では子供たちと担任が大きなホワイトボードを囲み、ミーティングに夢中になっていました。子供たちも担任も、同じ目標に向かって語り合う時間。学校生活における最も尊い時間です。

 子供たちや教員、御家族の皆さんや地域の皆さんが一つになり、「オール大谷」で創り上げる学習発表会。10月25日(土)は、最高の1日になりそうです☆

 

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今日も元気に てくてくと

「おはようございます!」「今日も元気だね!」「寒くない?かぜひかないようにね。」

 早朝の大谷のまちに、登校の様子を毎日見守っていただいている「大谷小学校スクールパトロール隊」の皆さんの声が響きます。朝の冷え込みが続いていますが、いつも温かい声掛けをしていただき、子供たちは心をぽかぽかさせて登校することができています。高学年の子供たちは、毎日声を掛けてくださるパトロール隊の皆さんと、「おはようございます!」とハイタッチをしながら登校しています。互いに顔を合わせ、挨拶をして声を掛け合うこと。これが1番の防犯対策になっています。大変感謝しております。

 学校裏に設置されている「見守り地蔵」には、どの子も足を止め、しっかり手を合わせてから登校しています。1年生・2年生の中には毎日「行ってきます」」「ただいま!」と、お地蔵さんに優しく語り掛けてから登校している子もたくさんいます。心がほっと温かくなる瞬間です。

 教育活動は学校だけで完結するものではありません。教育活動を温かく見守り、励ましてくださる保護者の皆様や地域の皆様の存在が、子供たちや職員の励みとなっています。

 

 さて、毎週水曜日は今年度新設した徒歩登校奨励日「てくてくデー」となっています。歩いて登下校する子供たちの姿を温かく見守っていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

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南の海から…

 4年生が大谷海岸でスナガニの生態調査を行いました。生態調査には、南三陸町自然環境活用センター(南三陸ネイチャーセンター)から阿部拓三博士に同行していただきました。

 海岸にはスナガニの巣穴と見られる穴がたくさん開いていました。拓三博士はスナガニの見付け方を子供たちに説明しながら、どんどん砂浜を掘っていきます。子供たちがその手先をじっと見つめていると…出ました!スナガニです。スナガニにも種類があり、「今回の調査で見付かるかどうか…」と話されていたツノメガニが早速見付かりました。さあ、子供たちも腕まくりをし、いよいよ調査活動が始まりました。

 とても小さなスナガニですが、巣穴はずいぶん深く地中へと続きます。40cm…50cm…、そこまで掘ってもスナガニはまだ現れません。中にはもう肩まで穴に入れても届かなくなるほど深く掘り続けている子もいました。巣穴の入り口が広く、体の大きいスナガニほど深い巣穴を掘る傾向があるそうです。苦労の末、ようやくスナガニが見付かると子供たちから大きな歓声が上がりました。中には3匹のスナガニを見付けた子もいて博士たちもとても驚いていました。

 発見したスナガニは全て甲羅の横幅を測定し、1匹ずつ記録を残します。子供たちは拓三博士に教えてもらった雌雄の判別方法や利き手の見分け方を用いて瞬時に判断し、観察の結果を記録することができました。その後スナガニは1匹ずつ丁寧に砂浜へ。水槽から出ると素早く砂浜を歩き回り、自分のお気に入りの場所ですぐに巣穴を掘り始めるスナガニの姿に、再び大きな歓声が上がりました。

 大谷海岸では、東北地方のきれいな砂浜でよく見付かる一般的な「スナガニ」のほかに、黒潮の流れに乗ってこちらの海にたどり着いたと考えられる「ナンヨウスナガニ」「ツノメガニ」も合計5匹見付かりました。ツノメガニについては大谷海岸が生息域の北限と考えられているそうで、特に貴重な発見となりました。

 今回の調査では合計15匹ほどのスナガニを見付けることができた4年生。来週には拓三博士を再び学校にお招きし、活動の振り返りを行います。探究しながら見えてきたことや考えたことは11月に行われる「海洋教育こどもサミットin東北」で、4年生が全校の代表として発表します。今後の学びの深まりが楽しみです☆

 

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本番まであと…

 学習発表会まであと1週間となりました。体育館や特別教室からは、今日も一生懸命に練習に取り組む子供たちの声が聞こえてきています。

 初めての学習発表会を迎えようとしている1年生は今日、お兄さんお姉さんの練習の様子を見学しに、体育館へ向かったそうです。6年生の気持ちを込めた発表は、1年生の子供たちの心にどのように映ったのでしょうか。

 子供たちと職員の「本気」で創り上げる学習発表会。各学年の一段と成長した姿を、ぜひ御覧になっていただきたいと思います☆

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のこぎりざくざく

 各学級で学習発表会の練習が進んでいます。今年度のスローガン「心を一つに感動する学習発表会にしよう」の下で、子供たちと担任の思いが一つになろうとしています。「学習発表会」は「学芸会」とは異なり、準備や練習を全て普段の授業を進める中で行います。音楽の授業で時間を確保して歌の練習を行ったり、国語の授業の中で読解を深めながら朗読の練習をする時間を確保したり、体育のリズム運動の学習の中で時間を決めてソーラン節に挑戦させたり…と、通常の授業を進めながら発表会に向けた子供たちの気持ちを高めさせるために、各学級の担任も必死です。発表会当日は、子供たちの輝きはもちろん、担任を加えた学級・学年の一体感も感じて楽しんでいただけたらと思います。

 さて、その学習発表会に向け、体育館から合奏の音色が聞こえてくる頃、図工室では3年生がのこぎりを使った新しい学習に挑戦していました。のこぎりを安全に、正しく使うための方法を身に付けさせるために、いつも校舎の修繕や校地内の環境整備をしてくださっている用務員さんがゲストティーチャーとして図工室へ。子供たちはのこぎりを使った作業の実演に目と心を奪われ、注意事項をとても真剣に聞いていました。

 「早くやってみたい!」「私にもできそう!」そんな声がたくさん聞こえてきましたが、いざ自分の番になってみると、やはりのこぎりは思うように言うことを聞いてはくれません。

「危ないから手をもう少し離した方がいいよ」「体重が加わるようにもう少し前に身体を倒してやってみて」「ぼくにはまだ修行が必要だ」「大工さんって本当にすごいんだ」「倒れた木の枝を切ってくれてるの用務員さんなんだって」

 のこぎりの使い方はもちろん、友達を思いやる気持ちを高めたり、自分の周囲の方々の存在に目を向けたりする大切な学びとなりました。

 

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