鹿中 学校生活

2020年3月の記事一覧

梅の花満開 新しい年度に期待をよせて

 
 先日,一輪だけ咲いたとご紹介した,学校の紅梅は満開となりました。春が来ました。夜,帰宅するために校門付近を通ると,風のない日には梅の香がかすかにします。昼間にみると,とても豪華な枝振りとなった紅梅です。もちろん,白梅のほうも満開です。しかし,まだ,若い木なのでこれからです。紅白そろっての満開を迎えた様子をご紹介します。ちなみに次はツバキがスタンバイをしているようです。
 1年間ホームページをご覧頂き,大変ありがとうございました。このホームページでは,生徒や先生の頑張り,学校の情報や考え方,保護者や地域の皆様へのご協力のお願いなどを意識して発信してきました。
 今年度の更新は以上で終了します。春季休業に入りましたので,更新をしばらくお休みいたします。来年度も鹿折中学校の活動にどうかご期待とご協力をいただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします
 

3月27日 修了式・離任式・学活を行いました

 
 3月27日(金),ついに令和元年度の修了式を行いました。8時40分から始まった修了式には1・2年生全員が出席しました。ほぼ1か月ぶりとなる学校再開ですが,そんなことは感じさせず,いつものとおりの佇まいで自然に修了式が始まりました。
 式では,全員の呼名は行わず,代表生徒が修了証書を受け取り,校長先生が式辞を述べました。3学期の取組のよさ,3年生の卒業,きっかけをつかんだB君の成長,今を一生懸命に生きる,君たちの未来に期待するなどの内容の式辞でした。いつものとおり全員が真剣な眼差しでお話を聞きました。
 
 修了式終了後,引き続き離任式が行われました。式では退職・転任となった5名の先生方が教頭先生から紹介され,生徒会長の佐藤君が涙を浮かべながら生徒を代表してお別れの言葉を述べました。そして,それぞれの先生からお話があり,校歌を斉唱しました。校歌がいつもと違って元気がないことに気がつきました。こんなところに,この臨時休業の影響があるのだなと思わされました。外見的にはいつもと変わりがなくとも,心の問題は残っていると感じた場面でした。先生方とのお別れをし,新学期に再スタートする決意を得ることができた。離任式でした。
 
 離任式の後には,各学級ごとに学活です。担任の先生から通信票を手渡してもらい,この1年のまとめをしました。頑張ったことが成果につながった人も,うまくいかなくて苦しい部分を味わった人も,今年は今年です。新たに始まる学校生活に向けてぜひチャレンジする意識で取り組んでほしいと思います。また,学活では来週から始まる部活動の実施方法や,春休みの学習の注意事項などについてもお話がありました。あっという間に下校時刻になってしまいました。
 入学式や始業式は予定通りの期日に実施することになっていますが,新型コロナウイルス感染症の問題はまだ予断を許さない状況です。決して気を緩めてはいけません。このビンチを生徒と先生の団結と叡智で乗り切ってほしいと思います。修了式・離任式が実施でき,学級担任と生徒が顔を合せて1年のまとめができたことに,心から感謝したいと思います。ありがとうございました。
 

校内美術館 先輩たちの作品で学んでいます

 
 先日は美術室に置いてある生徒たちの作品をご紹介しましたが,今日は美術室周辺の廊下に掲示してある生徒作品をご紹介します。これは,いわゆる「校内美術館」です。美術室は1階の職員室の向かい側にあるのですが,入口付近は少し薄暗い場所にあります。その廊下を中心として,職員室や会議室のほうまでたくさんの美術作品が掲示されています。ここでご紹介している作品は一部分です。しかも,全て生徒作品です。そこがポイントです。
 
 これらは,代々の卒業生が在校中に制作した作品で,各種作品展などで入賞したものを寄贈していただいたものです。それを現在の後輩たちが参考にしています。また,この作品たちは学校を賑やかにしてくれています。有名な作家の方々の作品も勉強になるのですが,自分たちと同じ世代の生徒が制作したものだと思うと,生徒たちはとても刺激を受けます。自分はどんな作品を創ろうかなと考えるのです。そして,先輩たちの着眼や発想,表現方法を見ることで,自分の作品を豊かに構想できるのです。生徒作品による校内美術館,とてもいいと思います。どうか今後も先輩たちの作品の寄贈をお願いします。
 

学校の日常 戻るか!? 

 
 学校は臨時休業期間を終了し,3月25日(水)からは通常の春休みに準じた学校活動に戻ることになりました。明日,27日(金)にはまだ実施できないでいた3学期修了式と離任式を行って1年のけじめをつける予定です。やっとこの時がやってきました。しかし,問題の原因となる感染症は終息していません。今後,集団感染が生じて爆発的な流行となったり,最悪,都市封鎖となる事態となったりする可能性も残っています。どうなるか不安ですが,とにかくできる対応をしっかりとしながら臨んでいくしかありません。本校では来週からは部活動が可能になるのですが,写真のような学校の日常は戻るのでしょうか?
 
 学校は,社会を学ぶ場ですから少し厳しい場所ではありますが,生徒たちを励まし,自信をつけさせ,生きる喜びを感じさせる場所でもあります。ですから,子どもたちにとって学校はとても大事な場所です。9年前の震災のときにも経験したことですが,学校を正常化することはもの凄く大切なことです。未来は学校で育まれているのですから。写真のような学校の日常が生徒たちに戻ることを強く願います。
 どんなことがあっても,これからも皆様のご協力をいただき,子どもたちと学校を大切にしていきたいと思います。どうか,ご協力ください。
 

すごい賞状があるんです!

 
 会議室の正面には生徒や先生・PTAが頂いたたくさんの賞状が掲げられています。その中の真ん中にあるのが左上の写真です。写真入りの額が2枚並んでいるものです。これは昭和49年7月24日に中総体県大会陸上競技で男子が総合優勝したもの。そして女子が総合優勝したときのものです。つまり,県大会でのアベック優勝です。このできごとは今も伝説になっている大快挙でした。ですから,会議室の真ん中の一番高いところに写真入りで並べて掲げているのです。すごい賞状です。なお,鹿折中の女子陸上部は昭和45年,昭和52年にも県大会で総合優勝しています。伝統ある陸上競技部だったのですね。また,会議室には昭和51年に男子バレーボール部が3月の県選抜優勝大会で優勝したときの賞状も掲げられています。
 いよいよ臨時休業が解かれて30日(月)からは部活動ができるようになります。現在の鹿折中生の皆さんにも先輩たちに負けず,部活動での偉業を成し遂げてほしいと思います。頑張りましょう!