鹿中 学校生活

2019年1月の記事一覧

放課後の教室 未来への準備

 
 放課後の教室は未来を見据えた取組がいつも行われています。中学校生活は部活動だけではありません。多様な教育活動があり,そのために先生と準備をしなければならないものも多いのです。上の写真(左)は,面接試験の練習風景です。人生で初めて臨む高校入試。学力テストだけでなく,面接も行われます。宮城公立高校の前期入試や私立高校等でも面接があります。なかには集団面接をする高校も…。ですから,先生と共に練習をして,しっかり自分を表現できるように準備をしているのです。教室には,「1分間面接対策質問一覧」などといったプリントが張り出されていています。学級での練習もあるのですね。よい準備ができているように見えます。
 下の写真は,先日の漢字検定の様子。2学期10月にも行いましたが,3学期にも実施しました。目標の級に合格するために粘り強く頑張っています。そういえば,1月26日(土)には英語検定もありました。そして,下の右側の色紙,さてこれは何でしょう。漢字1文字がそれぞれ書かれています。どうか2年生の保護者の皆様,2月5日にはぜひ学校においでいただいて,この漢字の意味をお聞きください。生徒の発表をお聞きいただき,お励ましをお願いいたします。
 

鹿折中の今後の部活動 説明資料をご覧ください

 1月28日(月)の生徒集会で,本校の今後の部活動について,生徒の皆さんに説明をしました。以前にも触れましたが,生徒数や教員数の減少等の背景から,部活動の充実について検討するときが来ているようです。昨日は生徒に説明をし,むしろこれをチャンスにして,鹿折中の部活動を生徒がより主体的に盛り上げていこうと呼びかけました。ご家庭の皆様にもどうかご理解をいただきたいと思います。昨日,お届けしましたプリントをぜひご覧ください。ホームページの「お知らせ」欄にもリンクを貼って全文を掲載しています。以下には資料の1/5を抜粋したものをお示しします。

たくさんの図書を頂戴しました ありがとうございます

  
 1月23日(水)に,たくさんの生徒用図書をご寄贈していただきました。上の写真はその一部です。創価学会様からのご寄贈です。市教育委員会からのご紹介をいただき,2年前には300冊の図書を本校生徒たちの学習のためにお送りいただきました。引き続き,今回は40冊を図書分類ラベルを付けた状態でご寄贈いただいたのです。同団体では,45年前から小中学校に図書の寄贈を行っているそうです。震災後は,特に被災3県の小中学校に注力して,この活動を続けていらっしゃるということでした。広い分野から司書の方がセレクトした良書です。本校の図書室に置かせていただきます。生徒の皆さん,楽しみにしていてください。わざわざ重い図書をたくさん届けていただきました,同団体東北事務総局の吉峰様,中川様に感謝いたします。ありがとうございました。

金曜日の朝は彼らの出番 ボランティア委員会

 
 金曜日の朝は,毎週,こんな風景が見られます。ボランティア委員の皆さんの活動です。上の写真,この日は小雪が舞う中,7時30分ごろから校地内や登校坂などのゴミ拾いをしてくれました。意外にたくさんのゴミがあるもので,大きなものも運んできたようです。下の写真は,以前にもご紹介したボトルキャップの収集です。昇降口の回収箱から袋に移して,別室で保管するのです。これも金曜日の朝の仕事になっているようです。いつもしっかりと取り組んでいる様子は頼もしいです。鹿折中生のよき姿だと感心します。写真にはありませんが,1月25日(金)の朝には,ゴミ拾いをしながら,登校坂を下まで降りて点検してくれました。雪や氷で歩きにくかったり,滑りやすくなたりして危険なところを確認してくれました。ありがとう。
 

美しい朝

 
 1月22日(火)の朝は,氷点下7℃の白銀の朝でした。寒いけれど,とても美しい朝でした。前の晩のうちに雪が降り積もり,だいたい5㎝くらいの積雪だったでしょうか,校庭は朝日を浴びて輝いていました。風のない素晴らしい朝です。
 こんな朝に,早く登校してきた生徒や先生が一生懸命に雪かきをしてくれました。ご苦労様でした。お陰で昇降口まで,とても歩きやすくなりました。校庭に降りる階段もすっきりしました。作業を終えるころには,生徒会総務の人たちが旗揚げをしてくれました。国旗・市旗・校名旗が3本のポールに上がり,さあ,今日一日の始まりです。生徒や先生の活動で気持ちよく始まった一日でした。
 
 

前向きということ

 
 昨年12月にも話題にしたことのある,職員室の日めくりカレンダーです。先生が以前に生徒に送り伝えた言葉を,大人になった生徒たちが,人生のよい言葉として心に留めていたものを紹介するカレンダーなのです。いつもはっとさせられる言葉が出てきます。
 今日はこの2枚をご紹介します。「向き不向きより,前向き。」…前向きさは才能を超えるということを言うのでしょうね。「どちらに転んでも,”しめた!”と思え。」…そう思えたらいいですね。ちっちゃなことに動揺せずに,運命を受入れて覚悟を決めて立ち向かうことが大事なのですね。この2つの言葉は,とてもポジティブです。様々な出来事を後ろ向きに捉えるか,前向きにとらえるかはその人の感性によりますが,物とごとは考えよう,覚悟の持ち方で変わるものです。何かを恨んでも何にもなりません。苦しいとき,難しいとき,辛いときこそ大事。そんな時に「前向き」な発想ができるようになるといいですね。

寒さに負けず 雪上サッカー

 
 1月21日(月)は日中でも氷点下に近い気温で,小雪が舞い,とても寒い一日でした。3校時目の校庭に男子生徒が出てきたなと思っていたら,何やら丸くなって作戦会議ふうの円陣ができています。それにしても寒そうです。これはやはり,サッカーを始めるのだなと思って見ていると,やっぱりそのとおりの展開になりました。2年生男子の保健体育の授業です。校庭に広がってボールを追い,一生懸命に走っています。寒いからといって部屋から出にくくなってしまう大人とは少し違った,根性の入った授業風景でした。先生や支援員さんも頑張りました。こんな過酷な中でも一生懸命に取り組む経験は,もちろんサッカーだけでなく,人生の難しい大切な場面での地力になるだろうなと思って見ていました。少年たちの気合いに少し嫉妬を覚えるのです。寒くても頑張りましょう,大人の皆さん。
 

伝説のアベック優勝 その証拠を発見

 
 鹿折中学校の歴史の中で一際輝かしく,信じられない出来事がありました。そのことは学校の沿革にも記されていますが,その証拠を発見したのです。先日,会議室の黒板の上にたくさんの賞状があることに改めて気づきました。(上の左)そして,その中央の2枚の賞状を見て驚いたのです。(上の右)これです,伝説の記録は。賞状額には選手の集合写真も添えられています。下に賞状を拡大しましたのでご覧ください。左の写真は昭和47年7月23日に県中総体の陸上競技で男子が総合優勝(1位)をしたことを示す賞状です。右の賞状は女子が県中総体の陸上競技でやはり総合優勝を果たしたときの賞状です。しかも,日付は昭和47年7月23日。つまり,同じ日に男子も女子も県大会で総合優勝したのす。いわゆる「県大会アベック優勝」…すごいことです。これは信じられないような大記録ですね。
 この他にも,女子は陸上競技で昭和45年と昭和52年に県総合優勝しました。また,男子バレー部は昭和51年に県選抜大会で優勝しています。私たちの励みにしましょう。
 

浪板橋から北側を望む いい町・いい学校

 
 1月11日に「浪板橋」から南側の海を見た風景をご紹介しました。今日は同じ場所から北側を見た風景をご紹介します。浪板橋は鹿折地区の東側と西側を結ぶ橋。撮影日は2019.1.2です。
 上の左側の写真は橋から北側を見た風景。この風景の向こうに白山地区があります。橋の周辺はまだ復興工事が続き,鹿折川の護岸工事も途中です。新しい橋が架けられていますが,これは「錦大橋」です。三陸道インターへの接続のための橋です。(まだ渡れません)そして,上の右側の写真は橋の北西方向の風景です。鹿折川の西側は商店街や工場のあった賑やかな地区でした。JR鹿折唐桑駅(大船渡線)があった所です。今はかさ上げ工事も終了し,災害公営住宅が6棟建設され,新しい福祉センターや公民館も完成しました。最近は新しい商業施設もできて期待感が大きくなりました。この場所は震災直後は,まるで戦争後のような状態でした。あの有名な大型漁船「共徳丸」が打ち上げられていた場所でもあります。(下の写真)
 このように鹿折の町は徐々に生まれ変わっています。新しい地域づくりに大人も中学生も更に努力をしていきたいものです。いい町,いい学校にしましょう。
 

校舎内の掲示物 

 
 校舎内の掲示物でお見せしたいのはいっぱいあるのですが,今回は2つご紹介します。
 上の2つの写真は支援学級前の掲示物です。左は折り紙作品。四季にマッチする折り紙の作品を作りました。小さな作品ですが,こうして集めてみると,素晴らしい大作になりました。可愛らしく,カラフルな作品です。右側は,生徒の写真の作品をまとめたもの。学校周辺の風景で気に入った物をカメラで切り取り,メッセージを添えました。それぞれの視点がおもしろいですね。空の青もきれいです。
 下の2枚の写真は,本来は上下につながっています。縦長なので2分割してみました。保健室前の掲示物…「救急車の呼び方」です。皆さんはいつ,どんな場所でこのことを教わりましたか。おそらく小学校で習ったのではないかと思うですが,どうも記憶が曖昧です。もう一度,こうやって掲示物で確認をすると,いざというときの知識として役立ちますね。これも力作です。
 

校内席書大会 静かで張り詰めた時間でした

 
 
 1月17日(木)の5・6校時に校内席書大会を行いました。校内書き初め展で金賞を受賞した生徒の皆さんが参加して,限られた時間内に作品を仕上げ,市内展に出品する作品を制作する大会です。校内展で選ばれた皆さんが,集中して練習の成果を発揮する大会となりました。もちろん,生徒たちは真剣で必死でした。しかし,会場には物音一つなく,緊迫感に満ちた時間が過ぎていきました。それぞれにベストを尽くし,充実感のある時間を過ごしたようです。大会を終了し,書き終えた後のにこやかな顔がそれを物語っていました。文字の背後にある考えや思いを押さえて,その世界を楽しみながら,良い作品を仕上げたようです。市内展での評価を期待しましょう。
 

アンサンブルコンテスト県大会 銅賞 よく頑張りました

 
 1週間前の1月12日(土)に吹奏楽部の3人は,打楽器3重奏「ケルベロス・ドラムス」を仙台市のイズミティーの大ホールで披露してきました。アンサンブルコンテストの県大会です。昨年,12月の地区大会で金賞をいただいた演奏に更に磨きを掛け,音楽性を高めて臨んだ県大会でした。結果は,銅賞ということでしたが,とてもいい演奏ができたようです。それが一番です。「ケルベロス」とはギリシャ神話に出てくる犬の怪物で,三つの頭をもつ猛犬のことです。この曲は,その名の通り3人が入り乱れて打楽器を演奏するもので,最初に聞いたときはとてもびっくりした難しい曲です。地区大会を経て,3人は先生の指導を受けて更に練習し,曲を自分たちのものにしてきた歩みは立派です。よく頑張りました。県大会に出場して演奏した大きな経験を今後の目標に生かしてほしいものです。期待します。また,県大会に出発する時には,学校に来ていた男子卓球部,女子ソフト部の生徒の皆さんが見送りをしてくれました。ありがとう。
 

授業研究会(保体)を行いました 普段の学習の積上げ

 
 
 1月15日(月)は寒い朝でした。2校時目の体育館は恐らく氷点下に近い気温だったと思います。この寒さの中,体育館では3年男子保健体育の授業研究会が実施されました。これは年間をとおして全職員が校内で研究授業をして互いに学び,各自の授業改善を果たし,学校全体としての授業の質を向上させる取組の一つです。この日の放課後には,全職員が授業検討会に参加して学びを深め合いました。
 それにしても,さすがは3年生の学習でした。以前にもお話しましたが,最近の授業は知識技能だけでなく,思考力・判断力・表現力を育てる視点を強く持っています。バスケットボールを楽しむときに,どんな戦略でで攻撃し,どう守るかなどをチームで検討し,練習し,反省し,表現して更なる進歩を果たしていました。生徒が自立して学習している様子は素晴らしいものです。また,友達のプレーをよく見て互いに評価していることも良かったと思います。それを導く,先生の言葉がけや関わり方,継続した指導もよくできていたと思います。やはり,普段からの積み上げはとても大事だなと思わされる学習の様子でした。
 
 

スマホ18の約束(ご紹介)

 先週,スクールカンセラーの國政先生からお便りが発行されましたが,その中に紹介されている「スマホ18の約束」はご存じだったでしょうか? お便りでは前半部分だけが紹介されていました。そこで,ネット上で調べてみると,アメリカ人の下の写真のお母さんが,下の写真の息子さんにスマホをプレゼントしたときに,期待と戒めを込めて契約書を作り,子どもにスマホを賢く利用することを願ったものだと分かります。このお母さんの人間に対する洞察力の深さ,親の責任や役割を果たそうとする姿勢が伝わってくる文章です。私たちの教育や子育ての参考になるものです。

 
  以下に18のうち,7番以降をご紹介します。

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 7 このテクノロジーを使って嘘をついたり,人を馬鹿にしたりしないこと。人を傷つけるような会話に参加しないこと。人のためになることを第一に考え,喧嘩に参加しないこと。
 8 人に面と向かって言えないようなことをこの携帯を使ってSMSやメールでしないこと。
 9 友達の親の前で言えないようなことをSMSやメールでしないこと。自己規制してください。
 10 ポルノ禁止。私とシェアできるような情報をウェブで検索してください。質問などがあれば誰かに聞きなさい。なるべく私かお父さんに聞いてね。
 11 公共の場では電源を落とすなり,サイレントモードにすること。特にレストラン,映画館や他の人間と話す時はそうしてください。あなたは失礼なことをしない子です,iPhoneがそれを変えてはいけません。
 12 他の人にあなたの大事な所の写真を送ったり,貰ったりしては行けません。笑わないで。あなたの高知能でもそういうことがしたくなる時期がやってきます。とてもリスキーなことだし,あなたの青春時代・大学時代・社会人時代を壊してしまう可能性だってあるのよ。よくない考えです。インターネットはあなたより巨大で強いのよ。これほどの規模のものを消すのは難しいし,風評を消すのもなおさら難しい。
 13 写真やビデオを膨大に撮らないこと。すべてを収録する必要はありません。人生経験を肌身で体験してください。すべてはあなたの記憶に収録されます。
 14 ときどき家に携帯を置いて出かけてください。そしてその選択に自信を持ってください。携帯は生きものじゃないし,あなたの一部でもありません。携帯なしで生活することを覚えてください。流行に流されない,FOMO(自分だけが取り残されるていると思ってしまう不安感)を気にしない器の男になってください。
 15 新しい音楽,クラシック音楽,あるいは全員が聞いている音楽とは違う音楽をダウンロードしてください。あなたの世代は史上もっとも音楽にアクセスできる世代なのよ。この特別な時代を活用してください。あなたの視野を広げてください。
 16 ときどきワードゲームやパズルや知能ゲームで遊んでください。
 17 上を向いて歩いてください。あなたの周りの世界を良く見てください。窓から外を覗いてください。鳥の鳴き声を聞いてください。知らない人と会話をもってみてください。グーグル検索なしで考えてみてください。
 18 もしあなたが失敗したら,そのときはこの携帯をあなたから奪います。その失敗について私と話し合います。また一からスタートします。あなたと私はいつも何かを学んでいる。私はあなたのチームメイトです。一緒に答えを出して行きましょう。

防災新聞 防災学習から考えたことを発信する

 
 上の写真は2学期末の放課後の風景です。この日は美術室が1年生から3年生までの大勢の生徒が集まって大賑わいでした。なぜなら,1学期から課題となっていた防災新聞(壁新聞)の締め切りが間近になっているからです。まだ完成していないグループのみんなは必死に仕上げをしています。1学期から継続して勉強している防災についての勉強。この中の幾つかに焦点を当てたり,新たにアンケート調査をしたりして記事をつくり,新聞にまとめて発信するのです。鹿中生に防災学習が浸透していることを感じさせる風景でした。完成した新聞は,3学期に入って,校舎1階の廊下に全校生徒分が掲示されています。(下の写真,一部)なかなかよくできた新聞もあるようです。現在は先生方で審査中です。ご来校の際にはどうぞご覧になってください。
 

生徒数の変化 新しい現実・新しい学校づくり

 少子高齢社会です。上の表は本校の生徒数の変化を表しています。震災直後の平成23年度は全校の生徒数は218人でした。そして,7年を経た今年度は118人です。この間,本校の生徒数は100人も減少したのです。主たる原因は,人口の減少と出生数の減少です。このことは,他校も同様です。本校の来年度は102名になる予定で,以降は100名余りの生徒数で暫く安定する見通しです。
 このことから,生徒の学校生活や,学校の指導も変化することは当然です。学年が単学級になると,生徒の切磋琢磨や仲間作りも変わってくるでしょうし,昔と同じように部活動をすることも難しくなります。反面,一人一人を細やかに指導し助言することができるようになると思います。これからは新しい現実を踏まえた新しい学校づくりをしていくことが大切ですね。生徒諸君にも,一人一人が一層大きな存在感を発揮することで,学校全体の輝きを大きくしてほしいものです。同時に,PTA会員数や職員数も減るわけですから,私たち大人も考えなくてはなりません。新しい学校づくりにチャレンジしていきましょう。
 
 ※写真は今年度の入学式の風景です。

なぜリボンが? ナイスなアイディアです

  
 このリボンは何でしょう?…よくよく見ると,水洗トイレのレバーにピンクのリボン。校舎内すべてのトイレのレバーに,このリボンが取りつけられました。そのねらいは,使用後に足でレバーを踏みつけて水を流すのを防止するためです。足で踏みつけてレバーが汚れたり,壊れたりするのを防止するのです。このリボンがついていると,自然に手でレバーを操作する気持ちになるといいます。生徒の発想ですが,ナイスなアイディアです。いいと思います。ちょっとした工夫で,丁寧な気持ちで物に接するようになるのですね。この発想,他にも活用できるかもしれません。

インフルエンザ流行 今が大事なポイント

 インフルエンザ対策を!
 珍しく2学期末までに市内でのインフルエンザの発症がなく,安心していたのですが,新年になって一気に罹患者が急増しています。本校では先週末の段階で3名が罹患しました。小・中・高を問わず,市内の他校では罹患者が多数となったため,学級閉鎖や部活動中止等の措置をとるところが出ています。本校もピンチです。爆発的な感染が起きないようにしなければなりません。木曜日には早速アルコールで校舎内を除菌しましたし,金曜日は特に心配な学級は全員がマスク着用で過ごしました。この3連休の過ごし方が大事なポイントになります。今後に影響すると思います。生徒や職員は,ぜひ危機感をもって具体的な予防行動をお願いします。インフルエンザの流行で,3年生の受験が危ぶまれたり,大会等に参加できなくなることもあります。罹患防止に最善を尽くしましょう。下は先週の保健だよりからの抜粋です。もう一度ご確認ください。

校舎のワックス掛け ご苦労さまでした

 
  これは2学期末の風景です。新学期を清々しく迎えるため,生徒たちは校舎のワックス掛けに励みました。まず,クレンザーを使って床の汚れをきれいに落とします。それを拭き取って乾かしたら,モップを使ってワックスを掛けます。しかし,ワックスを掛けると乾くまでは歩けないので困ります。そこで,廊下などは半分ずつワックスを掛けなければなりません。写真の中にスリッパが見えますが,これが目印となっています。ワックス掛けは大変な作業なのです。生徒の皆さん,最後まで頑張った保健委員の皆さん,ありがとうございました。
 さて,下の写真は体育館のワックス掛けの風景です。12月27日(木)の部活動終了後,男女バスケ部,男女卓球部の皆さんが作業をしてくれました。下の真ん中の写真をみると,ワックスの有無の差が歴然とお分かりだと思います。体育館はその広いので,また大変な作業でした。お陰で3学期の始業式は,このピカピカしたフロアの上で,気持ち良く行うことができました。お疲れ様でした。
  

毎月11日は防災学習の日 「海とともに」

 
 今日は防災学習の日です。朝の始業前の時間を利用して継続的に学習が進められています。8回目の3.11みやぎ鎮魂の日も近づいてきました。上の写真は鹿折川に新しく架けられた「浪板橋」から魚市場方面を撮影したものです。今は立派な堤防ができて,周囲の水産加工場も再建されて稼働しています。少しずつこの町が災害から立ち上がっていることが分かる写真です。鹿折は,そして気仙沼は,これからどんな町になっていくのでしょうか。震災の記憶をいつまでも忘れずに,その教訓を活かした町づくり,人づくりをしていきたいものです。本校の防災教育が将来の町づくりに役立つことを願います。
 ところで,本校3年生の鈴木友彩さんが書いた「海とともに」という文章があります。これは,文集「うみ」に出品した作品ですが,本校の生徒の多くは友彩さんと同じような思いでいるのではないかと想像します。よい文章ですので下にご紹介します。
 作文原稿 文集「うみ」30(鈴木友彩).pdf

楽しげな4人 その1分後は

 
 これは昨年12月に撮影した写真です。
 左の写真…何やら楽しげな4人の生徒たち。雪の降る中,どんな会話をしていたのでしょうか。仲良く活動しているようです。いいですね。朝の校門,午前8時1分の様子です。
 右の写真…それから1分後の午前8時2分の撮影。先の4人組は挨拶運動をしていたのでした。でも,さっきとは違って,とても寒そうにしているように見えますね。冬場の挨拶運動は大変です。寒さに負けず,全校生徒がみんなで当番を決めて挨拶運動を継続しています。大変立派です。ご苦労様。1月・2月もこの活動は続きます。この運動から気持ちの良い学校生活が生まれるといいですね。

3学期始業式 そして早速,学力診断テスト

 
 昨日1月8日(火)は3学期のスタートでした。氷点下5℃まで冷え込んだ朝でしたが,風もなく穏やかな日差しが降り注いでいました。気持ちのよい新学期のスタートです。始業式では校長先生の式辞の後,3年生を代表して矢作賢人くんが,2年生を代表して新野楓成くんが,それぞれ抱負を述べました。これまでの成長や反省等をもとに,新学期や新年度を見据えた抱負を立派に発表しました。
 校長先生の式辞では,「未来を夢見る人間」は,未来を汚したくないので,できごとの結果を他人のせいにはせず,嘘はつかず,いつも堂々としていることを話し,君たちもそんな人間になってほしいとの願いが述べらました。
 その後には,学活がありました。そして次に,1・2年生は学力診断テストです。冬休みに勉強を頑張った成果を示そうと,生徒たちは真剣に問題に向かい格闘していました。1年のまとめに相応しい,中身のある,いい3学期になるといいですね。頑張れ,勉強!
 

やっぱり来ていた! 校舎裏で足跡発見

  
 年末年始の閉庁の後に校地内の点検をしていたところ,やっぱり来ていたようです。体育館や特別教室棟の裏側に動物の足跡を発見。しかも,どうやら2頭のように思われます。これは年末に訪問してきたあの親子の足跡ではないでしょうか。雪が降ったおかげで,足跡を確認することができました。校舎の裏手を西側の土手のほうから横切り,東側の職員駐車場まで歩いたようです。その後は雪が消えてしまっていたので分からなくなってしまうのですが,これはあの2頭に違いありません。学校と鹿の共存!…今年のテーマとなるのでしょうか?

受験が始まります 将来の自立を考えて

 
 明日から新学期です。3学期には入学試験があります。3年生諸君の健闘を期待します。左の写真は2学期の放課後の「面接試験」の練習風景です。生徒は背筋がぴんと伸びて,しっかりとした態度と言葉で質問に一生懸命答えていました。写真には写っていませんが,その様子を数名の同級生が見学しており,自分の面接に役立てようと真剣に質問や応答を聞いていました。
 ところでなぜ進学するのでしょうか。将来の自立した姿をどう描き,どう社会に参画して生きようとしているのでしょうか。ぜひ将来の生き方をしっかりと捉えて受験にチャレンジしてください。右の写真は,廊下に貼ってある今年の2年生の職場体験学習の様子をまとめた写真です。3年生もこの体験学習をしましたが,職業の経験から君たちが感じたことを今大切にしているでしょうか。あのときの経験は君たちの人生のヒントになるものです。そして,生きる喜びを知らせてくれた貴重な経験だったと思います。体験を踏まえて進路の追求をしていきましょう。

今シーズン最初の雪景色

 
 昨年末には本格的な寒波が来ました。12月28日(金)の朝は雪景色が広がりました。厳しい寒さの朝ではありましたが,今シーズン初の雪景色は美しくもありました。学校は1年の最後の日に雪化粧をさせてもらいました。でも,寒いのはやはり辛いですね。3学期,インフルエンザなどが流行らなければいいのですが。もうすぐ冬休みも終わりになります。生徒たちの宿題は終わったでしょうか…。
 

青雲の志

 
 校舎3階の学習室を放課後に覗いてみると,既に書き初めを練習した作品が行儀良く並べられて,乾かされていました。力作ぞろいです。3年生は今年も「青雲」です。
 ところで,校門付近には「青雲の志」と刻まれた大きな石碑があることはご存じでしょうか。現在の「大峠山」の地に校舎が移転してもう40年近くになるのですが,その際に同窓会の皆さんがこれを寄贈してくださいました。実に堂々とした立派な石碑です。文字には黄色の塗料が入れられ,文字がしっかり見えるようになっています。
 辞書によれば,「『青雲』は雲の上の青い空を意味し、高位・高官、立身出世のことをいう」とあります。また,そのことから「徳を磨いて、立派な人物になろうとする心。また、功名を立て立身出世をしようとする心」と解説されています。
 雲でさえ高い目標ですが,その向こうの青空は更に高く,しかもいつも澄みわたっている場所です。そこは絶対的な輝きをもつ場所。この言葉は生徒に,単に名誉を希求するのでなく,その上の絶対的な理想(青空)を目指せと言っているようです。生徒が「青雲」と書く度に,雲上の青空の輝きに憧れる心を宿してほしいと思います。

迎春 未来を夢見る人間になろう!


 なぜ学ぶのか。…それは,幸せになるためです。そう答えたいと思います。自分はもちろん,自分以外のみんなと一緒に幸せになるために学ぶのです。…そう考えると,学ぶことの意義がよく分かでしょう。みんなが幸せになるためには,世界や身近な地域の課題を解決していかなければなりません。どんな課題があるのでしょうか。どう解決したらいいのでしょうか。その答えを見つけるために,学び,実践するのです。
 鹿折中学校は「未来を夢見る人間」の育成を目指しています。今年もその目標に向かって頑張ります。生徒諸君が,将来にわたって自分とみんなの幸せを求め,人々と協力して実践し,明るい未来の担い手となって逞しく生きることを願います。
 ふるさとや世界をより良くするのは,私たちです。本物の学びを実現しましょう。